イエス此處をたちて、ユダヤの地方およびヨルダンの彼方に來り給ひしに、群衆またも御許に集ひたれば、常のごとく敎へ給ふ。
And he arose from thence, and cometh into the coasts of Judaea by the farther side of Jordan: and the people resort unto him again; and, as he was wont, he taught them again.
A. M. 4033. A.D. 29. he arose
〔マタイ傳19章1節〕1 イエスこれらの
言を
語り
終󠄃へてガリラヤを
去り、ヨルダンの
彼方なるユダヤの
地方に
來り
給ひしに、~
(12) それ
生れながらの
閹人あり、
人に
爲られたる
閹人あり、また
天國のために
自らなりたる
閹人あり、
之を
受け
容れうる
者は
受け
容るべし』
〔マタイ傳19章12節〕
by
〔ヨハネ傳10章40節〕40 斯てイエス
復ヨルダンの
彼方、ヨハネの
最初にバプテスマを
施したる
處にいたり、
其處にとどまり
給ひしが、
he arose
〔マタイ傳19章1節〕1 イエスこれらの
言を
語り
終󠄃へてガリラヤを
去り、ヨルダンの
彼方なるユダヤの
地方に
來り
給ひしに、
he taught
〔傳道之書12章9節〕9 また
傳道󠄃者は
智慧󠄄あるが
故に
恒に
知識を
民に
敎へたり
彼は
心をもちひて
尋󠄃ね
究め
許多の
箴言を
作れり
〔エレミヤ記32章33節〕33 彼ら
背を
我にむけて
面を
我にむけずわれ
彼らををしへ
頻に
敎ふれどもかれらは
敎をきかずしてうけざるなり
〔ヨハネ傳18章20節〕20 イエス
答へ
給ふ『われ
公然に
世に
語れり、
凡てのユダヤ
人の
相集ふ
會堂と
宮とにて
常に
敎へ、
密には
何をも
語りし
事なし。
時にパリサイ人ら來り試みて問ふ『人その妻を出すはよきか』
And the Pharisees came to him, and asked him, Is it lawful for a man to put away his wife? tempting him.
Is it
〔マラキ書2章16節〕16 イスラエルの
神ヱホバいひたまふ われは
離緣を
惡みまた
虐󠄃遇󠄃をもて
其衣を
蔽ふ
人を
惡む
故に
汝ら
誓約にそむきて
妻を
待遇󠄃はざるやう
心につつしむべし
萬軍のヱホバこれをいふ
〔マタイ傳5章31節〕31 また「
妻をいだす
者は
離緣狀を
與ふべし」と
云へることあり。
〔マタイ傳5章32節〕32 されど
我は
汝らに
吿ぐ、
淫行の
故ならで
其の
妻をいだす
者は、これに
姦淫を
行はしむるなり。また
出されたる
女を
娶るものは、
姦淫を
行ふなり。
〔マタイ傳19章3節〕3 パリサイ
人ら
來り、イエスを
試みて
言ふ『
何の
故にかかはらず、
人その
妻を
出すは
可きか』
〔コリント前書7章10節〕10 われ
婚姻したる
者に
命ず(
命ずる
者は
我にあらず
主なり)
妻は
夫と
別るべからず。
〔コリント前書7章11節〕11 もし
別るる
事あらば、
嫁がずして
居るか、
又󠄂は
夫と
和げ。
夫もまた
妻を
去るべからず。
tempting
〔マタイ傳16章1節〕1 パリサイ
人とサドカイ
人と
來りてイエスを
試み、
天よりの
徴を
示さんことを
請󠄃ふ。
〔マルコ傳8章11節〕11 パリサイ
人いで
來りて、イエスと
論じはじめ、
之を
試みて
天よりの
徴をもとむ。
〔ヨハネ傳8章6節〕6 斯く
云へるはイエスを
試みて
訴ふる
種を
得んとてなり。イエス
身を
屈め、
指にて
地に
物書き
給ふ。
〔コリント前書10章9節〕9 また
彼等のうちの
或者に
效ひて
我ら
主を
試むべからず、
主を
試みしもの、
蛇に
亡されたり、
the Pharisees
〔マタイ傳9章34節〕34 然るにパリサイ
人いふ『かれは
惡鬼の
首によりて
惡鬼を
逐󠄃ひ
出すなり』
〔マタイ傳15章12節〕12 爰に
弟子たち
御許に
來りていふ『
御言をききてパリサイ
人の
躓きたるを
知り
給ふか』
〔マタイ傳23章13節〕13 禍害󠄅なるかな、
僞善なる
學者、パリサイ
人よ、なんぢらは
人の
前󠄃に
天國を
閉して、
自ら
入らず、
入らんとする
人の
入るをも
許さぬなり。
〔マルコ傳8章15節〕15 イエス
彼らを
戒めて
言ひたまふ『
愼みてパリサイ
人のパンだねと、ヘロデのパンだねとに
心せよ』
〔ルカ傳5章30節〕30 パリサイ
人および
其の
曹輩の
學者ら、イエスの
弟子たちに
向ひ、
呟きて
言ふ『なにゆゑ
汝らは
取税人・
罪人らと
共に
飮食󠄃するか』
〔ルカ傳6章7節〕7 學者・パリサイ
人ら、イエスを
訴ふる
廉を
見出さんと
思ひて、
安息日に
人を
醫すや
否やを
窺ふ。
〔ルカ傳7章30節〕30 然れどパリサイ
人・
敎法師らは、
其のバプテスマを
受けざりしにより、
各自にかかはる
神の
御旨をこばみたり)
〔ルカ傳11章39節〕39 主これに
言ひたまふ『
今や
汝らパリサイ
人は、
酒杯と
盆󠄃との
外を
潔󠄄くす、
然れど
汝らの
內は
貪慾と
惡とにて
滿つるなり。
〔ルカ傳11章53節〕53 此處より
出で
給へば、
學者・パリサイ
人ら
烈しく
詰め
寄せて
樣々のことを
詰りはじめ、
〔ルカ傳16章14節〕14 爰に
慾深きパリサイ
人等この
凡ての
事を
聞きてイエスを
嘲笑ふ。
〔ヨハネ傳7章32節〕32 イエスにつきて
群衆のかく
囁くことパリサイ
人の
耳に
入りたれば、
祭司長・パリサイ
人ら
彼を
捕へんとて
下役どもを
遣󠄃ししに、
〔ヨハネ傳7章48節〕48 司たち
又󠄂はパリサイ
人のうちに
一人だに
彼を
信ぜし
者ありや、
〔ヨハネ傳11章47節〕47 ここに
祭司長・パリサイ
人ら
議會を
開きて
言ふ『われら
如何に
爲すべきか、
此の
人おほくの
徴を
行ふなり。
〔ヨハネ傳11章57節〕57 祭司長・パリサイ
人らは、イエスを
捕へんとて、その
在處を
知る
者あらば、
吿げ
出づべく
預て
命令したりしなり。
答へて言ひ給ふ『モーセは汝らに何と命ぜしか』
And he answered and said unto them, What did Moses command you?
What
〔イザヤ書8章20節〕20 ただ
律法と
證詞とを
求むべし
彼等のいふところ
此言にかなはずば
晨光あらじ
〔ルカ傳10章25節〕25 視よ、
或る
敎法師、
立ちてイエスを
試みて
言ふ『
師よ、われ
永遠󠄄の
生命を
嗣ぐためには
何をなすべきか』
〔ヨハネ傳5章39節〕39 汝らは
聖󠄄書に
永遠󠄄の
生命ありと
思ひて
之を
査ぶ、されどこの
聖󠄄書は
我につきて
證するものなり。
〔ガラテヤ書4章21節〕21 律法の
下にあらんと
願ふ
者よ、
我にいへ、
汝ら
律法をきかぬか。
彼ら言ふ『モーセは離緣狀を書きて出すことを許せり』
And they said, Moses suffered to write a bill of divorcement, and to put her away.
(Whole verse)
〔申命記24章1節〕1 人妻を
取てこれを
娶れる
後恥べき
所󠄃のこれにあるを
見てこれを
好まずなりたらば
離緣狀を
書てこれが
手に
交しこれをその
家より
出すべし~
(4) 是は
已に
身を
汚玷したるに
因て
之を
出したるその
先の
夫ふたたびこれを
妻にめとるべからず
是ヱホバの
憎みたまふ
事なればなり
汝の
神ヱホバの
汝に
與へて
產業となさしめたまふ
地に
汝罪を
負󠄅すなかれ
〔申命記24章4節〕
〔イザヤ書50章1節〕1 ヱホバかくいひ
給ふ わがなんぢらの
母をさりたる
離書はいづこにありや
我いづれの
債主になんぢらを
賣わたししや
視よなんぢらはその
不義のために
賣られ なんぢらの
母は
汝らの
咎戻のために
去られたり
〔エレミヤ記3章1節〕1 世にいへるあり
人もしその
妻をいださんに
去りゆきてほかの
人の
妻とならば
其夫ふたゝび
彼に
歸るべけんやさすれば
其地はおほいに
汚れざらんや
汝はおほくの
者と
姦淫を
行へりされど
汝われに
皈れよとヱホバいひ
給ふ
〔マタイ傳1章19節〕19 夫ヨセフは
正しき
人にして
之を
公然にするを
好まず、
私に
離緣せんと
思ふ。
〔マタイ傳5章31節〕31 また「
妻をいだす
者は
離緣狀を
與ふべし」と
云へることあり。
〔マタイ傳5章32節〕32 されど
我は
汝らに
吿ぐ、
淫行の
故ならで
其の
妻をいだす
者は、これに
姦淫を
行はしむるなり。また
出されたる
女を
娶るものは、
姦淫を
行ふなり。
〔マタイ傳19章7節〕7 彼らイエスに
言ふ『さらば
何故モーセは
離緣狀を
與へて
出すことを
命じたるか』
イエス言ひ給ふ『汝らの心、無情󠄃によりて、此の誡命を錄ししなり。
And Jesus answered and said unto them, For the hardness of your heart he wrote you this precept.
For
〔申命記9章6節〕6 汝知る
汝の
神ヱホバの
汝に
此美地を
與へて
獲させたまふは
汝の
義きによるに
非ず
汝は
項の
强き
民なればなり
〔申命記31章27節〕27 我なんぢの
悖る
事と
頑梗なるとを
知る
見よ
今日わが
生存へて
汝らとともにある
間すら
汝らはヱホバに
悖れり
况てわが
死たる
後においてをや
〔ネヘミヤ記9章16節〕16 然るに
彼等すなはち
我らの
先祖みづから
傲りその
項を
强くして
汝の
誡命に
聽したがはず
〔ネヘミヤ記9章17節〕17 聽從ふことを
拒み
亦なんぢが
其中にて
行ひたまひし
奇蹟を
憶はず
還󠄃てその
項を
强くし
悖りて
自ら
一人の
首領を
立てその
奴隸たりし
處に
歸らんとせり
然りと
雖も
汝は
罪を
赦す
神にして
恩惠あり
憐憫あり
怒ること
遲く
慈悲厚くましまして
彼らを
棄たまはざりき
〔ネヘミヤ記9章26節〕26 尙も
悖りて
汝に
叛き
汝の
律法を
後に
抛擲ち
己を
戒しめて
汝に
歸らせんとしたる
預言者等を
殺し
大に
震怒を
惹おこす
事を
行なへり
〔マタイ傳19章8節〕8 彼らに
言ひ
給ふ『モーセは
汝の
心、
無情󠄃によりて
妻を
出すことを
許したり。されど
元始より
然にはあらぬなり。
〔使徒行傳7章51節〕51 項强くして
心と
耳とに
割󠄅禮なき
者よ、
汝らは
常に
聖󠄄靈に
逆󠄃ふ、その
先祖たちの
如く
汝らも
然り。
〔ヘブル書3章7節〕7 この
故に
聖󠄄靈の
言ひ
給ふごとく 『
今日なんぢら
神の
聲を
聞かば、~
(10) この
故に
我この
代の
人を
憤ほりて
云へり、「
彼らは
常に
心迷󠄃ひ、 わが
途󠄃を
知らざりき」と。 〔ヘブル書3章10節〕
然れど開闢の初より「人を男と女とに造󠄃り給へり」
But from the beginning of the creation God made them male and female.
God
〔創世記1章27節〕27 神其像の
如くに
人を
創造󠄃たまへり
即ち
神の
像の
如くに
之を
創造󠄃之を
男と
女に
創造󠄃たまへり
〔創世記2章20節〕20 アダム
諸の
家畜と
天空󠄃の
鳥と
野の
諸の
獸に
名を
與へたり
然どアダムには
之に
適󠄄ふ
助者みえざりき~
(23) アダム
言けるは
此こそわが
骨の
骨わが
肉の
肉なれ
此は
男より
取たる
者なれば
之を
女と
名くべしと 〔創世記2章23節〕
〔創世記5章2節〕2 彼等を
男女に
造󠄃りたまへり
彼等の
創造󠄃られし
日に
神彼等を
祝してかれらの
名をアダムと
名けたまへり
〔マラキ書2章14節〕14 汝らはなほ
何故ぞやと
言ふ そは
是はヱホバ
汝となんぢの
若き
時の
妻の
間にいりて
證をなしたまへばなり
彼はなんぢの
伴󠄃侶汝が
契󠄅約をなせし
妻なるに
汝誓約に
背きてこれを
棄つ~
(16) イスラエルの
神ヱホバいひたまふ われは
離緣を
惡みまた
虐󠄃遇󠄃をもて
其衣を
蔽ふ
人を
惡む
故に
汝ら
誓約にそむきて
妻を
待遇󠄃はざるやう
心につつしむべし
萬軍のヱホバこれをいふ
〔マラキ書2章16節〕
the beginning
〔ペテロ後書3章4節〕4 かつ
言はん『
主の
來りたまふ
約束は
何處にありや、
先祖たちの
眠りしのち
萬のもの
開闢の
初と
等しくして
變らざるなり』と。
「斯る故に人はその父󠄃母を離れて、
For this cause shall a man leave his father and mother, and cleave to his wife;
(Whole verse)
〔創世記2章24節〕24 是故に
人は
其父󠄃母を
離れて
其妻に
好合ひ
二人一體となるべし
〔マタイ傳19章5節〕5 「
斯る
故に
人は
父󠄃母を
離れ、その
妻に
合ひて、
二人のもの
一體となるべし」と
言ひ
給ひしを
未だ
讀まぬか。
〔マタイ傳19章6節〕6 然れば、はや
二人にはあらず、
一體なり。この
故に
神の
合せ
給ひし
者は
人これを
離すべからず』
〔エペソ書5章31節〕31 『この
故に
人は
父󠄃母を
離れ、その
妻に
合ひて
二人のもの
一體となるべし』
二人のもの一體となるべし」然ればはや二人にはあらず、一體なり。
And they twain shall be one flesh: so then they are no more twain, but one flesh.
one flesh
〔コリント前書6章16節〕16 遊󠄃女につく
者は
彼と
一つ
體となることを
知らぬか『
二人のもの
一體となるべし』と
言ひ
給へり。
〔エペソ書5章28節〕28 斯のごとく
夫はその
妻を
己の
體のごとく
愛すべし。
妻を
愛するは
己を
愛するなり。
この故に神の合せ給ふものは、人これを離すべからず』
What therefore God hath joined together, let not man put asunder.
(Whole verse)
〔歴代志略上7章10節〕10 またヱデアエルの
子はビルハン、ビルハンの
子等はヱウシ、ベニヤミン、エホデ、ケナアナ、ゼタン、タルシシ、アビシヤハル~
(13) ナフタリの
子等はヤジエル、グニ、ヱゼル、シヤルム
是みなビルハの
產る
子なり
〔歴代志略上7章13節〕
〔ロマ書7章1節〕1 兄弟よ、なんぢら
知らぬか、(われ
律法を
知る
者に
語る)
律法は
人の
生ける
間のみ、
之に
主たるなり。~
(3) 然れば
夫の
生ける
中に
他の
人に
適󠄄かば
淫婦󠄃と
稱へらるれど、
夫死なば、その
律法より
解放さるる
故に
他の
人に
適󠄄くとも
淫婦󠄃とはならぬなり。 〔ロマ書7章3節〕
家に入りて弟子たち復この事を問ふ。
And in the house his disciples asked him again of the same matter.
(Whole verse)
〔マルコ傳4章10節〕10 イエス
人々を
離れ
居給ふとき、
御許にをる
者ども、
十二弟子とともに、
此等の
譬を
問ふ。
〔マルコ傳9章28節〕28 イエス
家に
入り
給ひしとき、
弟子たち
竊に
問ふ『
我等いかなれば
逐󠄃ひ
出し
得ざりしか』
〔マルコ傳9章33節〕33 斯てカペナウムに
到る。イエス
家に
入りて、
弟子たちに
問ひ
給ふ『なんぢら
途󠄃すがら
何を
論ぜしか』
イエス言ひ給ふ『おほよそ其の妻を出して、他に娶る者は、その妻に對して姦淫を行ふなり。
And he saith unto them, Whosoever shall put away his wife, and marry another, committeth adultery against her.
Whosoever
〔マタイ傳5章31節〕31 また「
妻をいだす
者は
離緣狀を
與ふべし」と
云へることあり。
〔マタイ傳5章32節〕32 されど
我は
汝らに
吿ぐ、
淫行の
故ならで
其の
妻をいだす
者は、これに
姦淫を
行はしむるなり。また
出されたる
女を
娶るものは、
姦淫を
行ふなり。
〔マタイ傳19章9節〕9 われ
汝らに
吿ぐ、《[*]》おほよそ
淫行の
故ならで
其の
妻をいだし、
他に
娶る
者は
姦淫を
行ふなり』[*異本に五章三二と同一の句あり。]
〔ルカ傳16章18節〕18 凡てその
妻を
出して、
他に
娶る
者は、
姦淫を
行ふなり。また
夫より
出されたる
女を
娶る
者も
姦淫を
行ふなり。
〔ロマ書7章3節〕3 然れば
夫の
生ける
中に
他の
人に
適󠄄かば
淫婦󠄃と
稱へらるれど、
夫死なば、その
律法より
解放さるる
故に
他の
人に
適󠄄くとも
淫婦󠄃とはならぬなり。
〔コリント前書7章4節〕4 妻は
己が
身を
支配する
權をもたず、
之を
持つ
者は
夫なり。
斯のごとく
夫も
己が
身を
支配する
權を
有たず、
之を
有つ
者は
妻なり。
〔コリント前書7章10節〕10 われ
婚姻したる
者に
命ず(
命ずる
者は
我にあらず
主なり)
妻は
夫と
別るべからず。
〔コリント前書7章11節〕11 もし
別るる
事あらば、
嫁がずして
居るか、
又󠄂は
夫と
和げ。
夫もまた
妻を
去るべからず。
〔ヘブル書13章4節〕4 凡ての
人、
婚姻のことを
貴べ、また
寢床を
汚すな。
神は
淫行のもの、
姦淫の
者を
審き
給ふべければなり。
また妻もし其の夫を棄てて他に嫁がば、姦淫を行ふなり』
And if a woman shall put away her husband, and be married to another, she committeth adultery.
イエスの觸り給はんことを望󠄇みて、人々幼兒らを連れ來りしに、弟子たち禁めたれば、
And they brought young children to him, that he should touch them: and his disciples rebuked those that brought them.
disciples
〔出エジプト記10章9節〕9 モーセいひけるは
我等は
幼者をも
老者をも
子息をも
息女をも
挈へて
徃き
羊をも
牛をもたづさへて
徃くべし
其は
我らヱホバの
祭禮をなさんとすればなり~
(11) そは
宜からず
汝ら
男子のみ
徃てヱホバに
事よ
是なんぢらが
求むるところなりと
彼等つひにパロの
前󠄃より
逐󠄃いださる
〔出エジプト記10章11節〕
〔申命記31章12節〕12 即ち
男女子等および
汝の
門の
內なる
他國の
人など
一切の
民を
集め
彼らをしてこれを
聽かつ
學ばしむべし
然すれば
彼等汝らの
神ヱホバを
畏れてこの
律法の
言を
守り
行はん
〔申命記31章13節〕13 また
彼らの
子等のこれを
知ざる
者も
之を
聞て
汝らの
神ヱホバを
畏るることを
學ばん
汝らそのヨルダンを
濟りゆきて
獲ところの
地に
存ふる
日の
間つねに
斯すべし
〔ヨエル書2章16節〕16 民を
集めその
會を
潔󠄄くし
老たる
人をあつめ
孩童と
乳󠄃哺子を
集め
新郎をその
室より
呼いだし
新婦󠄃をその
密室より
呼いだせ
〔マルコ傳9章38節〕38 ヨハネ
言ふ『
師よ、
我らに
從はぬ
者の、
御名によりて
惡鬼を
逐󠄃ひ
出すを
見しが、
我らに
從はぬ
故に、
之を
止めたり』
〔マルコ傳10章48節〕48 多くの
人かれを
禁めて
默さしめんとしたれど、
增々叫びて『ダビデの
子よ、
我を
憫みたまへ』と
言ふ。
they
〔マタイ傳19章13節〕13 爰に
人々イエスの
手をおきて
祈り
給はんことを
望󠄇みて、
幼兒らを
連れ
來りしに、
弟子たち
禁めたれば、~
(15) 斯て
手を
彼らの
上におきて
此處を
去り
給へり。
〔マタイ傳19章15節〕
〔ルカ傳18章15節〕15 イエスの
觸り
給はんことを
望󠄇みて、
人々嬰兒らを
連れ
來りしに、
弟子たち
之を
見て
禁めたれば、
〔ルカ傳18章16節〕16 イエス
幼兒らを
呼びよせて
言ひたまふ『
幼兒らの
我に
來るを
許して
止むな、
神の
國は
斯のごとき
者の
國なり。
イエス之を見、いきどほりて言ひたまふ『幼兒らの我に來るを許せ、止むな、神の國は斯のごとき者の國なり。
But when Jesus saw it, he was much displeased, and said unto them, Suffer the little children to come unto me, and forbid them not: for of such is the kingdom of God.
Suffer
〔創世記17章7節〕7 我わが
契約を
我と
汝および
汝の
後の
世々の
子孫との
間に
立て
永久の
契約となし
汝および
汝の
後の
子孫の
神となるべし
〔創世記17章10節〕10 汝等の
中の
男子は
咸割󠄅禮を
受べし
是は
我と
汝等および
汝の
後の
子孫の
間の
我が
契約にして
汝等の
守るべき
者なり~
(14) 割󠄅禮を
受ざる
男兒即ち
其陽の
皮を
割󠄅ざる
者は
我契約を
破るによりて
其人其民の
中より
絕るべし
〔創世記17章14節〕
〔民數紀略14章31節〕31 汝等が
掠められんと
言たりし
汝等の
子女等を
我導󠄃きて
入ん
彼等は
汝らが
顧󠄃みざるところの
地を
知に
至るべし
〔申命記4章37節〕37 ヱホバ
汝の
先祖等を
愛したまひしが
故にその
後の
子孫を
選󠄄び
大なる
能力をもて
親ら
汝をエジプトより
導󠄃き
出したまひ
〔申命記29章11節〕11 汝らの
小き
者等汝らの
妻ならびに
汝らの
營の
中にをる
客旅など
凡て
汝のために
薪を
割󠄅る
者より
水を
汲む
者にいたるまで
皆ヱホバの
前󠄃に
立て
〔申命記29章12節〕12 汝の
神ヱホバの
契󠄅約に
入んとし
又󠄂汝の
神ヱホバの
汝にむかひて
今日なしたまふところの
誓に
入んとす
〔サムエル前書1章11節〕11 誓をなしていひけるは
萬軍のヱホバよ
若し
誠に
婢の
惱をかへりみ
我を
憶ひ
婢を
忘れずして
婢に
男子をあたへたまはば
我これを
一生のあひだヱホバにささげ
剃髮刀を
其首にあつまじ
〔サムエル前書1章22節〕22 然どもハンナは
上らず
其夫にいひけるは
我はこの
子の
乳󠄃ばなれするに
及びてのち
之をたづさへゆきヱホバのまへにあらはれしめ
恒にかしこに
居らしめん
〔サムエル前書1章28節〕28 此故にわれまたこれをヱホバにささげん
其一生のあひだ
之をヱホバにささぐ
斯てかしこにてヱホバををがめり
〔詩篇78章4節〕4 われら
之をその
子孫にかくさずヱホバのもろもろの
頌美と
能力とそのなしたまへる
奇しき
事跡とをきたらんとする
世につげん
〔詩篇115章14節〕14 願くはヱホバなんぢらを
增加へ なんぢらとなんぢらの
子孫とをましくはへ
給はんことを
〔イザヤ書65章23節〕23 かれらの
勤勞はむなしからず その
生ところの
者はわざはひにかからず
彼等はヱホバの
福祉をたまひしものの
裔にしてその
子輩もあひ
共にをる
可ればなり
〔エレミヤ記32章39節〕39 われ
彼らに
一の
心と
一の
途󠄃をあたへて
常に
我を
畏れしめんこは
彼らと
其子孫とに
福をえせしめん
爲なり
〔エレミヤ記32章40節〕40 われ
彼らを
棄ずして
恩を
施すべしといふ
永遠󠄄の
契󠄅約をかれらにたて
我を
畏るるの
畏をかれらの
心におきて
我を
離れざらしめん
〔ルカ傳18章15節〕15 イエスの
觸り
給はんことを
望󠄇みて、
人々嬰兒らを
連れ
來りしに、
弟子たち
之を
見て
禁めたれば、
〔ルカ傳18章16節〕16 イエス
幼兒らを
呼びよせて
言ひたまふ『
幼兒らの
我に
來るを
許して
止むな、
神の
國は
斯のごとき
者の
國なり。
〔使徒行傳2章39節〕39 この
約束は
汝らと
汝らの
子らと
凡ての
遠󠄄き
者、
即ち
主なる
我らの
神の
召し
給ふ
者とに
屬くなり』
〔使徒行傳3章25節〕25 汝らは
預言者たちの
子孫なり、
又󠄂なんぢらの
先祖たちに
神の
立て
給ひし
契約の
子孫なり、
即ち
神アブラハムに
吿げ
給はく「なんぢの
裔によりて
地の
諸族はみな
祝福せらるべし」
〔ロマ書11章16節〕16 もし
初穗の
粉潔󠄄くば、パンの
團塊も
潔󠄄く、
樹の
根潔󠄄くば、その
枝も
潔󠄄からん。
〔ロマ書11章28節〕28 福音󠄃につきて
云へば、
汝等のために
彼らは
敵とせられ、
選󠄄につきて
云へば、
先祖たちの
爲に
彼らは
愛せらるるなり。
〔コリント前書7章14節〕14 そは
不信者なる
夫は
妻によりて
潔󠄄くなり、
不信者なる
妻は
夫によりて
潔󠄄くなりたればなり。
然なくば
汝らの
子供は
潔󠄄からず、されど
今は
潔󠄄き
者なり。
〔テモテ後書1章5節〕5 是なんぢに
在る
虛僞なき
信仰をおもひ
出すに
因りてなり。その
信仰の
曩に
汝の
祖母ロイス
及び
母ユニケに
宿りしごとく、
汝にも
然るを
確信す。
〔テモテ後書3章15節〕15 また
幼き
時より
聖󠄄なる
書を
識りし
事を
知ればなり。この
書はキリスト・イエスを
信ずる
信仰によりて
救に
至らしむる
知慧󠄄を
汝に
與へ
得るなり。
for
〔詩篇131章1節〕1 ヱホバよわが
心おごらずわが
目たかぶらず われは
大なることと
我におよばぬ
奇しき
事とをつとめざりき
〔詩篇131章2節〕2 われはわが
靈魂をもださしめまた
安からしめたり
乳󠄃をたちし
嬰兒のその
母にたよるごとく
我がたましひは
乳󠄃をたちし
嬰兒のごとくわれに
恃れり
〔マタイ傳18章4節〕4 されば
誰にても
此の
幼兒のごとく
己を
卑うする
者は、これ
天國にて
大なる
者なり。
〔マタイ傳18章10節〕10 汝ら
愼みて
此の
小き
者の
一人をも
侮るな。
我なんぢらに
吿ぐ、
彼らの
御使たちは
天にありて、
天にいます
我が
父󠄃の
御顏を
常に
見るなり。
〔マタイ傳19章14節〕14 イエス
言ひたまふ『
幼兒らを
許せ、
我に
來るを
止むな、
天國は
斯のごとき
者の
國なり』
〔コリント前書14章20節〕20 兄弟よ、
智慧󠄄に
於ては
子供となるな、
惡に
於ては
幼兒となり、
智慧󠄄に
於ては
成人となれ。
〔ペテロ前書2章2節〕2 いま
生れし
嬰兒のごとく
靈の
眞の
乳󠄃を
慕へ、
之により
育ちて
救に
至らん
爲なり。
he was
〔マルコ傳3章5節〕5 イエスその
心の
頑固なるを
憂ひて、
怒り
見囘して、
手なえたる
人に『
手を
伸べよ』と
言ひ
給ふ。かれ
手を
伸べたれば
癒󠄄ゆ。
〔マルコ傳8章33節〕33 イエス
振反りて
弟子たちを
見、ペテロを
戒めて
言ひ
給ふ『サタンよ、わが
後に
退󠄃け、
汝は
神のことを
思はず、
反つて
人のことを
思ふ』
〔ルカ傳9章54節〕54 弟子のヤコブ、ヨハネ、これを
見て
言ふ『
主よ、
我らが《[*]》
天より
火を
呼び
下して
彼らを
滅すことを
欲し
給ふか』[*諸異本「エリヤの爲しし如く」の句あり。]~
(56) 遂󠄅に
相共に
他の
村に
徃きたまふ。
〔ルカ傳9章56節〕
〔エペソ書4章26節〕26 汝ら
怒るとも
罪を
犯すな、
憤恚を
日の
入るまで
續くな。
誠に汝らに吿ぐ、凡そ幼兒の如くに神の國をうくる者ならずば、之に入ること能はず』
Verily I say unto you, Whosoever shall not receive the kingdom of God as a little child, he shall not enter therein.
(Whole verse)
〔マタイ傳18章3節〕3 『まことに
汝らに
吿ぐ、もし
汝ら
飜へりて
幼兒の
如くならずば、
天國に
入るを
得じ。
〔ルカ傳18章17節〕17 われ
誠に
汝らに
吿ぐ、おほよそ
幼兒のごとくに、
神の
國をうくる
者ならずば、
之に
入ることは
能はず』
〔ヨハネ傳3章3節〕3 イエス
答へて
言ひ
給ふ『まことに
誠に
汝に
吿ぐ、
人《[*]》あらたに
生れずば、
神の
國を
見ること
能はず』[*或は「上より」と譯す。]~
(6) 肉によりて
生るる
者は
肉なり、
靈によりて
生るる
者は
靈なり。 〔ヨハネ傳3章6節〕
斯て幼兒を抱き、手をその上におきて祝し給へり。
And he took them up in his arms, put his hands upon them, and blessed them.
(Whole verse)
〔創世記48章14節〕14 イスラエル
右の
手をのべて
季子エフライムの
頭に
按き
左の
手をのべてマナセの
頭におけりマナセは
長子なれども
故にかくその
手をおけるなり~
(16) 我をして
諸の
災禍を
贖はしめたまひし
天使ねがはくは
是童子等を
祝たまへねがはくは
是等の
者わが
名とわが
父󠄃アブラハム、イサクの
名をもて
稱られんことをねがはくは
是等地の
中に
繁殖がるにいたれ 〔創世記48章16節〕
〔申命記28章3節〕3 汝は
邑の
內にても
福祉を
得田野にても
福祉を
得ん
〔イザヤ書40章11節〕11 主は
牧者のごとくその
群をやしなひ その
臂にて
小羊をいだき
之をその
懷中にいれてたづさへ
乳󠄃をふくまする
者をやはらかに
導󠄃きたまはん
〔ルカ傳2章28節〕28 シメオン、イエスを
取りいだき、
神を
讃めて
言ふ、~
(34) シメオン
彼らを
祝して
母マリヤに
言ふ『
視よ、この
幼兒は、イスラエルの
多くの
人の
或は
倒れ、
或は
起󠄃たん
爲に、また
言ひ
逆󠄃ひを
受くる
徴のために
置かる。 〔ルカ傳2章34節〕
〔ルカ傳24章50節〕50 遂󠄅にイエス
彼らをベタニヤに
連れゆき、
手を
擧げて
之を
祝したまふ。
〔ルカ傳24章51節〕51 祝する
間に、
彼らを
離れ《[*]》〔
天に
擧げられ〕
給ふ。[*異本この句を缺く。]
〔ヨハネ傳21章15節〕15 斯て
食󠄃したる
後、イエス、シモン・ペテロに
言ひ
給ふ『ヨハネの
子シモンよ、
汝この
者どもに
勝󠄃りて
我を《[*]》
愛するか』ペテロいふ『
主よ、
然り、わが
汝を《[△]》
愛する
事は、なんぢ
知り
給ふ』イエス
言ひ
給ふ『わが
羔羊を
養󠄄へ』[*と△と原語を異にす。]~
(17) 三度いひ
給ふ『ヨハネの
子シモンよ、
我を《[△]》
愛するか』ペテロ
三度『われを《[△]》
愛するか』と
言ひ
給ふを
憂ひて
言ふ『
主よ、
知りたまはぬ
處なし、わが
汝を《[△]》
愛する
事は、なんぢ
識りたまふ』イエス
言ひ
給ふ『わが
羊をやしなへ。[*と△と原語を異にす。] 〔ヨハネ傳21章17節〕
イエス途󠄃に出で給ひしに、一人はしり來り跪づきて問ふ『善き師よ、永遠󠄄の生命を嗣ぐためには、我なにを爲すべきか』
And when he was gone forth into the way, there came one running, and kneeled to him, and asked him, Good Master, what shall I do that I may inherit eternal life?
Good
〔マルコ傳12章14節〕14 その
者ども
來りて
言ふ『
師よ、
我らは
知る、
汝は
眞にして、
誰をも
憚りたまふ
事なし、
人の
外貌を
見ず、
眞をもて
神の
道󠄃を
敎へ
給へばなり。
我ら
貢をカイザルに
納󠄃むるは、
宜きか、
惡しきか、
納󠄃めんか、
納󠄃めざらんか』
〔ヨハネ傳3章2節〕2 夜イエスの
許に
來りて
言ふ『ラビ、
我らは
汝の
神より
來る
師なるを
知る。
神もし
偕に
在さずば、
汝が
行ふこれらの
徴は
誰もなし
能はぬなり』
eternal
〔ヨハネ傳5章39節〕39 汝らは
聖󠄄書に
永遠󠄄の
生命ありと
思ひて
之を
査ぶ、されどこの
聖󠄄書は
我につきて
證するものなり。
〔ヨハネ傳6章27節〕27 朽つる
糧のためならで
永遠󠄄の
生命にまで
至る
糧のために
働け。これは
人の
子の
汝らに
與へんと
爲るものなり、
父󠄃なる
神は
印して
彼を
證し
給ひたるに
因る』
〔ヨハネ傳6章40節〕40 わが
父󠄃の
御意󠄃は、すべて
子を
見て
信ずる
者の
永遠󠄄の
生命を《[*]》
得る
是なり。われ
終󠄃の
日にこれを
甦へらすべし』[*或は「得る事と、終󠄃の日に我が之を甦へらする事と是なり」と譯す。]
〔ロマ書2章7節〕7 耐忍󠄄びて
善をおこない
光榮と
尊󠄅貴と
朽ちざる
事とを
求むる
者には
永遠󠄄の
生命をもて
報い、
〔ロマ書6章23節〕23 それ
罪の
拂ふ
價は
死なり、
然れど
神の
賜物は
我らの
主キリスト・イエスにありて
受くる
永遠󠄄の
生命なり。
kneeled
〔ダニエル書6章10節〕10 茲にダニエルはその
詔書を
認󠄃めたることを
知りて
家にかへりけるがその二
階の
窓のヱルサレムにむかひて
開ける
處にて一
日に
三度づつ
膝をかがめて
禱りその
神に
向て
感謝せり
是その
時の
前󠄃よりして
斯なし
居たればなり
〔マタイ傳17章14節〕14 かれら
群衆の
許に
到りしとき、
或人、
御許にきたり
跪づきて
言ふ、
〔マルコ傳1章40節〕40 一人の
癩病人、みもとに
來り、
跪づき
請󠄃ひて
言ふ『
御意󠄃ならば
我を
潔󠄄くなし
給ふを
得ん』
running
〔マタイ傳28章8節〕8 女たち
懼と
大なる
歡喜とをもて、
速󠄃かに
墓を
去り、
弟子たちに
知らせんとて
走りゆく。
〔マルコ傳9章25節〕25 イエス
群衆の
走り
集るを
見て、
穢れし
靈を
禁めて
言ひたまふ『
啞にて
耳聾なる
靈よ、
我なんぢに
命ず、この
子より
出でよ、
重ねて
入るな』
〔ヨハネ傳20章2節〕2 乃ち
走りゆき、シモン・ペテロとイエスの
愛し
給ひしかの
弟子との
許に
到りて
言ふ『たれか
主を
墓より
取去れり、
何處に
置きしか
我ら
知らず』~
(4) 二人ともに
走りたれど、かの
弟子ペテロより
疾く
走りて
先に
墓にいたり、 〔ヨハネ傳20章4節〕
what
〔使徒行傳2章37節〕37 人々これを
聞きて
心を
刺され、ペテロと
他の
使徒たちとに
言ふ『
兄弟たちよ、
我ら
何をなすべきか』
〔使徒行傳16章30節〕30 之を
連れ
出して
言ふ『
君たちよ、われ
救はれん
爲に
何をなすべきか』
〔ロマ書10章2節〕2 われ
彼らが
神のために
熱心なることを
證す、されど
其の
熱心は
知識によらざるなり。~
(4) キリストは
凡て
信ずる
者の
義とせられん
爲に
律法の
終󠄃となり
給へり。 〔ロマ書10章4節〕
when
〔マタイ傳19章16節〕16 視よ、
或人みもとに
來りて
言ふ『
師よ、われ
永遠󠄄の
生命をうる
爲には
如何なる
善き
事を
爲すべきか』~
(30) 然れど
多くの
先なる
者後に、
後なる
者先になるべし。 〔マタイ傳19章30節〕
〔ルカ傳18章18節〕18 或司、
問ひて
言ふ『
善き
師よ、われ
何をなして
永遠󠄄の
生命を
嗣ぐべきか』~
(30) 今の
時に
數倍を
受け、また
後の
世にて、
永遠󠄄の
生命を
受けぬはなし』
〔ルカ傳18章30節〕
イエス言ひ給ふ『なにゆゑ我を善しと言ふか、神ひとりの他に善き者なし。
And Jesus said unto him, Why callest thou me good? there is none good but one, that is, God.
Why
〔マタイ傳19章17節〕17 イエス
言ひたまふ『
善き
事につきて
何ぞ
我に
問ふか、
善き
者は
唯ひとりのみ。
汝もし
生命に
入らんと
思はば
誡命を
守れ』
〔ルカ傳18章19節〕19 イエス
言ひ
給ふ『なにゆゑ
我を
善しと
言ふか、
神ひとりの
他に
善き
者なし。
〔ヨハネ傳5章41節〕41 我は
人よりの
譽をうくる
事をせず、~
(44) 互に
譽をうけて
唯一の
神よりの
譽を
求めぬ
汝らは、
爭で
信ずることを
得んや。 〔ヨハネ傳5章44節〕
〔ロマ書3章12節〕12 みな
迷󠄃ひて
相共に
空󠄃しくなれり、
善をなす
者なし、
一人だになし。
that is
〔サムエル前書2章2節〕2 ヱホバのごとく
聖󠄄き
者はあらず
其は
汝の
外に
有る
者なければなり
又󠄂われらの
神のごとき
磐はあることなし
〔詩篇36章7節〕7 神よなんぢの
仁慈はたふときかな
人の
子はなんぢの
翼の
蔭にさけどころを
得
〔詩篇36章8節〕8 なんぢの
屋のゆたかなるによりてことごとく
飽󠄄ことをえん なんぢはその
歡樂のかはの
水をかれらに
飮しめたまはん
〔詩篇86章5節〕5 主よなんぢは
惠ふかくまた
赦をこのみたまふ
汝によばふ
凡てのものを
豐かにあはれみたまふ
〔詩篇119章68節〕68 なんぢは
善にして
善をおこなひたまふ ねがはくは
汝のおきてを
我にをしへたまへ
〔ヤコブ書1章17節〕17 凡ての
善き
賜物と
凡ての
全󠄃き
賜物とは、
上より、もろもろの
光の
父󠄃より
降るなり。
父󠄃は
變ることなく、また
回轉の
影もなき
者なり。
〔ヨハネ第一書4章16節〕16 我らに
對する
神の
愛を
我ら
旣に
知り、かつ
信ず。
神は
愛なり、
愛に
居る
者は
神に
居り、
神も
亦かれに
居給ふ。
誡命は汝が知るところなり「殺すなかれ」「姦淫するなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つるなかれ」欺き取るなかれ「汝の父󠄃と母とを敬へ」』
Thou knowest the commandments, Do not commit adultery, Do not kill, Do not steal, Do not bear false witness, Defraud not, Honour thy father and mother.
Defraud
〔コリント前書6章7節〕7 互に
相訴ふるは
旣に
當しく
汝らの
失態なり。
何ゆゑ
寧ろ
不義を
受けぬか、
何ゆゑ
寧ろ
欺かれぬか。~
(9) 汝ら
知らぬか、
正しからぬ
者の
神の
國を
嗣ぐことなきを。
自ら
欺くな、
淫行のもの、
偶像を
拜むもの、
姦淫をなすもの、
男娼となるもの、
男色を
行ふ
者、 〔コリント前書6章9節〕
〔テサロニケ前書4章6節〕6 斯る
事によりて
兄弟を
欺き、また
掠めざらんことなり。
凡て
此等のことを
行ふ
者に
主の
報し
給ふは、わが
旣に
汝らに
吿げ、かつ
證せしごとし。
commit
〔出エジプト記20章12節〕12 汝の
父󠄃母を
敬へ
是は
汝の
神ヱホバの
汝にたまふ
所󠄃の
地に
汝の
生命の
長からんためなり
~
(17) 汝その
隣人の
家を
貧󠄃るなかれ
又󠄂汝の
鄰人の
妻およびその
僕 婢 牛 驢馬ならびに
凡て
汝の
隣人の
所󠄃有を
貧󠄃るなかれ
〔出エジプト記20章17節〕
〔申命記5章16節〕16 汝の
神ヱホバの
汝に
命じたまふごとく
汝の
父󠄃母を
敬へ
是汝の
神ヱホバの
汝に
賜ふ
地において
汝の
日の
長からんため
汝に
祥のあらんためなり~
(24) 言けるは
視よ
我らの
神ヱホバその
榮光とその
大なる
事を
我らに
示したまひて
我らその
聲の
火の
中より
出るを
聞り
我ら
今日ヱホバ
人と
言ひたまふてその
人の
尙生るを
見る 〔申命記5章24節〕
〔ロマ書13章9節〕9 それ『
姦淫する
勿れ、
殺すなかれ、
盜むなかれ、
貪るなかれ』と
云へるこの
他なほ
誡命ありとも『おのれの
如く
隣を
愛すべし』といふ
言の
中にみな
籠るなり。
〔ガラテヤ書5章14節〕14 それ
律法の
全󠄃體は『おのれの
如く、なんぢの
隣を
愛すべし』との
一言にて
全󠄃うせらるるなり。
〔ヤコブ書2章11節〕11 それ『
姦淫する
勿れ』と
宣ひし
者、また『
殺す
勿れ』と
宣給ひたれば、なんぢ
姦淫せずとも、
若し
人を
殺さば
律法を
破る
者となるなり、
knowest
〔イザヤ書8章20節〕20 ただ
律法と
證詞とを
求むべし
彼等のいふところ
此言にかなはずば
晨光あらじ
〔マタイ傳5章17節〕17 われ
律法また
預言者を
毀つために
來れりと
思ふな。
毀たんとて
來らず、
反つて
成就せん
爲なり。~
(20) 我なんぢらに
吿ぐ、
汝らの
義、
學者・パリサイ
人に
勝󠄃らずば、
天國に
入ること
能はず。
〔マタイ傳5章20節〕
〔マタイ傳19章17節〕17 イエス
言ひたまふ『
善き
事につきて
何ぞ
我に
問ふか、
善き
者は
唯ひとりのみ。
汝もし
生命に
入らんと
思はば
誡命を
守れ』~
(19) 「
父󠄃と
母とを
敬へ」また「
己のごとく
汝の
隣を
愛すべし」』 〔マタイ傳19章19節〕
〔マルコ傳12章28節〕28 學者の
一人、かれらの
論じをるを
聞き、イエスの
善く
答へ
給へるを
知り、
進󠄃み
出でて
問ふ『すべての
誡命のうち、
何か
第一なる』~
(34) イエスその
聰く
答へしを
見て
言ひ
給ふ『なんぢ
神の
國に
遠󠄄からず』
此の
後たれも
敢てイエスに
問ふ
者なかりき。 〔マルコ傳12章34節〕
〔ルカ傳10章26節〕26 イエス
言ひたまふ『
律法に
何と
錄したるか、
汝いかに
讀むか』~
(28) イエス
言ひ
給ふ『なんぢの
答は
正し。
之を
行へ、さらば
生くべし』 〔ルカ傳10章28節〕
〔ルカ傳18章20節〕20 誡命は、なんぢが
知る
所󠄃なり「
姦淫するなかれ」「
殺すなかれ」「
盜むなかれ」「
僞證を
立つる
勿れ」「なんぢの
父󠄃と
母とを
敬へ」』
〔ロマ書3章20節〕20 律法の
行爲によりては、
一人だに
神のまへに
義とせられず、
律法によりて
罪は
知らるるなり。
〔ガラテヤ書4章21節〕21 律法の
下にあらんと
願ふ
者よ、
我にいへ、
汝ら
律法をきかぬか。
彼いふ『師よ、われ幼き時より皆これを守れり』
And he answered and said unto him, Master, all these have I observed from my youth.
(Whole verse)
〔イザヤ書58章2節〕2 かれらは
日々われを
尋󠄃求めわが
途󠄃をしらんことをこのむ
義をおこなひ
神の
法をすてざる
國のごとく
義しき
法をわれにもとめ
神と
相近󠄃づくことをこのめり
〔エゼキエル書5章14節〕14 我汝を
荒地となし
汝の
周󠄃圍の
國々の
中に
汝を
笑柄となし
凡て
徃來の
人の
目に
斯あらしむべし
〔エゼキエル書33章31節〕31 彼ら
民の
集會のごとくに
汝に
來り
吾民のごとくに
汝の
前󠄃に
坐して
汝の
言を
聞ん
然ども
之を
行はじ
彼らは
口に
悅ばしきところの
事をなし
其心は
利にしたがふなり
〔エゼキエル書33章32節〕32 彼等には
汝悅ばしき
歌美しき
聲美く
奏る
者のごとし
彼ら
汝の
言を
聞ん
然ど
之をおこなはじ
〔マラキ書3章8節〕8 ひと
神の
物をぬすむことをせんや されど
汝らはわが
物を
盜めり
汝らは
又󠄂何において
汝の
物をぬすみしやといへり 十
分󠄃の一および
獻物に
於てなり
〔ルカ傳18章11節〕11 パリサイ
人、たちて
心の
中に
斯く
祈る「
神よ、
我はほかの
人の、
强奪・
不義・
姦淫するが
如き
者ならず、
又󠄂この
取税人の
如くならぬを
感謝す。
〔ルカ傳18章12節〕12 我は
一週󠄃のうちに
二度斷食󠄃し、
凡て
得るものの
十分󠄃の
一を
獻ぐ」
〔ロマ書7章9節〕9 われ
曾て
律法なくして
生きたれど、
誡命きたりし
時に
罪は
生き、
我は
死にたり。
〔ピリピ書3章6節〕6 熱心につきては
敎會を
迫󠄃害󠄅したるもの、
律法によれる
義に
就きては
責むべき
所󠄃なかりし
者なり。
〔テモテ後書3章5節〕5 敬虔の
貌をとりてその
德を
捨つる
者とならん、
斯かる
類の
者を
避󠄃けよ。
イエス彼に目をとめ、愛しみて言ひ給ふ『なんぢ尙ほ一つを缺く、徃きて汝の有てる物を、ことごとく賣りて、貧󠄃しき者に施せ、さらば財寶を天に得ん。且きたりて我に從へ』
Then Jesus beholding him loved him, and said unto him, One thing thou lackest: go thy way, sell whatsoever thou hast, and give to the poor, and thou shalt have treasure in heaven: and come, take up the cross, and follow me.
One thing
〔ルカ傳10章42節〕42 されど
無くてならぬものは《[*]》
多からず、
唯一つのみ、マリヤは
善きかたを
選󠄄びたり。
此は
彼より
奪ふべからざるものなり』[*異本「多からず」の句なし。]
〔ルカ傳18章22節〕22 イエス
之をききて
言ひたまふ『なんぢなほ
足らぬこと
一つあり、
汝の
有てる
物を、ことごとく
賣りて
貧󠄃しき
者に
分󠄃ち
與へよ、
然らば
財寶を
天に
得ん。かつ
來りて
我に
從へ』
〔ヤコブ書2章10節〕10 人、
律法全󠄃體を
守るとも、その
一つに
躓かば、
是すべてを
犯すなり。
〔ヨハネ黙示録2章14節〕14 されど
我なんぢに
責むべき
一二の
事あり、
汝の
中にバラムの
敎を
保つ
者どもあり、バラムはバラクに
敎へ、
彼をしてイスラエルの
子孫の
前󠄃に
躓物を
置かしめ、
偶像に
献げし
物を
食󠄃はせ、かつ
淫行をなさしめたり。
〔ヨハネ黙示録2章20節〕20 されど
我なんぢに
責むべき
所󠄃あり、
汝はかの
自ら
預言者と
稱へて
我が
僕を
敎へ
惑し、
淫行をなさしめ、
偶像に
献げし
物を
食󠄃はしむる
女イゼベルを
容れおけり。
loved
〔創世記34章19節〕19 此若き
人ヤコブの
女を
愛するによりて
其事をなすを
遲せざりき
彼はその
父󠄃の
家の
中にて
最貴れたる
者なり
〔イザヤ書63章8節〕8 ヱホバいひたまへり
誠にかれらはわが
民なり
虛僞をせざる
子輩なりと
斯てヱホバはかれらのために
救主となりたまへり~
(10) 然るにかれらは
悖りてその
聖󠄄靈をうれへしめたる
故にヱホバ
飜然かれらの
仇となりて
自らこれを
攻たまへり 〔イザヤ書63章10節〕
〔ルカ傳19章41節〕41 旣に
近󠄃づきたるとき、
都を
見やり、
之がために
泣きて
言ひ
給ふ、
〔コリント後書12章15節〕15 我は
大に
喜びて
汝らの
靈魂のために
物を
費し、また
身をも
費さん。
我なんぢらを
多く
愛するによりて
汝ら
我を
少く
愛するか。
sell
〔箴言23章23節〕23 眞理を
買へ これを
售るなかれ
智慧󠄄と
誡命と
知識とまた
然あれ
〔マタイ傳13章44節〕44 天國は
畑に
隱れたる
寶のごとし。
人、
見出さば
之を
隱しおきて、
喜びゆき、
有てる
物をことごとく
賣りて
其の
畑を
買ふなり。
~
(46) 價たかき
眞珠、
一つを
見出さば、
徃きて
有てる
物をことごとく
賣りて、
之を
買ふなり。
〔マタイ傳13章46節〕
〔マタイ傳19章21節〕21 イエス
言ひたまふ『なんぢ
若し
全󠄃からんと
思はば、
徃きて
汝の
所󠄃有を
賣りて
貧󠄃しき
者に
施せ、さらば
財寶を
天に
得ん。かつ
來りて
我に
從へ』
〔ルカ傳12章33節〕33 汝らの
所󠄃有を
賣りて
施濟をなせ。
己がために
舊びぬ
財布をつくり、
盡きぬ
財寶を
天に
貯へよ。かしこは
盜人も
近󠄃づかず、
蟲も
壞らぬなり、
〔使徒行傳2章45節〕45 資產と
所󠄃有とを
賣り
各人の
用に
從ひて
分󠄃け
與へ、
〔使徒行傳4章34節〕34 彼らの
中には
一人の
乏しき
者もなかりき。これ
地所󠄃あるいは
家屋を
有てる
者、これを
賣り、その
賣りたる
物の
價を
持ち
來りて、~
(37) 畑ありしを
賣りて
其の
金を
持ちきたり、
使徒たちの
足下に
置けり。 〔使徒行傳4章37節〕
take
〔マタイ傳16章24節〕24 爰にイエス
弟子たちに
言ひたまふ『
人もし
我に
從ひ
來らんと
思はば、
己をすて、
己が
十字架を
負󠄅ひて、
我に
從へ。
〔マルコ傳8章34節〕34 斯て
群衆を
弟子たちと
共に
呼び
寄せて
言ひたまふ『
人もし
我に
從ひ
來らんと
思はば、
己をすて、
己が
十字架を
負󠄅ひて
我に
從へ。
〔ルカ傳9章23節〕23 また
一同の
者に
言ひたまふ『
人もし
我に
從ひ
來らんと
思はば、
己をすて、
日々おのが
十字架を
負󠄅ひて
我に
從へ。
〔ヨハネ傳12章26節〕26 人もし
我に
事へんとせば、
我に
從へ、わが
居る
處に
我に
事ふる
者もまた
居るべし。
人もし
我に
事ふることをせば、
我が
父󠄃これを
貴び
給はん。
〔ヨハネ傳16章33節〕33 此等のことを
汝らに
語りたるは、
汝ら
我に
在りて
平󠄃安を
得んが
爲なり。なんぢら
世にありては
患難あり、されど
雄々しかれ。
我すでに
世に
勝󠄃てり』
〔ロマ書8章17節〕17 もし
子たらば
世嗣たらん、
神の
嗣子にしてキリストと
共に
世嗣たるなり。これはキリストとともに
榮光を
受けん
爲に、その
苦難をも
共に
受くるに
因る。
〔ロマ書8章18節〕18 われ
思うに、
今の
時の
苦難は、われらの
上に
顯れんとする
榮光にくらぶるに
足らず。
〔テモテ後書3章12節〕12 凡そキリスト・イエスに
在りて
敬虔をもて
一生を
過󠄃さんと
欲する
者は
迫󠄃害󠄅を
受くべし。
treasure
〔マタイ傳6章19節〕19 なんぢら
己がために
財寶を
地に
積むな、ここは
蟲と
錆とが
損ひ、
盜人うがちて
盜むなり。~
(21) なんぢの
財寶のある
所󠄃には、なんぢの
心もあるべし。 〔マタイ傳6章21節〕
〔ルカ傳16章9節〕9 われ
汝らに
吿ぐ、
不義の
富をもて、
己がために
友をつくれ。さらば
富の
失する
時、その
友なんぢらを
永遠󠄄の
住󠄃居に
迎󠄃へん。
〔テモテ前書6章17節〕17 汝この
世の
富める
者に
命ぜよ。
高ぶりたる
思をもたず、
定めなき
富を
恃ずして、
唯われらを
樂ませんとて
萬の
物を
豐に
賜ふ
神に
依賴み、~
(19) 斯て
己のために
善き
基を
蓄へ、
未來の
備をなして
眞の
生命を
捉ふることを
爲よと。
〔テモテ前書6章19節〕
〔ヘブル書10章34節〕34 また
囚人となれる
者を
思ひやり、
永く
存する
尤も
勝󠄃れる
所󠄃有の
己にあるを
知りて、
我が
所󠄃有を
奪はるるをも
喜びて
忍󠄄びたり。
〔ペテロ前書1章4節〕4 汝らの
爲に
天に
蓄へある
朽ちず、
汚れず、
萎まざる
嗣業を
繼がしめ
給へり。
〔ペテロ前書1章5節〕5 汝らは
終󠄃のときに
顯れんとて
備りたる
救を
得んために、
信仰によりて
神の
力に
護らるるなり。
この言によりて、彼は憂を催し、悲しみつつ去りぬ、大なる資產をもてる故なり。
And he was sad at that saying, and went away grieved: for he had great possessions.
for
〔創世記13章5節〕5 アブラムと
偕に
行しロトも
羊牛および
天幕を
有り~
(11) ロト
乃ちヨルダンの
低地を
盡く
撰とりて
東に
徙れり
斯彼等彼此に
別たり 〔創世記13章11節〕
〔申命記6章10節〕10 汝の
神ヱホバその
汝の
先祖アブラハム、イサク、ヤコブにむかひて
汝に
與んと
誓ひたりし
地に
汝を
入しめん
時は
汝をして
汝が
建たる
者にあらざる
大なる
美しき
邑々を
得させ~
(12) 然る
時は
汝愼め
汝をエジプトの
地奴隸たる
家より
導󠄃き
出しゝヱホバを
忘るゝ
勿れ 〔申命記6章12節〕
〔申命記8章11節〕11 汝わが
今日なんぢに
命ずるヱホバの
誡命と
律法と
法度とを
守らずして
汝の
神ヱホバを
忘るゝにいたらざるやう
愼めよ~
(14) 恐くは
汝心に
驕りて
汝の
神ヱホバを
忘れんヱホバは
汝をエジプトの
地奴隸たる
家より
導󠄃き
出し 〔申命記8章14節〕
〔ヨブ記21章7節〕7 惡き
人何とて
生ながらへ
老かつ
勢力强くなるや~
(15) 全󠄃能者は
何者なれば
我らこれに
事ふべき
我儕これに
祈るとも
何の
益を
得んやと 〔ヨブ記21章15節〕
〔エゼキエル書33章31節〕31 彼ら
民の
集會のごとくに
汝に
來り
吾民のごとくに
汝の
前󠄃に
坐して
汝の
言を
聞ん
然ども
之を
行はじ
彼らは
口に
悅ばしきところの
事をなし
其心は
利にしたがふなり
〔マタイ傳13章22節〕22 茨の
中に
播かれしとは、
御言をきけども、
世の
心勞と
財貨の
惑とに、
御言を
塞がれて
實らぬものなり。
〔ルカ傳12章15節〕15 斯て
人々に
言ひたまふ『
愼みて
凡ての
慳貪をふせげ、
人の
生命は
所󠄃有の
豐なるには
因らぬなり』
〔エペソ書5章5節〕5 凡て
淫行のもの、
汚れたるもの、
貪るもの、
即ち
偶像を
拜む
者等のキリストと
神との
國の
世嗣たることを
得ざるは、
汝らの
確く
知る
所󠄃なり。
〔テモテ前書6章9節〕9 然れど
富まんと
欲する
者は、
誘惑と
羂また
人を
滅亡と
沈淪とに
溺す
愚にして
害󠄅ある
各樣の
慾に
陷るなり。
〔テモテ前書6章10節〕10 それ
金を
愛するは
諸般の
惡しき
事の
根なり、
或る
人々これを
慕ひて
信仰より
迷󠄃ひ、さまざまの
痛をもて
自ら
己を
刺しとほせり。
〔ヨハネ第一書2章15節〕15 なんぢら
世をも
世にある
物をも
愛すな。
人もし
世を
愛せば、
御父󠄃を
愛する
愛その
衷になし。
〔ヨハネ第一書2章16節〕16 おほよそ
世にあるもの、
即ち
肉の
慾、
眼の
慾、
所󠄃有の
誇などは、
御父󠄃より
出づるにあらず、
世より
出づるなり。
sad
〔マタイ傳19章22節〕22 この
言をききて
若者、
悲しみつつ
去りぬ。
大なる
資產を
有てる
故なり。
〔マタイ傳27章3節〕3 爰にイエスを
賣りしユダ、その
死に
定められ
給ひしを
見て
悔い、
祭司長・
長老らに、かの
三十の
銀をかへして
言ふ、
〔マタイ傳27章24節〕24 ピラトは
何の
效なく
反つて
亂にならんとするを
見て、
水をとり
群衆のまへに
手を
洗ひて
言ふ『この
人の
血につきて
我は
罪なし、
汝等みづから
當れ』~
(26) 爰にピラト、バラバを
彼らに
赦し、イエスを
鞭うちて
十字架につくる
爲に
付せり。
〔マタイ傳27章26節〕
〔マルコ傳6章20節〕20 それはヘロデ、ヨハネの
義にして
聖󠄄なる
人たるを
知りて、
之を
畏れ、
之を
護り、
且その
敎をききて、
大に
惱みつつも、なほ
喜びて
聽きたる
故なり。
〔マルコ傳6章26節〕26 王いたく
憂ひたれど、その
誓と
席に
在る
者とに
對して
拒むことを
好まず、
〔コリント後書7章10節〕10 それ
神にしたがふ
憂は、
悔なきの
救を
得るの
悔改を
生じ、
世の
憂は
死を
生ず。
〔テモテ後書4章10節〕10 デマスは
此の
世を
愛し、
我を
棄ててテサロニケに
徃き、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに
徃きて、
イエス見囘して弟子たちに言ひたまふ『富ある者の神の國に入るは如何に難いかな』
And Jesus looked round about, and saith unto his disciples, How hardly shall they that have riches enter into the kingdom of God!
How
〔マタイ傳19章23節〕23 イエス
弟子たちに
言ひ
給ふ『まことに
汝らに
吿ぐ、
富める
者の
天國に
入るは
難し。~
(26) イエス
彼らに
目を
注めて
言ひ
給ふ『これは
人に
能はねど
神は
凡ての
事をなし
得るなり』 〔マタイ傳19章26節〕
〔ルカ傳18章24節〕24 イエス
之を
見て
言ひたまふ『
富める
者の
神の
國に
入るは
如何に
難いかな。
〔コリント前書1章26節〕26 兄弟よ、
召を
蒙れる
汝らを
見よ、
肉によれる
智き
者おほからず、
能力ある
者おほからず、
貴きもの
多からず。
〔ヤコブ書2章5節〕5 わが
愛する
兄弟よ、
聽け、
神は
世の
貧󠄃しき
者を
選󠄄びて
信仰に
富ませ、
神を
愛する
者に
約束し
給ひし
國の
世嗣たらしめ
給ひしに
非ずや。
〔ヤコブ書4章4節〕4 姦淫をおこなふ
者よ、
世の
友となるは、
神に
敵するなるを
知らぬか、
誰にても
世の
友とならんと
欲する
者は、
己を
神の
敵とするなり。
enter
〔マタイ傳18章3節〕3 『まことに
汝らに
吿ぐ、もし
汝ら
飜へりて
幼兒の
如くならずば、
天國に
入るを
得じ。
〔マルコ傳10章15節〕15 誠に
汝らに
吿ぐ、
凡そ
幼兒の
如くに
神の
國をうくる
者ならずば、
之に
入ること
能はず』
〔ヨハネ傳3章5節〕5 イエス
答へ
給ふ『まことに
誠に
汝に
吿ぐ、
人は
水と
靈とによりて
生れずば、
神の
國に
入ること
能はず、
〔ペテロ後書1章11節〕11 かくて
汝らは
我らの
主なる
救主イエス・キリストの
永遠󠄄の
國に
入る
恩惠を
豐に
與へられん。
looked
〔マルコ傳3章5節〕5 イエスその
心の
頑固なるを
憂ひて、
怒り
見囘して、
手なえたる
人に『
手を
伸べよ』と
言ひ
給ふ。かれ
手を
伸べたれば
癒󠄄ゆ。
弟子たち此の御言に驚く。イエスまた答へて言ひ給ふ『子たちよ、神の國に入るは、如何に難いかな、
And the disciples were astonished at his words. But Jesus answereth again, and saith unto them, Children, how hard is it for them that trust in riches to enter into the kingdom of God!
Children
〔ヨハネ傳13章33節〕33 若子よ、
我なほ
暫く
汝らと
偕にあり、
汝らは
我を
尋󠄃ねん、
然れど
曾てユダヤ
人に「なんぢらは
我が
徃く
處に
來ること
能はず」と
言ひし
如く
今、
汝らにも
然か
言ふなり。
〔ガラテヤ書4章19節〕19 わが
幼兒よ、
汝らの
衷にキリストの
形成るまでは、
我ふたたび
產の
苦痛をなす。
〔ヨハネ第一書2章1節〕1 わが
若子よ、これらの
事を
書き
贈るは、
汝らが
罪を
犯さざらん
爲なり。
人もし
罪を
犯さば、
我等のために
父󠄃の
前󠄃に
助主あり、
即ち
義なるイエス・キリストなり。
〔ヨハネ第一書4章4節〕4 若子よ、
汝らは
神より
出でし
者にして
旣に
彼らに
勝󠄃てり。
汝らに
居給ふ
者は
世に
居る
者よりも
大なればなり。
astonished
〔マタイ傳19章25節〕25 弟子たち
之をきき、
甚だしく
驚きて
言ふ『さらば
誰か
救はるることを
得ん』
〔ルカ傳18章27節〕27 イエス
言ひたまふ『
人のなし
得ぬところは、
神のなし
得る
所󠄃なり』
〔ヨハネ傳6章60節〕60 弟子たちの
中おほくの
者これを
聞きて
言ふ『こは
甚だしき
言なるかな、
誰か
能く
聽き
得べき』
trust
〔ヨブ記31章24節〕24 我もし
金をわが
望󠄇となし
精金にむかひて
汝わが
所󠄃賴なりと
言しこと
有か
〔ヨブ記31章25節〕25 我もしわが
富の
大なるとわが
手に
物を
多く
獲たることを
喜びしことあるか
〔詩篇17章14節〕14 ヱホバよ
手をもて
人より
我をたすけいだしたまへ おのがうくべき
有をこの
世にてうけ
汝のたからにてその
腹をみたさるる
世人より
我をたすけいだし
給へ かれらはおほくの
子にあきたり その
富ををさなごに
遺󠄃す
〔詩篇49章7節〕7 たれ
一人おのが
兄弟をあがなふことあたはず
之がために
贖價を
神にささげ
〔詩篇52章7節〕7 神をおのが
力となさず その
富のゆたかなるをたのみ その
惡をもて
己をかたくせんとする
人をみよと
〔詩篇62章10節〕10 暴虐󠄃をもて
恃とするなかれ
掠奪ふをもてほこるなかれ
富のましくははる
時はこれに
心をかくるなかれ
〔箴言11章28節〕28 おのれの
富を
恃むものは
仆れん されど
義者は
樹の
靑葉のごとくさかえん
〔箴言18章11節〕11 富者の
資財はその
堅き
城なり これを
高き
石垣の
如くに
思ふ
〔箴言23章5節〕5 なんぢ
虛しきに
歸すべき
者に
目をとむるか
富はかならず
自ら
翅を
生じて
鷲のごとく
天に
飛さらん
〔エレミヤ記9章23節〕23 ヱホバかくいひたまふ
智慧󠄄ある
者はその
智慧󠄄に
誇る
勿れ
力ある
者は
其力に
誇るなかれ
富者はその
富に
誇ること
勿れ
〔エゼキエル書28章4節〕4 汝の
智慧󠄄と
明哲によりて
汝富を
獲金銀を
汝の
庫に
收め
〔エゼキエル書28章5節〕5 汝の
大なる
智慧󠄄と
汝の
貿易をもて
汝の
富有を
增しその
富有のために
心に
高ぶれり
〔ハバクク書2章9節〕9 災禍の
手を
免れんが
爲に
高き
處に
巢を
構へんとして
己の
家に
不義の
利を
取る
者は
禍なるかな
〔ゼパニヤ書1章18節〕18 かれらの
銀も
金もヱホバの
烈き
怒の
日には
彼らを
救ふことあたはず
全󠄃地その
嫉妬の
火に
呑るべし
即ちヱホバ
地の
民をことごとく
滅したまはん
其事まことに
速󠄃なるべし
〔ルカ傳12章16節〕16 また
譬を
語りて
言ひ
給ふ『ある
富める
人、その
畑豐に
實りたれば、~
(21) 己のために
財を
貯へ、
神に
對して
富まぬ
者は、
斯のごとし』
〔ルカ傳12章21節〕
〔ルカ傳16章14節〕14 爰に
慾深きパリサイ
人等この
凡ての
事を
聞きてイエスを
嘲笑ふ。
〔テモテ前書6章17節〕17 汝この
世の
富める
者に
命ぜよ。
高ぶりたる
思をもたず、
定めなき
富を
恃ずして、
唯われらを
樂ませんとて
萬の
物を
豐に
賜ふ
神に
依賴み、
〔ヤコブ書5章1節〕1 聽け、
富める
者よ、なんぢらの
上に
來らんとする
艱難のために
泣きさけべ。~
(3) 汝らの
金銀は
錆びたり。この
錆、なんぢらに
對ひて
證をなし、かつ
火のごとく
汝らの
肉を
蝕はん。
汝等この
末の
世に
在りてなほ
財を
蓄へたり。 〔ヤコブ書5章3節〕
〔ヨハネ黙示録3章17節〕17 なんぢ、
我は
富めり、
豐なり、
乏しき
所󠄃なしと
言ひて、
己が
惱める
者・
憐むべき
者・
貧󠄃しき
者・
盲目なる
者・
裸なる
者たるを
知らざれば、
富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通󠄃るかた、反つて易し』
It is easier for a camel to go through the eye of a needle, than for a rich man to enter into the kingdom of God.
(Whole verse)
〔エレミヤ記13章23節〕23 エテオピア
人その
膚をかへうるか
豹その
斑駁をかへうるか
若これを
爲しえば
惡に
慣たる
汝らも
善をなし
得べし
〔マタイ傳7章3節〕3 何ゆゑ
兄弟の
目にある《[*]》
塵を
見て、おのが
目にある
梁木を
認󠄃めぬか。[*或は「木屑」と譯す。四、五節なるも同じ。]~
(5) 僞善者よ、まづ
己が
目より
梁木をとり
除け、さらば
明かに
見えて
兄弟の
目より
塵を
取りのぞき
得ん。
〔マタイ傳7章5節〕
〔マタイ傳19章24節〕24 復なんぢらに
吿ぐ、
富める
者の
神の
國に
入るよりは、
駱駝の
針の
孔を
通󠄃るかた
反つて
易し』
〔マタイ傳19章25節〕25 弟子たち
之をきき、
甚だしく
驚きて
言ふ『さらば
誰か
救はるることを
得ん』
〔ルカ傳18章25節〕25 富める
者の
神の
國に
入るよりは、
駱駝の
針の
穴󠄄をとほるは
反つて
易し』
弟子たち甚く驚きて互に言ふ『さらば誰か救はるる事を得ん』
And they were astonished out of measure, saying among themselves, Who then can be saved?
Who
〔使徒行傳16章31節〕31 二人は
言ふ『
主イエスを
信ぜよ、
然らば
汝も
汝の
家族も
救はれん』
〔ロマ書10章9節〕9 即ち、なんぢ
口にてイエスを
主と
言ひあらはし、
心にて
神の
之を
死人の
中より
甦へらせ
給ひしことを
信ぜば、
救はるべし。~
(13) 『すべて
主の
御名を
呼び
求むる
者は
救はるべし』とあればなり。 〔ロマ書10章13節〕
out
〔マルコ傳6章51節〕51 斯て
弟子たちの
許にゆき、
舟に
登り
給へば、
風やみたり。
弟子たち
心の
中にて
甚く
驚く、
〔マルコ傳7章37節〕37 また
甚だしく
打驚きて
言ふ『かれの
爲しし
事は
皆よし、
聾者をも
聞えしめ、
啞者をも
物いはしむ』
〔コリント後書11章23節〕23 彼らキリストの
役者なるか、われ
狂へる
如く
言ふ、
我はなほ
勝󠄃れり。わが
勞は
更におほく、
獄に
入れられしこと
更に
多く、
鞭うたれしこと
更に
夥だしく、
死に
瀕みたりしこと
屡次なりき。
イエス彼らに目を注めて言ひたまふ『人には能はねど、神には然らず、夫れ神は凡ての事をなし得るなり』
And Jesus looking upon them saith, With men it is impossible, but not with God: for with God all things are possible.
With men
〔創世記18章13節〕13 ヱホバ、アブラハムに
言たまひけるは
何故にサラは
哂ひて
我老たれば
果して
子を
生ことあらんと
言ふや
〔創世記18章14節〕14 ヱホバに
豈爲し
難き
事あらんや
時至らば
我定めたる
期に
爾に
歸るべしサラに
男子あらんと
〔民數紀略11章21節〕21 モーセ
言けるは
我が
偕にをる
民は
步卒のみにても六十
萬あり
然るに
汝は
我かれらに
肉を
與へて
一月の
間食󠄃しめんと
言たまふ~
(23) ヱホバ、モーセに
言たまはくヱホバの
手短からんや
吾言の
成と
然らざるとは
汝今これを
見るあらん
〔民數紀略11章23節〕
〔列王紀略下7章2節〕2 時に
一人の
大將すなはち
王のその
手に
依る
者神の
人に
答へて
言けるは
由やヱホバ
天に
窓をひらきたまふも
此事あるべけんやエリシヤいひけるは
汝は
汝の
目をもて
之を
見ん
然どこれを
食󠄃ふことはあらじ
〔ゼカリヤ書8章6節〕6 萬軍のヱホバかく
言たまふこの
事その
日には
此民の
遺󠄃餘者の
目に
奇といふとも
我目に
何の
奇きこと
有んや
萬軍のヱホバこれを
言ふ
〔マタイ傳19章26節〕26 イエス
彼らに
目を
注めて
言ひ
給ふ『これは
人に
能はねど
神は
凡ての
事をなし
得るなり』
〔ルカ傳18章27節〕27 イエス
言ひたまふ『
人のなし
得ぬところは、
神のなし
得る
所󠄃なり』
for
〔ヨブ記42章2節〕2 我知る
汝は
一切の
事をなすを
得たまふ また
如何なる
意󠄃志にても
成あたはざる
無し
〔エレミヤ記32章17節〕17 嗚呼主ヱホバよ
汝はその
大なる
能力と
伸たる
腕をもて
天と
地を
造󠄃りたまへり
汝には
爲す
能はざるところなし
〔エレミヤ記32章27節〕27 みよ
我はヱホバなりすべて
血氣ある
者の
神なり
我に
爲す
能はざるところあらんや
〔ピリピ書3章21節〕21 彼は
萬物を
己に
服󠄃はせ
得る
能力によりて、
我らの
卑しき
狀の
體を
化へて
己が
榮光の
體に
象らせ
給はん。
〔ヘブル書7章25節〕25 この
故に
彼は
己に
賴りて
神にきたる
者のために
執成をなさんとて
常に
生くれば、
之を
全󠄃く
救ふことを
得給ふなり。
〔ヘブル書11章19節〕19 かれ
思へらく、
神は
死人の
中より
之を
甦へらすることを
得給ふと、
乃ち
死より
之を
受けしが
如くなりき。
ペテロ、イエスに對ひて『我らは一切をすてて汝に從ひたり』と言ひ出でたれば、
Then Peter began to say unto him, Lo, we have left all, and have followed thee.
Lo
〔マタイ傳19章27節〕27 爰にペテロ
答へて
言ふ『
視よ、われら
一切をすてて
汝に
從へり、
然れば
何を
得べきか』~
(30) 然れど
多くの
先なる
者後に、
後なる
者先になるべし。 〔マタイ傳19章30節〕
〔マルコ傳1章16節〕16 イエス、ガリラヤの
海にそひて
步みゆき、シモンと
其の
兄弟アンデレとが、
海に
網打ちをるを
見給ふ。かれらは
漁人なり。~
(20) 直ちに
呼び
給へば、
父󠄃ゼベダイを
雇人とともに
舟に
遺󠄃して
從ひゆけり。
〔マルコ傳1章20節〕
〔ルカ傳14章33節〕33 斯のごとく
汝らの
中その
一切の
所󠄃有を
退󠄃くる
者ならでは、
我が
弟子となるを
得ず。
〔ルカ傳18章28節〕28 ペテロ
言ふ『
視よ
我等わが《[*]》
物をすてて
汝に
從へり』[*或は「我が家」と譯す。]~
(30) 今の
時に
數倍を
受け、また
後の
世にて、
永遠󠄄の
生命を
受けぬはなし』
〔ルカ傳18章30節〕
〔ピリピ書3章7節〕7 されど
曩に
我が
益たりし
事はキリストのために
損と
思ふに
至れり。~
(9) これキリストを
獲、かつ
律法による
己が
義ならで、
唯キリストを
信ずる
信仰による
義、すなはち
信仰に
基きて
神より
賜る
義を
保ち、キリストに
在るを
認󠄃められ、 〔ピリピ書3章9節〕
イエス言ひ給ふ、『まことに汝らに吿ぐ、我がため、福音󠄃のために、或は家、或は兄弟、あるひは姉妹、或は父󠄃、或は母、或は子、或は田畑をすつる者は、
And Jesus answered and said, Verily I say unto you, There is no man that hath left house, or brethren, or sisters, or father, or mother, or wife, or children, or lands, for my sake, and the gospel's,
There
〔創世記12章1節〕1 爰にヱホバ、アブラムに
言たまひけるは
汝の
國を
出で
汝の
親族に
別れ
汝の
父󠄃の
家を
離れて
我が
汝に
示さん
其地に
至れ~
(3) 我は
汝を
祝する
者を
祝し
汝を
詛ふ
者を
詛はん
天下の
諸の
宗族汝によりて
福禔を
獲と 〔創世記12章3節〕
〔創世記45章20節〕20 また
汝等の
器を
惜み
視るなかれエジプト
全󠄃國の
嘉物は
汝らの
所󠄃屬なればなり
〔申命記33章9節〕9 彼はその
父󠄃またはその
母につきて
言り
我はこれを
見ずと
又󠄂彼は
自己の
兄弟を
認󠄃ずまた
自己の
子等を
顧󠄃みざりき
是はなんぢの
言に
遵󠄅がひ
汝の
契󠄅約を
守りてなり~
(11) ヱホバよ
彼の
所󠄃有を
祝し
彼が
手の
作爲を
悅こびて
納󠄃れたまへ
又󠄂起󠄃てこれに
逆󠄃らふ
者とこれを
惡む
者との
腰を
摧きて
復起󠄃あがることあたはざらしめたまへ 〔申命記33章11節〕
〔ルカ傳22章28節〕28 汝らは
我が
甞試のうちに
絕えず
我とともに
居りし
者なれば、~
(30) これ
汝らの
我が
國にて
我が
食󠄃卓に
飮食󠄃し、かつ
座位に
坐してイスラエルの
十二の
族を
審かん
爲なり。 〔ルカ傳22章30節〕
〔ヘブル書11章24節〕24 信仰に
由りてモーセは
人と
成りしときパロの
女の
子と
稱へらるるを
否み、~
(26) キリストに
因る
謗はエジプトの
財寶にまさる
大なる
富と
思へり、これ
報を
望󠄇めばなり。 〔ヘブル書11章26節〕
for
〔マタイ傳5章10節〕10 幸福なるかな、
義のために
責められたる
者。
天國はその
人のものなり。
〔マタイ傳5章11節〕11 我がために、
人なんぢらを
罵り、また
責め、
詐りて
各樣の
惡しきことを
言ふときは、
汝ら
幸福なり。
〔マタイ傳10章18節〕18 また
汝等わが
故によりて、
司たち
王たちの
前󠄃に
曵かれん。これは
彼らと
異邦人とに
證をなさん
爲なり。
〔マルコ傳8章35節〕35 己が
生命を
救はんと
思ふ
者は、これを
失ひ、
我が
爲また
福音󠄃の
爲に
己が
生命をうしなふ
者は、
之を
救はん。
〔コリント前書9章23節〕23 われ
福音󠄃のために
凡ての
事をなす、これ
我も
共に
福音󠄃に
與らん
爲なり。
誰にても今、今の時に百倍を受けぬはなし。即ち家・兄弟・姉妹・母・子・田畑を迫󠄃害󠄅と共に受け、また後の世にては、永遠󠄄の生命を受けぬはなし。
But he shall receive an hundredfold now in this time, houses, and brethren, and sisters, and mothers, and children, and lands, with persecutions; and in the world to come eternal life.
an hundredfold
〔歴代志略下25章9節〕9 アマジヤ
神の
人にいひけるは
然ば
已にイスラエルの
軍隊に
與へたる
百タラントを
如何にすべきや
神の
人答へけるはヱホバは
其よりも
多き
者を
汝に
賜ふことを
得るなりと
〔詩篇84章11節〕11 そは
神ヱホバは
日なり
盾なり ヱホバは
恩とえいくわうとをあたへ
直くあゆむものに
善物をこばみたまふことなし
〔箴言3章9節〕9 汝の
貨財と
汝がすべての
產物の
初生をもてヱホバをあがめよ
〔箴言3章10節〕10 さらば
汝の
倉庫はみちて
餘り
汝の
酒醡は
新しき
酒にて
溢󠄃れん
〔箴言16章16節〕16 智慧󠄄を
得るは
金をうるよりも
更に
善らずや
聰明をうるは
銀を
得るよりも
望󠄇まし
〔マラキ書3章10節〕10 わが
殿に
食󠄃物あらしめんために
汝ら
什一をすべて
我倉にたづさへきたれ
而して
是をもて
我を
試みわが
天の
窓をひらきて
容べきところなきまでに
恩澤を
汝らにそそぐや
否やを
見るべし
萬軍のヱホバこれを
言ふ
〔マタイ傳13章44節〕44 天國は
畑に
隱れたる
寶のごとし。
人、
見出さば
之を
隱しおきて、
喜びゆき、
有てる
物をことごとく
賣りて
其の
畑を
買ふなり。
~
(46) 價たかき
眞珠、
一つを
見出さば、
徃きて
有てる
物をことごとく
賣りて、
之を
買ふなり。
〔マタイ傳13章46節〕
〔ルカ傳18章30節〕30 今の
時に
數倍を
受け、また
後の
世にて、
永遠󠄄の
生命を
受けぬはなし』
〔コリント後書6章10節〕10 憂ふる
者の
如くなれども
常に
喜び、
貧󠄃しき
者の
如くなれども
多くの
人を
富ませ、
何も
有たぬ
者の
如くなれども
凡ての
物を
有てり。
〔コリント後書9章8節〕8 神は
汝等をして
常に
凡ての
物に
足らざることなく、
凡ての
善き
業に
溢󠄃れしめんために、
凡ての
恩惠を
溢󠄃るるばかり
與ふることを
得給ふなり。~
(11) 汝らは
一切に
富みて
吝みなく
施すことを
得、かくて
我らの
事により
人々、
神に
感謝するに
至るなり。 〔コリント後書9章11節〕
〔ピリピ書3章8節〕8 然り、
我はわが
主キリスト・イエスを
知ることの
優れたるために、
凡ての
物を
損なりと
思ひ、
彼のために
旣に
凡ての
物を
損せしが、
之を
塵芥のごとく
思ふ。
〔テサロニケ後書2章16節〕16 我らの
主イエス・キリスト
及び
我らを
愛し
恩惠をもて
永遠󠄄の
慰安と
善き
望󠄇とを
與へ
給ふ
我らの
父󠄃なる
神、
〔テモテ前書6章6節〕6 然れど
足ることを
知りて
敬虔を
守る
者は、
大なる
利益を
得るなり。
〔ヨハネ第一書3章1節〕1 視よ、
父󠄃の
我らに
賜ひし
愛の
如何に
大なるかを。
我ら
神の
子と
稱へらる。
旣に
神の
子たり、
世の
我らを
知らぬは、
父󠄃を
知らぬによりてなり。
〔ヨハネ黙示録2章9節〕9 われ
汝の
艱難と
貧󠄃窮とを
知る――されど
汝は
富める
者なり。
我はまた
自らユダヤ
人と
稱へてユダヤ
人にあらず、サタンの
會に
屬く
者より
汝が
譏を
受くるを
知る。
〔ヨハネ黙示録3章18節〕18 我なんぢに
勸む、なんぢ
我より
火にて
煉りたる
金を
買ひて
富め、
白き
衣を
買ひて
身に
纒ひ、なんぢの
裸體の
恥を
露さざれ、
眼藥を
買ひて
汝の
目に
塗り、
見ることを
得よ。
eternal
〔ロマ書6章23節〕23 それ
罪の
拂ふ
價は
死なり、
然れど
神の
賜物は
我らの
主キリスト・イエスにありて
受くる
永遠󠄄の
生命なり。
with persecutions
〔マタイ傳5章11節〕11 我がために、
人なんぢらを
罵り、また
責め、
詐りて
各樣の
惡しきことを
言ふときは、
汝ら
幸福なり。
〔マタイ傳5章12節〕12 喜びよろこべ、
天にて
汝らの
報は
大なり。
汝等より
前󠄃にありし
預言者たちをも、
斯く
責めたりき。
〔ヨハネ傳16章22節〕22 斯く
汝らも
今は
憂あり、
然れど
我ふたたび
汝らを
見ん、その
時なんぢらの
心喜ぶべし、その
喜悅を
奪ふ
者なし。
〔ヨハネ傳16章23節〕23 かの
日には
汝ら
何事をも
我に
問ふまじ。
誠にまことに
汝らに
吿ぐ、
汝等のすべて
父󠄃に
求むる
物をば、
我が
名によりて
賜ふべし。
〔使徒行傳5章41節〕41 使徒たちは
御名のために
辱しめらるるに
相應しき
者とせられたるを
喜びつつ、
議員らの
前󠄃を
出で
去れり。
〔使徒行傳16章25節〕25 夜半󠄃ごろパウロとシラスと
祈りて
神を
讃美する
囚人ら
聞きゐたるに、
〔ロマ書5章3節〕3 然のみならず
患難をも
喜ぶ、そは
患難は
忍󠄄耐を
生じ、
〔ヤコブ書1章2節〕2 わが
兄弟よ、なんぢら
各樣の
試鍊に
遭󠄃ふとき、
只管これを
歡喜とせよ。~
(4) 忍󠄄耐をして
全󠄃き
活動をなさしめよ。これ
汝らが
全󠄃くかつ
備りて、
缺くる
所󠄃なからん
爲なり。
〔ヤコブ書1章4節〕
〔ヤコブ書1章12節〕12 試鍊に
耐ふる
者は
幸福なり、
之を
善しとせらるる
時は、
主のおのれを
愛する
者に
約束し
給ひし、
生命の
冠冕を
受くべければなり。
〔ヤコブ書5章11節〕11 視よ、
我らは
忍󠄄ぶ
者を
幸福なりと
思ふ。なんぢらヨブの
忍󠄄耐を
聞けり、
主の
彼に
成し
給ひし
果を
見たり、
即ち
主は
慈悲ふかく、かつ
憐憫あるものなり。
〔ペテロ前書4章12節〕12 愛する
者よ、
汝らを
試みんとて
來れる
火のごとき
試煉を
異なる
事として
怪しまず、~
(16) されど
若しキリステアンたるをもて
苦難を
受けなば、
之を
恥づることなく、
反つて
此の
名によりて
神を
崇めよ。 〔ペテロ前書4章16節〕
然れど多くの先なる者は後に、後なる者は先になるべし』
But many that are first shall be last; and the last first.
(Whole verse)
〔マタイ傳8章11節〕11 又󠄂なんぢらに
吿ぐ、
多くの
人、
東より
西より
來り、アブラハム、イサク、ヤコブとともに
天國の
宴につき、
〔マタイ傳8章12節〕12 御國の
子らは
外の
暗󠄃きに
逐󠄃ひ
出され、そこにて
哀哭・
切齒することあらん』
〔マタイ傳21章31節〕31 この
二人のうち
孰か
父󠄃の
意󠄃を
爲しし』
彼らいふ『
後の
者なり』イエス
言ひ
給ふ『まことに
汝らに
吿ぐ、
取税人と
遊󠄃女とは
汝らに
先だちて
神の
國に
入るなり。
〔ルカ傳7章29節〕29 (
凡ての
民これを
聞きて、
取税人までも
神を
正しとせり。ヨハネのバプテスマを
受けたるによる。
〔ルカ傳7章30節〕30 然れどパリサイ
人・
敎法師らは、
其のバプテスマを
受けざりしにより、
各自にかかはる
神の
御旨をこばみたり)
〔ルカ傳7章40節〕40 イエス
答へて
言ひ
給ふ『シモン、
我なんぢに
言ふことあり』シモンいふ『
師よ、
言ひたまへ』~
(47) この
故に
我なんぢに
吿ぐ、この
女の
多くの
罪は
赦されたり。その
愛すること
大なればなり。
赦さるる
事の
少き
者は、その
愛する
事もまた
少し』 〔ルカ傳7章47節〕
〔ルカ傳13章30節〕30 視よ、
後なる
者の
先になり、
先なる
者の
後になる
事あらん』
〔ルカ傳18章11節〕11 パリサイ
人、たちて
心の
中に
斯く
祈る「
神よ、
我はほかの
人の、
强奪・
不義・
姦淫するが
如き
者ならず、
又󠄂この
取税人の
如くならぬを
感謝す。~
(14) われ
汝らに
吿ぐ、この
人は、かの
人よりも
義とせられて、
己が
家に
下り
徃けり。おほよそ
己を
高うする
者は
卑うせられ、
己を
卑うする
者は
高うせらるるなり』
〔ルカ傳18章14節〕
〔使徒行傳13章46節〕46 パウロとバルナバとは
臆せずして
言ふ『
神の
言を
先づ
汝らに
語るべかりしを、
汝等これを
斥けて
己を
永遠󠄄の
生命に
相應しからぬ
者と
自ら
定むるによりて、
視よ、
我ら
轉じて
異邦人に
向はん。~
(48) 異邦人は
之を
聽きて
喜び、
主の
言をあがめ、
又󠄂とこしへの
生命に
定められたる
者はみな
信じ、 〔使徒行傳13章48節〕
〔ロマ書9章30節〕30 然らば
何をか
言はん、
義を
追󠄃ひ
求めざりし
異邦人は
義を
得たり、
即ち
信仰による
義なり。~
(33) 錄して 『
視よ、
我つまづく
石、
礙ぐる
岩をシオンに
置く、
之に
依賴む
者は
辱しめられじ』とあるが
如し。 〔ロマ書9章33節〕
エルサレムに上る途󠄃にて、イエス先だち徃き給ひしかば、弟子たち驚き、隨ひ徃く者ども懼れたり。イエス再び十二弟子を近󠄃づけて、己が身に起󠄃らんとする事どもを語り出で給ふ
And they were in the way going up to Jerusalem; and Jesus went before them: and they were amazed; and as they followed, they were afraid. And he took again the twelve, and began to tell them what things should happen unto him,
And he
〔マタイ傳11章25節〕25 その
時イエス
答へて
言ひたまふ『
天地の
主なる
父󠄃よ、われ
感謝す、
此等のことを
智き
者、
慧󠄄き
者にかくして
嬰兒に
顯し
給へり。
〔マタイ傳13章11節〕11 答へて
言ひ
給ふ『なんぢらは
天國の
奧義を
知ることを
許されたれど、
彼らは
許されず。
〔マルコ傳4章34節〕34 譬ならでは
語り
給はず、
弟子たちには、
人なき
時に
凡ての
事を
釋き
給へり。
〔ルカ傳10章23節〕23 斯て
弟子たちを
顧󠄃み
窃に
言ひ
給ふ『なんぢらの
見る
所󠄃を
見る
眼は
幸福なり。
they were amazed
〔ゼカリヤ書3章8節〕8 祭司の
長ヨシユアよ
請󠄃ふ
汝と
汝の
前󠄃に
坐する
汝の
同僚とともに
聽べし
彼らは
即ち
前󠄃表となるべき
人なり
我かならず
我僕たる
枝を
來らすべし
〔ルカ傳9章51節〕51 イエス
天に
擧げらるる
時滿ちんとしたれば、
御顏を
堅くエルサレムに
向けて
進󠄃まんとし、
〔ヨハネ傳11章8節〕8 弟子たち
言ふ『ラビ、この
程もユダヤ
人、なんぢを
石にて
擊たんとせしに、
復かしこに
徃き
給ふか』
〔ヨハネ傳11章16節〕16 デドモと
稱ふるトマス、
他の
弟子たちに
言ふ『われらも
徃きて
彼と
共に
死ぬべし』
they were in
〔マタイ傳20章17節〕17 イエス、エルサレムに
上らんと
爲給ふとき、
窃に
十二弟子を
近󠄃づけて、
途󠄃すがら
言ひ
給ふ、~
(19) また
嘲弄し、
鞭ち、
十字架につけん
爲に
異邦人に
付さん、
斯て
彼は
三日めに
甦へるべし』
〔マタイ傳20章19節〕
〔ルカ傳18章31節〕31 イエス
十二弟子を
近󠄃づけて
言ひたまふ『
視よ、
我らエルサレムに
上る。
人の
子につき
預言者たちによりて
錄されたる
凡ての
事は、
成し
遂󠄅げらるべし。~
(34) 弟子たち
此等のことを
一つだに
悟らず、
此の
言かれらに
隱れたれば、その
言ひ
給ひしことを
知らざりき。
〔ルカ傳18章34節〕
『視よ、我らエルサレムに上る。人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら死に定めて、異邦人に付さん。
Saying, Behold, we go up to Jerusalem; and the Son of man shall be delivered unto the chief priests, and unto the scribes; and they shall condemn him to death, and shall deliver him to the Gentiles:
and the Son
〔マタイ傳16章21節〕21 この
時よりイエス・キリスト、
弟子たちに、
己のエルサレムに
徃きて、
長老・
祭司長・
學者らより
多くの
苦難を
受け、かつ
殺され、
三日めに
甦へるべき
事を
示し
始めたまふ。
〔マタイ傳17章22節〕22 彼らガリラヤに
集ひをる
時、イエス
言ひたまふ『
人の
子は
人の
手に
付され、
〔マタイ傳17章23節〕23 人々は
之を
殺さん、
斯て
三日めに
甦へるべし』
弟子たち
甚く
悲しめり。
〔マタイ傳20章17節〕17 イエス、エルサレムに
上らんと
爲給ふとき、
窃に
十二弟子を
近󠄃づけて、
途󠄃すがら
言ひ
給ふ、~
(19) また
嘲弄し、
鞭ち、
十字架につけん
爲に
異邦人に
付さん、
斯て
彼は
三日めに
甦へるべし』
〔マタイ傳20章19節〕
〔マルコ傳8章31節〕31 斯て
人の
子の
必ず
多くの
苦難をうけ、
長老・
祭司長・
學者らに
棄てられ、かつ
殺され、
三日の
後に
甦へるべき
事を
敎へはじめ、
〔マルコ傳9章31節〕31 これは
弟子たちに
敎をなし、かつ『
人の
子は
人々の
手にわたされ、
人々これを
殺し、
殺されて、
三日ののち
甦へるべし』と
言ひ
給ふが
故なり。
〔ルカ傳9章22節〕22 『
人の
子は
必ず
多くの
苦難をうけ、
長老・
祭司長・
學者らに
棄てられ、かつ
殺され、
三日めに
甦へるべし』
〔ルカ傳18章31節〕31 イエス
十二弟子を
近󠄃づけて
言ひたまふ『
視よ、
我らエルサレムに
上る。
人の
子につき
預言者たちによりて
錄されたる
凡ての
事は、
成し
遂󠄅げらるべし。~
(33) 彼等これを
鞭うち、かつ
殺さん。
斯て
彼は
三日めに
甦へるべし』 〔ルカ傳18章33節〕
〔ルカ傳24章6節〕6 彼は
此處に
在さず、
甦へり
給へり。
尙ガリラヤに
居給へるとき、
如何に
語り
給ひしかを
憶ひ
出でよ。
〔ルカ傳24章7節〕7 即ち「
人の
子は
必ず
罪ある
人の
手に
付され、
十字架につけられ、かつ
三日めに
甦へるべし」と
言ひ
給へり』
condemn
〔マルコ傳14章64節〕64 なんぢら
此の
瀆言を
聞けり、
如何に
思ふか』かれら
擧りてイエスを
死に
當るべきものと
定む。
〔使徒行傳13章27節〕27 それエルサレムに
住󠄃める
者および
其の
司らは、
彼をも
安息日ごとに
讀むところの
預言者たちの
言をも
知らず、
彼を
刑ひて
預言を
成就せしめたり。
〔ヤコブ書5章6節〕6 汝らは
正しき
者を
罪に
定め、
且これを
殺せり、
彼は
汝らに
抵抗することなし。
deliver
〔マルコ傳15章1節〕1 夜明るや
直ちに、
祭司長・
長老・
學者ら、
即ち
全󠄃議會ともに
相議りて、イエスを
縛り
曵きゆきて、ピラトに
付す。
〔ルカ傳23章2節〕2 訴へ
出でて
言ふ『われら
此の
人が、わが
國の
民を
惑し、
貢をカイザルに
納󠄃むるを
禁じ、かつ
自ら
王なるキリストと
稱ふるを
認󠄃めたり』
〔ヨハネ傳18章28節〕28 斯て
人々イエスをカヤパの
許より
官邸にひきゆく、
時は
夜明なり。
彼ら
過󠄃越の
食󠄃をなさんために、
汚穢を
受けじとて
己らは
官邸に
入らず。
〔ヨハネ傳19章11節〕11 イエス
答へ
給ふ『なんぢ
上より
賜はらずば、
我に
對して
何の
權威もなし。この
故に
我をなんぢに
付しし
者の
罪は
更に
大なり』
〔使徒行傳3章13節〕13 アブラハム、イサク、ヤコブの
神、われらの
先祖の
神は、その
僕イエスに
榮光あらしめ
給へり。
汝等このイエスを
付し、ピラトの
之を
釋さんと
定めしを、
其の
前󠄃にて
否みたり。
〔使徒行傳3章14節〕14 汝らは、この
聖󠄄者・
義人を
否みて、
殺人者を
釋さんことを
求め、
we go
〔使徒行傳20章22節〕22 視よ、
今われは
心搦められて、エルサレムに
徃く。
彼處にて
如何なる
事の
我に
及ぶかを
知らず。
異邦人は嘲弄し、唾し、鞭ち、遂󠄅に殺さん、斯て彼は三日の後に甦へるべし』
And they shall mock him, and shall scourge him, and shall spit upon him, and shall kill him: and the third day he shall rise again.
and the
〔詩篇16章10節〕10 そは
汝わがたましひを
陰府にすておきたまはず なんぢの
聖󠄄者を
墓のなかに
朽しめたまはざる
可ればなり
〔ホセア書6章2節〕2 ヱホバは
二日ののちわれらむ
活かへし
三日にわれらを
起󠄃せたまはん
我らその
前󠄃にて
生ん
〔マタイ傳12章39節〕39 答へて
言ひたまふ『
邪曲にして
不義なる
代は
徴を
求む、されど
預言者ヨナの
徴のほかに
徴は
與へられじ。
〔マタイ傳12章40節〕40 即ち「ヨナが
三日三夜、
大魚の
腹の
中に
在りし」ごとく、
人の
子も
三日三夜、
地の
中に
在るべきなり。
〔ヨハネ傳1章17節〕17 律法はモーセによりて
與へられ、
恩惠と
眞理とはイエス・キリストによりて
來れるなり。
〔ヨハネ傳2章10節〕10 『おほよそ
人は
先よき
葡萄酒を
出し、
醉のまはる
頃ほひ
劣れるものを
出すに、
汝はよき
葡萄酒を
今まで
留め
置きたり』
mock
〔詩篇22章6節〕6 然はあれどわれは
蟲にして
人にあらず
世にそしられ
民にいやしめらる~
(8) かれはヱホバによりたのめりヱホバ
助くべし ヱホバかれを
悅びたまふが
故にたすくべしと 〔詩篇22章8節〕
〔詩篇22章13節〕13 かれらは
口をあけて
我にむかひ
物をかきさき
吼うだく
獅のごとし
〔イザヤ書53章3節〕3 かれは
侮られて
人にすてられ
悲哀の
人にして
病患をしれり また
面をおほひて
避󠄃ることをせらるる
者のごとく
侮られたり われらも
彼をたふとまざりき
〔マタイ傳27章27節〕27 ここに
總督の
兵卒ども、イエスを
官邸につれゆき、
全󠄃隊を
御許に
集め、~
(44) ともに
十字架につけられたる
强盜どもも、
同じ
事をもてイエスを
罵れり。
〔マタイ傳27章44節〕
〔マルコ傳14章65節〕65 而して
或者どもはイエスに
唾し、
又󠄂その
顏を
蔽ひ、
拳にて
搏ちなど
爲始めて
言ふ、『
預言せよ』
下役どもイエスを
受け、
手掌にてうてり。
〔マルコ傳15章17節〕17 彼に
紫色の
衣を
著せ、
茨の
冠冕を
編みて
冠らせ、~
(20) かく
嘲弄してのち、
紫色の
衣を
剝ぎ、
故の
衣を
著せ
十字架につけんとて
曵き
出せり。 〔マルコ傳15章20節〕
〔マルコ傳15章29節〕29 徃來の
者どもイエスを
譏り、
首を
振りて
言ふ『ああ
宮を
毀ちて
三日のうちに
建つる
者よ、~
(31) 祭司長らも
亦同じく
學者らと
共に
嘲弄して
互に
言ふ『
人を
救ひて、
己を
救ふこと
能はず、 〔マルコ傳15章31節〕
〔ルカ傳22章63節〕63 守る
者どもイエスを
嘲弄し、
之を
打ち、~
(65) この
他なほ
多くのことを
言ひて、
譏れり。
〔ルカ傳22章65節〕
〔ルカ傳23章11節〕11 ヘロデその
兵卒と
共にイエスを
侮り、かつ
嘲弄し、
華美なる
衣を
著せて、ピラトに
返󠄄す。
〔ルカ傳23章35節〕35 民は
立ちて
見ゐたり。
司たちも
嘲りて
言ふ『かれは
他人を
救へり、もし
神の
選󠄄び
給ひしキリストならば、
己をも
救へかし』~
(39) 十字架に
懸けられたる
惡人の
一人、イエスを
譏りて
言ふ『なんぢはキリストならずや、
己と
我らとを
救へ』 〔ルカ傳23章39節〕
〔ヨハネ傳19章2節〕2 兵卒ども
茨にて
冠冕をあみ、その
首にかむらせ、
紫色の
上衣をきせ、
〔ヨハネ傳19章3節〕3 御許に
進󠄃みて
言ふ『ユダヤ
人の
王やすかれ』
而して
手掌にて
打てり。
spit
〔ヨブ記30章10節〕10 かれら
我を
厭ふて
遠󠄄く
我を
離れ またわが
面に
唾することを
辭まず
〔イザヤ書50章6節〕6 われを
撻つものにわが
背をまかせわが
鬚をぬくものにわが
頬をまかせ
恥と
唾とをさくるために
面をおほふことをせざりき
〔マタイ傳26章67節〕67 ここに
彼等その
御顏に
唾し
拳にて
搏ち、
或者どもは
手掌にて
批きて
言ふ
〔マルコ傳14章63節〕63 此のとき
大祭司おのが
衣を
裂きて
言ふ『なんぞ
他に
證人を
求めん。
爰にゼベダイの子ヤコブ、ヨハネ御許に來りて言ふ『師よ、願くは我らが何にても求むる所󠄃を爲したまへ』
And James and John, the sons of Zebedee, come unto him, saying, Master, we would that thou shouldest do for us whatsoever we shall desire.
James
〔マルコ傳1章19節〕19 少し
進󠄃みゆきて、ゼベダイの
子ヤコブとその
兄弟ヨハネとを
見給ふ、
彼らも
舟にありて
網を
繕ひゐたり。
〔マルコ傳1章20節〕20 直ちに
呼び
給へば、
父󠄃ゼベダイを
雇人とともに
舟に
遺󠄃して
從ひゆけり。
〔マルコ傳5章37節〕37 斯てペテロ、ヤコブその
兄弟ヨハネの
他は、ともに
徃く
事を
誰にも
許し
給はず。
〔マルコ傳9章2節〕2 六日の
後、イエスただペテロ、ヤコブ、ヨハネのみを
率󠄃きつれ、
人を
避󠄃けて
高き
山に
登りたまふ。
斯て
彼らの
前󠄃にて
其の
狀かはり、
〔マルコ傳14章33節〕33 斯てペテロ、ヤコブ、ヨハネを
伴󠄃ひゆき、
甚く
驚き、かつ
悲しみ
出でて
言ひ
給ふ
come
〔マタイ傳20章20節〕20 爰にゼベダイの
子らの
母、その
子らと
共に
御許にきたり、
拜して
何事か
求めんとしたるに、~
(28) 斯のごとく
人の
子の
來れるも
事へらるる
爲にあらず、
反つて
事ふることをなし、
又󠄂おほくの
人の
贖償として
己が
生命を
與へん
爲なり』
〔マタイ傳20章28節〕
we would
〔サムエル後書14章4節〕4 テコアの
婦󠄃王にいたり
地に
伏て
拜し
王にいひけるは
王よ
助けたまへ~
(11) 婦󠄃いひけるは
願くは
王爾の
神ヱホバを
憶えてかの
仇を
報ゆる
者をして
重て
滅すことを
爲しめず
我子を
斷ことなからしめたまへと
王いひけるはヱホバは
生く
爾の
子の
髮毛一すぢも
地に
隕ることなかるべし
〔サムエル後書14章11節〕
〔列王紀略上2章16節〕16 今我一の
願を
汝に
求む
請󠄃ふわが
面を
黜くるなかれバテシバかれにいひけるは
言されよ
〔列王紀略上2章20節〕20 しかしてバテシバいひけるは
我一の
細小き
願を
汝に
求むわが
面を
黜くるなかれ
王かれにいひけるは
母上よ
求めたまへ
我汝の
面を
黜けざるなり
イエス言ひ給ふ『わが汝らに何を爲さんことを望󠄇むか』
And he said unto them, What would ye that I should do for you?
What
〔列王紀略上3章5節〕5 ギベオンにてヱホバ
夜の
夢にソロモンに
顯れたまへり
神いひたまひけるは
我何を
汝に
與ふべきか
汝求めよ~
(15) ソロモン
目寤て
視るに
夢なりき
斯てソロモン、エルサレムに
至りヱホバの
契󠄅約の
櫃の
前󠄃に
立ち
燔祭を
献げ
酬恩祭を
爲して
其諸の
臣僕に
饗宴を
爲り
〔列王紀略上3章15節〕
〔マルコ傳10章51節〕51 イエス
答へて
言ひ
給ふ『わが
汝に
何を
爲さんことを
望󠄇むか』
盲人いふ『わが
師よ、
見えんことなり』
〔ヨハネ傳15章7節〕7 汝等もし
我に
居り、わが
言なんぢらに
居らば、
何にても
望󠄇に
隨ひて
求めよ、
然らば
成らん。
彼ら言ふ『なんぢの榮光の中にて、一人をその右に、一人をその左に坐せしめ給へ』
They said unto him, Grant unto us that we may sit, one on thy right hand, and the other on thy left hand, in thy glory.
in
〔マタイ傳25章31節〕31 人の
子その
榮光をもて、もろもろの
御使を
率󠄃ゐきたる
時、その
榮光の
座位に
坐せん。
〔マルコ傳8章38節〕38 不義なる、
罪深き
今の
代にて、
我または
我が
言を
恥づる
者をば、
人の
子もまた、
父󠄃の
榮光をもて、
聖󠄄なる
御使たちと
共に
來らん
時に
恥づべし』
〔ルカ傳24章26節〕26 キリストは
必ず
此らの
苦難を
受けて、
其の
榮光に
入るべきならずや』
〔ペテロ前書1章11節〕11 即ち
彼らは
己が
中に
在すキリストの
靈の、キリストの
受くべき
苦難および
其の
後の
榮光を
預じめ
證して、
何時のころ
如何なる
時を
示し
給ひしかを
査べたり。
sit
〔列王紀略上22章19節〕19 ミカヤ
言けるは
然ば
汝ヱホバの
言を
聽べし
我ヱホバの
其位に
坐しゐたまひて
天の
萬軍の
其傍に
右左に
立つを
見たるに
〔詩篇45章9節〕9 なんぢがたふとき
婦󠄃のなかにはもろもろの
王のむすめあり
皇后はオフルの
金をかざりてなんぢの
右にたつ
〔詩篇110章1節〕1 ヱホバわが
主にのたまふ
我なんぢの
仇をなんぢの
承足とするまではわが
右にざすべし
〔マルコ傳16章19節〕19 語り
終󠄃へてのち、
主イエスは
天に
擧げられ、
神の
右に
坐し
給ふ。
イエス言ひ給ふ『なんぢらは求むる所󠄃を知らず、汝等わが飮む酒杯を飮み、我が受くるバプテスマを受け得るか』
But Jesus said unto them, Ye know not what ye ask: can ye drink of the cup that I drink of? and be baptized with the baptism that I am baptized with?
Ye know not
〔列王紀略上2章22節〕22 ソロモン
王答て
其母にいひけるは
何ぞアドニヤのためにシユナミ
人アビシヤグを
求めらるるや
彼のために
國をも
求められよ
彼は
我の
兄なればなり
彼と
祭司アビヤタルとゼルヤの
子ヨアブのために
求められよと
〔エレミヤ記45章5節〕5 汝己れの
爲に
大なる
事を
求むるかこれを
求むる
勿れ
視よわれ
災をすべての
民に
降さん
然ど
汝の
生命は
我汝のゆかん
諸の
處にて
汝の
掠物とならしめんとヱホバいひたまふ
〔マタイ傳20章21節〕21 イエス
彼に
言ひたまふ『
何を
望󠄇むか』かれ
言ふ『この
我が
二人の
子が
汝の
御國にて
一人は
汝の
右に、
一人は
左に
坐せんことを
命じ
給へ』
〔マタイ傳20章22節〕22 イエス
答へて
言ひ
給ふ『なんぢらは
求むる
所󠄃を
知らず、
我が
飮まんとする
酒杯を
飮み
得るか』かれら
言ふ『
得るなり』
〔ロマ書8章26節〕26 斯のごとく
御靈も
我らの
弱󠄃を
助けたまふ。
我らは
如何に
祈るべきかを
知らざれども、
御靈みづから
言ひ
難き
歎をもて
執成し
給ふ。
〔ヤコブ書4章3節〕3 汝ら
求めてなほ
受けざるは、
慾のために
費さんとて
妄に
求むるが
故なり。
baptized with the
〔ルカ傳12章50節〕50 されど
我には
受くべきバプテスマあり。その
成し
遂󠄅げらるるまでは
思ひ
逼ること
如何許ぞや。
drink of the
〔詩篇75章8節〕8 ヱホバの
手にさかづきありて
酒あわだてり その
中にものまじりてみつ
神これをそそぎいだせり
誠にその
滓は
地のすべてのあしき
者しぼりて
飮むべし
〔イザヤ書51章22節〕22 なんぢの
主ヱホバおのが
民の
訟をあげつらひ
給ふ なんぢの
神かくいひ
給ふ
我よろめかす
酒杯をなんぢの
手より
取除き わがいきどほりの
大杯をとりのぞきたり
汝ふたゝびこれを
飮ことあらじ
〔エレミヤ記25章15節〕15 イスラエルの
神ヱホバかく
我に
云たまへり
我手より
此怒の
杯をうけて
我汝を
遣󠄃はすところの
國々の
民に
飮しめよ
〔マタイ傳26章39節〕39 少し
進󠄃みゆきて、
平󠄃伏し
祈りて
言ひ
給ふ『わが
父󠄃よ、もし
得べくば
此の
酒杯を
我より
過󠄃ぎ
去らせ
給へ。されど
我が
意󠄃の
儘にとにはあらず、
御意󠄃のままに
爲し
給へ』
〔マルコ傳14章36節〕36 『《[*]》アバ
父󠄃よ、
父󠄃には
能はぬ
事なし、
此の
酒杯を
我より
取り
去り
給へ。されど
我が
意󠄃のままを
成さんとにあらず、
御意󠄃のままを
成し
給へ』[*「父󠄃」の義なり。]
〔ルカ傳22章42節〕42 『
父󠄃よ、
御旨ならば、
此の
酒杯を
我より
取り
去りたまへ、
然れど
我が
意󠄃にあらずして
御意󠄃の
成らんことを
願ふ』
〔ヨハネ傳18章11節〕11 イエス、ペテロに
言ひたまふ『
劍を
鞘に
收めよ、
父󠄃の
我に
賜ひたる
酒杯は、われ
飮まざらんや』
彼等いふ『得るなり』イエス言ひ給ふ『なんぢら我が飮む酒杯を飮み、また我が受くるバプテスマを受くべし。
And they said unto him, We can. And Jesus said unto them, Ye shall indeed drink of the cup that I drink of; and with the baptism that I am baptized withal shall ye be baptized:
We
〔マルコ傳14章31節〕31 ペテロ
力をこめて
言ふ『われ
汝とともに
死ぬべき
事ありとも
汝を
否まず』
弟子たち
皆かく
言へり。
〔ヨハネ傳13章37節〕37 ペテロ
言ふ『
主よ、いま
從ふこと
能はぬは
何故ぞ、
我は
汝のために
生命を
棄てん』
Ye
〔マタイ傳10章25節〕25 弟子はその
師のごとく、
僕はその
主の
如くならば
足れり。もし
家主をベルゼブルと
呼びたらんには、
况てその
家の
者をや。
〔マルコ傳14章36節〕36 『《[*]》アバ
父󠄃よ、
父󠄃には
能はぬ
事なし、
此の
酒杯を
我より
取り
去り
給へ。されど
我が
意󠄃のままを
成さんとにあらず、
御意󠄃のままを
成し
給へ』[*「父󠄃」の義なり。]
〔ヨハネ傳15章20節〕20 わが
汝らに「
僕はその
主人より
大ならず」と
吿げし
言をおぼえよ。
人もし
我を
責めしならば、
汝等をも
責め、わが
言を
守りしならば、
汝らの
言をも
守らん。
〔ヨハネ傳17章14節〕14 我は
御言を
彼らに
與へたり、
而して
世は
彼らを
憎めり、
我の
世のものならぬごとく、
彼らも
世のものならぬに
因りてなり。
〔コロサイ書1章24節〕24 われ
今なんぢらの
爲に
受くる
苦難を
喜び、
又󠄂キリストの
體なる
敎會のために
我が
身をもてキリストの
患難の
缺けたるを
補ふ。
〔ヨハネ黙示録1章9節〕9 汝らの
兄弟にして
汝らと
共にイエスの
艱難と
國と
忍󠄄耐とに
與る
我ヨハネ、
神の
言とイエスの
證との
爲にパトモスといふ
島に
在りき。
然れど我が右左に坐することは、我の與ふべきものならず、ただ備へられたる人こそ與へらるるなれ』
But to sit on my right hand and on my left hand is not mine to give; but it shall be given to them for whom it is prepared.
(Whole verse)
〔マタイ傳20章23節〕23 イエス
言ひたまふ『
實に
汝らは
我が
酒杯を
飮むべし、
然れど
我が
右左に
坐することは、これ
我の
與ふべきものならず、
我が
父󠄃より
備へられたる
人こそ
與へらるるなれ』
〔マタイ傳25章34節〕34 爰に
王その
右にをる
者どもに
言はん「わが
父󠄃に
祝せられたる
者よ、
來りて
世の
創より
汝等のために
備へられたる
國を
嗣げ。
〔ヨハネ傳17章2節〕2 汝より
賜はりし
凡ての
者に、
永遠󠄄の
生命を
與へしめんとて、
萬民を
治むる
權威を
子に
賜ひたればなり。
〔ヨハネ傳17章24節〕24 父󠄃よ、
望󠄇むらくは、
我に
賜ひたる
人々の
我が
居るところに
我と
偕にをり、
世の
創の
前󠄃より
我を
愛し
給ひしによりて、
汝の
我に
賜ひたる
我が
榮光を
見んことを。
〔ヘブル書11章16節〕16 されど
彼らの
慕ふ
所󠄃は
天にある
更に
勝󠄃りたる
所󠄃なり。この
故に
神は
彼らの
神と
稱へらるるを
恥とし
給はず、そは
彼等のために
都を
備へ
給へばなり。
十人の弟子これを聞き、ヤコブとヨハネとの事により憤ほり出でたれば、
And when the ten heard it, they began to be much displeased with James and John.
they
〔箴言13章10節〕10 驕傲はただ
爭端を
生ず
勸吿をきく
者は
智慧󠄄あり
〔マタイ傳20章24節〕24 十人の
弟子これを
聞き、
二人の
兄弟の
事によりて
憤ほる。
〔マルコ傳9章33節〕33 斯てカペナウムに
到る。イエス
家に
入りて、
弟子たちに
問ひ
給ふ『なんぢら
途󠄃すがら
何を
論ぜしか』~
(36) 斯てイエス
幼兒をとりて
彼らの
中におき、
之を
抱きて
言ひ
給ふ、 〔マルコ傳9章36節〕
〔ルカ傳22章24節〕24 また
彼らの
間に
己らの
中たれか
大ならんとの
爭論おこりたれば、
〔ロマ書12章10節〕10 兄弟の
愛をもて
互に
愛しみ、
禮儀をもて
相讓り、
〔ピリピ書2章3節〕3 何事にまれ、
徒黨また
虛榮のために
爲な、おのおの
謙󠄃遜をもて
互に
人を
己に
勝󠄃れりと
爲よ。
〔ヤコブ書4章5節〕5 聖󠄄書に『
神は
我らの
衷に
住󠄃ませ
給ひし
靈を、
妬むほどに
慕ひたまふ』と
云へるを
虛しきことと
汝ら
思ふか。
イエス彼らを呼びて言ひたまふ『異邦人の君と認󠄃めらるる者の、その民を宰どり、大なる者の、民の上に權を執ることは、汝らの知る所󠄃なり。
But Jesus called them to him, and saith unto them, Ye know that they which are accounted to rule over the Gentiles exercise lordship over them; and their great ones exercise authority upon them.
Ye know
〔マタイ傳20章25節〕25 イエス
彼らを
呼びて
言ひたまふ『
異邦人の
君のその
民を
宰どり、
大なる
者の
民の
上に
權を
執ることは
汝らの
知る
所󠄃なり。
〔ルカ傳22章25節〕25 イエス
言ひたまふ『
異邦人の
王は、その
民を
宰どり、また
民を
支配する
者は、
恩人と
稱へらる。
are accounted
然れど汝らの中にては然らず、反つて大ならんと思ふ者は、汝らの役者となり、
But so shall it not be among you: but whosoever will be great among you, shall be your minister:
so
〔ヨハネ傳18章36節〕36 イエス
答へ
給ふ『わが
國はこの
世のものならず、
若し
我が
國この
世のものならば、
我が
僕ら
我をユダヤ
人に
付さじと
戰ひしならん。
然れど
我が
國は
此の
世よりのものならず』
〔ロマ書12章2節〕2 又󠄂この
世に
效ふな、
神の
御意󠄃の
善にして
悅ぶべく、かつ
全󠄃きことを
辨へ
知らんために
心を
更へて
新にせよ。
whosoever
〔マタイ傳20章26節〕26 汝らの
中にては
然らず、
汝らの
中に
大ならんと
思ふ
者は、
汝らの
役者となり、
〔マタイ傳23章8節〕8 されど
汝らはラビの
稱を
受くな、
汝らの
師は
一人にして、
汝等はみな
兄弟なり。~
(12) 凡そおのれを
高うする
者は
卑うせられ、
己を
卑うする
者は
高うせらるるなり。
〔マタイ傳23章12節〕
〔マルコ傳9章35節〕35 イエス
坐して、
十二弟子を
呼び、
之に
言ひたまふ『
人もし
頭たらんと
思はば、
凡ての
人の
後となり、
凡ての
人の
役者となるべし』
〔ルカ傳9章48節〕48 『おほよそ
我が
名のために
此の
幼兒を
受くる
者は、
我を
受くるなり。
我を
受くる
者は、
我を
遣󠄃しし
者を
受くるなり。
汝らの
中にて
最も
小き
者は、これ
大なるなり』
〔ルカ傳14章11節〕11 凡そおのれを
高うする
者は
卑うせられ、
己を
卑うする
者は
高うせらるるなり』
〔ルカ傳18章14節〕14 われ
汝らに
吿ぐ、この
人は、かの
人よりも
義とせられて、
己が
家に
下り
徃けり。おほよそ
己を
高うする
者は
卑うせられ、
己を
卑うする
者は
高うせらるるなり』
〔ヨハネ傳13章13節〕13 なんぢら
我を
師また
主ととなふ、
然か
言ふは
宜なり、
我は
是なり。~
(18) これ
汝ら
凡ての
者につきて
言ふにあらず、
我はわが
選󠄄びたる
者どもを
知る。されど
聖󠄄書に「
我とともにパンを
食󠄃ふ
者、われに
向ひて
踵を
擧げたり」と
云へることは、
必ず
成就すべきなり。 〔ヨハネ傳13章18節〕
〔コリント前書9章19節〕19 われ
凡ての
人に
對して
自主の
者なれど、
更に
多くの
人を
得んために、
自ら
凡ての
人の
奴隷となれり。~
(23) われ
福音󠄃のために
凡ての
事をなす、これ
我も
共に
福音󠄃に
與らん
爲なり。 〔コリント前書9章23節〕
〔ガラテヤ書5章13節〕13 兄弟よ、
汝らの
召されたるは
自由を
與へられん
爲なり。ただ
其の
自由を
肉に
從ふ
機會となさず、
反つて
愛をもて
互に
事へよ。
〔ペテロ前書5章5節〕5 若き
者よ、なんぢら
長老たちに
服󠄃へ、かつ
皆たがひに
謙󠄃遜をまとへ『
神は
高ぶる
者を
拒ぎ、
謙󠄃だる
者に
恩惠を
與へ
給ふ』
〔ペテロ前書5章6節〕6 この
故に
神の
能力ある
御手の
下に
己を
卑うせよ、
然らば
時に
及びて
神なんぢらを
高うし
給はん。
頭たらんと思ふ者は、凡ての者の僕となるべし。
And whosoever of you will be the chiefest, shall be servant of all.
人の子の來れるも、事へらるる爲にあらず、反つて事ふることをなし、又󠄂おほくの人の贖償として己が生命を與へん爲なり』
For even the Son of man came not to be ministered unto, but to minister, and to give his life a ransom for many.
and to
〔イザヤ書53章10節〕10 されどヱホバはかれを
碎くことをよろこびて
之をなやましたまへり
斯てかれの
靈魂とがの
献物をなすにいたらば
彼その
末をみるを
得その
日は
永からん かつヱホバの
悅び
給ふことは
彼の
手によりて
榮ゆべし~
(12) このゆゑに
我かれをして
大なるものとともに
物をわかち
取しめん かれは
强きものとともに
掠物をわかちとるべし
彼はおのが
靈魂をかたぶけて
死にいたらしめ
愆あるものとともに
數へられたればなり
彼はおほくの
人の
罪をおひ
愆あるものの
爲にとりなしをなせり 〔イザヤ書53章12節〕
〔ダニエル書9章24節〕24 汝の
民と
汝の
聖󠄄邑のために七十
週󠄃を
定めおかる
而して
惡を
抑へ
罪を
封じ
愆を
贖ひ
永遠󠄄の
義を
携へ
入り
異象と
預言を
封じ
至聖󠄄者に
膏を
灌がん
〔ダニエル書9章26節〕26 その六十二
週󠄃の
後にメシヤ
絕れん
但し
是は
自己のために
非ざるなりまた
一人の
君の
民きたりて
邑と
聖󠄄所󠄃とを
毀たんその
終󠄃は
洪水に
由れる
如くなるべし
戰爭の
終󠄃るまでに
荒蕪すでに
極る
〔コリント後書5章21節〕21 神は
罪を
知り
給はざりし
者を
我らの
代に
罪となし
給へり、これ
我らが
彼に
在りて
神の
義となるを
得んためなり。
〔ガラテヤ書3章13節〕13 キリストは
我等のために
詛はるる
者となりて
律法の
詛より
我らを
贖ひ
出し
給へり。
錄して『
木に
懸けらるる
者は
凡て
詛はるべし』と
云へばなり。
〔テモテ前書3章4節〕4 善く
己が
家を
理め、
謹嚴にして
子女を
從順ならしむる
者たるべし。~
(6) また
新に
敎に
入りし
者ならざるべし、
恐らくは
傲慢になりて
惡魔󠄃と
同じ
審判󠄄を
受くるに
至らん。 〔テモテ前書3章6節〕
〔テトス書2章14節〕14 キリストは
我等のために
己を
與へたまへり。
是われらを
諸般の
不法より
贖ひ
出して、
善き
業に
熱心なる
特選󠄄の
民を
己がために
潔󠄄めんとてなり。
〔ペテロ前書1章19節〕19 瑕なく
汚點なき
羔羊の
如きキリストの
貴き
血に
由ることを
知ればなり。
came
〔マタイ傳20章28節〕28 斯のごとく
人の
子の
來れるも
事へらるる
爲にあらず、
反つて
事ふることをなし、
又󠄂おほくの
人の
贖償として
己が
生命を
與へん
爲なり』
〔ルカ傳22章26節〕26 然れど
汝らは
然あらざれ、
汝等のうち
大なる
者は
若き
者のごとく、
頭たる
者は
事ふる
者の
如くなれ。
〔ルカ傳22章27節〕27 食󠄃事の
席に
著く
者と
事ふる
者とは、
何れか
大なる。
食󠄃事の
席に
著く
者ならずや、
然れど
我は
汝らの
中にて
事ふる
者のごとし。
〔ヨハネ傳13章14節〕14 我は
主また
師なるに、
尙なんぢらの
足を
洗ひたれば、
汝らも
互に
足を
洗ふべきなり。
〔ピリピ書2章5節〕5 汝らキリスト・イエスの
心を
心とせよ。~
(8) 旣に
人の
狀にて
現れ、
己を
卑うして
死に
至るまで、
十字架の
死に
至るまで
順ひ
給へり。 〔ピリピ書2章8節〕
〔ヘブル書5章8節〕8 彼は
御子なれど、
受けし
所󠄃の
苦難によりて
從順を
學び、
斯て彼らエリコに到る。イエスその弟子たち及び大なる群衆と共に、エリコを出でたまふ時、テマイの子バルテマイといふ盲目の乞食󠄃、路の傍に坐しをりしが、
And they came to Jericho: and as he went out of Jericho with his disciples and a great number of people, blind Bartimaeus, the son of Timaeus, sat by the highway side begging.
as he went
無し
begging
〔ルカ傳16章20節〕20 又󠄂ラザロといふ
貧󠄃しき
者あり、
腫物にて
腫れただれ、
富める
人の
門に
置かれ、
〔ルカ傳16章22節〕22 遂󠄅にこの
貧󠄃しきもの
死に、
御使たちに
携へられてアブラハムの
懷裏に
入れり。
富める
人もまた
死にて
葬られしが、
〔ヨハネ傳9章8節〕8 ここに
隣人および
前󠄃に
彼の
乞食󠄃なるを
見し
者ども
言ふ『この
人は
坐して
物乞ひゐたるにあらずや』
〔使徒行傳3章2節〕2 爰に
生れながらの
跛者かかれて
來る。
宮に
入る
人より
施濟を
乞ふために
日々宮の
美麗といふ
門に
置かるるなり。
〔使徒行傳3章3節〕3 ペテロとヨハネとの
宮に
入らんとするを
見て
施濟を
乞ひたれば、
they came
〔マタイ傳20章29節〕29 彼らエリコを
出づるとき、
大なる
群衆イエスに
從へり。~
(34) イエスいたく
憫みて
彼らの
目に
觸り
給へば、
直ちに
物見ることを
得て、イエスに
從へり。 〔マタイ傳20章34節〕
〔ルカ傳18章35節〕35 イエス、エリコに
近󠄃づき
給ふとき、
一人の
盲人、
路の
傍らに
坐して、
物乞ひ
居たりしが、~
(43) 立刻に
見ることを
得、
神を
崇めてイエスに
從ふ。
民みな
之を
見て
神を
讃美せり。 〔ルカ傳18章43節〕
ナザレのイエスなりと聞き、叫び出して言ふ『ダビデの子イエスよ、我を憫みたまへ』
And when he heard that it was Jesus of Nazareth, he began to cry out, and say, Jesus, thou Son of David, have mercy on me.
Jesus
〔マタイ傳2章23節〕23 ナザレといふ
町に
到りて
住󠄃みたり。これは
預言者たちに
由りて、
彼はナザレ
人と
呼れん、と
云はれたる
言の
成就せん
爲なり。
〔マタイ傳26章71節〕71 かくて
門まで
出で
徃きたるとき
他の
婢女かれを
見て、
其處にをる
者どもに
向ひて『この
人はナザレ
人イエスと
偕にゐたり』と
言へるに、
〔ルカ傳4章16節〕16 偖その
育てられ
給ひし
處の、ナザレに
到り
例のごとく、
安息日に
會堂に
入りて
聖󠄄書を
讀まんとて
立ち
給ひしに、
〔ヨハネ傳1章46節〕46 ナタナエル
言ふ『ナザレより
何の
善き
者か
出づべき』ピリポいふ『
來りて
見よ』
〔ヨハネ傳7章41節〕41 或人は『これキリストなり』と
言ひ、
又󠄂ある
人は『キリスト
爭でガリラヤより
出でんや、
〔ヨハネ傳7章52節〕52 かれら
答へて
言ふ『なんぢもガリラヤより
出でしか、
査べ
見よ、
預言者はガリラヤより
起󠄃る
事なし』
〔ヨハネ傳19章19節〕19 ピラト
罪標を
書きて
十字架の
上に
掲ぐ『ユダヤ
人の
王、ナザレのイエス』と
記したり。
〔使徒行傳6章14節〕14 即ち、かのナザレのイエスは
此の
所󠄃を
毀ち、かつモーセの
傳へし
例を
變ふべしと、
彼が
云へるを
聞けり』と。
thou
〔イザヤ書9章6節〕6 ひとりの
嬰兒われらのために
生れたり
我儕はひとりの
子をあたへられたり
政事はその
肩にあり その
名は
奇妙また
議士 また
大能の
神とこしへのちち
平󠄃和の
君ととなへられん
〔イザヤ書9章7節〕7 その
政事と
平󠄃和とはましくははりて
窮りなし
且ダビデの
位にすわりてその
國ををさめ
今よりのちとこしへに
公平󠄃と
正義とをもてこれを
立これを
保ちたまはん
萬軍のヱホバの
熱心これを
成たまふべし
〔イザヤ書11章1節〕1 ヱツサイの
株より
一つの
芽いで その
根より
一つの
枝はえて
實をむすばん
〔エレミヤ記23章5節〕5 ヱホバいひたまひけるは
視よわがダビデに
一の
義き
枝を
起󠄃す
日來らん
彼王となりて
世を
治め
榮え
公道󠄃と
公義を
世に
行ふべし
〔エレミヤ記23章6節〕6 其日ユダは
救をえイスラエルは
安に
居らん
其名はヱホバ
我儕の
義と
稱らるべし
〔マタイ傳9章27節〕27 イエス
此處より
進󠄃みたまふ
時、ふたりの
盲人さけびて『ダビデの
子よ、
我らを
憫みたまへ』と
言ひつつ
從ふ。
〔マタイ傳15章22節〕22 視よ、カナンの
女、その
邊より
出できたり、
叫びて『
主よ、ダビデの
子よ、
我を
憫み
給へ、わが
娘、
惡鬼につかれて
甚く
苦しむ』と
言ふ。
〔マタイ傳20章30節〕30 視よ、
二人の
盲人、
路の
傍らに
坐しをりしが、イエスの
過󠄃ぎ
給ふことを
聞き、
叫びて
言ふ『
主よ、ダビデの
子よ、
我らを
憫みたまへ』
〔マタイ傳21章9節〕9 かつ
前󠄃にゆき
後にしたがふ
群衆よばはりて
言ふ、『ダビデの
子に《[*]》ホサナ、
讃むべきかな、
主の
御名によりて
來る
者。いと
高き
處にてホサナ』[*「救あれ」との義なり。]
〔マタイ傳22章42節〕42 『なんぢらはキリストに
就きて
如何に
思ふか、
誰の
子なるか』かれら
言ふ『ダビデの
子なり』~
(45) 斯くダビデ
彼を
主と
稱ふれば、
爭でその
子ならんや』 〔マタイ傳22章45節〕
〔使徒行傳13章22節〕22 之を
退󠄃けて
後、ダビデを
擧げて
王となし、
且これを
證して「
我エッサイの
子ダビデといふ
我が
心に
適󠄄ふ
者を
見出せり、
彼わが
意󠄃をことごとく
行はん」と
宣給へり。
〔使徒行傳13章23節〕23 神は
約束に
隨ひて
此の
人の
裔よりイスラエルの
爲に
救主イエスを
興し
給ひしが、
〔ロマ書1章4節〕4 潔󠄄き
靈によれば、
死人の
復活により
大能をもて
神の
子と
定められ
給へり、
即ち
我らの
主イエス・キリストなり。
〔ヨハネ黙示録22章16節〕16 われイエスは
我が
使を
遣󠄃して
諸敎會のために
此等のことを
汝らに
證せり。
我はダビデの
萠蘗また
其の
裔なり、
輝ける
曙の
明星なり』
多くの人かれを禁めて默さしめんとしたれど、增々叫びて『ダビデの子よ、我を憫みたまへ』と言ふ。
And many charged him that he should hold his peace: but he cried the more a great deal, Thou Son of David, have mercy on me.
but
〔創世記32章24節〕24 而してヤコブ
一人遺󠄃りしが
人ありて
夜の
明るまで
之と
角力す~
(28) 其人いひけるは
汝の
名は
重てヤコブととなふべからずイスラエルととなふべし
其は
汝神と
人とに
力をあらそひて
勝󠄃たればなりと 〔創世記32章28節〕
〔マタイ傳15章23節〕23 されどイエス
一言も
答へ
給はず。
弟子たち
來り
請󠄃ひて
言ふ『
女を
歸したまへ、
我らの
後より
叫ぶなり』~
(28) 爰にイエス
答へて
言ひたまふ『をんなよ、
汝の
信仰は
大なるかな、
願のごとく
汝になれ』
娘この
時より
癒󠄄えたり。
〔マタイ傳15章28節〕
〔マルコ傳7章26節〕26 この
女はギリシヤ
人にて、スロ・フェニキヤの
生なり。その
娘より
惡鬼を
逐󠄃ひ
出し
給はんことを
請󠄃ふ。~
(29) イエス
言ひ
給ふ『なんぢ
此の
言によりて[
安んじ]
徃け、
惡鬼は
旣に
娘より
出でたり』 〔マルコ傳7章29節〕
〔ルカ傳11章5節〕5 また
言ひ
給ふ『なんぢらの
中たれか
友あらんに、
夜半󠄃にその
許に
徃きて「
友よ、
我に
三つのパンを
貸せ。~
(10) すべて
求むる
者は
得、
尋󠄃ぬる
者は
見出し、
門を
叩く
者は
開かるるなり。 〔ルカ傳11章10節〕
〔ルカ傳18章1節〕1 また
彼らに
落膽せずして
常に
祈るべきことを、
譬にて
語り
言ひ
給ふ~
(8) 我なんぢらに
吿ぐ、
速󠄃かに
審き
給はん。
然れど
人の
子の
來るとき
地上に
信仰を
見んや』
〔ルカ傳18章8節〕
〔エペソ書6章18節〕18 常にさまざまの
祈と
願とをなし、
御靈によりて
祈り、また
目を
覺して
凡ての
聖󠄄徒のためにも
願ひて
倦まざれ。
〔ヘブル書5章7節〕7 キリストは
肉體にて
在ししとき、
大なる
叫と
淚とをもて、
己を
死より
救ひ
得る
者に
祈と
願とを
献げ、その
恭敬によりて
聽かれ
給へり。
have
〔詩篇62章12節〕12 ああ
主よあはれみも
亦なんぢにあり なんぢは
人おのおのの
作にしたがひて
報をなしたまへばなり
〔箴言2章12節〕12 惡き
途󠄃よりすくひ
虛僞をかたる
者より
救はん
many
〔マタイ傳19章13節〕13 爰に
人々イエスの
手をおきて
祈り
給はんことを
望󠄇みて、
幼兒らを
連れ
來りしに、
弟子たち
禁めたれば、
〔マタイ傳20章31節〕31 群衆かれらを
禁めて
默さしめんと
爲たれど、
愈々叫びて
言ふ『
主よ、ダビデの
子よ、
我らを
憫み
給へ』
〔マルコ傳5章35節〕35 かく
語り
給ふほどに、
會堂司の
家より
人々きたりて
言ふ『なんぢの
娘は
早や
死にたり、
爭でなほ
師を
煩はすべき』
〔ルカ傳18章39節〕39 先だち
徃く
者ども、
彼を
禁めて
默さしめんと
爲たれど、
增々さけびて
言ふ『ダビデの
子よ、
我を
憫みたまへ』
イエス立ち止りて『かれを呼べ』と言ひ給へば、人々盲人を呼びて言ふ『心安かれ、起󠄃て、なんぢを呼びたまふ』
And Jesus stood still, and commanded him to be called. And they call the blind man, saying unto him, Be of good comfort, rise; he calleth thee.
Be
〔ヨハネ傳11章28節〕28 かく
言ひて
後ゆきて
竊にその
姉妹マリヤを
呼びて『
師きたりて
汝を
呼びたまふ』と
言ふ。
stood
〔詩篇86章15節〕15 されど
主よなんぢは
憐憫とめぐみとにとみ
怒をおそくし
愛しみと
眞實とにゆたかなる
神にましませり
〔詩篇145章8節〕8 ヱホバは
惠ふかく
憐憫みち また
怒りたまふことおそく
憐憫おほいなり
〔マタイ傳20章32節〕32 イエス
立ち
止り、
彼らを
呼びて
言ひ
給ふ『わが
汝らに
何を
爲さんことを
望󠄇むか』~
(34) イエスいたく
憫みて
彼らの
目に
觸り
給へば、
直ちに
物見ることを
得て、イエスに
從へり。 〔マタイ傳20章34節〕
〔ルカ傳18章40節〕40 イエス
立ち
止り
盲人を
連れ
來るべきことを
命じ
給ふ。かれ
近󠄃づきたれば、
〔ヘブル書2章17節〕17 この
故に、
神の
事につきて
憐憫ある
忠實なる
大祭司となりて、
民の
罪を
贖はんために、
凡ての
事において
兄弟の
如くなり
給ひしは
宜なり。
〔ヘブル書4章15節〕15 我らの
大祭司は
我らの
弱󠄃を
思ひ
遣󠄃ること
能はぬ
者にあらず、
罪を
外にして
凡ての
事、われらと
等しく
試みられ
給へり。
盲人うはぎを脫󠄁ぎ捨て、躍󠄃り上りて、イエスの許に來りしに、
And he, casting away his garment, rose, and came to Jesus.
(Whole verse)
〔ピリピ書3章7節〕7 されど
曩に
我が
益たりし
事はキリストのために
損と
思ふに
至れり。~
(9) これキリストを
獲、かつ
律法による
己が
義ならで、
唯キリストを
信ずる
信仰による
義、すなはち
信仰に
基きて
神より
賜る
義を
保ち、キリストに
在るを
認󠄃められ、 〔ピリピ書3章9節〕
〔ヘブル書12章1節〕1 この
故に
我らは
斯く
多くの
證人に
雲のごとく
圍まれたれば、
凡ての
重荷と
纒へる
罪とを
除け、
忍󠄄耐をもて
我らの
前󠄃に
置かれたる
馳場をはしり、
イエス答へて言ひ給ふ『わが汝に何を爲さんことを望󠄇むか』盲人いふ『わが師よ、見えんことなり』
And Jesus answered and said unto him, What wilt thou that I should do unto thee? The blind man said unto him, Lord, that I might receive my sight.
What
〔歴代志略下1章7節〕7 その
夜神ソロモンに
顯れてこれに
言たまひけるは
我なんぢに
何を
與ふべきか
求めよ
〔マタイ傳6章8節〕8 さらば
彼らに
效ふな、
汝らの
父󠄃は
求めぬ
前󠄃に、なんぢらの
必要󠄃なる
物を
知りたまふ。
〔マタイ傳7章7節〕7 求めよ、
然らば
與へられん。
尋󠄃ねよ、さらば
見出さん。
門を
叩け、さらば
開かれん。
〔ルカ傳18章41節〕41 イエス
問ひ
給ふ『わが
汝に
何を
爲さんことを
望󠄇むか』
彼いふ『
主よ、
見えんことなり』~
(43) 立刻に
見ることを
得、
神を
崇めてイエスに
從ふ。
民みな
之を
見て
神を
讃美せり。 〔ルカ傳18章43節〕
〔ピリピ書4章6節〕6 何事をも
思ひ
煩ふな、ただ
事ごとに
祈をなし、
願をなし、
感謝して
汝らの
求を
神に
吿げよ。
イエス彼に『ゆけ、汝の信仰なんぢを救へり』と言ひ給へば、直ちに見ることを得、イエスに從ひて途󠄃を徃けり。
And Jesus said unto him, Go thy way; thy faith hath made thee whole. And immediately he received his sight, and followed Jesus in the way.
followed
〔マルコ傳1章31節〕31 イエス
徃きて、その
手をとり、
起󠄃し
給へば、
熱さりて
女かれらに
事ふ。
〔ルカ傳8章2節〕2 また
前󠄃に
惡しき
靈を
逐󠄃ひ
出され、
病を
醫されなどせし
女たち、
即ち
七つの
惡鬼のいでしマグラダと
呼ばるるマリヤ、
〔ルカ傳8章3節〕3 ヘロデの
家司クーザの
妻ヨハンナ
及びスザンナ、
此の
他にも
多くの
女、ともなひゐて
其の
財產をもて
彼らに
事へたり。
he received
〔詩篇146章8節〕8 ヱホバはめしひの
目をひらき ヱホバは
屈者をなほくたたせ ヱホバは
義しきものを
愛しみたまふ
〔イザヤ書29章18節〕18 その
日聾者はこの
書のことばをきき
盲者の
目はくらきより
闇よりみることを
得べし
〔イザヤ書29章19節〕19 謙󠄃だるものはヱホバによりてその
歡喜をまし
人のなかの
貧󠄃きものはイスラエルの
聖󠄄者によりて
快樂をうべし
〔イザヤ書42章16節〕16 われ
瞽者をその
未だしらざる
大路にゆかしめ その
未だしらざる
徑をふましめ
暗󠄃をその
前󠄃に
光となし
曲れるをその
前󠄃になほくすべし
我これらの
事をおこなひて
彼らをすてじ~
(18) 聾者よきけ
瞽者よ
眼をそそぎてみよ 〔イザヤ書42章18節〕
〔マタイ傳11章5節〕5 盲人は
見、
跛者はあゆみ、
癩病人は
潔󠄄められ、
聾者はきき、
死人は
甦へらせられ、
貧󠄃しき
者は
福音󠄃を
聞かせらる。
〔マタイ傳12章22節〕22 ここに
惡鬼に
憑かれたる
盲目の
啞者を
御許に
連れ
來りたれば、
之を
醫して
啞者の
物言ひ、
見ゆるやうに
爲したまひぬ。
〔マタイ傳21章14節〕14 宮にて
盲人・
跛者ども
御許に
來りたれば、
之を
醫したまへり。
〔マルコ傳8章25節〕25 また
御手をその
目にあて
給へば、
視凝めたるに、
癒󠄄えて
凡てのもの
明かに
見えたり。
〔ヨハネ傳9章5節〕5 われ
世にをる
間は
世の
光なり』~
(7) 『ゆきてシロアム(
釋けば
遣󠄃されたる
者)の
池にて
洗へ』
乃ちゆきて
洗ひたれば、
見ゆることを
得て
歸れり。 〔ヨハネ傳9章7節〕
〔ヨハネ傳9章32節〕32 世の
太初より、
盲目にて
生れし
者の
目をあけし
人あるを
聞きし
事なし。
〔ヨハネ傳9章39節〕39 イエス
言ひ
給ふ『われ
審判󠄄の
爲にこの
世に
來れり。
見えぬ
人は
見え、
見ゆる
人は
盲目とならん
爲なり』
〔使徒行傳26章18節〕18 その
目をひらきて
暗󠄃より
光に、サタンの
權威より
神に
立ち
歸らせ、
我に
對する
信仰によりて
罪の
赦と
潔󠄄められたる
者のうちの
嗣業とを
得しめん」と。
made thee whole
無し
thy faith
〔マタイ傳9章22節〕22 イエスふりかへり、
女を
見て
言ひたまふ『
娘よ、
心安かれ、
汝の
信仰なんぢを
救へり』
女この
時より
救はれたり。
〔マタイ傳9章28節〕28 イエス
家にいたり
給ひしに、
盲人ども
御許に
來りたれば、
之に
言ひたまふ『
我この
事をなし
得と
信ずるか』
彼等いふ『
主よ、
然り』~
(30) 乃ち
彼らの
目あきたり。イエス
嚴しく
戒めて
言ひたまふ『
愼みて
誰にも
知らすな』 〔マタイ傳9章30節〕
〔マタイ傳15章28節〕28 爰にイエス
答へて
言ひたまふ『をんなよ、
汝の
信仰は
大なるかな、
願のごとく
汝になれ』
娘この
時より
癒󠄄えたり。
〔マルコ傳5章34節〕34 イエス
言ひ
給ふ『
娘よ、なんぢの
信仰なんぢを
救へり、
安らかに
徃け、
病いえて
健かになれ』
〔ルカ傳7章50節〕50 爰にイエス
女に
言ひ
給ふ『なんぢの
信仰、なんぢを
救へり、
安らかに
徃け』
〔ルカ傳9章48節〕48 『おほよそ
我が
名のために
此の
幼兒を
受くる
者は、
我を
受くるなり。
我を
受くる
者は、
我を
遣󠄃しし
者を
受くるなり。
汝らの
中にて
最も
小き
者は、これ
大なるなり』