パウロ議會に目を注ぎて言ふ『兄弟たちよ、我は今日に至るまで事每に良心に從ひて神に事へたり』
And Paul, earnestly beholding the council, said, Men and brethren, I have lived in all good conscience before God until this day.
I have
〔使徒行傳24章16節〕16 この
故に、われ
常に
神と
人とに
對して
良心の
責なからんことを
勉む。
〔コリント前書4章4節〕4 我みづから
責むべき
所󠄃あるを
覺えねど、
之に
由りて
義とせらるる
事なければなり。
我を
審きたまふ
者は
主なり。
〔コリント後書1章12節〕12 われら
世に
在りて
殊に
汝らに
對し、
神の
淸淨と
眞實とをもて、また
肉の
智慧󠄄によらず、
神の
恩惠によりて
行ひし
事は
我らの
良心の
證する
所󠄃にして、
我らの
誇なり。
〔コリント後書4章2節〕2 恥づべき
隱れたる
事をすて、
惡巧に
步まず、
神の
言をみださず、
眞理を
顯して
神の
前󠄃に
己を
凡ての
人の
良心に
薦むるなり。
〔テモテ後書1章3節〕3 われ
夜も
晝も
祈の
中に
絕えず
汝を
思ひて、わが
先祖に
效ひ
淸き
良心をもて
事ふる
神に
感謝す。
〔ヘブル書13章18節〕18 我らの
爲に
祈れ、
我らは
善き
良心ありて
凡てのこと
正しく
行はんと
欲するを
信ずるなり。
〔ペテロ前書3章16節〕16 かつ
善き
良心を
保て。これ
汝等のキリストに
在りて
行ふ
善き
行狀を
罵る
者の、その
謗ることに
就きて
自ら
愧ぢん
爲なり。
Men
earnestly
〔箴言28章1節〕1 惡者は
逐󠄃ふ
者なけれども
逃󠄄げ
義者は
獅子のごとくに
勇まし
〔使徒行傳6章15節〕15 爰に
議會に
坐したる
者みな
目を
注ぎてステパノを
見しに、その
顏は
御使の
顏の
如くなりき。
〔使徒行傳22章5節〕5 大祭司も
凡ての
長老も
我に
就きて
證するなり。
我は
彼等より
兄弟たちへの
書を
受けて、ダマスコに
寓り
居る
者どもを
縛り、エルサレムに
曵き
來りて
罰を
受けしめんとて
彼處にゆけり。
〔使徒行傳23章6節〕6 斯てパウロ、その
一部はサドカイ
人、その
一部はパリサイ
人たるを
知りて、
議會のうちに
呼はりて
言ふ『
兄弟たちよ、
我はパリサイ
人にしてパリサイ
人の
子なり、
我は
死人の
甦へることの
希望󠄇につきて
審かるるなり』
大祭司アナニヤ傍らに立つ者どもに、彼の口を擊つことを命ず。
And the high priest Ananias commanded them that stood by him to smite him on the mouth.
Ananias
〔使徒行傳24章1節〕1 五日ののち
大祭司アナニヤ
數人の
長老およびテルトロと
云ふ
辯護士とともに
下りて、パウロを
總督に
訴ふ。
to smite
〔列王紀略上22章24節〕24 ケナアナの
子ゼデキヤ
近󠄃よりてミカヤの
頬を
批て
言けるはヱホバの
靈何途󠄃より
我を
離れゆきて
爾に
語ふや
〔エレミヤ記20章2節〕2 是に
於てパシユル
預言者ヱレミヤを
打ちヱホバの
室にある
上のベニヤミンの
門の
桎梏に
繋げり
〔ミカ書5章1節〕1 軍隊の
女よ
今なんぢ
集りて
隊をつくれ
敵われらを
攻圍み
杖をもてイスラエルの
士師の
頬を
擊つ
〔マタイ傳26章67節〕67 ここに
彼等その
御顏に
唾し
拳にて
搏ち、
或者どもは
手掌にて
批きて
言ふ
〔ヨハネ傳18章22節〕22 斯く
言ひ
給ふとき、
傍らに
立つ
下役の
一人、
手掌にてイエスを
打ちて
言ふ『かくも
大祭司に
答ふるか』
爰にパウロ言ふ『白く塗りたる壁よ、神なんぢを擊ち給はん、なんぢ律法によりて我を審くために坐しながら、律法に悖りて我を擊つことを命ずるか』
Then said Paul unto him, God shall smite thee, thou whited wall: for sittest thou to judge me after the law, and commandest me to be smitten contrary to the law?
God
無し
for
〔レビ記19章35節〕35 汝等審判󠄄に
於ても
尺度に
於ても
秤子に
於ても
升斗に
於ても
不義を
爲べからず
〔詩篇58章1節〕1 なんぢら
默しゐて
義をのべうるか
人の
子よなんぢらなほき
審判󠄄をおこなふや
〔詩篇58章2節〕2 否なんぢらは
心のうちに
惡事をおこなひ その
手の
强暴をこの
地にはかりいだすなり
〔詩篇82章1節〕1 かみは
神のつどひの
中にたちたまふ
神はもろもろの
神のなかに
審判󠄄をなしたまふ
〔詩篇82章2節〕2 なんぢらは
正からざる
審判󠄄をなし あしきものの
身をかたよりみて
幾何時をへんとするや セラ
〔詩篇94章20節〕20 律法をもて
害󠄅ふことをはかる
惡の
位はなんぢに
親むことを
得んや
〔傳道之書3章16節〕16 我また
日の
下を
見るに
審判󠄄をおこなふ
所󠄃に
邪曲なる
事あり
公義を
行ふところに
邪曲なる
事あり
〔アモス書5章7節〕7 汝ら
公道󠄃を
茵蔯に
變じ
正義を
地に
擲つる
者よ
〔ミカ書3章8節〕8 然れども
我はヱホバの
御靈によりて
能力身に
滿ち
公義および
勇氣衷に
滿ればヤコブにその
愆を
示しイスラエルにその
罪を
示すことを
得~
(11) その
首領等は
賄賂をとりて
審判󠄄をなしその
祭司等は
値錢を
取て
敎晦をなす
又󠄂その
預言者等は
銀子を
取て
占卜を
爲しヱホバに
倚賴みて
云ふヱホバわれらと
偕に
在すにあらずや
然ば
災禍われらに
降らじと 〔ミカ書3章11節〕
smitten
〔申命記25章1節〕1 人と
人との
間に
爭辯ありて
來りて
審判󠄄を
求むる
時は
士師これを
鞫きその
義き
者を
義とし
惡き
者を
惡とすべし
〔申命記25章2節〕2 その
惡き
者もし
鞭つべき
者ならば
士師これを
伏せその
罪にしたがひて
數のごとく
自己の
前󠄃にてこれを
扑すべし
〔ヨハネ傳7章51節〕51 『われらの
律法は
先その
人に
聽き、その
爲すところを
知るにあらずば、
審く
事をせんや』
〔ヨハネ傳18章24節〕24 爰にアンナス、イエスを
縛りたるままにて、
大祭司カヤパの
許に
送󠄃れり。
thou whited
〔マタイ傳23章27節〕27 禍害󠄅なるかな、
僞善なる
學者、パリサイ
人よ、
汝らは
白く
塗りたる
墓に
似たり、
外は
美しく
見ゆれども
內は
死人の
骨とさまざまの
穢とにて
滿つ。
〔マタイ傳23章28節〕28 斯のごとく
汝らも
外は
人に
正しく
見ゆれども、
內は
僞善と
不法とにて
滿つるなり。
傍らに立つ者いふ『なんぢ神の大祭司を罵るか』
And they that stood by said, Revilest thou God's high priest?
パウロ言ふ『兄弟たちよ、我その大祭司たることを知らざりき。錄して「なんぢの民の司をそしる可からず」とあればなり』
Then said Paul, I wist not, brethren, that he was the high priest: for it is written, Thou shalt not speak evil of the ruler of thy people.
I wist
〔使徒行傳24章17節〕17 我は
多くの
年を
經てのち
歸りきたり、
我が
民に
施濟をなし、また
獻物をささげゐたりしが、
Thou
〔傳道之書10章20節〕20 汝心の
中にても
王たる
者を
詛ふなかれ また
寢室にても
富者を
詛なかれ
天空󠄃の
鳥その
聲を
傳へ
羽翼ある
者その
事を
布べければなり
〔ペテロ後書2章10節〕10 別けて、
肉に
隨ひて、
汚れたる
情󠄃慾のうちを
步み、
權ある
者を
輕んずる
者を
罰することを
知り
給ふ。この
曹輩は
膽太く
放縱にして
尊󠄅き
者どもを
譏りて
畏れぬなり。
〔ユダ書1章8節〕8 斯のごとく、かの
夢見る
者どもも
肉を
汚し、
權威ある
者を
輕んじ、
尊󠄅き
者を
罵る。
〔ユダ書1章9節〕9 御使の
長ミカエル
惡魔󠄃と
論じてモーセの
屍體を
爭ひし
時に、
敢て
罵りて
審かず、
唯『ねがはくは
主なんぢを
戒め
給はんことを』と
云へり。
斯てパウロ、その一部はサドカイ人、その一部はパリサイ人たるを知りて、議會のうちに呼はりて言ふ『兄弟たちよ、我はパリサイ人にしてパリサイ人の子なり、我は死人の甦へることの希望󠄇につきて審かるるなり』
But when Paul perceived that the one part were Sadducees, and the other Pharisees, he cried out in the council, Men and brethren, I am a Pharisee, the son of a Pharisee: of the hope and resurrection of the dead I am called in question.
I am
〔使徒行傳26章5節〕5 彼等もし
證せんと
思はば、わが
我らの
宗敎の
最も
嚴しき
派に
從ひて、パリサイ
人の
生活をなしし
事を
始より
知れり。
〔ピリピ書3章5節〕5 我は
八日めに
割󠄅禮を
受けたる
者にして、イスラエルの
血統、ベニヤミンの
族、ヘブル
人より
出でたるヘブル
人なり。
律法に
就きてはパリサイ
人、
Paul
〔マタイ傳10章16節〕16 視よ、
我なんぢらを
遣󠄃すは、
羊を
豺狼のなかに
入るるが
如し。この
故に
蛇のごとく
慧󠄄く、
鴿のごとく
素直なれ。
of the hope
〔使徒行傳24章15節〕15 かれら
自らも
待てるごとく
義者と
不義者との
復活あるべしと、
神を
仰ぎて
望󠄇を
懷くなり。
〔使徒行傳24章21節〕21 唯われ
彼らの
中に
立ちて「
死人の
甦へる
事につきて
我けふ
汝らの
前󠄃にて
審かる」と
呼はりし
一言の
他には
何もなかるべし』
〔使徒行傳26章6節〕6 今わが
立ちて
審かるるは、
神が
我らの
先祖たちに
約束し
給ひしことの
希望󠄇に
因りてなり。~
(8) 神は
死人を
甦へらせ
給ふとも、
汝等なんぞ
信じ
難しとするか。 〔使徒行傳26章8節〕
〔使徒行傳28章20節〕20 この
故に
我なんぢらに
會ひ、かつ
共に
語らんことを
願へり、
我はイスラエルの
懷く
希望󠄇の
爲にこの
鎖に
繋がれたり』
斯く言ひしに因りて、パリサイ人とサドカイ人との間に紛爭おこりて、會衆相分󠄃れたり。
And when he had so said, there arose a dissension between the Pharisees and the Sadducees: and the multitude was divided.
there
〔詩篇55章9節〕9 われ
都のうちに
强暴とあらそひとをみたり
主よねがはくは
彼等をほろぼしたまへ かれらの
舌をわかれしめたまへ
〔マタイ傳10章34節〕34 われ
地に
平󠄃和を
投ぜんために
來れりと
思ふな、
平󠄃和にあらず、
反つて
劍を
投ぜん
爲に
來れり。
〔ヨハネ傳7章40節〕40 此等の
言をききて
群衆のうちの
或人は『これ
眞にかの
預言者なり』といひ、~
(43) 斯くイエスの
事によりて、
群衆のうちに
紛爭おこりたり。 〔ヨハネ傳7章43節〕
〔使徒行傳14章4節〕4 爰に
町の
人々、
相分󠄃れて
或者はユダヤ
人に
黨し、
或者は
使徒たちに
黨せり。
サドカイ人は復活もなく御使も靈もなしと言ひ、パリサイ人は兩ながらありと云ふ。
For the Sadducees say that there is no resurrection, neither angel, nor spirit: but the Pharisees confess both.
(Whole verse)
〔ルカ傳20章27節〕27 また
復活なしと
言ひ
張るサドカイ
人の
或者ども、イエスに
來り
問ひて
言ふ、
〔使徒行傳4章1節〕1 かれら
民に
語り
居るとき、
祭司ら・
宮守頭およびサドカイ
人ら
近󠄃づき
來りて、
遂󠄅に大なる喧噪となりてパリサイ人の中の學者數人、たちて爭ひて言ふ『われら此の人に惡しき事あるを見ず、もし靈または御使、かれに語りたるならば如何』
And there arose a great cry: and the scribes that were of the Pharisees' part arose, and strove, saying, We find no evil in this man: but if a spirit or an angel hath spoken to him, let us not fight against God.
We
〔サムエル前書24章17節〕17 しかしてダビデにいひけるは
汝は
我よりも
正し
我は
汝に
惡をむくゆるに
汝は
我に
善をむくゆ
〔箴言16章7節〕7 ヱホバもし
人の
途󠄃を
喜ばば その
人の
敵をも
之と
和がしむべし
〔ルカ傳23章4節〕4 ピラト
祭司長らと
群衆とに
言ふ『われ
此の
人に
愆あるを
見ず』
〔ルカ傳23章14節〕14 『
汝らこの
人を
民を
惑す
者として
曵き
來れり。
視よ、われ
汝らの
前󠄃にて
訊したれど、
其の
訴ふる
所󠄃に
就きて、この
人に
愆あるを
見ず。
〔ルカ傳23章15節〕15 ヘロデも
亦然り、
彼を
我らに
返󠄄したり。
視よ、
彼は
死に
當るべき
業を
爲さざりき。
〔ルカ傳23章22節〕22 ピラト
三度まで『
彼は
何の
惡事を
爲ししか、
我その
死に
當るべき
業を
見ず、
故に
懲しめて
赦さん』と
言ふ。
〔使徒行傳25章25節〕25 然るに
我はその
死に
當るべき
惡しき
事を
一つだに
犯したるを
認󠄃めねば、
彼の
自ら
皇帝に
上訴せんとする
隨にその
許に
送󠄃らんと
決めたり。
〔使徒行傳26章31節〕31 退󠄃きてのち
相語りて
言ふ『この
人は
死罪または
縲絏に
當るべき
事をなさず』
if
〔ヨハネ傳12章29節〕29 傍らに
立てる
群衆これを
聞きて『
雷霆鳴れり』と
言ひ、ある
人々は『
御使かれに
語れるなり』と
言ふ。
〔使徒行傳9章4節〕4 かれ
地に
倒れて『サウロ、サウロ、
何ぞ
我を
迫󠄃害󠄅するか』といふ
聲をきく。
〔使徒行傳22章7節〕7 その
時われ
地に
倒れ、かつ
我に
語りて「サウロ、サウロ、
何ぞ
我を
迫󠄃害󠄅するか」といふ
聲を
聞き、
〔使徒行傳22章17節〕17 斯て
我エルサレムに
歸り、
宮にて
祈りをるとき、
我を
忘れし
心地して
主を
見奉るに、
我に
斯く
言ひ
給ふ、
〔使徒行傳22章18節〕18 「なんぢ
急󠄃げ、
早くエルサレムを
去れ、
人々われに
係る
汝の
證を
受けぬ
故なり」
〔使徒行傳23章8節〕8 サドカイ
人は
復活もなく
御使も
靈もなしと
言ひ、パリサイ
人は
兩ながらありと
云ふ。
〔使徒行傳26章14節〕14 我等みな
地に
倒れたるにヘブルの
語にて「サウロ、サウロ、
何ぞ
我を
迫󠄃害󠄅するか、
刺ある
策を
蹴るは
難し」といふ
聲を
我きけり。~
(19) この
故にアグリッパ
王よ、われは
天よりの
顯示に
背かずして、 〔使徒行傳26章19節〕
〔使徒行傳27章23節〕23 わが
屬する
所󠄃、わが
事ふる
所󠄃の
神のつかひ、
昨夜わが
傍らに
立ちて、
let
〔使徒行傳5章39節〕39 もし
神より
出でたらんには
彼らを
壞ること
能はず、
恐らくは
汝ら
神に
敵する
者とならん』
〔使徒行傳11章17節〕17 神われらが
主イエス・キリストを
信ぜしときに
賜ひしと
同じ
賜物を
彼らにも
賜ひたるに、われ
何者なれば
神を
阻み
得ん』
紛爭いよいよ激しく爲りたれば、千卒長、パウロの彼らに引裂れんことを恐れ、兵卒どもに命じて下りゆかしめ、彼らの中より引取りて陣營に連れ來らしめたり。
And when there arose a great dissension, the chief captain, fearing lest Paul should have been pulled in pieces of them, commanded the soldiers to go down, and to take him by force from among them, and to bring him into the castle.
fearing
〔詩篇7章2節〕2 おそらくはかれ
獅の
如くわが
靈魂をかきやぶり
援るものなき
間にさきてずたずたに
爲ん
〔詩篇50章22節〕22 神をわするるものよ
今このことを
念へ おそらくは
我なんぢを
抓さかんとき
助るものあらじ
〔ミカ書3章3節〕3 我民の
肉を
食󠄃ひその
皮を
剝ぎその
骨を
碎きこれを
切きざみて
鍋に
入る
物のごとくし
鼎の
中にいるる
肉のごとくす
〔使徒行傳19章28節〕28 彼等これを
聞きて
憤恚に
滿され、
叫びて
言ふ『
大なる
哉、エペソ
人のアルテミス』~
(31) 又󠄂アジヤの
祭の
司のうちの
或者どもも
彼と
親しかりしかば、
人を
遣󠄃して
劇場に
入らぬやうにと
勸めたり。 〔使徒行傳19章31節〕
〔使徒行傳21章30節〕30 爰に
市中みな
騷ぎたち、
民ども
馳せ
集り、パウロを
捕へて
宮の
外に
曵出せり、
斯て
門は
直ちに
鎖されたり。~
(36) これ
群れる
民ども『
彼を
除け』と
叫びつつ
隨ひ
迫󠄃れる
故なり。
〔使徒行傳21章36節〕
〔使徒行傳23章27節〕27 この
人はユダヤ
人に
捕へられて
殺されんとせしを、
我そのロマ
人なるを
聞き、
兵卒どもを
率󠄃ゐ
徃きて
救へり。
〔ヤコブ書1章19節〕19 わが
愛する
兄弟よ、
汝らは
之を
知る。さればおのおの
聽くことを
速󠄃かにし、
語ることを
遲くし、
怒ることを
遲くせよ。
〔ヤコブ書3章14節〕14 されど
汝等もし
心のうちに
苦き
妬と
黨派心とを
懷かば、
誇るな、
眞理に
悖りて
僞るな。~
(18) 義の
果は
平󠄃和をおこなふ
者の
平󠄃和をもて
播くに
因るなり。 〔ヤコブ書3章18節〕
〔ヤコブ書4章1節〕1 汝等のうちの
戰爭は
何處よりか、
分󠄃爭は
何處よりか、
汝らの
肢體のうちに
戰ふ
慾より
來るにあらずや。
〔ヤコブ書4章2節〕2 汝ら
貪れども
得ず、
殺すことをなし、
妬むことを
爲れども
得ること
能はず、
汝らは
爭ひ、また
戰す。
汝らの
得ざるは
求めざるに
因りてなり。
to take
〔使徒行傳22章24節〕24 千卒長、
人々が
何故パウロにむかひて
斯く
叫び
呼はるかを
知らんとし、
鞭うちて
訊ぶることを
命じて、
彼を
陣營に
曵き
入れしむ。
その夜、主パウロの傍らに立ちて言ひ給ふ『雄々しかれ、汝エルサレムにて我につきて證をなしたる如く、ロマにても證をなすべし』
And the night following the Lord stood by him, and said, Be of good cheer, Paul: for as thou hast testified of me in Jerusalem, so must thou bear witness also at Rome.
Be
〔マタイ傳9章2節〕2 視よ、
中風にて
床に
臥しをる
者を、
人々みもとに
連れ
來れり。イエス
彼らの
信仰を
見て、
中風の
者に
言ひたまふ『
子よ、
心安かれ、
汝の
罪ゆるされたり』
〔マタイ傳14章27節〕27 イエス
直ちに
彼らに
語りて
言ひたまふ『
心安かれ、
我なり、
懼るな』
〔ヨハネ傳16章33節〕33 此等のことを
汝らに
語りたるは、
汝ら
我に
在りて
平󠄃安を
得んが
爲なり。なんぢら
世にありては
患難あり、されど
雄々しかれ。
我すでに
世に
勝󠄃てり』
〔使徒行傳27章22節〕22 いま
我なんぢらに
勸む、
心安かれ、
汝等のうち
一人だに
生命をうしなふ
者なし、ただ
船を
失はん。
〔使徒行傳27章25節〕25 この
故に
人々よ、
心安かれ、
我はその
我に
語り
給ひしごとく
必ず
成るべしと
神を
信ず。
for
〔使徒行傳19章21節〕21 此等の
事のありし
後パウロ、マケドニヤ、アカヤを
經てエルサレムに
徃かんと
心を
決めて
言ふ『われ
彼處に
到りてのち
必ずロマをも
見るべし』
〔使徒行傳20章22節〕22 視よ、
今われは
心搦められて、エルサレムに
徃く。
彼處にて
如何なる
事の
我に
及ぶかを
知らず。
〔使徒行傳22章18節〕18 「なんぢ
急󠄃げ、
早くエルサレムを
去れ、
人々われに
係る
汝の
證を
受けぬ
故なり」
〔使徒行傳28章23節〕23 爰に
日を
定めて
多くの
人、パウロの
宿に
來りたれば、パウロ
朝󠄃より
夕まで
神の
國のことを
説明して
證をなし、かつモーセの
律法と
預言者の
書とを
引きてイエスのことを
勸めたり。~
(28) 然れば
汝ら
知れ、
神のこの
救は
異邦人に
遣󠄃されたり、
彼らは
之を
聽くべし』 〔使徒行傳28章28節〕
〔ロマ書1章15節〕15 この
故に
我はロマに
在る
汝らにも
福音󠄃を
宣傳へんことを
頻りに
願ふなり。
〔ロマ書1章16節〕16 我は
福音󠄃を
恥とせず、この
福音󠄃はユダヤ
人を
始めギリシヤ
人にも、
凡て
信ずる
者に
救を
得さする
神の
力たればなり。
〔ピリピ書1章13節〕13 即ち
我が
縲絏のキリストの
爲なることは、
近󠄃衞の
全󠄃營にも、
他の
凡ての
人にも
顯れ、
〔テモテ後書4章17節〕17 されど
主われと
偕に
在して
我を
强めたまへり。これ
我によりて
宣敎の
全󠄃うせられ、
凡ての
異邦人のこれを
聞かん
爲なり。
而して
我は
獅子の
口より
救ひ
出されたり。
must
〔イザヤ書46章10節〕10 われは
終󠄃のことを
始よりつげ いまだ
成ざることを
昔よりつげ わが
謀畧はかならず
立つといひ すべて
我がよろこぶことを
成んといへり
〔ヨハネ傳11章8節〕8 弟子たち
言ふ『ラビ、この
程もユダヤ
人、なんぢを
石にて
擊たんとせしに、
復かしこに
徃き
給ふか』~
(10) 夜あるかば、
光その
人になき
故に
躓くなり』 〔ヨハネ傳11章10節〕
〔使徒行傳28章30節〕30 パウロは
滿二年のあひだ、
己が
借り
受けたる
家に
留り、その
許にきたる
凡ての
者を
迎󠄃へて、
〔使徒行傳28章31節〕31 更に
臆せず、また
妨げられずして
神の
國をのべ、
主イエス・キリストの
事を
敎へたり。
the Lord
〔詩篇46章1節〕1 神はわれらの
避󠄃所󠄃また
力なり なやめるときの
最ちかき
助なり
〔詩篇46章2節〕2 さればたとひ
地はかはり
山はうみの
中央にうつるとも
我儕はおそれじ
〔詩篇109章31節〕31 ヱホバはまづしきものの
右にたちてその
靈魂を
罪せんとする
者より
之をすくひたまへり
〔イザヤ書41章10節〕10 おそるるなかれ
我なんぢとともにあり
驚くなかれ
我なんぢの
神なり われなんぢを
强くせん
誠になんぢを
助けん
誠にわがただしき
右手なんぢを
支へん
〔イザヤ書41章14節〕14 またヱホバ
宣給ふ なんぢ
虫にひとしきヤコブよイスラエルの
人よ おそるるなかれ
我なんぢをたすけん
汝をあがなふものはイスラエルの
聖󠄄者なり
〔イザヤ書43章2節〕2 なんぢ
水中をすぐるときは
我ともにあらん
河のなかを
過󠄃るときは
水なんぢの
上にあふれじ なんぢ
火中をゆくとき
焚るることなく
火焰もまた
燃つかじ
〔エレミヤ記15章19節〕19 是をもてヱホバかくいひたまへり
汝もし
歸らば
我また
汝をかへらしめて
我前󠄃に
立しめん
汝もし
賤をすてて
貴をいださば
我口のごとくならん
彼らは
汝に
歸らんされど
汝は
彼らにかへる
勿れ~
(21) 我汝を
惡人の
手より
救ひとり
汝を
怖るべき
者の
手より
放つべし 〔エレミヤ記15章21節〕
〔マタイ傳28章20節〕20 わが
汝らに
命ぜし
凡ての
事を
守るべきを
敎へよ。
視よ、
我は
世の
終󠄃まで
常に
汝らと
偕に
在るなり』
〔使徒行傳2章25節〕25 ダビデ
彼につきて
言ふ 「われ
常に
我が
前󠄃に
主を
見たり、
我が
動かされぬ
爲に
我が
右に
在せばなり。
〔使徒行傳18章9節〕9 主は
夜まぼろしの
中にパウロに
言ひ
給ふ『おそるな、
語れ、
默すな、
〔使徒行傳27章23節〕23 わが
屬する
所󠄃、わが
事ふる
所󠄃の
神のつかひ、
昨夜わが
傍らに
立ちて、
〔使徒行傳27章24節〕24 「パウロよ、
懼るな、なんぢ
必ずカイザルの
前󠄃に
立たん、
視よ、
神は
汝と
同船する
者をことごとく
汝に
賜へり」と
云ひたればなり。
〔コリント後書1章8節〕8 兄弟よ、
我らがアジヤにて
遭󠄃ひし
患難を
汝らの
知らざるを
好まず、
即ち
壓せらるること
甚だしく
力耐へがたくして
生くる
望󠄇を
失ひ、~
(10) 神は
斯る
死より
我らを
救ひ
給へり、また
救ひ
給はん。
我らは
後もなほ
救ひ
給はんことを
望󠄇みて
神を
賴み、 〔コリント後書1章10節〕
夜明になりてユダヤ人、徒黨を組み、盟約を立てて、パウロを殺すまでは飮食󠄃せじと言ふ。
And when it was day, certain of the Jews banded together, and bound themselves under a curse, saying that they would neither eat nor drink till they had killed Paul.
bound
〔列王紀略上19章2節〕2 イゼベル
使をエリヤに
遣󠄃はして
言けるは
神等斯なし
復重て
斯なしたまへ
我必ず
明日の
今時分󠄃汝の
命を
彼人々の
一人の
生命のごとくせんと
〔列王紀略下6章31節〕31 王言けるは
今日シヤパテの
子エリシヤの
首その
身の
上にすわりをらば
神われに
斯なしまた
重ねてかく
成たまへ
〔マルコ傳6章23節〕23 また
誓ひて
言ふ『なんぢ
求めば、
我が
國の
半󠄃までも
與へん』~
(26) 王いたく
憂ひたれど、その
誓と
席に
在る
者とに
對して
拒むことを
好まず、 〔マルコ傳6章26節〕
certain
〔詩篇2章1節〕1 何なればもろもろの
國人はさわぎたち
諸民はむなしきことを
謀るや~
(3) われらその
械をこぼち その
繩をすてんと 〔詩篇2章3節〕
〔詩篇64章2節〕2 ねがはくは
汝われをかくして
惡をなすものの
陰かなる
謀略よりまぬかれしめ
不義をおこなふものの
喧嘩よりまぬかれしめ
給へ~
(6) かれらはさまざまの
不義をたづねいだして
云われらは
懇ろにたづね
終󠄃れりと おのおのの
衷のおもひと
心とはふかし 〔詩篇64章6節〕
〔イザヤ書8章9節〕9 もろもろの
民よ さばめき
騷げなんぢら
摧かるべし
遠󠄄きくにぐにの
者よ きけ
腰におびせよ
汝等くだかるべし
腰に
帶せよ なんぢら
摧かるべし
〔イザヤ書8章10節〕10 なんぢら
互にはかれ つひに
徒勞ならん なんぢら
言をいだせ
遂󠄅におこなはれじ そは
神われらとともに
在せばなり
〔エレミヤ記11章19節〕19 我は
牽れて
宰られにゆく
羔の
如く
彼らが
我をそこなはんとて
謀をなすを
知ず
彼らいふいざ
我ら
樹とその
果とを
共に
滅さんかれを
生る
者の
地より
絕てその
名を
人に
忘れしむべしと
〔使徒行傳23章21節〕21 汝その
請󠄃に
從ふな、
彼らの
中にて
四十人餘の
者、パウロを
待伏せ、
之を
殺すまでは
飮食󠄃せじと
盟約を
立て、
今その
準備をなして
汝の
許諾を
待てり』
〔使徒行傳23章30節〕30 又󠄂この
人を
害󠄅せんとする
謀計ありと
我に
聞えたれば、われ
俄にこれを
汝のもとに
送󠄃り、これを
訴ふる
者に、なんぢの
前󠄃にて
彼を
訴へんことを
命じたり』
〔使徒行傳25章3節〕3 フェストの
好意󠄃にて
彼をエルサレムに
召出されんことを
願ふ。
斯して
道󠄃に
待伏し、
之を
殺さんと
思へるなり。
that
〔サムエル前書14章24節〕24 されど
此日イスラエル
人苦めり
其はサウル
民を
誓はせて
夕まで
即ちわが
敵に
仇をむくゆるまでに
食󠄃物を
食󠄃ふ
者は
呪詛れんと
言たればなり
是故に
民の
中に
食󠄃物を
味ひし
者なし
〔サムエル前書14章27節〕27 然にヨナタンは
其父󠄃が
民をちかはせしを
聞ざりければ
手にある
杖の
末をのばして
蜜にひたし
手を
口につけたり
是に
由て
其目あきらかになりぬ
〔サムエル前書14章28節〕28 時に
民のひとり
答て
言けるは
汝の
父󠄃かたく
民をちかはせて
今日食󠄃物をくらふ
人は
呪詛はれんと
言り
是に
由て
民つかれたり
〔サムエル前書14章40節〕40 サウル、イスラエルの
人々にいひけるはなんぢらは
彼處にをれ
我とわが
子ヨナタンは
此處にをらんと
民いひけるは
汝の
目によしとみゆるところをなせ~
(44) サウルこたへけるは
神かくなしまたかさねてかくなしたまヘヨナタンよ
汝死ざるべからず 〔サムエル前書14章44節〕
〔詩篇31章13節〕13 そは
我おほくの
人のそしりをきい
到るところに
懼あり かれら
我にさからひて
互にはかりしが わが
生命をさへとらんと
企てたり
〔使徒行傳25章23節〕23 明くる
日アグリッパとベルニケと
大に
威儀を
整へてきたり、
千卒長ら
及び
市の
重立ちたる
者どもと
共に
訊問所󠄃に
入りたれば、フェストの
命によりてパウロ
引出さる。
under a curse
〔レビ記27章29節〕29 また
人の
中永く
奉納󠄃られて
奉納󠄃物となれる
者も
贖ふべからず
必ず
殺すべし
〔ヨシュア記6章26節〕26 ヨシユアその
時人衆に
誓ひて
命じ
言けるは
凡そ
起󠄃てこのヱリコの
邑を
建る
者はヱホバの
前󠄃に
詛はるべし
其石礎をすゑなば
長子を
失ひその
門を
建なば
季子を
失はんと
〔ヨシュア記7章1節〕1 時にイスラエルの
人々その
詛はれし
物につきて
罪を
犯せり
即ちユダの
支派の
中なるゼラの
子ザブデの
子なるカルミの
子アカン
詛はれし
物を
取り
是をもてヱホバ、イスラエルの
人々にむかひて
震怒を
發ちたまへり
〔ヨシュア記7章15節〕15 凡そ
掣れて
詛はれし
物を
有りと
定まる
者は
其一切の
所󠄃有物とともに
火に
焚るべし
是はヱホバの
契󠄅約を
破りイスラエルの
中に
愚なる
事を
行ひたるが
故なりと
〔ネヘミヤ記10章29節〕29 皆その
兄弟たる
貴き
人々に
附したがひ
呪詛に
加はり
誓を
立て
云く
我ら
神の
僕モーセによりて
傳はりし
神の
律法に
步み
我らの
主ヱホバの
一切の
誡命およびその
例規と
法度を
守り
行はん
〔マタイ傳26章74節〕74 爰にペテロ
盟ひ、かつ
契ひて『
我その
人を
知らず』と
言ひ
出づるをりしも、
鷄鳴きぬ。
〔ガラテヤ書3章13節〕13 キリストは
我等のために
詛はるる
者となりて
律法の
詛より
我らを
贖ひ
出し
給へり。
錄して『
木に
懸けらるる
者は
凡て
詛はるべし』と
云へばなり。
この徒黨を結びたる者は四十人餘なり。
And they were more than forty which had made this conspiracy.
which
〔サムエル後書15章12節〕12 アブサロム
犧牲をささぐる
時にダビデの
議官ギロ
人アヒトペルを
其邑ギロより
呼よせたり
徒黨强くして
民次第にアブサロムに
加はりぬ
〔サムエル後書15章31節〕31 時にアヒトペルがアブサロムに
與せる
者の
中にあることダビデに
聞えければダビデいふヱホバねがはくはアヒトペルの
計策を
愚ならしめたまへと
〔ヨハネ傳16章2節〕2 人なんぢらを
除名すべし、
然のみならず、
汝らを
殺す
者みな
自ら
神に
事ふと
思ふとき
來らん。
彼らは祭司長・長老らに徃きて言ふ『われらパウロを殺すまでは何をも味ふまじと堅く盟約を立てたり。
And they came to the chief priests and elders, and said, We have bound ourselves under a great curse, that we will eat nothing until we have slain Paul.
(Whole verse)
〔詩篇52章1節〕1 猛者よなんぢ
何なればあしき
企圖をもて
自らほこるや
神のあはれみは
恒にたえざるなり
〔詩篇52章2節〕2 なんぢの
舌はあしきことをはかり
利き
剃刀のごとくいつはりをおこなふ
〔イザヤ書3章9節〕9 かれらの
面色はその
惡きことの
證をなし ソドムのごとくその
罪をあらはして
隱すことをせざるなり かれらの
靈魂はわざはひなるかな
自らその
惡の
報をとれり
〔エレミヤ記6章15節〕15 彼らは
憎むべき
事を
爲て
恥辱をうくれども
毫も
恥ずまた
愧を
知らずこの
故に
彼らは
傾仆るる
者と
偕にたふれん
我來るとき
彼ら
躓かんとヱホバいひたまふ
〔エレミヤ記8章12節〕12 彼ら
憎むべき
事をなして
恥辱らる
然れど
毫も
恥ずまた
恥を
知らずこの
故に
彼らは
仆るる
者と
偕に
仆れんわが
彼らを
罰するときかれら
躓くべしとヱホバいひたまふ
〔ホセア書4章9節〕9 このゆゑに
民の
遇󠄃ふところは
祭司もまた
同じわれその
途󠄃をかれらにきたらせその
行爲をもて
之にむくゆべし
〔ミカ書7章3節〕3 兩手は
惡を
善なすに
急󠄃がし
牧伯は
要󠄃求め
裁判󠄄人は
賄賂を
取り
力ある
人はその
心の
惡き
望󠄇を
言あらはし
斯共にその
惡をあざなひ
合す
されば汝等なほ詳細に訊べんとする狀して、彼を汝らの許に連れ下らすることを議會とともに千卒長に訴へよ。我等その近󠄃くならぬ間に殺す準備をなせり』
Now therefore ye with the council signify to the chief captain that he bring him down unto you to morrow, as though ye would inquire something more perfectly concerning him: and we, or ever he come near, are ready to kill him.
that he
〔詩篇21章11節〕11 かれらは
汝にむかひて
惡事をくはだて
遂󠄅がたき
謀略をおもひまはせばなり
〔詩篇37章33節〕33 ヱホバは
義者をあしきものの
手にのこしおきたまはず
審判󠄄のときに
罰ひたまふことなし
〔箴言1章11節〕11 彼等なんぢにむかひて
請󠄃ふ われらと
偕にきたれ
我儕まちぶせして
人の
血を
流し
無辜ものを
故なきに
伏てねらひ
〔箴言1章12節〕12 陰府のごとく
彼等を
活たるままにて
呑み
壯健なる
者を
墳に
下る
者のごとくになさん
〔箴言1章16節〕16 そは
彼らの
足は
惡に
趨り
血を
流さんとて
急󠄃げばなり
〔箴言4章16節〕16 そは
彼等は
惡を
爲さざれば
睡らず
人を
躓かせざればいねず
〔イザヤ書59章7節〕7 かれらの
足はあくにはしり
罪なき
血をながすに
速󠄃し かれらの
思念はよこしまの
思念なり
殘害󠄅と
滅亡とその
路徑にのこれり
〔使徒行傳25章3節〕3 フェストの
好意󠄃にて
彼をエルサレムに
召出されんことを
願ふ。
斯して
道󠄃に
待伏し、
之を
殺さんと
思へるなり。
〔ロマ書3章14節〕14 その
口は
詛と
苦とにて
滿つ。~
(16) 破壞と
艱難とその
道󠄃にあり、 〔ロマ書3章16節〕
パウロの姉妹の子この待伏の事をきき、徃きて陣營に入り、パウロに吿げたれば、
And when Paul's sister's son heard of their lying in wait, he went and entered into the castle, and told Paul.
he went
〔サムエル後書17章17節〕17 時にヨナタンとアヒマアズはエンロゲルに
俟居たり
是は
城邑にいるを
見られざらんとてなり
爰に
一人の
仕女ゆきて
彼等に
吿げければ
彼らダビデ
王に
吿んとて
徃く
when
〔ヨブ記5章13節〕13 慧󠄄き
者をその
自分󠄃の
詭計によりて
執へ
邪なる
者の
謀計をして
敗れしむ
〔コリント前書3章19節〕19 そは
此の
世の
智慧󠄄は
神の
前󠄃に
愚なればなり。
錄して『
彼は
智者をその
惡巧によりて
捕へ
給ふ』
パウロ百卒長の一人を呼びて言ふ『この若者を千卒長につれ徃け、吿ぐる事あり』
Then Paul called one of the centurions unto him, and said, Bring this young man unto the chief captain: for he hath a certain thing to tell him.
one
〔箴言22章3節〕3 賢者は
災禍を
見てみづから
避󠄃け
拙者はすすみて
罰をうく
〔マタイ傳8章8節〕8 百卒長こたへて
言ふ『
主よ、
我は
汝をわが
屋根の
下に
入れ
奉るに
足らぬ
者なり。ただ
御言のみを
賜へ、さらば
我が
僕はいえん。
〔マタイ傳8章9節〕9 我みづから
權威の
下にある
者なるに、
我が
下にまた
兵卒ありて、
此に「ゆけ」と
言へば
徃き、
彼に「きたれ」と
言へば
來り、わが
僕に「これを
爲せ」といへば
爲すなり』
〔マタイ傳10章16節〕16 視よ、
我なんぢらを
遣󠄃すは、
羊を
豺狼のなかに
入るるが
如し。この
故に
蛇のごとく
慧󠄄く、
鴿のごとく
素直なれ。
〔使徒行傳22章26節〕26 百卒長これを
聞きて
千卒長に
徃き、
吿げて
言ふ『なんぢ
何をなさんとするか、
此の
人はロマ
人なり』
〔使徒行傳23章23節〕23 さて
百卒長を
兩三人よびて
言ふ『
今夜、
九時ごろカイザリヤに
向けて
徃くために、
兵卒二百、
騎兵七十、
槍をとる
者二百を
整へよ』
百卒長これを携へ、千卒長に至りて言ふ『囚人パウロ、我を呼びて、この若者なんぢに言ふべき事ありとて、汝に連れ徃くことを請󠄃へり』
So he took him, and brought him to the chief captain, and said, Paul the prisoner called me unto him, and prayed me to bring this young man unto thee, who hath something to say unto thee.
Paul
〔創世記40章14節〕14 然ば
請󠄃ふ
汝善ならん
時に
我をおもひて
我に
恩惠をほどこし
吾事をパロにのべてこの
家よりわれを
出せ
〔創世記40章15節〕15 我はまことにヘブル
人の
地より
掠れ
來しものなればなりまた
此にても
我は
牢にいれらるるがごとき
事はなさざりしなり
〔使徒行傳16章25節〕25 夜半󠄃ごろパウロとシラスと
祈りて
神を
讃美する
囚人ら
聞きゐたるに、
〔使徒行傳27章1節〕1 すでに
我等をイタリヤに
渡らしむること
決りたれば、パウロ
及びその
他數人の
囚人を
近󠄃衞隊の
百卒長ユリアスと
云ふ
人に
付せり。
〔使徒行傳28章17節〕17 三日すぎてパウロ、ユダヤ
人の
重立ちたる
者を
呼び
集む。その
集りたる
時これに
言ふ『
兄弟たちよ、
我はわが
民わが
先祖たちの
慣例に
悖ることを
一つも
爲さざりしに、エルサレムより
囚人となりて、ロマ
人の
手に
付されたり。
〔エペソ書3章1節〕1 この
故に
汝ら
異邦人のためにキリスト・イエスの
囚人となれる
我パウロ――
〔エペソ書4章1節〕1 されば
主に
在りて
囚人たる
我なんぢらに
勸む。
汝ら
召されたる
召に
適󠄄ひて
步み、
something
〔ルカ傳7章40節〕40 イエス
答へて
言ひ
給ふ『シモン、
我なんぢに
言ふことあり』シモンいふ『
師よ、
言ひたまへ』
千卒長その手を執り退󠄃きて、私に問ふ『われに吿ぐる事とは何ぞ』
Then the chief captain took him by the hand, and went with him aside privately, and asked him, What is that thou hast to tell me?
What
〔ネヘミヤ記2章4節〕4 王われに
向ひて
然らば
汝何をなさんと
願ふやと
言ければ
我すなはち
天の
神に
祈りて
〔エステル書5章3節〕3 王かれに
言けるは
后エステルなんぢ
何をもとむるやなんぢの
願意󠄃は
何なるや
國の
半󠄃分󠄃にいたるとも
汝にあたふべし
〔エステル書7章2節〕2 この
第二の
酒宴の
日に
王またエステルに
言けるは
后エステルよなんぢのもとめは
何なるや かならず
許さるべし
汝のねがひは
何なるや
國の
半󠄃分󠄃にいたるとも
成就らるべし
〔エステル書9章12節〕12 王きさきエステルにいひけるはユダヤ
人シユシヤンの
城の
內にて五
百人を
殺しまたハマンの十
人の
子をころせり
王のその
餘の
諸州においては
幾何なりしぞや
汝また
何か
求むるところあるやかならず
許さるべし
尙何かねがふところあるや
必らず
成就らるべし
〔マルコ傳10章51節〕51 イエス
答へて
言ひ
給ふ『わが
汝に
何を
爲さんことを
望󠄇むか』
盲人いふ『わが
師よ、
見えんことなり』
took
〔エレミヤ記31章32節〕32 この
契󠄅約は
我彼らの
先祖の
手をとりてエジプトの
地よりこれを
導󠄃きいだせし
日に
立しところの
如きにあらず
我かれらを
娶りたれども
彼らはその
我契󠄅約を
破れりとヱホバいひたまふ
〔マルコ傳8章23節〕23 イエス
盲人の
手をとりて、
村の
外に
連れ
徃き、その
目に
唾し、
御手をあてて『なにか
見ゆるか』と
問ひ
給へば、
若者いふ『ユダヤ人は汝がパウロの事をなほ詳細に訊ぶる爲にとて、明日かれを議會に連れ下ることを汝に請󠄃はんと、申合せたり。
And he said, The Jews have agreed to desire thee that thou wouldest bring down Paul to morrow into the council, as though they would inquire somewhat of him more perfectly.
The Jews
〔使徒行傳23章12節〕12 夜明になりてユダヤ
人、
徒黨を
組み、
盟約を
立てて、パウロを
殺すまでは
飮食󠄃せじと
言ふ。
as
〔詩篇12章2節〕2 人はみな
虛僞をもてその
隣とあひかたり
滑なるくちびると
貳心とをもてものいふ
〔ダニエル書6章5節〕5 是においてその
人々言けるはこのダニエルはその
神の
例典について
之が
隙を
獲にあらざればついにこれを
訟るに
由なしと~
(12) 而して
彼ら
進󠄃みきたり
王の
禁令の
事につきて
王に
奏上して
言けるは
王よ
汝は
禁令をしたため
出し
今より三十
日の
內には
只なんぢにのみ
願事をなさしめ
若し
汝をおきて
神または
人にこれをなす
者あらば
凡てその
者を
獅子の
穴󠄄に
投いれんと
定めたまへるならずやと
王こたへて
言ふ
其事は
眞實にしてメデアとペルシヤの
律法のごとく
廢べからざる
者なり 〔ダニエル書6章12節〕
〔使徒行傳23章15節〕15 されば
汝等なほ
詳細に
訊べんとする
狀して、
彼を
汝らの
許に
連れ
下らすることを
議會とともに
千卒長に
訴へよ。
我等その
近󠄃くならぬ
間に
殺す
準備をなせり』
汝その請󠄃に從ふな、彼らの中にて四十人餘の者、パウロを待伏せ、之を殺すまでは飮食󠄃せじと盟約を立て、今その準備をなして汝の許諾を待てり』
But do not thou yield unto them: for there lie in wait for him of them more than forty men, which have bound themselves with an oath, that they will neither eat nor drink till they have killed him: and now are they ready, looking for a promise from thee.
an oath
〔使徒行傳23章14節〕14 彼らは
祭司長・
長老らに
徃きて
言ふ『われらパウロを
殺すまでは
何をも
味ふまじと
堅く
盟約を
立てたり。
〔ロマ書9章3節〕3 もし
我が
兄弟わが
骨肉の
爲にならんには、
我みづから
詛はれてキリストに
棄てらるるも
亦ねがふ
所󠄃なり。
do not
〔出エジプト記23章2節〕2 汝衆の
人にしたがひて
惡をなすべからず
訴訟において
答をなすに
方りて
衆の
人にしたがひて
道󠄃を
曲べからず
for
〔使徒行傳9章23節〕23 日を
經ること
久しくして
後、ユダヤ
人かれを
殺さんと
相謀りたれど、
〔使徒行傳9章24節〕24 その
計畧サウロに
知らる。
斯て
彼らはサウロを
殺さんとて
晝も
夜も
町の
門を
守りしに、
〔使徒行傳14章5節〕5 異邦人、ユダヤ
人および
其の
司ら
相共に
使徒たちを
辱しめ、
石にて
擊たんと
企てしに、
〔使徒行傳14章6節〕6 彼ら
悟りてルカオニヤの
町なるルステラ、デルベ
及びその
邊の
地にのがれ、
〔使徒行傳20章19節〕19 即ち
謙󠄃遜の
限をつくし、
淚を
流し、ユダヤ
人の
計略によりて
迫󠄃り
來し
艱難に
耐へて
主につかへ、
〔使徒行傳23章12節〕12 夜明になりてユダヤ
人、
徒黨を
組み、
盟約を
立てて、パウロを
殺すまでは
飮食󠄃せじと
言ふ。~
(14) 彼らは
祭司長・
長老らに
徃きて
言ふ『われらパウロを
殺すまでは
何をも
味ふまじと
堅く
盟約を
立てたり。 〔使徒行傳23章14節〕
〔使徒行傳25章3節〕3 フェストの
好意󠄃にて
彼をエルサレムに
召出されんことを
願ふ。
斯して
道󠄃に
待伏し、
之を
殺さんと
思へるなり。
〔コリント後書11章26節〕26 しばしば
旅行して
河の
難、
盜賊の
難、
同族の
難、
異邦人の
難、
市中の
難、
荒野の
難、
海上の
難、
僞兄弟の
難にあひ、
〔コリント後書11章32節〕32 ダマスコにてアレタ
王の
下にある
總督われを
捕へんとてダマスコ
人の
町を
守りたれば、
ここに千卒長、若者に『これらの事を我に訴へたりと誰にも語るな』と命じて歸せり。
So the chief captain then let the young man depart, and charged him, See thou tell no man that thou hast shewed these things to me.
(Whole verse)
〔ヨシュア記2章14節〕14 二人のものこれに
言けるは
汝ら
若しわれらの
此事を
洩すことなくば
我らの
生命汝らに
代りて
死ん
又󠄂ヱホバわれらに
此地を
與へたまふ
時には
我らなんぢに
恩を
施し
眞實を
盡さん
〔マルコ傳1章44節〕44 『つつしみて
誰にも
語るな、
唯ゆきて
己を
祭司に
見せ、モーセが
命じたる
物を
汝の
潔󠄄のために
獻げて、
人々に
證せよ』
さて百卒長を兩三人よびて言ふ『今夜、九時ごろカイザリヤに向けて徃くために、兵卒二百、騎兵七十、槍をとる者二百を整へよ』
And he called unto him two centurions, saying, Make ready two hundred soldiers to go to Caesarea, and horsemen threescore and ten, and spearmen two hundred, at the third hour of the night;
at
〔マタイ傳14章25節〕25 夜明の
四時ごろ、イエス
海の
上を
步みて、
彼らに
到り
給ひしに、
〔ルカ傳12章38節〕38 主人、
夜の
半󠄃ごろ
若くは
夜の
明くる
頃に
來るとも、
斯の
如くなるを
見らるる
僕どもは
幸福なり。
two centurions
〔使徒行傳23章17節〕17 パウロ
百卒長の
一人を
呼びて
言ふ『この
若者を
千卒長につれ
徃け、
吿ぐる
事あり』
また畜を備へ、パウロを乘せて安全󠄃に總督ペリクスの許に護送󠄃することを命じ、
And provide them beasts, that they may set Paul on, and bring him safe unto Felix the governor.
Felix
〔使徒行傳23章26節〕26 『クラウデオ・ルシヤ
謹みて
總督ペリクス
閣下の
平󠄃安を
祈る。
〔使徒行傳23章33節〕33 騎兵はカイザリヤに
入り、
總督に
書をわたし、パウロを
其の
前󠄃に
立たしむ。~
(35) 『
汝を
訴ふる
者の
來らんとき、
尙つまびらかに
汝のことを
聽かん』と
言ひ、かつ
命じて、ヘロデでの
官邸に
之を
守らしめたり。 〔使徒行傳23章35節〕
〔使徒行傳24章3節〕3 なんぢの
先見によりて
此の
國人のために
時に
隨ひ
處に
隨ひて、
惡しき
事の
改められたるを
感謝して
罷まず。
〔使徒行傳24章10節〕10 總督、
首にて
示しパウロに
言はしめたれば、
答ふ 『なんぢが
年久しく、この
國人の
審判󠄄人たることを
我は
知るゆゑに、
喜びて
我が
辯明をなさん。
〔使徒行傳24章22節〕22 ペリクスこの
道󠄃のことを
詳しく
知りたれば、
審判󠄄を
延して
言ふ『
千卒長ルシヤの
下るを
待ちて
汝らの
事を
定むべし』~
(27) 二年を
經てポルシオ・フェスト、ペリクスの
任に
代りしが、ペリクス、ユダヤ
人の
意󠄃を
迎󠄃へんとして、パウロを
繋ぎたるままに
差措けり。 〔使徒行傳24章27節〕
〔使徒行傳25章14節〕14 多くの
日留りゐたれば、フェスト、パウロのことを
王に
吿げて
言ふ『ここにペリクスが
囚人として
遺󠄃しおきたる
一人の
人あり、
beast
〔ネヘミヤ記2章12節〕12 夜中に
起󠄃いでたり
數人の
者われに
伴󠄃なふ
我はわが
神がヱルサレムのために
爲せんとて
我心に
入たまひし
所󠄃の
事を
何人にも
吿しらせず
亦我が
乘る一
匹の
畜の
外には
畜を
引つれざりき
〔エステル書8章12節〕12 アハシユエロス
王の
諸州において十二
月すなはちアダルの
月の十三
日一
日の
內かくのごとくするを
許さる
〔ルカ傳10章34節〕34 近󠄃寄りて
油と
葡萄酒とを
注ぎ
傷を
包みて
己が
畜にのせ、
旅舍に
連れゆきて
介抱し、
beasts
〔ネヘミヤ記2章12節〕12 夜中に
起󠄃いでたり
數人の
者われに
伴󠄃なふ
我はわが
神がヱルサレムのために
爲せんとて
我心に
入たまひし
所󠄃の
事を
何人にも
吿しらせず
亦我が
乘る一
匹の
畜の
外には
畜を
引つれざりき
〔エステル書8章12節〕12 アハシユエロス
王の
諸州において十二
月すなはちアダルの
月の十三
日一
日の
內かくのごとくするを
許さる
〔ルカ傳10章34節〕34 近󠄃寄りて
油と
葡萄酒とを
注ぎ
傷を
包みて
己が
畜にのせ、
旅舍に
連れゆきて
介抱し、
the governor
〔ルカ傳3章1節〕1 テベリオ・カイザル
在位の
十五年ポンテオ・ピラトは、ユダヤの
總督、ヘロデはガリラヤ
分󠄃封の
國守、その
兄弟ピリポは、イツリヤ
及びテラコニテの
地の
分󠄃封の
國守、ルサニヤはアビレネ
分󠄃封の
國守たり、
かつ左のごとき書をかき贈る。
And he wrote a letter after this manner:
『クラウデオ・ルシヤ謹みて總督ペリクス閣下の平󠄃安を祈る。
Claudius Lysias unto the most excellent governor Felix sendeth greeting.
greeting
〔使徒行傳15章23節〕23 之に
托したる
書にいふ『
使徒および
長老たる
兄弟ら、アンテオケ、シリヤ、キリキヤに
在る
異邦人の
兄弟たちの
平󠄃安を
祈る。
〔ヤコブ書1章1節〕1 神および
主イエス・キリストの
僕ヤコブ、
散り
居る
十二の
族の
平󠄃安を
祈る。
the most
〔ルカ傳1章3節〕3 我も
凡ての
事を
最初より
詳細に
推し
尋󠄃ねたれば、
〔使徒行傳24章3節〕3 なんぢの
先見によりて
此の
國人のために
時に
隨ひ
處に
隨ひて、
惡しき
事の
改められたるを
感謝して
罷まず。
〔使徒行傳26章25節〕25 パウロ
言ふ『フェスト
閣下よ、
我は
狂氣せず、
宣ぶる
所󠄃は
眞にして
慥なる
言なり。
この人はユダヤ人に捕へられて殺されんとせしを、我そのロマ人なるを聞き、兵卒どもを率󠄃ゐ徃きて救へり。
This man was taken of the Jews, and should have been killed of them: then came I with an army, and rescued him, having understood that he was a Roman.
having
〔使徒行傳22章25節〕25 革鞭をあてんとてパウロを
引き
張りし
時、かれ
傍らに
立つ
百卒長に
言ふ『ロマ
人たる
者を
罪も
定めずして
鞭うつは
可きか』~
(29) 爰に
訊べんとせし
者どもは
直ちに
去り、
千卒長はそのロマ
人なるを
知り、
之を
縛りしことを
懼れたり。
〔使徒行傳22章29節〕
was taken
〔使徒行傳21章31節〕31 彼らパウロを
殺さんと
爲しとき、
軍隊の
千卒長に、エルサレム
中さわぎ
立てりとの
事きこえたれば、~
(33) 千卒長、
近󠄃よりてパウロを
執へ、
命じて
二つの
鏈にて
繋がせ、その
何人なるか、
何事をなしたるかを
尋󠄃ぬるに、 〔使徒行傳21章33節〕
〔使徒行傳23章10節〕10 紛爭いよいよ
激しく
爲りたれば、
千卒長、パウロの
彼らに
引裂れんことを
恐れ、
兵卒どもに
命じて
下りゆかしめ、
彼らの
中より
引取りて
陣營に
連れ
來らしめたり。
〔使徒行傳24章7節〕7 [なし]《[*]》[*異本(七)千卒長ルシヤ來り、我らの手より奪ひ去り、訴ふる者どもに命じて汝に到らしむ」の句あり。]
ユダヤ人の彼を訴ふる理由を知らんと欲して、その議會に引き徃きたるに、
And when I would have known the cause wherefore they accused him, I brought him forth into their council:
(Whole verse)
〔使徒行傳22章30節〕30 明くる
日、
千卒長かれが
何故ユダヤ
人に
訴へられしか、
確なる
事を
知らんと
欲して
彼の
縛を
解き、
命じて
祭司長らと
全󠄃議會とを
呼び
集め、パウロを
曵き
出して
其の
前󠄃に
立たしめたり。
彼らの律法の問題につき訴へられたるにて、死もしくは縛に當る罪の訴訟にあらざるを知りたり。
Whom I perceived to be accused of questions of their law, but to have nothing laid to his charge worthy of death or of bonds.
but
〔使徒行傳25章7節〕7 その
出で
來りし
時、エルサレムより
下りしユダヤ
人ら、これを
取圍みて
樣々の
重き
罪を
言ひ
立てて
訴ふれども
證すること
能はず。
〔使徒行傳25章8節〕8 パウロは
辯明して
言ふ『
我はユダヤ
人の
律法に
對しても
宮に
對してもカイザルに
對しても
罪を
犯したる
事なし』
〔使徒行傳25章11節〕11 若しも
罪を
犯して
死に
當るべき
事をなしたらんには、
死ぬるを
厭はじ。
然れど
此の
人々の
訴ふること
實ならずば、
誰も
我を
彼らに
付すことを
得じ、
我はカイザルに
上訴せん』
〔使徒行傳25章25節〕25 然るに
我はその
死に
當るべき
惡しき
事を
一つだに
犯したるを
認󠄃めねば、
彼の
自ら
皇帝に
上訴せんとする
隨にその
許に
送󠄃らんと
決めたり。
〔使徒行傳26章31節〕31 退󠄃きてのち
相語りて
言ふ『この
人は
死罪または
縲絏に
當るべき
事をなさず』
questions
〔使徒行傳18章15節〕15 もし
言、
名あるひは
汝らの
律法にかかはる
問題ならば、
汝等みづから
理むべし。
我かかる
事の
審判󠄄人となるを
好まず』
〔使徒行傳23章6節〕6 斯てパウロ、その
一部はサドカイ
人、その
一部はパリサイ
人たるを
知りて、
議會のうちに
呼はりて
言ふ『
兄弟たちよ、
我はパリサイ
人にしてパリサイ
人の
子なり、
我は
死人の
甦へることの
希望󠄇につきて
審かるるなり』~
(9) 遂󠄅に
大なる
喧噪となりてパリサイ
人の
中の
學者數人、たちて
爭ひて
言ふ『われら
此の
人に
惡しき
事あるを
見ず、もし
靈または
御使、かれに
語りたるならば
如何』 〔使徒行傳23章9節〕
〔使徒行傳24章5節〕5 我等この
人を
見るに
恰も
疫病のごとくにて、
全󠄃世界のユダヤ
人のあひだに
騷擾をおこし、
且ナザレ
人の
異端の
首にして、
〔使徒行傳24章6節〕6 宮をさへ
瀆さんと
爲たれば
之を
捕へたり。〔六節の後半󠄃及び七節なし〕《[*]》[*異本「我らの律法に循ひて審かんとせしに]
〔使徒行傳24章10節〕10 總督、
首にて
示しパウロに
言はしめたれば、
答ふ 『なんぢが
年久しく、この
國人の
審判󠄄人たることを
我は
知るゆゑに、
喜びて
我が
辯明をなさん。~
(21) 唯われ
彼らの
中に
立ちて「
死人の
甦へる
事につきて
我けふ
汝らの
前󠄃にて
審かる」と
呼はりし
一言の
他には
何もなかるべし』
〔使徒行傳24章21節〕
〔使徒行傳25章19節〕19 ただ
己らの
宗敎、またはイエスと
云ふ
者の
死にたるを
活きたりとパウロが
主張するなどに
關する
問題のみなれば、
〔使徒行傳25章20節〕20 斯る
審理には
我も
當惑せし
故、かの
人に、なんぢエルサレムに
徃き
彼處にて
審かるる
事を
好むかと
問ひしに、
又󠄂この人を害󠄅せんとする謀計ありと我に聞えたれば、われ俄にこれを汝のもとに送󠄃り、これを訴ふる者に、なんぢの前󠄃にて彼を訴へんことを命じたり』
And when it was told me how that the Jews laid wait for the man, I sent straightway to thee, and gave commandment to his accusers also to say before thee what they had against him. Farewell.
Farewell
〔使徒行傳15章29節〕29 即ち
偶像に
獻げたる
物と
血と
絞殺したる
物と
淫行とを
避󠄃くべき
事なり、
汝等これを
愼まば
善し。なんぢら
健かなれ』
〔コリント後書13章11節〕11 終󠄃に
言はん、
兄弟よ、
汝ら
喜べ、
全󠄃くなれ、
慰安を
受けよ、
心を
一つにせよ、
睦み
親しめ、
然らば
愛と
平󠄃和との
神なんぢらと
偕に
在さん。
and gave
〔使徒行傳24章7節〕7 [なし]《[*]》[*異本(七)千卒長ルシヤ來り、我らの手より奪ひ去り、訴ふる者どもに命じて汝に到らしむ」の句あり。]
〔使徒行傳24章8節〕8 汝この
人に
就きて
訊さば
我らの
訴ふる
所󠄃をことごとく
知り
得べし』
〔使徒行傳25章5節〕5 『もし
彼に
不善あらんには、
汝等のうち
然るべき
者ども
我とともに
下りて
訴ふべし』と
言ふ。
〔使徒行傳25章6節〕6 斯て
彼處に
八日十日ばかり
居りてカイザリヤに
下り、
明くる
日、
審判󠄄の
座に
坐し、
命じてパウロを
引出さしむ。
it was
〔使徒行傳23章16節〕16 パウロの
姉妹の
子この
待伏の
事をきき、
徃きて
陣營に
入り、パウロに
吿げたれば、~
(24) また
畜を
備へ、パウロを
乘せて
安全󠄃に
總督ペリクスの
許に
護送󠄃することを
命じ、 〔使徒行傳23章24節〕
爰に兵卒ども命ぜられたる如くパウロを受けとりて、夜中アンテパトリスまで連れてゆき、
Then the soldiers, as it was commanded them, took Paul, and brought him by night to Antipatris.
as
〔ルカ傳7章8節〕8 我みづから
權威の
下に
置かるる
者なるに、
我が
下にまた
兵卒ありて、
此に「
徃け」と
言へば
徃き、
彼に「
來れ」と
言へば
來り、わが
僕に「これを
爲せ」と
言へば
爲すなり』
〔使徒行傳23章23節〕23 さて
百卒長を
兩三人よびて
言ふ『
今夜、
九時ごろカイザリヤに
向けて
徃くために、
兵卒二百、
騎兵七十、
槍をとる
者二百を
整へよ』
〔使徒行傳23章24節〕24 また
畜を
備へ、パウロを
乘せて
安全󠄃に
總督ペリクスの
許に
護送󠄃することを
命じ、
〔テモテ後書2章3節〕3 汝キリスト・イエスのよき
兵卒として
我とともに
苦難を
忍󠄄べ。
〔テモテ後書2章4節〕4 兵卒を
務むる
者は
生活のために
纒はるる
事なし、これ
募れる
者を
喜ばせんと
爲ればなり。
翌󠄃日これを騎兵に委ね、ともに徃かしめて陣營に歸れり。
On the morrow they left the horsemen to go with him, and returned to the castle:
騎兵はカイザリヤに入り、總督に書をわたし、パウロを其の前󠄃に立たしむ。
Who, when they came to Caesarea, and delivered the epistle to the governor, presented Paul also before him.
delivered
〔使徒行傳23章25節〕25 かつ
左のごとき
書をかき
贈る。
~
(30) 又󠄂この
人を
害󠄅せんとする
謀計ありと
我に
聞えたれば、われ
俄にこれを
汝のもとに
送󠄃り、これを
訴ふる
者に、なんぢの
前󠄃にて
彼を
訴へんことを
命じたり』
〔使徒行傳23章30節〕
presented
〔使徒行傳28章16節〕16 我らロマに
入りて
後、パウロは
己を
守る
一人の
兵卒とともに
別に
住󠄃むことを
許さる。
總督、書を讀みて、パウロのいづこの國の者なるかを問ひ、そのキリキヤ人なるを知りて、
And when the governor had read the letter, he asked of what province he was. And when he understood that he was of Cilicia;
Cilicia
〔使徒行傳21章39節〕39 パウロ
言ふ『
我はキリキヤなるタルソのユダヤ
人、
鄙しからぬ
市の
市民なり。
請󠄃ふ
民に
語るを
許せ』
he asked
〔エステル書1章1節〕1 アハシユエロスすなはち
印度よりエテオピヤまで
百二十七
州を
治めたるアハシユエロスの
世
〔エステル書8章9節〕9 ここをもてその
時また
王の
書記官を
召あつむ
是三
月すなはちシワンの
月の二十三
日なりきしかして
印度よりエテオピアまでの
百二十七
州のユダヤ
人州牧諸州の
方伯牧伯等にモルデカイが
命ぜんとするところを
盡く
書しるさしむ
即ちもろもろの
州におくるものはその
文字をもちひ
諸の
民におくるものはその
言語をもちひて
書おくりユダヤ
人におくるものはその
文字と
言語をもちふ
〔ダニエル書2章49節〕49 王またダニエルの
願によりてシヤデラクとメシヤクとアベデネゴを
擧てバビロン
州の
事務をつかさどらしめたりダニエルは
王の
宮にをる
〔ダニエル書6章1節〕1 ダリヨスはその
國に
百二十
人の
牧伯を
立ることを
善とし
即ちこれを
立て
全󠄃國を
治理しめ
〔使徒行傳25章1節〕1 フェスト
任國にいたりて
三日の
後、カイザリヤよりエルサレムに
上りたれば、
『汝を訴ふる者の來らんとき、尙つまびらかに汝のことを聽かん』と言ひ、かつ命じて、ヘロデでの官邸に之を守らしめたり。
I will hear thee, said he, when thine accusers are also come. And he commanded him to be kept in Herod's judgment hall.
in
〔マタイ傳2章1節〕1 イエスはヘロデ
王の
時、ユダヤのベツレヘムに
生れ
給ひしが、
視よ、
東の
博士たちエルサレムに
來りて
言ふ、
〔マタイ傳2章16節〕16 爰にヘロデ、
博士たちに
賺されたりと
悟りて、
甚だしく
憤ほり、
人を
遣󠄃し、
博士たちに
由りて
詳細にせし
時を
計り、ベツレヘム
及び
凡てその
邊の
地方なる
二歳以下の
男の
兒をことごとく
殺せり。
judgment
〔マタイ傳27章27節〕27 ここに
總督の
兵卒ども、イエスを
官邸につれゆき、
全󠄃隊を
御許に
集め、
〔ヨハネ傳18章28節〕28 斯て
人々イエスをカヤパの
許より
官邸にひきゆく、
時は
夜明なり。
彼ら
過󠄃越の
食󠄃をなさんために、
汚穢を
受けじとて
己らは
官邸に
入らず。
when
〔使徒行傳23章30節〕30 又󠄂この
人を
害󠄅せんとする
謀計ありと
我に
聞えたれば、われ
俄にこれを
汝のもとに
送󠄃り、これを
訴ふる
者に、なんぢの
前󠄃にて
彼を
訴へんことを
命じたり』
〔使徒行傳24章1節〕1 五日ののち
大祭司アナニヤ
數人の
長老およびテルトロと
云ふ
辯護士とともに
下りて、パウロを
總督に
訴ふ。
〔使徒行傳24章10節〕10 總督、
首にて
示しパウロに
言はしめたれば、
答ふ 『なんぢが
年久しく、この
國人の
審判󠄄人たることを
我は
知るゆゑに、
喜びて
我が
辯明をなさん。
〔使徒行傳24章22節〕22 ペリクスこの
道󠄃のことを
詳しく
知りたれば、
審判󠄄を
延して
言ふ『
千卒長ルシヤの
下るを
待ちて
汝らの
事を
定むべし』
〔使徒行傳24章24節〕24 數日の
後ペリクス、その
妻なるユダヤ
人の
女ドルシラとともに
來り、パウロを
呼びよせてキリスト・イエスに
對する
信仰のことを
聽き、~
(27) 二年を
經てポルシオ・フェスト、ペリクスの
任に
代りしが、ペリクス、ユダヤ
人の
意󠄃を
迎󠄃へんとして、パウロを
繋ぎたるままに
差措けり。 〔使徒行傳24章27節〕
〔使徒行傳25章16節〕16 我は
答へて、
訴へらるる
者の
未だ
訴ふる
者の
面前󠄃にて
辯明する
機を
與へられぬ
前󠄃に
付すは、ロマ
人の
慣例にあらぬ
事を
吿げたり。