そのころ、國守ヘロデ、イエスの噂をききて、
At that time Herod the tetrarch heard of the fame of Jesus,
Herod
0‹14 b41c006v014 〔マルコ傳6章14節〕›~‹16 b41c006v016 〔マルコ傳6章16節〕›
〔マルコ傳6章14節〕14 斯てイエスの
名顯れたれば、ヘロデ
王ききて
言ふ『バプテスマのヨハネ、
死人の
中より
甦へりたり。この
故に
此等の
能力その
中に
働くなり』~
(16) ヘロデ
聞きて
言ふ『わが
首斬りしヨハネ、かれ
甦へりたるなり』 〔マルコ傳6章16節〕
〔マルコ傳8章15節〕15 イエス
彼らを
戒めて
言ひたまふ『
愼みてパリサイ
人のパンだねと、ヘロデのパンだねとに
心せよ』
〔ルカ傳9章7節〕7 さて
國守ヘロデ、ありし
凡ての
事をききて
周󠄃章てまどふ。
或人はヨハネ
死人の
中より
甦へりたりといひ、~
(9) ヘロデ
言ふ『ヨハネは
我すでに
首斬りたり、
然るに
斯る
事のきこゆる
此の
人は
誰なるか』かくてイエスを
見んことを
求めゐたり。
〔ルカ傳9章9節〕
〔ルカ傳13章31節〕31 そのとき
或るパリサイ
人ら、イエスに
來りて
言ふ『いでて
此處を
去り
給へ、ヘロデ
汝を
殺さんとす』
〔ルカ傳13章32節〕32 答へて
言ひ
給ふ『
徃きてかの
狐に
言へ。
視よ、われ
今日明日、
惡鬼を
逐󠄃ひ
出し、
病を
醫し、
而して
三日めに
全󠄃うせられん。
〔ルカ傳23章8節〕8 ヘロデ、イエスを
見て
甚く
喜ぶ。これは
彼に
就きて
聞く
所󠄃ありたれば、
久しく
逢はんことを
欲し、
何をか
徴を
行ふを
見んと
望󠄇み
居たる
故なり。~
(12) ヘロデとピラトと
前󠄃には
仇たりしが、
此の
日たがひに
親しくなれり。
〔ルカ傳23章12節〕
〔ルカ傳23章15節〕15 ヘロデも
亦然り、
彼を
我らに
返󠄄したり。
視よ、
彼は
死に
當るべき
業を
爲さざりき。
〔使徒行傳4章27節〕27 果してヘロデとポンテオ・ピラトとは、
異邦人およびイスラエルの
民等とともに、
汝の
油そそぎ
給ひし
聖󠄄なる
僕イエスに
逆󠄃ひて
此の
都にあつまり、
tetrarch
〔ルカ傳3章1節〕1 テベリオ・カイザル
在位の
十五年ポンテオ・ピラトは、ユダヤの
總督、ヘロデはガリラヤ
分󠄃封の
國守、その
兄弟ピリポは、イツリヤ
及びテラコニテの
地の
分󠄃封の
國守、ルサニヤはアビレネ
分󠄃封の
國守たり、
侍臣どもに言ふ『これバプテスマのヨハネなり。かれ死人の中より甦へりたり、然ればこそ此等の能力その內に働くなれ』
And said unto his servants, This is John the Baptist; he is risen from the dead; and therefore mighty works do shew forth themselves in him.
This
〔マタイ傳11章11節〕11 誠に
汝らに
吿ぐ、
女の
產みたる
者のうち、バプテスマのヨハネより
大なる
者は
起󠄃らざりき。
然れど
天國にて
小き
者も、
彼よりは
大なり。
〔マタイ傳16章14節〕14 彼等いふ『
或人はバプテスマのヨハネ、
或人はエリヤ、
或人はエレミヤ、また
預言者の
一人』
〔マルコ傳8章28節〕28 答へて
言ふ『バプテスマのヨハネ、
或人はエリヤ、
或人は
預言者の
一人』
〔ヨハネ傳10章41節〕41 多くの
人みもとに
來りて『ヨハネは
何の
徴をも
行はざりしかど、この
人に
就きてヨハネの
言ひし
事は、ことごとく
眞なりき』と
言ふ。
do shew forth themselves in him
ヘロデ先に己が兄弟ピリポの妻ヘロデヤの爲にヨハネを捕へ、縛りて獄に入れたり。
For Herod had laid hold on John, and bound him, and put him in prison for Herodias' sake, his brother Philip's wife.
Herod
〔マルコ傳6章17節〕17 ヘロデ
先にその
娶りたる
己が
兄弟ピリポの
妻ヘロデヤの
爲に、みづから
人を
遣󠄃し、ヨハネを
捕へて
獄に
繋げり。
〔ルカ傳3章19節〕19 然るに
國守ヘロデ、その
兄弟の
妻ヘロデヤの
事につき、
又󠄂その
行ひたる
凡ての
惡しき
事につきて、ヨハネに
責められたれば、
〔ルカ傳3章20節〕20 更に
復一つの
惡しき
事を
加へて、ヨハネを
獄に
閉ぢこめたり。
〔ヨハネ傳3章23節〕23 ヨハネもサリムに
近󠄃きアイノンにてバプテスマを
施しゐたり、
其處に
水おほくある
故なり。
人々つどひ
來りてバプテスマを
受く。
Herodias'
無し
Philip's
無し
his
〔ルカ傳13章1節〕1 その
折しも
或人々きたりてピラトがガリラヤ
人らの
血を
彼らの
犧牲にまじへたりし
事をイエスに
吿げたれば、
ヨハネ、ヘロデに『かの女を納󠄃るるは宜しからず』と言ひしに因る。
For John said unto him, It is not lawful for thee to have her.
(Whole verse)
〔レビ記18章16節〕16 汝の
兄弟の
妻と
淫する
勿れ
是汝の
兄弟を
辱しむるなればなり
〔レビ記20章21節〕21 人もしその
兄弟の
妻を
取ば
是汚はしき
事なり
彼その
兄弟の
陰所󠄃を
露したるなればその
二人は
子なかるべし
〔申命記25章5節〕5 兄弟ともに
居んにその
中の
一人死て
子を
遺󠄃さざる
時はその
死たる
者の
妻いでて
他人に
嫁ぐべからず
其夫の
兄弟これの
所󠄃に
入りこれを
娶りて
妻となし
斯してその
夫の
兄弟たる
道󠄃をこれに
盡し
〔申命記25章6節〕6 而してその
婦󠄃の
生ところの
初子をもてその
死たる
兄弟の
後を
嗣しめその
名をイスラエルの
中に
絕ざらしむべし
〔サムエル後書12章7節〕7 ナタン、ダビデにいひけるは
汝は
其人なりイスラエルの
神ヱホバ
斯いひたまふ
我汝に
膏を
沃いでイスラエルの
王となし
我汝をサウルの
手より
救ひいだし
〔列王紀略上21章19節〕19 爾彼に
吿て
言べしヱホバ
斯言ふ
爾は
殺し
亦取たるやと
又󠄂爾彼に
吿て
言ふべしヱホバ
斯言ふ
犬ナボテの
血を
銛し
處にて
犬爾の
身の
血を
銛べしと
〔歴代志略下26章18節〕18 ウジヤ
王を
阻へてこれに
言けるはウジヤよヱホバに
香を
焚ことは
汝のなすべき
所󠄃にあらずアロンの
子孫にして
香を
焚ために
潔󠄄められたる
祭司等のなすべき
所󠄃なり
聖󠄄所󠄃より
出よ
汝は
罪を
犯せりヱホバ
神なんぢに
榮を
加へたまはじと
〔歴代志略下26章19節〕19 是においてウジヤ
怒を
發し
香爐を
手にとりて
香を
焚んとせしがその
祭司にむかひて
怒を
發しをる
間に
癩病その
額に
起󠄃れり
時に
彼はヱホバの
室にて
祭司等の
前󠄃にあたりて
香壇の
側にをる
〔箴言28章1節〕1 惡者は
逐󠄃ふ
者なけれども
逃󠄄げ
義者は
獅子のごとくに
勇まし
〔イザヤ書8章20節〕20 ただ
律法と
證詞とを
求むべし
彼等のいふところ
此言にかなはずば
晨光あらじ
〔マルコ傳6章18節〕18 ヨハネ、ヘロデに『その
兄弟の
妻を
納󠄃るるは、
宣しからず』と
言へるに
因る。
〔使徒行傳24章24節〕24 數日の
後ペリクス、その
妻なるユダヤ
人の
女ドルシラとともに
來り、パウロを
呼びよせてキリスト・イエスに
對する
信仰のことを
聽き、
〔使徒行傳24章25節〕25 パウロが
正義と
節制と
來らんとする
審判󠄄とにつきて
論じたる
時、ペリクス
懼れて
答ふ『
今は
去れ、よき
機を
得てまた
招かん』
斯てヘロデ、ヨハネを殺さんと思へど、群衆を懼れたり。群衆ヨハネを預言者とすればなり。
And when he would have put him to death, he feared the multitude, because they counted him as a prophet.
because
〔マタイ傳21章26節〕26 もし
人よりと
言はんか、
人みなヨハネを
預言者と
認󠄃むれば、
我らは
群衆を
恐る』
〔マタイ傳21章32節〕32 それヨハネ
義の
道󠄃をもて
來りしに、
汝らは
彼を
信ぜず、
取税人と
遊󠄃女とは
信じたり。
然るに
汝らは
之を
見し
後もなほ
悔改めずして
信ぜざりき。
〔マルコ傳11章30節〕30 ヨハネのバプテスマは、
天よりか、
人よりか、
我に
答へよ』~
(32) 然れど
人よりと
言はんか……』
彼ら
群衆を
恐れたり、
人みなヨハネを
實に
預言者と
認󠄃めたればなり。 〔マルコ傳11章32節〕
〔ルカ傳20章6節〕6 もし「
人より」と
言はんか、
民みなヨハネを
預言者と
信ずるによりて
我らを
石にて
擊たん』
when
〔マルコ傳6章20節〕20 それはヘロデ、ヨハネの
義にして
聖󠄄なる
人たるを
知りて、
之を
畏れ、
之を
護り、
且その
敎をききて、
大に
惱みつつも、なほ
喜びて
聽きたる
故なり。
〔マルコ傳14章1節〕1 さて
過󠄃越と
除酵との
祭の
二日前󠄃となりぬ。
祭司長・
學者ら
詭計をもてイエスを
捕へ、かつ
殺さんと
企てて
言ふ
〔使徒行傳4章21節〕21 民みな
此の
有りし
事に
就きて
神を
崇めたれば、
彼らを
罰するに
由なく、
更にまた
脅かして
釋せり。
〔使徒行傳5章26節〕26 爰に
宮守頭、
下役を
伴󠄃ひて
出でゆき、
彼らを
曵き
來る。されど
手暴きことをせざりき、これ
民より
石にて
打たれんことを
恐れたるなり。
然るにヘロデの誕生日に當り、ヘロデヤの娘その席上に舞をまひてヘロデを喜ばせたれば、
But when Herod's birthday was kept, the daughter of Herodias danced before them, and pleased Herod.
before them
無し
birth~day
〔創世記40章20節〕20 第三日はパロの
誕辰なればパロその
諸の
臣僕に
筵席をなし
酒人の
長と
膳夫の
長をして
首をその
臣僕の
中に
擧しむ
〔エステル書1章2節〕2 アハシユエロス
王シユシヤンの
城にてその
國の
祚に
坐しをりける
當時~
(9) 后ワシテもまたアハシユエロス
王に
屬する
王宮の
內にて
婦󠄃女のために
酒宴をまうけたり 〔エステル書1章9節〕
〔エステル書2章18節〕18 ここにおいて
王おほいなる
酒宴を
設けてそのもろもろの
牧伯と
臣僕を
饗す これをエステルの
酒宴と
稱ふまた
諸州に
租税をゆるし
王の
富有にかなひて
物を
賜ふ
〔ダニエル書5章1節〕1 ベルシヤザル
王その
大臣一
千人のために
酒宴を
設けその一
千人の
者の
前󠄃に
酒を
飮たりしが~
(4) すなはち
彼らは
酒をのみて
金銀銅鐵木石などの
神を
讃たたへたりしが
〔ダニエル書5章4節〕
〔ホセア書1章6節〕6 ゴメルまた
孕みて
女子を
產ければヱホバ、ホセアに
言たまひけるは
汝その
名をロルマハ(
憐まれぬ
者)と
名くべしそは
我もはやイスラエルの
家をあはれみて
赦すが
如きことを
爲ざるべければなり
〔マルコ傳6章21節〕21 然るに
機よき
日來れり。ヘロデ
己が
誕生日に、
大臣・
將校・ガリラヤの
貴人たちを
招きて
饗宴せしに、~
(23) また
誓ひて
言ふ『なんぢ
求めば、
我が
國の
半󠄃までも
與へん』 〔マルコ傳6章23節〕
danced
〔エステル書1章10節〕10 第七日にアハシユエロス
王酒のために
心樂み
王の
前󠄃に
事ふる七
人の
侍從メホマン、ビスタ、ハルボナ、ビグタ、アバグタ、セタルおよびカルカスに
命じ~
(12) しかるに
后ワシテ
侍從が
傳へし
王の
命に
從ひて
來ることを
肯はざりしかば
王おほいに
憤ほりて
震怒その
衷に
燃ゆ
〔エステル書1章12節〕
the daughter
〔マタイ傳22章24節〕24 『
師よ、モーセは「
人もし
子なくして
死なば、
其の
兄弟かれの
妻を
娶りて
兄弟のために
世嗣を
擧ぐべし」と
云へり。
ヘロデ之に何にても求むるままに與へんと誓へり。
Whereupon he promised with an oath to give her whatsoever she would ask.
(Whole verse)
〔エステル書5章3節〕3 王かれに
言けるは
后エステルなんぢ
何をもとむるやなんぢの
願意󠄃は
何なるや
國の
半󠄃分󠄃にいたるとも
汝にあたふべし
〔エステル書5章6節〕6 酒宴の
時王またエステルに
言けるは
汝の
所󠄃求は
何なるやかならずゆるさるべし なんぢの
願意󠄃は
何なるや
國の
半󠄃分󠄃にいたるとも
成就らるべし
〔エステル書7章2節〕2 この
第二の
酒宴の
日に
王またエステルに
言けるは
后エステルよなんぢのもとめは
何なるや かならず
許さるべし
汝のねがひは
何なるや
國の
半󠄃分󠄃にいたるとも
成就らるべし
娘その母に唆かされて言ふ『バプテスマのヨハネの首を盆󠄃に載せてここに賜はれ』
And she, being before instructed of her mother, said, Give me here John Baptist's head in a charger.
Give
〔列王紀略上18章4節〕4 (オバデヤは
大にヱホバを
畏みたる
者にてイゼベルがヱホバの
預言者を
絕たる
時にオバデヤ
百人の
預言者を
取て
之を五十
人づつ
洞穴󠄄に
匿しパンと
水をもて
之を
養󠄄へり)
〔列王紀略上18章13節〕13 イゼベルがヱホバの
預言者を
殺したる
時に
吾なしたる
事即ち
我がヱホバの
預言者の
中百人を五十
人づつ
洞穴󠄄に
匿してパンと
水を
以て
之を
養󠄄ひし
事は
吾主に
聞えざりしや
〔列王紀略上19章2節〕2 イゼベル
使をエリヤに
遣󠄃はして
言けるは
神等斯なし
復重て
斯なしたまへ
我必ず
明日の
今時分󠄃汝の
命を
彼人々の
一人の
生命のごとくせんと
〔列王紀略下11章1節〕1 茲にアハジアの
母アタリヤその
子の
死たるを
見て
起󠄃て
王の
種を
盡く
滅したりしが
〔箴言1章16節〕16 そは
彼らの
足は
惡に
趨り
血を
流さんとて
急󠄃げばなり
〔箴言29章10節〕10 血をながす
人は
直き
人を
惡む されど
義き
者はその
生命を
救はんことを
求む
a charger
〔民數紀略7章13節〕13 その
禮物は
銀の
皿一箇その
重は百三十シケル
銀の
鉢一箇是は七十シケル
皆聖󠄄所󠄃のシケルに
循ふ
此二者には
麥粉に
油を
和たる
素祭の
品を
充す
〔民數紀略7章19節〕19 その
獻げし
禮物は
銀の
皿一箇その
重は百三十シケル
銀の
鉢一箇是は七十シケル
皆聖󠄄所󠄃のシケルに
循ふ
此二者には
麥粉に
油を
和たる
素祭の
品を
充す
〔民數紀略7章84節〕84 是すなはち
壇に
油を
灌げる
日にイスラエルの
牧伯等が
獻げたる
壇奉納󠄃の
禮物なり
即ち
銀の
皿十二
銀の
鉢十二
金の
匙十二
〔民數紀略7章85節〕85 銀の
皿は
各々百三十シケル
鉢は
各々七十シケル
聖󠄄所󠄃のシケルに
依ばこの
諸の
銀の
器はその
重都合二千四百シケルなりき
〔エズラ書1章9節〕9 その
數は
是のごとし
金の
盤三十
銀の
盤一
千 小刀二十九
being
〔歴代志略下22章2節〕2 アハジアは四十二
歳の
時位に
即きヱルサレムにて一
年の
間世を
治めたりその
母はオムリの
女にして
名をアタリヤといふ
〔歴代志略下22章3節〕3 アハジアもまたアハブの
家の
道󠄃に
步めり
其母かれを
敎へて
惡をなさしめたるなり
〔マルコ傳6章24節〕24 娘いでて
母にいふ『
何を
求むべきか』
母いふ『バプテスマのヨハネの
首を』
王、憂ひたれど、その誓と席に在る者とに對して、之を與ふることを命じ、
And the king was sorry: nevertheless for the oath's sake, and them which sat with him at meat, he commanded it to be given her.
sorry
〔ダニエル書6章14節〕14 王この
事を
聞てこれがために
大に
愁ひダニエルを
救はんと
心を
用ひ
即ちこれを
拯けんと
力をつくして
日の
入る
頃におよびければ~
(16) 是において
王命を
下しければダニエルを
曵きたりて
獅子の
穴󠄄に
投いれたり
王ダニエルに
語りて
言ふ
願くは
汝が
恒に
事ふる
神汝を
救はんことをと 〔ダニエル書6章16節〕
〔マタイ傳14章5節〕5 斯てヘロデ、ヨハネを
殺さんと
思へど、
群衆を
懼れたり。
群衆ヨハネを
預言者とすればなり。
〔マタイ傳27章17節〕17 されば
人々の
集れる
時、ピラト
言ふ『なんぢら
我が
誰を
赦さんことを
願ふか。バラバなるか、キリストと
稱ふるイエスなるか』~
(26) 爰にピラト、バラバを
彼らに
赦し、イエスを
鞭うちて
十字架につくる
爲に
付せり。
〔マタイ傳27章26節〕
〔マルコ傳6章20節〕20 それはヘロデ、ヨハネの
義にして
聖󠄄なる
人たるを
知りて、
之を
畏れ、
之を
護り、
且その
敎をききて、
大に
惱みつつも、なほ
喜びて
聽きたる
故なり。
〔マルコ傳6章26節〕26 王いたく
憂ひたれど、その
誓と
席に
在る
者とに
對して
拒むことを
好まず、
〔ルカ傳13章32節〕32 答へて
言ひ
給ふ『
徃きてかの
狐に
言へ。
視よ、われ
今日明日、
惡鬼を
逐󠄃ひ
出し、
病を
醫し、
而して
三日めに
全󠄃うせられん。
〔ヨハネ傳19章12節〕12 斯においてピラト、イエスを
赦さんことを
力む。
然れどユダヤ
人さけびて
言ふ『なんぢ
若しこの
人を
赦さば、カイザルの
忠臣にあらず、
凡そおのれを
王となす
者はカイザルに
叛くなり』~
(16) 爰にピラト、イエスを
十字架に
釘くるために
彼らに
付せり。 〔ヨハネ傳19章16節〕
〔使徒行傳24章23節〕23 斯て
百卒長に
命じ、パウロを
守らせ、
寛かならしめ、かつ
友の
之に
事ふるをも
禁ぜざらしむ。
~
(27) 二年を
經てポルシオ・フェスト、ペリクスの
任に
代りしが、ペリクス、ユダヤ
人の
意󠄃を
迎󠄃へんとして、パウロを
繋ぎたるままに
差措けり。 〔使徒行傳24章27節〕
〔使徒行傳25章3節〕3 フェストの
好意󠄃にて
彼をエルサレムに
召出されんことを
願ふ。
斯して
道󠄃に
待伏し、
之を
殺さんと
思へるなり。~
(9) フェスト、ユダヤ
人の
意󠄃を
迎󠄃へんとしてパウロに
答へて
言ふ『なんぢエルサレムに
上り、
彼處にて
我が
前󠄃に
審かるることを
諾ふか』 〔使徒行傳25章9節〕
the king
〔マルコ傳6章14節〕14 斯てイエスの
名顯れたれば、ヘロデ
王ききて
言ふ『バプテスマのヨハネ、
死人の
中より
甦へりたり。この
故に
此等の
能力その
中に
働くなり』
the oath's
〔民數紀略30章5節〕5 然どその
父󠄃これを
聞る
日に
之を
允さゞるあらばその
誓願およびその
身に
斷し
斷物を
凡て
止ることを
得べしその
父󠄃の
允さゞるなればヱホバこれを
赦したまふなり
~
(8) されど
夫もし
之を
聞る
日にこれを
允さゞるならば
之がかけし
誓願または
之がその
身に
斷物せんと
輕々しく
口に
出しゝところの
事を
空󠄃うするを
得べしヱホバはその
女を
赦したまふなり
〔民數紀略30章8節〕
〔士師記11章30節〕30 ヱフタ、ヱホバに
誓願を
立ていひけるは
汝誠にアンモンの
子孫をわが
手に
付したまはば
〔士師記11章31節〕31 我がアンモンの
子孫の
所󠄃より
安然かに
歸らんときに
我家の
戶より
出きたりて
我を
迎󠄃ふるもの
必ずヱホバの
所󠄃有となるべし
我之を
燔祭となしてささげんと
〔士師記11章39節〕39 二月滿てその
父󠄃に
歸り
來りたれば
父󠄃その
誓ひし
誓願のごとくに
之に
行へり
女は
終󠄃に
男を
知ことなかりき
〔士師記21章1節〕1 イスラエルの
人々曾てミヅパにて
誓ひ
曰けるは
我等の
中一人もその
女をベニヤミンの
妻にあたふる
者あるべからずと
〔士師記21章7節〕7 我等ヱホバをさして
我らの
女をかれらの
妻にあたへじと
誓ひたれば
彼の
遺󠄃る
者等に
妻をめとらしめんには
如何にすべきや
~
(23) ベニヤミンの
子孫すなはちかく
行なひその
踴れる
者等を
執へてその
中より
己の
數にしたがひて
妻を
取り
徃てその
地にかへり
邑々を
建なほして
其處に
住󠄃り 〔士師記21章23節〕
〔サムエル前書14章24節〕24 されど
此日イスラエル
人苦めり
其はサウル
民を
誓はせて
夕まで
即ちわが
敵に
仇をむくゆるまでに
食󠄃物を
食󠄃ふ
者は
呪詛れんと
言たればなり
是故に
民の
中に
食󠄃物を
味ひし
者なし
〔サムエル前書14章28節〕28 時に
民のひとり
答て
言けるは
汝の
父󠄃かたく
民をちかはせて
今日食󠄃物をくらふ
人は
呪詛はれんと
言り
是に
由て
民つかれたり
〔サムエル前書14章39節〕39 イスラエルを
救ひたまへるヱホバはいく
假令わが
子ヨナタンにもあれ
必ず
死なざるべからずとされど
民のうち
一人もこれにこたへざりき~
(45) 民サウルにいひけるはイスラエルの
中に
此大なるすくひをなせるヨナタン
死ぬべけんや
決めてしからずヱホバは
生くヨナタンの
髮の
毛ひとすぢも
地におつべからず
其はかれ
神とともに
今日はたらきたればなりとかく
民ヨナタンをすくひて
死なざらしむ 〔サムエル前書14章45節〕
〔サムエル前書25章22節〕22 ねがはくは
神ダビデの
敵にかくなしまた
重ねてかくなしたまへ
明晨までに
我はナバルに
屬する
總ての
物の
中ひとりの
男をものこさざるべし
〔サムエル前書25章32節〕32 ダビデ、アビガルにいふ
今日汝をつかはして
我をむかへしめたまふイスラエルの
神ヱホバは
頌美べきかな~
(34) わが
汝を
害󠄅するを
阻めたまひしイスラエルの
神ヱホバは
生く
誠にもし
汝いそぎて
我を
來り
迎󠄃ずば
必ず
翌󠄃朝󠄃までにナバルの
所󠄃にひとりの
男ものこらざりしならんと 〔サムエル前書25章34節〕
〔サムエル前書28章10節〕10 サウル、ヱホバを
指てかれに
誓ひいひけるはヱホバは
生く
此事のためになんぢ
罪にあふことあらじ
〔列王紀略下6章31節〕31 王言けるは
今日シヤパテの
子エリシヤの
首その
身の
上にすわりをらば
神われに
斯なしまた
重ねてかく
成たまへ
~
(33) 斯彼等と
語をる
間にその
使者かれの
許に
來りしが
王もつづいて
來り
言けるは
此災はヱホバより
出たるなり
我なんぞ
此上ヱホバを
待べけんや 〔列王紀略下6章33節〕
〔傳道之書5章2節〕2 汝神の
前󠄃にありては
輕々し
口を
開くなかれ
心を
攝めて
妄に
言をいだすなかれ
其は
神は
天にいまし
汝は
地にをればなり
然ば
汝の
言詞を
少からしめよ
人を遣󠄃し獄にてヨハネの首を斬り、
And he sent, and beheaded John in the prison.
and beheaded
〔歴代志略下36章16節〕16 彼ら
神の
使者等を
嘲けり
其御言を
輕んじその
預言者等を
罵りたればヱホバの
怒その
民にむかひて
起󠄃り
遂󠄅に
救ふべからざるに
至れり
〔エレミヤ記2章30節〕30 我が
汝らの
衆子を
打しは
益なかりき
彼等は
懲治をうけず
汝等の
劍は
猛き
獅子のごとく
汝等の
預言者を
滅せり
〔マタイ傳17章12節〕12 我なんぢらに
吿ぐ、エリヤは
旣に
來れり。
然れど
人々これを
知らず、
反つて
心のままに
待へり。
斯のごとく
人の
子もまた
人々より
苦しめらるべし』
〔マタイ傳21章35節〕35 農夫どもその
僕らを
執へて
一人を
打ちたたき、
一人をころし、
一人を
石にて
擊てり。
〔マタイ傳21章36節〕36 復ほかの
僕らを
前󠄃よりも
多く
遣󠄃ししに、
之をも
同じやうに
遇󠄃へり。
〔マタイ傳22章3節〕3 婚筵に
招きおきたる
人々を
迎󠄃へんとて
僕どもを
遺󠄃ししに、
來るを
肯はず。~
(6) また
他の
者は
僕どもを
執へて、
辱しめ、かつ
殺したれば、 〔マタイ傳22章6節〕
〔マタイ傳23章34節〕34 この
故に
視よ、
我なんぢらに
預言者・
智者・
學者らを
遣󠄃さんに、
其の
中の
或者を
殺し、
十字架につけ、
或者を
汝らの
會堂にて
鞭ち、
町より
町に
逐󠄃ひ
苦しめん。~
(36) 誠に
汝らに
吿ぐ、これらの
事はみな
今の
代に
報い
來るべし。
〔マタイ傳23章36節〕
〔マルコ傳6章27節〕27 直ちに
衞兵を
遣󠄃し、
之にヨハネの
首を
持ち
來ることを
命ず、
衞兵ゆきて
獄にて、ヨハネを
首斬り、~
(29) ヨハネの
弟子たち
聞きて
來り、その
屍體を
取りて
墓に
納󠄃めたり。
〔マルコ傳6章29節〕
〔マルコ傳9章13節〕13 されど
我なんぢらに
吿ぐ、エリヤは
旣に
來れり。
然るに
彼に
就きて
錄されたる
如く、
人々心のままに
之を
待へり』
〔ルカ傳9章9節〕9 ヘロデ
言ふ『ヨハネは
我すでに
首斬りたり、
然るに
斯る
事のきこゆる
此の
人は
誰なるか』かくてイエスを
見んことを
求めゐたり。
〔ヨハネ黙示録11章7節〕7 彼等がその
證を
終󠄃へんとき
底なき
所󠄃より
上る
獸ありて
之と
戰鬪をなし、
勝󠄃ちて
之を
殺さん。
the prison
その首を盆󠄃にのせて持ち來らしめ、之を少女に與ふ。少女はこれを母に捧ぐ。
And his head was brought in a charger, and given to the damsel: and she brought it to her mother.
and given
〔創世記49章7節〕7 その
怒は
烈しかれば
詛ふべしその
憤は
暴あれば
詛ふべし
我彼らをヤコブの
中に
分󠄃ちイスラエルの
中に
散さん
〔箴言27章4節〕4 忿怒は
猛く
憤恨は
烈し されど
嫉妬の
前󠄃には
誰か
立ことをを
得ん
〔箴言29章10節〕10 血をながす
人は
直き
人を
惡む されど
義き
者はその
生命を
救はんことを
求む
〔エレミヤ記22章17節〕17 然ど
汝の
目と
心は
惟貪をなさんとし
無辜の
血を
流さんとし
虐󠄃遇󠄃と
暴逆󠄃をなさんとするのみ
〔エゼキエル書16章3節〕3 言ふべし
主ヱホバ、ヱルサレムに
斯いひたまふ
汝の
起󠄃本汝の
誕生はカナンの
地なり
汝の
父󠄃はアモリ
人汝の
母はヘテ
人なり
〔エゼキエル書16章4節〕4 汝の
誕生を
言んに
汝の
生れし
日に
汝の
臍帶を
斷ことなく
又󠄂水にて
汝を
洗ひ
潔󠄄むることなく
鹽をもて
汝を
擦ることなく
又󠄂布に
裹むことなかりき
〔エゼキエル書19章2節〕2 言ふべし
汝の
母なる
牝獅は
何故に
牡獅の
中に
伏し
小獅の
中にその
子を
養󠄄ふや
〔エゼキエル書19章3節〕3 彼その
一の
子を
育てたれば
小獅となりて
食󠄃を
攫ことを
學ひ
遂󠄅に
人を
食󠄃へり
〔エゼキエル書35章6節〕6 是故に
主ヱホバ
言ふ
我は
活く
我汝を
血になさん
血汝を
追󠄃べし
汝血を
嫌󠄃はざれば
血汝を
追󠄃ん
〔ヨハネ黙示録16章6節〕6 彼らは
聖󠄄徒と
預言者との
血を
流したれば、
之に
血を
飮ませ
給ひしは
相應しきなり』と
云へるを
聞けり。
〔ヨハネ黙示録17章6節〕6 我この
女を
見るに、
聖󠄄徒の
血とイエスの
證人の
血とに
醉ひたり。
我これを
見て
大に
怪しみたれば、
ヨハネの弟子たち來り、屍體を取りて葬り、徃きて、イエスに吿ぐ。
And his disciples came, and took up the body, and buried it, and went and told Jesus.
took
〔マタイ傳27章58節〕58 ピラトに
徃きてイエスの
屍體を
請󠄃ふ。ここにピラト
之を
付すことを
命ず。~
(61) 其處にはマグダラのマリヤと
他のマリヤと
墓に
向ひて
坐しゐたり。
〔マタイ傳27章61節〕
〔使徒行傳8章2節〕2 敬虔なる
人々ステパノを
葬り、
彼のために
大に
胸打てり。
イエス之を聞きて人を避󠄃け、其處より舟にのりて寂しき處に徃き給ひしを、群衆ききて町々より徒步にて從ひゆく。
When Jesus heard of it, he departed thence by ship into a desert place apart: and when the people had heard thereof, they followed him on foot out of the cities.
(Whole verse)
〔マタイ傳10章23節〕23 この
町にて、
責めらるる
時は、かの
町に
逃󠄄れよ。
誠に
汝らに
吿ぐ、なんぢらイスラエルの
町々を
巡󠄃り
盡さぬうちに
人の
子は
來るべし。
〔マタイ傳12章15節〕15 イエス
之を
知りて
此處を
去りたまふ。
多くの
人、したがひ
來りたれば、ことごとく
之を
醫し、
〔マタイ傳14章2節〕2 侍臣どもに
言ふ『これバプテスマのヨハネなり。かれ
死人の
中より
甦へりたり、
然ればこそ
此等の
能力その
內に
働くなれ』
〔マルコ傳6章30節〕30 使徒たちイエスの
許に
集りて、その
爲ししこと、
敎へし
事をことごとく
吿ぐ。~
(33) 其の
徃くを
見て、
多くの
人それと
知り、その
處を
指して、
町々より
徒步にてともに
走り、
彼等よりも
先に
徃けり。 〔マルコ傳6章33節〕
〔ルカ傳9章10節〕10 使徒たち
歸りきて、
其の
爲しし
事を
具󠄄にイエスに
吿ぐ。イエス
彼らを
携へて
竊にベツサイダといふ
町に
退󠄃きたまふ。
〔ヨハネ傳6章1節〕1 この
後イエス、ガリラヤの
海、
即ちテベリヤの
海の
彼方にゆき
給へば、
イエス出でて大なる群衆を見、これを憫みて、その病める者を醫し給へり。
And Jesus went forth, and saw a great multitude, and was moved with compassion toward them, and he healed their sick.
and was
〔マタイ傳9章36節〕36 また
群衆を
見て、その
牧ふ
者なき
羊のごとく
惱み、
且た《[*]》ふるるを
甚く
憫み、[*或は「散る」と譯す。]
〔マタイ傳15章32節〕32 イエス
弟子たちを
召して
言ひ
給ふ『われ
此の
群衆をあはれむ、
旣に
三日われと
偕にをりて
食󠄃ふべき
物なし。
飢󠄄ゑたるままにて
歸らしむるを
好まず、
恐らくは
途󠄃にて
疲れ
果てん』~
(39) イエス
群衆をかへし、
舟に
乘りてマガダンの
地方に
徃き
給へり。 〔マタイ傳15章39節〕
〔マルコ傳6章34節〕34 イエス
出でて
大なる
群衆を
見、その
牧ふ
者なき
羊の
如くなるを
甚く
憫みて、
多くの
事を
敎へはじめ
給ふ。
〔マルコ傳8章1節〕1 その
頃また
大なる
群衆にて
食󠄃ふべき
物なかりしかば、イエス
弟子たちを
召して
言ひ
給ふ、
〔マルコ傳8章2節〕2 『われ
此の
群衆を
憫む、
旣に
三日われと
偕にをりて
食󠄃ふべき
物なし。
〔マルコ傳9章22節〕22 靈しばしば
彼を
火のなか
水の
中に
投げ
入れて
亡さんとせり。
然れど
汝なにか
爲し
得ば、
我らを
憫みて
助け
給へ』
〔ルカ傳19章41節〕41 旣に
近󠄃づきたるとき、
都を
見やり、
之がために
泣きて
言ひ
給ふ、
〔ヨハネ傳11章33節〕33 イエスかれが
泣き
居り、
共に
來りしユダヤ
人も
泣き
居るを
見て、
心を
傷め
悲しみて
言ひ
給ふ、~
(35) イエス
淚をながし
給ふ。 〔ヨハネ傳11章35節〕
〔ヘブル書2章17節〕17 この
故に、
神の
事につきて
憐憫ある
忠實なる
大祭司となりて、
民の
罪を
贖はんために、
凡ての
事において
兄弟の
如くなり
給ひしは
宜なり。
〔ヘブル書4章15節〕15 我らの
大祭司は
我らの
弱󠄃を
思ひ
遣󠄃ること
能はぬ
者にあらず、
罪を
外にして
凡ての
事、われらと
等しく
試みられ
給へり。
〔ヘブル書5章2節〕2 彼は
自らも
弱󠄃に
纒はるるが
故に、
無知なるもの
迷󠄃へる
者を
思ひ
遣󠄃ることを
得るなり。
夕になりたれば、弟子たち御許に來りて言ふ『ここは寂しき處、はや時も晩し、群衆を去らしめ、村々に徃きて、己が爲に食󠄃物を買はせ給へ』
And when it was evening, his disciples came to him, saying, This is a desert place, and the time is now past; send the multitude away, that they may go into the villages, and buy themselves victuals.
his
〔マルコ傳6章35節〕35 時すでに
晩くなりたれば、
弟子たち
御許に
來りていふ『ここは
寂しき
處、はや
時も
晩し。
〔マルコ傳6章36節〕36 人々を
去らしめ、
周󠄃圍の
里また
村に
徃きて、
己がために
食󠄃物を
買はせ
給へ』
〔ルカ傳9章12節〕12 日傾きたれば、
十二弟子きたりて
言ふ『
群衆を
去らしめ、
周󠄃圍の
村また
里にゆき、
宿をとりて、
食󠄃物を
求めさせ
給へ。
我らは
斯る
寂しき
所󠄃に
居るなり』
send
〔マタイ傳15章23節〕23 されどイエス
一言も
答へ
給はず。
弟子たち
來り
請󠄃ひて
言ふ『
女を
歸したまへ、
我らの
後より
叫ぶなり』
〔マルコ傳8章3節〕3 飢󠄄ゑしままにて、
其の
家に
歸らしめば、
途󠄃にて
疲れ
果てん。
其の
中には
遠󠄄くより
來れる
者あり』
イエス言ひ給ふ『かれら徃くに及ばず、汝ら之に食󠄃物を與へよ』
But Jesus said unto them, They need not depart; give ye them to eat.
They
〔列王紀略下4章42節〕42 茲にバアルシヤリシヤより
人來り
初穗のパンと
大麥のパン二十と
圃の
初物一袋とを
神の
人の
許にもちいたりたればエリシヤ
衆人にあたへて
食󠄃はしめよと
言ふに~
(44) すなはち
之をその
前󠄃にそなへたればみな
食󠄃ふてなほ
餘せりヱホバの
言のごとし 〔列王紀略下4章44節〕
〔ヨブ記31章16節〕16 我もし
貧󠄃き
者にその
願ふところを
獲しめず
寡婦󠄃をしてその
目おとろへしめし
事あるか
〔ヨブ記31章17節〕17 または
我獨みづから
食󠄃物を
啖ひて
孤子にこれを
啖はしめざりしこと
有るか
〔箴言11章24節〕24 ほどこし
散して
反りて
增ものあり
與ふべきを
吝みてかへりて
貧󠄃しきにいたる
者あり
〔傳道之書11章2節〕2 汝一箇の
分󠄃を
七また
八にわかて
其は
汝如何なる
災害󠄅の
地にあらんかを
知ざればなり
〔ルカ傳3章11節〕11 答へて
言ふ『
二つの
下衣をもつ
者は、
有たぬ
者に
分󠄃け
與へよ。
食󠄃物を
有つ
者もまた
然せよ』
〔ヨハネ傳13章29節〕29 ある
人々はユダが
財嚢を
預るによりて『
祭のために
要󠄃する
物を
買へ』とイエスの
言ひ
給へるか、また
貧󠄃しき
者に
何か
施さしめ
給ふならんと
思へり。
〔コリント後書8章2節〕2 即ち
患難の
大なる
試練のうちに
彼らの
喜悅あふれ、
又󠄂その
甚だしき
貧󠄃窮は
吝みなく
施す
富の
溢󠄃るるに
至れり。
〔コリント後書8章3節〕3 -4 われ
證す、
彼らは
聖󠄄徒に
事ふることに
與る
惠を
切に
我らに
請󠄃ひ
求め、みづから
進󠄃みて
力に
應じ、
否これに
過󠄃ぎて
施濟をなせり。
〔コリント後書9章7節〕7 おのおの
吝むことなく、
强ひてすることなく、その
心に
定めし
如くせよ。
神は
喜びて
與ふる
人を
愛し
給へばなり。
〔コリント後書9章8節〕8 神は
汝等をして
常に
凡ての
物に
足らざることなく、
凡ての
善き
業に
溢󠄃れしめんために、
凡ての
恩惠を
溢󠄃るるばかり
與ふることを
得給ふなり。
〔列王紀略下4章42節〕42 茲にバアルシヤリシヤより
人來り
初穗のパンと
大麥のパン二十と
圃の
初物一袋とを
神の
人の
許にもちいたりたればエリシヤ
衆人にあたへて
食󠄃はしめよと
言ふに~
(44) すなはち
之をその
前󠄃にそなへたればみな
食󠄃ふてなほ
餘せりヱホバの
言のごとし 〔列王紀略下4章44節〕
〔ヨブ記31章16節〕16 我もし
貧󠄃き
者にその
願ふところを
獲しめず
寡婦󠄃をしてその
目おとろへしめし
事あるか
〔ヨブ記31章17節〕17 または
我獨みづから
食󠄃物を
啖ひて
孤子にこれを
啖はしめざりしこと
有るか
〔箴言11章24節〕24 ほどこし
散して
反りて
增ものあり
與ふべきを
吝みてかへりて
貧󠄃しきにいたる
者あり
〔傳道之書11章2節〕2 汝一箇の
分󠄃を
七また
八にわかて
其は
汝如何なる
災害󠄅の
地にあらんかを
知ざればなり
〔ルカ傳3章11節〕11 答へて
言ふ『
二つの
下衣をもつ
者は、
有たぬ
者に
分󠄃け
與へよ。
食󠄃物を
有つ
者もまた
然せよ』
〔ヨハネ傳13章29節〕29 ある
人々はユダが
財嚢を
預るによりて『
祭のために
要󠄃する
物を
買へ』とイエスの
言ひ
給へるか、また
貧󠄃しき
者に
何か
施さしめ
給ふならんと
思へり。
〔コリント後書8章2節〕2 即ち
患難の
大なる
試練のうちに
彼らの
喜悅あふれ、
又󠄂その
甚だしき
貧󠄃窮は
吝みなく
施す
富の
溢󠄃るるに
至れり。
〔コリント後書8章3節〕3 -4 われ
證す、
彼らは
聖󠄄徒に
事ふることに
與る
惠を
切に
我らに
請󠄃ひ
求め、みづから
進󠄃みて
力に
應じ、
否これに
過󠄃ぎて
施濟をなせり。
〔コリント後書9章7節〕7 おのおの
吝むことなく、
强ひてすることなく、その
心に
定めし
如くせよ。
神は
喜びて
與ふる
人を
愛し
給へばなり。
〔コリント後書9章8節〕8 神は
汝等をして
常に
凡ての
物に
足らざることなく、
凡ての
善き
業に
溢󠄃れしめんために、
凡ての
恩惠を
溢󠄃るるばかり
與ふることを
得給ふなり。
弟子たち言ふ『われらが此處にもてるは、唯五つのパンと二つの魚とのみ』
And they say unto him, We have here but five loaves, and two fishes.
(Whole verse)
〔民數紀略11章21節〕21 モーセ
言けるは
我が
偕にをる
民は
步卒のみにても六十
萬あり
然るに
汝は
我かれらに
肉を
與へて
一月の
間食󠄃しめんと
言たまふ~
(23) ヱホバ、モーセに
言たまはくヱホバの
手短からんや
吾言の
成と
然らざるとは
汝今これを
見るあらん
〔民數紀略11章23節〕
〔詩篇78章19節〕19 然のみならずかれらは
神にさからひていへり
神は
荒野にて
筵をまうけたまふを
得んや
〔詩篇78章20節〕20 みよ
神いはを
擊たまへば
水ほどばしりいで
流あぶれたり
糧をもあたへたまふを
得んや
神はその
民のために
肉をそなへたまはんやと
〔マタイ傳15章33節〕33 弟子たち
言ふ『この
寂しき
地にて、
斯く
大なる
群衆を
飽󠄄かしむべき
多くのパンを、
何處より
得べき』
〔マタイ傳15章34節〕34 イエス
言ひ
給ふ『パン
幾つあるか』
彼らいふ『
七つ、また
小き
魚すこしあり』
〔マルコ傳6章37節〕37 答へて
言ひ
給ふ『なんぢら
食󠄃物を
與へよ』
弟子たち
言ふ『われら
徃きて
二百デナリのパンを
買ひ、これに
與へて
食󠄃はすべきか』
〔マルコ傳6章38節〕38 イエス
言ひ
給ふ『パン
幾つあるか、
徃きて
見よ』
彼ら
見ていふ『
五つ、また
魚二つあり』
〔マルコ傳8章4節〕4 弟子たち
答へて
言ふ『この
寂しき
地にては、
何處よりパンを
得て、この
人々を
飽󠄄かしむべき』
〔ルカ傳9章13節〕13 イエス
言ひ
給ふ『なんぢら
食󠄃物を
與へよ』
弟子たち
言ふ『
我らただ
五つのパンと
二つの
魚とあるのみ、
此の
多くの
人のために、
徃きて
買はねば
他に
食󠄃物なし』
〔ヨハネ傳6章5節〕5 イエス
眼をあげて
大なる
群衆のきたるを
見てピリポに
言ひ
給ふ『われら
何處よりパンを
買ひて、
此の
人々に
食󠄃はすべきか』~
(9) 『ここに
一人の
童子あり、
大麥のパン
五つと
小き
肴二つとをもてり、
然れど
此の
多くの
人には
何にか
爲らん』 〔ヨハネ傳6章9節〕
イエス言ひ給ふ『それを我に持ちきたれ』
He said, Bring them hither to me.
斯て群衆に命じて、草の上に坐せしめ、五つのパンと二つの魚とを取り、天を仰ぎて祝し、パンを裂きて、弟子たちに與へ給へば、弟子たち之を群衆に與ふ。
And he commanded the multitude to sit down on the grass, and took the five loaves, and the two fishes, and looking up to heaven, he blessed, and brake, and gave the loaves to his disciples, and the disciples to the multitude.
he blessed
〔サムエル前書9章13節〕13 汝ら
邑にる
時かれが
崇邱にのぼりて
食󠄃に
就くまへに
直ちにかれにあはん
其は
彼まづ
祭品を
祝してしかるのち
招かれたる
者食󠄃ふべきに
因りかれが
來るまでは
民食󠄃はざるなり
故に
汝らのぼれ
今かれにあはんと
〔マタイ傳15章36節〕36 七つのパンと
魚とを
取り、
謝して
之をさき
弟子たちに
與へ
給へば、
弟子たち
之を
群衆に
與ふ。
〔マタイ傳26章26節〕26 彼ら
食󠄃しをる
時イエス、パンをとり、
祝してさき、
弟子たちに
與へて
言ひ
給ふ『
取りて
食󠄃へ、これは
我が
體なり』
〔マタイ傳26章27節〕27 また
酒杯をとりて
謝し、
彼らに
與へて
言ひ
給ふ『なんぢら
皆この
酒杯より
飮め。
〔マルコ傳8章6節〕6 イエス
群衆に
命じて
地に
坐せしめ、
七つのパンを
取り、
謝して
之を
裂き、
弟子たちに
與へて
群衆の
前󠄃におかしむ。
弟子たち
乃ちその
前󠄃におく。
〔マルコ傳14章22節〕22 彼ら
食󠄃しをる
時、イエス、パンを
取り、
祝してさき、
弟子たちに
與へて
言ひたまふ『
取れ、これは
我が
體なり』
〔マルコ傳14章23節〕23 また
酒杯を
取り、
謝して
彼らに
與へ
給へば、
皆この
酒杯より
飮めり。
〔ルカ傳22章19節〕19 またパンを
取り
謝してさき、
弟子たちに
與へて
言ひ
給ふ『これは
汝らの
爲に
與ふる
我が
體なり。
我が
記念として
之を
行へ』
〔ルカ傳24章30節〕30 共に
食󠄃事の
席に
著きたまふ
時、パンを
取りて
祝し、
擘きて
與へ
給へば、
〔ヨハネ傳6章11節〕11 爰にイエス、パンを
取りて
謝し、
坐したる
人々に
分󠄃ちあたへ、また
肴をも
然なして、その
欲するほど
與へ
給ふ。
〔ヨハネ傳6章23節〕23 (
時にテベリヤより
數艘の
船、
主の
謝して
人々にパンを
食󠄃はせ
給ひし
處の
近󠄃くに
來る)
〔使徒行傳27章35節〕35 斯く
言ひて
後みづからパンを
取り、
一同の
前󠄃にて
神に
謝し、
擘きて
食󠄃し
始めたれば、
〔ロマ書14章6節〕6 日を
重んずる
者は
主のために
之を
重んず。
食󠄃ふ
者は
主のために
食󠄃ふ、これ
神に
感謝すればなり。
食󠄃はぬ
者も
主のために
食󠄃はず、かつ
神に
感謝するなり。
〔コリント前書10章16節〕16 我らが
祝ふところの
祝の
酒杯は、これキリストの
血に
與るにあらずや。
我らが
擘く
所󠄃のパンは、これキリストの
體に
與るにあらずや。
〔コリント前書10章31節〕31 さらば
食󠄃ふにも
飮むにも
何事をなすにも、
凡て
神の
榮光を
顯すやうに
爲よ。
〔コリント前書11章24節〕24 祝して
之を
擘き、
而して
言ひ
給ふ『これは
汝等のための
我が
體なり。
我が
記念として
之を
行へ』
〔コロサイ書3章17節〕17 また
爲す
所󠄃の
凡ての
事あるひは
言あるひは
行爲みな
主イエスの
名に
賴りて
爲し、
彼によりて
父󠄃なる
神に
感謝せよ。
〔テモテ前書4章4節〕4 神の
造󠄃り
給へる
物はみな
善し、
感謝して
受くる
時は
棄つべき
物なし。
he commanded
〔マルコ傳6章39節〕39 イエス
凡ての
人の
組々となりて、
靑草の
上に
坐することを
命じ
給へば、
〔マルコ傳8章6節〕6 イエス
群衆に
命じて
地に
坐せしめ、
七つのパンを
取り、
謝して
之を
裂き、
弟子たちに
與へて
群衆の
前󠄃におかしむ。
弟子たち
乃ちその
前󠄃におく。
〔ルカ傳9章14節〕14 男おほよそ
五千人ゐたればなり。イエス
弟子たちに
言ひたまふ『
人々を
組にして
五十人づつ
坐せしめよ』
〔ヨハネ傳6章10節〕10 イエス
言ひたまふ『
人々を
坐せしめよ』その
處に
多くの
草ありて
人々坐せしが、その
數おほよそ
五千人なりき。
looking
〔マルコ傳6章41節〕41 斯てイエス
五つのパンと
二つの
魚とを
取り、
天を
仰ぎて
祝しパンをさき、
弟子たちに
付して
人々の
前󠄃に
置かしめ、
二つの
魚をも
人每に
分󠄃け
給ふ。
〔マルコ傳7章34節〕34 天を
仰ぎて
嘆じ、その
人に
對ひて『エパタ』と
言ひ
給ふ、ひらけよとの
意󠄃なり。
〔ルカ傳9章16節〕16 斯てイエス
五つのパンと
二つの
魚とを
取り、
天を
仰ぎて
祝し、
擘きて
弟子たちに
付し、
群衆のまへに
置かしめ
給ふ。
〔ヨハネ傳11章41節〕41 ここに
人々、
石を
除けたり。イエス
目を
擧げて
言ひたまふ『
父󠄃よ、
我にきき
給ひしを
謝す。
凡ての人、食󠄃ひて飽󠄄く、裂きたる餘を集めしに十二の筐に滿ちたり。
And they did all eat, and were filled: and they took up of the fragments that remained twelve baskets full.
and they took
〔列王紀略下4章1節〕1 預言者の
徒の
妻の
中なる
一人の
婦󠄃人エリシヤに
呼はりていひけるは
汝の
僕なるわが
夫死りなんぢの
僕のヱホバを
畏れしことはなんぢの
知るところなり
今債主きたりてわが
二人の
子をとりて
奴僕となさんとすと~
(7) 是においてその
婦󠄃神の
人にいたりてかくと
吿ければかれいふ
徃て
油をうりてその
負󠄅債をつくのひその
餘分󠄃をもて
汝と
汝の
子等生計をなすべしと
〔列王紀略下4章7節〕
〔マタイ傳15章37節〕37 凡ての
人くらひて
飽󠄄き、
裂きたる
餘を
拾ひしに、
七つの
籃に
滿ちたり。
〔マタイ傳16章8節〕8 イエス
之を
知りて
言ひ
給ふ『ああ
信仰うすき
者よ、
何ぞ《[*]》パン
無きことを
語り
合ふか。[*或は「パンなき故ならんと語り合ふか」と譯す。]~
(10) また
七つのパンを
四千人に
分󠄃ちて、その
餘を
幾籃ひろひしかを
覺えぬか。 〔マタイ傳16章10節〕
〔マルコ傳6章42節〕42 凡ての
人、
食󠄃ひて
飽󠄄きたれば、~
(44) パンを
食󠄃ひたる
男は
五千人なりき。
〔マルコ傳6章44節〕
〔マルコ傳8章8節〕8 人々、
食󠄃ひて
飽󠄄き、
擘きたる
餘を
拾ひしに、
七つの
籃に
滿ちたり。
〔マルコ傳8章16節〕16 弟子たち
互に、これはパン
無き
故ならんと
語り
合ふ。~
(21) イエス
言ひたまふ『
未だ
悟らぬか』
〔マルコ傳8章21節〕
〔ヨハネ傳6章12節〕12 人々の
飽󠄄きたるのち
弟子たちに
言ひたまふ『
廢るもののなきように
擘きたる
餘をあつめよ』~
(14) 人々その
爲し
給ひし
徴を
見ていふ『
實にこれは
世に
來るべき
預言者なり』
〔ヨハネ傳6章14節〕
were
〔出エジプト記16章8節〕8 モーセまた
言けるはヱホバ
夕には
汝等に
肉を
與へて
食󠄃はしめ
朝󠄃にはパンをあたへて
飽󠄄しめたまはん
其はヱホバ
己にむかひて
汝等が
呟くところの
怨言を
聞給へばなり
我儕を
誰と
爲や
汝等の
怨言は
我等にむかひてするに
非ずヱホバにむかひてするなり
〔出エジプト記16章12節〕12 我イスラエルの
子孫の
怨言を
聞り
彼等に
吿て
言へ
汝等夕には
肉を
食󠄃ひ
朝󠄃にはパンに
飽󠄄べし
而して
我のヱホバにして
汝等の
神なることを
知にいたらんと
〔レビ記26章26節〕26 我なんぢらが
杖とするパンを
打くだかん
時婦󠄃人十
人一箇の
爐にて
汝らのパンを
燒き
之を
稱りて
汝らに
付さん
汝等は
食󠄃ふも
飽󠄄ざるべし
〔列王紀略上17章12節〕12 彼いひけるは
爾の
神ヱホバは
活く
我はパン
無し
只桶に
一握の
粉と
瓶に
少許の
油あるのみ
觀よ
我は
二の
薪を
採ふ
我いりてわれとわが
子のために
調理て
之をくらひて
死んとす~
(16) ヱホバのエリヤに
由て
言たまひし
言のごとく
桶の
粉は
竭ず
瓶の
油は
絕ざりき
〔列王紀略上17章16節〕
〔列王紀略下4章43節〕43 その
奴僕いひけるは
如何にとや
我これを
百人の
前󠄃にそなふべきかと
然るに
彼また
言ふ
衆人にあたへて
食󠄃しめよ
夫ヱホバかくいひたまふかれら
食󠄃ふて
尙あます
所󠄃あらんと
〔列王紀略下4章44節〕44 すなはち
之をその
前󠄃にそなへたればみな
食󠄃ふてなほ
餘せりヱホバの
言のごとし
〔箴言13章25節〕25 義しき
者は
食󠄃をえて
飽󠄄く されど
惡者の
腹は
空󠄃し
〔エゼキエル書4章14節〕14 是において
我いふ
嗚呼主ヱホバよわが
魂は
絕て
汚れし
事なし
我は
幼少時より
今にいたるまで
自ら
死し
者や
裂殺れし
者を
食󠄃ひし
事なし
又󠄂絕て
汚れたる
肉わが
口にいりしことなし~
(16) 又󠄂われに
言たまふ
人の
子よ
視よ
我ヱルサレムに
於て
人の
杖とするパンを
打碎かん
彼等は
食󠄃をはかりて
惜みて
食󠄃ひ
水をはかりて
驚きて
飮まん 〔エゼキエル書4章16節〕
〔ハガイ書1章6節〕6 汝らは
多く
播ども
收入るところは
少く
食󠄃へども
飽󠄄ことを
得ず
飮ども
滿足ことを
得ず
衣れども
暖きことを
得ず
又󠄂工價を
得るものは
之を
破れたる
袋に
入る
〔マタイ傳5章6節〕6 幸福なるかな、
義に
飢󠄄ゑ
渇く
者。その
人は
飽󠄄くことを
得ん。
〔マタイ傳15章33節〕33 弟子たち
言ふ『この
寂しき
地にて、
斯く
大なる
群衆を
飽󠄄かしむべき
多くのパンを、
何處より
得べき』
〔ルカ傳1章53節〕53 飢󠄄ゑたる
者を
善きものに
飽󠄄かせ、
富める
者を
空󠄃しく
去らせ
給ふ。
〔ルカ傳9章17節〕17 彼らは
食󠄃ひて
皆飽󠄄く。
擘きたる
餘を
集めしに
十二筐ほどありき。
〔ヨハネ傳6章7節〕7 ピリポ
答へて
言ふ『
二百デナリのパンありとも、
人々すこしづつ
受くるになほ
足らじ』
〔ヨハネ傳6章11節〕11 爰にイエス、パンを
取りて
謝し、
坐したる
人々に
分󠄃ちあたへ、また
肴をも
然なして、その
欲するほど
與へ
給ふ。
食󠄃ひし者は、女と子供とを除きて凡そ五千人なりき。
And they that had eaten were about five thousand men, beside women and children.
about
〔ヨハネ傳6章10節〕10 イエス
言ひたまふ『
人々を
坐せしめよ』その
處に
多くの
草ありて
人々坐せしが、その
數おほよそ
五千人なりき。
〔使徒行傳4章4節〕4 然れど、その
言を
聽きたる
人々の
中にも
信ぜし
者おほくありて、
男の
數おほよそ
五千人となりたり。
〔使徒行傳4章34節〕34 彼らの
中には
一人の
乏しき
者もなかりき。これ
地所󠄃あるいは
家屋を
有てる
者、これを
賣り、その
賣りたる
物の
價を
持ち
來りて、
〔コリント後書9章8節〕8 神は
汝等をして
常に
凡ての
物に
足らざることなく、
凡ての
善き
業に
溢󠄃れしめんために、
凡ての
恩惠を
溢󠄃るるばかり
與ふることを
得給ふなり。~
(11) 汝らは
一切に
富みて
吝みなく
施すことを
得、かくて
我らの
事により
人々、
神に
感謝するに
至るなり。 〔コリント後書9章11節〕
〔ピリピ書4章19節〕19 斯て、わが
神は
己の
富に
隨ひ、キリスト・イエスによりて、
汝らの
凡ての
窮乏を
榮光のうちに
補ひ
給はん。
イエス直ちに弟子たちを强ひて舟に乘らせ、自ら群衆をかへす間に、彼方の岸に先に徃かしむ。
And straightway Jesus constrained his disciples to get into a ship, and to go before him unto the other side, while he sent the multitudes away.
Jesus
〔マルコ傳6章45節〕45 イエス
直ちに、
弟子たちを
强ひて
舟に
乘らせ、
自ら
群衆を
返󠄄す
間に、
彼方なるベツサイダに
先に
徃かしむ。
while
〔マタイ傳13章36節〕36 爰に
群衆を
去らしめて、
家に
入りたまふ。
弟子たち
御許に
來りて
言ふ『
畑の
毒麥の
譬を
我らに
解きたまへ』
斯て群衆を去らしめてのち、祈らんとて窃に山に登り、夕になりて獨そこにゐ給ふ。
And when he had sent the multitudes away, he went up into a mountain apart to pray: and when the evening was come, he was there alone.
he was
〔ヨハネ傳6章15節〕15 イエス
彼らが
來りて
己をとらへ、
王となさんとするを
知り、
復ひとりにて
山に
遁れたまふ。
~
(17) 船にのり
海を
渡りて、カペナウムに
徃かんとす。
旣に
暗󠄃くなりたるに、イエス
未だ
來りたまはず。 〔ヨハネ傳6章17節〕
he went
〔マタイ傳6章6節〕6 なんぢは
祈るとき、
己が
部屋にいり、
戶を
閉ぢて、
隱れたるに
在す
汝の
父󠄃に
祈れ。さらば
隱れたるに
見給ふなんぢの
父󠄃は
報い
給はん。
〔マタイ傳26章36節〕36 爰にイエス
彼らと
共にゲツセマネといふ
處にいたりて、
弟子たちに
言ひ
給ふ『わが
彼處にゆきて
祈る
間、なんぢら
此處に
坐せよ』
〔ルカ傳6章12節〕12 その
頃イエス
祈らんとて
山にゆき、
神に
祈りつつ
夜を
明したまふ。
〔使徒行傳6章4節〕4 我らは
專ら
祈をなすことと
御言に
事ふることとを
務めん』
舟ははや《[*]》陸より數丁はなれ、風逆󠄃ふによりて波に難されゐたり。[*異本「海の眞中に在り」と譯す。]
But the ship was now in the midst of the sea, tossed with waves: for the wind was contrary.
tossed
〔イザヤ書54章11節〕11 なんぢ
苦しみをうけ
暴風にひるがへされ
安慰をえざるものよ
我うるはしき
彩色をなしてなんぢの
石をすゑ
靑き
玉をもてなんぢの
基をおき
〔マタイ傳8章24節〕24 視よ、
海に
大なる
暴風おこりて、
舟、
波に
蔽はるるばかりなるに、イエスは
眠りゐ
給ふ。
〔マルコ傳6章48節〕48 風逆󠄃ふに
因りて、
弟子たちの
漕ぎ
煩ふを
見て、
夜明の
四時ごろ、
海の
上を
步み、その
許に
到りて、
徃き
過󠄃ぎんとし
給ふ。
夜明の四時ごろ、イエス海の上を步みて、彼らに到り給ひしに、
And in the fourth watch of the night Jesus went unto them, walking on the sea.
the fourth watch
〔マタイ傳24章43節〕43 汝等これを
知れ、
家主もし
盜人いづれの
時きたるかを
知らば、
目をさまし
居て、その
家を
穿たすまじ。
〔ルカ傳12章38節〕38 主人、
夜の
半󠄃ごろ
若くは
夜の
明くる
頃に
來るとも、
斯の
如くなるを
見らるる
僕どもは
幸福なり。
walking
〔詩篇93章3節〕3 大水はこゑをあげたり ヱホバよおほみづは
聲をあげたり おほみづは
浪をあぐ
〔詩篇93章4節〕4 ヱホバは
高處にいましてその
威力はおほくの
水のこゑ
海のさかまくにまさりて
盛んなり
〔詩篇104章3節〕3 水のなかにおのれの
殿の
棟梁をおき
雲をおのれの
車となし
風の
翼にのりあるき
〔マルコ傳6章48節〕48 風逆󠄃ふに
因りて、
弟子たちの
漕ぎ
煩ふを
見て、
夜明の
四時ごろ、
海の
上を
步み、その
許に
到りて、
徃き
過󠄃ぎんとし
給ふ。
〔ヨハネ傳6章19節〕19 かくて
四五十丁こぎ
出でしに、イエスの
海の
上をあゆみ、
船に
近󠄃づき
給ふを
見て
懼れたれば、
〔ヨハネ黙示録10章2節〕2 その
手には
展きたる
小き
卷物をもち、
右の
足を
海の
上におき、
左の
足を
地の
上におき、
〔ヨハネ黙示録10章5節〕5 斯て
我が
見しところの
海と
地とに
跨り
立てる
御使は、
天にむかひて
右の
手を
擧げ、
〔ヨハネ黙示録10章8節〕8 斯て
我が
前󠄃に
天より
聞きし
聲のまた
我に
語りて『なんぢ
徃きて
海と
地とに
跨り
立てる
御使の
手にある
展きたる
卷物を
取れ』と
言ふを
聞けり。
弟子たち其の海の上を步み給ふを見て心騷ぎ、變化の者なりと言ひて懼れ叫ぶ。
And when the disciples saw him walking on the sea, they were troubled, saying, It is a spirit; and they cried out for fear.
they were
〔サムエル前書28章12節〕12 婦󠄃サムエルを
見て
大なる
聲にてさけびいだせりしかして
婦󠄃サウルにいひけるは
爾なにゆゑに
我を
欺きしや
爾はすなはちサウルなり~
(14) サウルかれにいひけるは
其形容は
如何彼いひけるは
一人の
老翁のぼる
其人明衣を
衣たりサウル
其人のサムエルなるをしりて
地にふして
拜せり
〔サムエル前書28章14節〕
〔ヨブ記4章14節〕14 身に
恐懼をもよほして
戰慄き
骨節󠄄ことごとく
振ふ~
(16) その
物立とまりしが
我はその
狀を
見わかつことえざりき
唯一の
物の
象わが
目の
前󠄃にあり
時に
我しづかなる
聲を
聞けり
云く 〔ヨブ記4章16節〕
〔ダニエル書10章6節〕6 その
體は
黄金色の
玉のごとくその
面は
電光の
如くその
目は
火の
熖のごとくその
手とその
足の
色は
磨ける
銅のごとくその
言ふ
聲は
群衆の
聲の
如し~
(12) 彼すなはち
我に
言けるはダニエルよ
懼るる
勿れ
汝が
心をこめて
悟らんとし
汝の
神の
前󠄃に
身をなやませるその
初の
日よりして
汝の
言はすでに
聽れたれば
我汝の
言によりて
來れり 〔ダニエル書10章12節〕
〔マルコ傳6章49節〕49 弟子たち
其の
海の
上を
步み
給ふを
見、
變化の
者ならんと
思ひて
叫ぶ。
〔マルコ傳6章50節〕50 皆これを
見て
心騷ぎたるに
因る。イエス
直ちに
彼らに
語りて
言ひ
給ふ『
心安かれ、
我なり、
懼るな』
〔ルカ傳24章5節〕5 女たち
懼れて
面を
地に
伏せたれば、その
二人の
者いふ『なんぞ
死にし
者どもの
中に
生ける
者を
尋󠄃ぬるか。
〔ルカ傳24章45節〕45 ここに
聖󠄄書を
悟らしめんとて、
彼らの
心を
開きて
言ひ
給ふ、
〔使徒行傳12章15節〕15 彼ら『なんぢは
氣狂へり』と
言ふ。
然れどロダは
夫なりと
言張る。かれら
言ふ『それはペテロの
御使ならん』
〔ヨハネ黙示録1章17節〕17 我これを
見しとき
其の
足下に
倒れて
死にたる
者の
如くなれり。
彼その
右の
手を
我に
按きて
言ひたまふ『
懼るな、
我は
最先なり、
最後なり、
イエス直ちに彼らに語りて言ひたまふ『心安かれ、我なり、懼るな』
But straightway Jesus spake unto them, saying, Be of good cheer; it is I; be not afraid.
Be
〔マタイ傳9章2節〕2 視よ、
中風にて
床に
臥しをる
者を、
人々みもとに
連れ
來れり。イエス
彼らの
信仰を
見て、
中風の
者に
言ひたまふ『
子よ、
心安かれ、
汝の
罪ゆるされたり』
〔ヨハネ傳16章33節〕33 此等のことを
汝らに
語りたるは、
汝ら
我に
在りて
平󠄃安を
得んが
爲なり。なんぢら
世にありては
患難あり、されど
雄々しかれ。
我すでに
世に
勝󠄃てり』
〔使徒行傳23章11節〕11 その
夜、
主パウロの
傍らに
立ちて
言ひ
給ふ『
雄々しかれ、
汝エルサレムにて
我につきて
證をなしたる
如く、ロマにても
證をなすべし』
it
〔イザヤ書41章4節〕4 このことは
誰がおこなひしや たが
成しや たが
太初より
世々の
人をよびいだししや われヱホバなり
我ははじめなり
終󠄃なり
〔イザヤ書41章10節〕10 おそるるなかれ
我なんぢとともにあり
驚くなかれ
我なんぢの
神なり われなんぢを
强くせん
誠になんぢを
助けん
誠にわがただしき
右手なんぢを
支へん
〔イザヤ書41章14節〕14 またヱホバ
宣給ふ なんぢ
虫にひとしきヤコブよイスラエルの
人よ おそるるなかれ
我なんぢをたすけん
汝をあがなふものはイスラエルの
聖󠄄者なり
〔イザヤ書51章12節〕12 我こそ
我なんぢらを
慰むれ
汝いかなる
者なれば
死べき
人をおそれ
草の
如くなるべき
人の
子をおそるるか
〔ルカ傳24章38節〕38 イエス
言ひ
給ふ『なんぢら
何ぞ
心騷ぐか、
何ゆゑ
心に
疑惑おこるか、
〔ルカ傳24章39節〕39 我が
手わが
足を
見よ、これ
我なり。
我を
撫でて
見よ、
靈には
肉と
骨となし、
我にはあり、
汝らの
見るごとし』
〔ヨハネ傳14章1節〕1 『なんぢら
心を
騷がすな、
神を
信じ、また
我を
信ぜよ。~
(3) もし
徃きて
汝らの
爲に
處を
備へば、
復きたりて
汝らを
我がもとに
迎󠄃へん、わが
居るところに
汝らも
居らん
爲なり。 〔ヨハネ傳14章3節〕
〔ヨハネ黙示録1章17節〕17 我これを
見しとき
其の
足下に
倒れて
死にたる
者の
如くなれり。
彼その
右の
手を
我に
按きて
言ひたまふ『
懼るな、
我は
最先なり、
最後なり、
〔ヨハネ黙示録1章18節〕18 活ける
者なり、われ
曾て
死にたりしが、
視よ、
世々限りなく
生く。また
死と
陰府との
鍵を
有てり。
ペテロ答へて言ふ『主よ、もし汝ならば我に命じ、水を蹈みて、御許に到らしめ給へ』
And Peter answered him and said, Lord, if it be thou, bid me come unto thee on the water.
bid
〔マタイ傳19章27節〕27 爰にペテロ
答へて
言ふ『
視よ、われら
一切をすてて
汝に
從へり、
然れば
何を
得べきか』
〔マタイ傳26章33節〕33 ペテロ
答へて
言ふ『
假令みな
汝に
就きて
躓くとも
我はいつまでも
躓かじ』~
(35) ペテロ
言ふ『
我なんぢと
共に
死ぬべき
事ありとも
汝を
否まず』
弟子たち
皆かく
言へり。
〔マタイ傳26章35節〕
〔マルコ傳14章31節〕31 ペテロ
力をこめて
言ふ『われ
汝とともに
死ぬべき
事ありとも
汝を
否まず』
弟子たち
皆かく
言へり。
〔ルカ傳22章31節〕31 シモン、シモン、
視よ、サタン
汝らを
麥のごとく
篩はんとて
請󠄃ひ
得たり。~
(34) イエス
言ひ
給ふ『ペテロよ
我なんぢに
吿ぐ、
今日なんぢ
三度われを
知らずと
否むまでは
鷄鳴かざるべし』
〔ルカ傳22章34節〕
〔ルカ傳22章49節〕49 御側に
居る
者ども
事の
及ばんとするを
見て
言ふ『
主よ、われら
劍をもて
擊つべきか』
〔ルカ傳22章50節〕50 その
中の
一人、
大祭司の
僕を
擊ちて、
右の
耳を
切り
落せり。
〔ヨハネ傳6章68節〕68 シモン・ペテロ
答ふ『
主よ、われら
誰にゆかん、
永遠󠄄の
生命の
言は
汝にあり。
〔ヨハネ傳13章36節〕36 シモン・ペテロ
言ふ『
主よ、
何處にゆき
給ふか』イエス
答へ
給ふ『わが
徃く
處に、なんぢ
今は
從ふこと
能はず。されど
後に
從はん』~
(38) イエス
答へ
給ふ『なんぢ
我がために
生命を
棄つるか、
誠にまことに
汝に
吿ぐ、なんぢ
三度われを
否むまでは、
鷄鳴かざるべし』 〔ヨハネ傳13章38節〕
〔ロマ書12章3節〕3 われ
與へられし
恩惠によりて、
汝等おのおのに
吿ぐ、
思ふべき
所󠄃を
超えて
自己を
高しとすな。
神のおのおのに
分󠄃ち
給ひし
信仰の
量にしたがひ
愼みて
思ふべし。
『來れ』と言ひ給へば、ペテロ舟より下り、水の上を步みてイエスの許に徃く。
And he said, Come. And when Peter was come down out of the ship, he walked on the water, to go to Jesus.
he walked
〔マタイ傳17章20節〕20 彼らに
言ひ
給ふ『なんぢら
信仰うすき
故なり。
誠に
汝らに
吿ぐ、もし
芥種一粒ほどの
信仰あらば、この
山に「
此處より
彼處に
移れ」と
言ふとも
移らん、
斯て
汝ら
能はぬこと
無かるべし』
〔マタイ傳21章21節〕21 イエス
答へて
言ひ
給ふ『まことに
汝らに
吿ぐ、もし
汝ら
信仰ありて
疑はずば、
啻に
此の
無花果の
樹にありし
如きことを
爲し
得るのみならず、
此の
山に「
移りて
海に
入れ」と
言ふとも
亦成るべし。
〔マルコ傳9章23節〕23 イエス
言ひたまふ『
爲し
得ばと
言ふか、
信ずる
者には、
凡ての
事なし
得らるるなり』
〔マルコ傳11章23節〕23 誠に
汝らに
吿ぐ、
人もし
此の
山に「
移りて
海に
入れ」と
言ふとも、
其の
言ふところ
必ず
成るべしと
信じて、
心に
疑はずば、その
如く
成るべし。
〔ルカ傳17章6節〕6 主いひ
給ふ『もし
芥種一粒ほどの
信仰あらば、
此の《[*]》
桑の
樹に「
拔けて、
海に
植れ」と
言ふとも
汝らに
從ふべし。[*原語「スカミノ」]
〔使徒行傳3章16節〕16 斯てその
御名を
信ずるに
因りてその
御名は、
汝らの
見るところ
識るところの
此の
人を
健くしたり。イエスによる
信仰は
汝等もろもろの
前󠄃にて
斯る
全󠄃癒󠄄を
得させたり。
〔ロマ書4章19節〕19 斯て
凡そ
百歳に
及びて
己が
身の
死にたるがごとき
狀なると、サラの
胎の
死にたるが
如きとを
認󠄃むれども、その
信仰よわらず、
然るに風を見て懼れ、沈みかかりければ叫びて言ふ『主よ、我を救ひたまへ』
But when he saw the wind boisterous, he was afraid; and beginning to sink, he cried, saying, Lord, save me.
Lord
〔詩篇3章7節〕7 ヱホバよねがはくは
起󠄃たまへ わが
神よわれを
救ひたまへ なんぢ
曩にわがすべての
仇の
頬骨をうち
惡きものの
齒ををりたまへり
〔詩篇69章1節〕1 神よねがはくは
我をすくひたまへ
大水ながれきたりて
我がたましひにまでおよべり
〔詩篇69章2節〕2 われ
立止なきふかき
泥の
中にしづめり われ
深水におちいるおほみづわが
上をあふれすぐ
〔詩篇107章27節〕27 左た
右たにかたぶき
醉たる
者のごとく
踉蹌てなす
所󠄃をしらず~
(30) かれらはおのが
靜かなるをよろこぶ
斯てヱホバはかれらをその
望󠄇むところの
湊にみちびきたまふ 〔詩篇107章30節〕
〔詩篇116章3節〕3 死の
繩われをまとひ
陰府のくるしみ
我にのぞめり われは
患難とうれへとにあへり
〔詩篇116章4節〕4 その
時われヱホバの
名をよべり ヱホバよ
願くはわが
靈魂をすくひたまへと
〔エレミヤ哀歌3章54節〕54 また
水わが
頭の
上に
溢󠄃る
我みづから
言り
滅びうせぬと~
(57) わが
汝を
龥たりし
時なんぢは
近󠄃よりたまひて
恐るるなかれと
宣へり 〔エレミヤ哀歌3章57節〕
〔ヨナ書2章2節〕2 曰けるは われ
患難の
中よりヱホバを
呼びしに
彼われこたへたまへり われ
陰府の
腹の
中より
呼はりしに
汝わが
聲を
聽たまへり~
(7) わが
靈魂衷に弱󠄃りしとき
我ヱホバをおもへり しかしてわが
祈なんぢに
至りなんぢの
聖󠄄殿におよべり 〔ヨナ書2章7節〕
〔マタイ傳8章24節〕24 視よ、
海に
大なる
暴風おこりて、
舟、
波に
蔽はるるばかりなるに、イエスは
眠りゐ
給ふ。
〔マタイ傳8章25節〕25 弟子たち
御許にゆき、
起󠄃して
言ふ『
主よ、
救ひたまへ、
我らは
亡ぶ』
〔コリント後書12章7節〕7 我は
我が
蒙りたる
默示の
鴻大なるによりて
高ぶることの
莫らんために
肉體に
一つの
刺を
與へらる、
即ち
高ぶること
莫らん
爲に
我を
擊つサタンの
使なり。~
(10) この
故に
我はキリストの
爲に
微弱󠄃・
恥辱・
艱難・
迫󠄃害󠄅・
苦難に
遭󠄃ふことを
喜ぶ、そは
我よわき
時に
强ければなり。
〔コリント後書12章10節〕
boisterous
無し
when
〔列王紀略下6章15節〕15 神の
人の
從屬夙に
興て
出て
見に
軍勢馬と
車をもて
邑を
取かこみ
居ればその
少者エリシヤに
言けるは
嗚呼わが
主よ
我儕如何にすべきや
〔マタイ傳26章69節〕69 ペテロ
外にて
中庭に
坐しゐたるに、
一人の
婢女きたりて
言ふ『なんぢも、ガリラヤ
人イエスと
偕にゐたり』~
(75) ペテロ『にはとり
鳴く
前󠄃に、なんぢ
三度われを
否まん』とイエスの
言ひ
給ひし
御言を
思ひだし、
外に
出でて
甚く
泣けり。 〔マタイ傳26章75節〕
〔マルコ傳14章38節〕38 なんぢら
誘惑に
陷らぬやう
目を
覺し、かつ
祈れ。
實に
心は
熱すれども
肉體よわきなり』
〔マルコ傳14章66節〕66 ペテロ
下にて
中庭にをりしに、
大祭司の
婢女の
一人きたりて、~
(72) その
折しも、また
鷄なきぬ。ペテロ『にはとり
二度なく
前󠄃に、なんぢ
三度われを
否まん』とイエスの
言ひ
給ひし
御言を
思ひいだし、
思ひ
反して
泣きたり。 〔マルコ傳14章72節〕
〔ルカ傳22章54節〕54 遂󠄅に
人々イエスを
捕へて、
大祭司の
家に
曵きゆく。ペテロ
遠󠄄く
離れて
從ふ。~
(61) 主、
振反りてペテロに
目をとめ
給ふ。ここにペテロ
主の『
今日にはとり
鳴く
前󠄃に、なんぢ
三度われを
否まん』と
言ひ
給ひし
御言を
憶ひいだし、 〔ルカ傳22章61節〕
〔ヨハネ傳18章25節〕25 シモン・ペテロ
立ちて
煖まり
居たるに、
人々いふ『なんぢも
彼が
弟子の
一人なるか』
否みて
言ふ『
然らず』~
(27) ペテロまた
否む
折しも
鷄鳴きぬ。
〔ヨハネ傳18章27節〕
〔テモテ後書4章16節〕16 わが
始の
辯明のとき
誰も
我を
助けず、みな
我を
棄てたり、
願くはこの
罪の
彼らに
歸せざらんことを。
〔テモテ後書4章17節〕17 されど
主われと
偕に
在して
我を
强めたまへり。これ
我によりて
宣敎の
全󠄃うせられ、
凡ての
異邦人のこれを
聞かん
爲なり。
而して
我は
獅子の
口より
救ひ
出されたり。
イエス直ちに御手を伸べ、これを捉へて言ひ給ふ『ああ信仰うすき者よ、何ぞ疑ふか』
And immediately Jesus stretched forth his hand, and caught him, and said unto him, O thou of little faith, wherefore didst thou doubt?
O thou
〔マタイ傳8章26節〕26 彼らに
言ひ
給ふ『なにゆゑ
臆するか、
信仰うすき
者よ』
乃ち
起󠄃きて、
風と
海とを
禁め
給へば、
大なる
凪となりぬ。
〔マタイ傳16章8節〕8 イエス
之を
知りて
言ひ
給ふ『ああ
信仰うすき
者よ、
何ぞ《[*]》パン
無きことを
語り
合ふか。[*或は「パンなき故ならんと語り合ふか」と譯す。]
〔マタイ傳17章20節〕20 彼らに
言ひ
給ふ『なんぢら
信仰うすき
故なり。
誠に
汝らに
吿ぐ、もし
芥種一粒ほどの
信仰あらば、この
山に「
此處より
彼處に
移れ」と
言ふとも
移らん、
斯て
汝ら
能はぬこと
無かるべし』
〔マルコ傳11章23節〕23 誠に
汝らに
吿ぐ、
人もし
此の
山に「
移りて
海に
入れ」と
言ふとも、
其の
言ふところ
必ず
成るべしと
信じて、
心に
疑はずば、その
如く
成るべし。
〔ロマ書4章18節〕18 彼は
望󠄇むべくもあらぬ
時になほ
望󠄇みて
信じたり、
是なんぢの
裔は
斯の
如くなるべしと
言ひ
給ひしに
隨ひて
多くの
國人の
父󠄃とならん
爲なりき。~
(20) 不信をもて
神の
約束を
疑はず、
信仰により
强くなりて
神に
榮光を
歸し、 〔ロマ書4章20節〕
〔テモテ前書2章8節〕8 これ
故に、われ
望󠄇む、
男は
怒らず《[*]》
爭はず、
何れの
處にても
潔󠄄き
手をあげて
祈らんことを。[*或いは「疑はず」と譯す。]
〔ヤコブ書1章6節〕6 但し
疑ふことなく、
信仰をもて
求むべし。
疑ふ
者は、
風に
動かされて
飜へる
海の
波のごときなり。~
(8) 斯る
人は
二心にして、
凡てその
步むところの
途󠄃定りなし。
〔ヤコブ書1章8節〕
and caught
〔創世記22章14節〕14 アブラハム
其處をヱホバエレ(ヱホバ
預備たまはん)と
名く
是に
緣て
今日もなほ
人々山にヱホバ
預備たまはんといふ
〔申命記32章36節〕36 ヱホバつひにその
民を
鞫きまたその
僕に
憐憫をくはへたまはん
其は
彼らの
力のすでに
去うせて
繋がれたる
者も
繋がれざる
者もあらずなれるを
見たまへばなり
〔マルコ傳16章7節〕7 然れど
徃きて、
弟子たちとペテロとに
吿げよ「
汝らに
先だちてガリラヤに
徃き
給ふ、
彼處にて
謁ゆるを
得ん、
曾て
汝らに
言ひ
給ひしが
如し」』
〔ルカ傳22章31節〕31 シモン、シモン、
視よ、サタン
汝らを
麥のごとく
篩はんとて
請󠄃ひ
得たり。
〔ルカ傳22章32節〕32 然れど
我なんぢの
爲にその
信仰の
失せぬやうに
祈りたり、なんぢ
立ち
歸りてのち
兄弟たちを
堅うせよ』
〔ペテロ前書1章5節〕5 汝らは
終󠄃のときに
顯れんとて
備りたる
救を
得んために、
信仰によりて
神の
力に
護らるるなり。
stretched
〔詩篇138章7節〕7 縱ひわれ
患難のなかを
步むとも
汝われをふたゝび
活し その
手をのばしてわが
仇のいかりをふせぎ その
右の
手われをすくひたまふべし
〔イザヤ書63章12節〕12 榮光のかひなをモーセの
右にゆかしめ
彼等のまへに
水をさきて
自らとこしへの
名をつくり
〔マルコ傳1章31節〕31 イエス
徃きて、その
手をとり、
起󠄃し
給へば、
熱さりて
女かれらに
事ふ。
〔マルコ傳1章41節〕41 イエス
憫みて、
手をのべ
彼につけて『わが
意󠄃なり、
潔󠄄くなれ』と
言ひ
給へば、
〔マルコ傳5章41節〕41 幼兒の
手を
執りて『タリタ、クミ』と
言ひたまふ。
少女よ、
我なんぢに
言ふ、
起󠄃きよ、との
意󠄃なり。
〔使徒行傳4章30節〕30 御手をのべて
醫を
施させ、
汝の
聖󠄄なる
僕イエスの
名によりて
徴と
不思議とを
行はせ
給へ』
相共に舟に乘りしとき、風やみたり。
And when they were come into the ship, the wind ceased.
come
〔詩篇107章30節〕30 かれらはおのが
靜かなるをよろこぶ
斯てヱホバはかれらをその
望󠄇むところの
湊にみちびきたまふ
〔マルコ傳4章41節〕41 かれら
甚く
懼れて
互に
言ふ『こは
誰ぞ、
風も
海も
順ふとは』
〔マルコ傳6章51節〕51 斯て
弟子たちの
許にゆき、
舟に
登り
給へば、
風やみたり。
弟子たち
心の
中にて
甚く
驚く、
〔ヨハネ傳6章21節〕21 乃ちイエスを
船に
歡び
迎󠄃へしに、
船は
直ちに
徃かんとする
地に
著けり。
舟に居る者どもイエスを拜して言ふ『まことに汝は神の子なり』
Then they that were in the ship came and worshipped him, saying, Of a truth thou art the Son of God.
Of
〔詩篇2章7節〕7 われ
詔命をのべんヱホバわれに
宣まへり なんぢはわが
子なり
今日われなんぢを
生り
〔ダニエル書3章25節〕25 王また
應へて
言ふ
今我見るに
四人の
者縲絏解て
火の
中に
步みをり
凡て
何の
害󠄅をも
受ずまたその
第四の
者の
容は
神の
子のごとしと
〔マタイ傳17章5節〕5 彼なほ
語りをるとき、
視よ、
光れる
雲、かれらを
覆ふ。また
雲より
聲あり、
曰く『これは
我が
愛しむ
子、わが
悅ぶ
者なり、
汝ら
之に
聽け』
〔マタイ傳26章63節〕63 されどイエス
默し
居給ひたれば、
大祭司いふ『われ
汝に
命ず、
活ける
神に
誓ひて
我らに
吿げよ、
汝はキリスト、
神の
子なるか』
〔マタイ傳27章43節〕43 彼は
神に
依り
賴めり、
神かれを
愛しまば
今すくひ
給ふべし「
我は
神の
子なり」と
云へり』
〔マタイ傳27章54節〕54 百卒長および
之と
共にイエスを
守りゐたる
者ども、
地震とその
有りし
事とを
見て、
甚く
懼れ『
實に
彼は
神の
子なりき』と
言へり。
〔マルコ傳1章1節〕1 神の《[*]》
子イエス・キリストの
福音󠄃の
始[*異本「神の子」なし。]。
〔マルコ傳14章61節〕61 然れどイエス
默して
何をも
答へ
給はず。
大祭司ふたたび
問ひて
言ふ『なんぢは
頌むべきものの
子キリストなるか』
〔マルコ傳15章39節〕39 イエスに
向ひて
立てる
百卒長、かかる
樣にて
息絕え
給ひしを
見て
言ふ『
實にこの
人は
神の
子なりき』
〔ルカ傳4章41節〕41 惡鬼もまた
多くの
人より
出でて
叫びつつ
言ふ『なんぢは
神の
子なり』
之を
責めて
物言ふことを
免し
給はず、
惡鬼そのキリストなるを
知るに
因りてなり。
〔ルカ傳8章28節〕28 イエスを
見てさけび、
御前󠄃に
平󠄃伏して
大聲にいふ『
至高き
神の
子イエスよ、
我は
汝と
何の
關係あらん、
願くは
我を
苦しめ
給ふな』
〔ヨハネ傳1章49節〕49 ナタナエル
答ふ『ラビ、なんぢは
神の
子なり、
汝はイスラエルの
王なり』
〔ヨハネ傳9章35節〕35 イエスその
追󠄃ひ
出されしことを
聞き、
彼に
逢ひて
言ひ
給ふ『なんぢ
人の
子を
信ずるか』~
(38) 爰に、
彼『
主よ、
我は
信ず』といひて
拜せり。 〔ヨハネ傳9章38節〕
〔ヨハネ傳11章27節〕27 彼いふ『
主よ
然り、
我なんぢは
世に
來るべきキリスト、
神の
子なりと
信ず』
〔ヨハネ傳17章1節〕1 イエスこれらの
事を
語りはて、
目を
擧げ
天を
仰ぎて
言ひ
給ふ『
父󠄃よ、
時來れり、
子が
汝の
榮光を
顯さんために、
汝の
子の
榮光を
顯したまへ。
〔ヨハネ傳19章7節〕7 ユダヤ
人こたふ『
我らに
律法あり、その
律法によれば
死に
當るべき
者なり、
彼はおのれを
神の
子となせり』
〔使徒行傳8章37節〕37 [なし]《[*]》[*異本「ピリポいふ、汝全󠄃き心にて信ぜばよし。答へていふ、我イエス・キリストを神の子なりと信ず」とあり。]
〔ロマ書1章4節〕4 潔󠄄き
靈によれば、
死人の
復活により
大能をもて
神の
子と
定められ
給へり、
即ち
我らの
主イエス・キリストなり。
worshipped
〔マタイ傳28章9節〕9 視よ、イエス
彼らに
遇󠄃ひて『
安かれ』と
言ひ
給ひたれば、
進󠄃みゆき、
御足を
抱きて
拜す。
遂󠄅に渡りてゲネサレの地に著きしに、
And when they were gone over, they came into the land of Gennesaret.
the land of Gennesaret
0‹1 b42c005v001 〔ルカ傳5章1節〕›
〔ルカ傳5章1節〕1 群衆おし
迫󠄃りて
神の
言を
聽きをる
時、イエス、ゲネサレの
湖のほとりに
立ちて、
when
〔マルコ傳6章53節〕53 遂󠄅に
渡りてゲネサレの
地に
著き、
舟がかりす。~
(56) その
到りたまふ
處には、
村にても、
町にても、
里にても、
病める
者を
市場におきて、
御衣の
總にだに
觸らしめ
給はんことを
願ふ。
觸りし
者は、みな
醫されたり。 〔マルコ傳6章56節〕
その處の人々イエスを認󠄃めて、徧く四方に人をつかはし、又󠄂すべての病める者を連れきたり、
And when the men of that place had knowledge of him, they sent out into all that country round about, and brought unto him all that were diseased;
(Whole verse)
〔マタイ傳4章24節〕24 その
噂あまねくシリヤに
廣まり、
人々すべての
惱めるもの、
即ちさまざまの
病と
苦痛とに
罹れるもの、
惡鬼に
憑かれたるもの、
癲癇および
中風の
者などを
連れ
來りたれば、イエス
之を
醫したまふ。
〔マタイ傳4章25節〕25 ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ
及びヨルダンの
彼方より
大なる
群衆きたり
從へり。
〔マルコ傳1章28節〕28 爰にイエスの
噂あまねくガリラヤの
四方に
弘りたり。
~
(34) イエスさまざまの
病を
患ふ
多くの
人をいやし、
多くの
惡鬼を
逐󠄃ひいだし
之に
物言ふことを
免し
給はず、
惡鬼イエスを
知るに
因りてなり。
〔マルコ傳1章34節〕
〔マルコ傳2章1節〕1 數日の
後、またカペナウムに
入り
給ひしに、その
家に
在することを
聞きて、
〔マルコ傳3章8節〕8 エルサレム、イドマヤ、ヨルダンの
向の
地、およびツロ、シドンの
邊より
夥多しき
民衆その
爲し
給へる
事を
聞きて、
御許に
來る。~
(10) これ
多くの
人を
醫し
給ひたれば、
凡て
病に
苦しむもの、
御體に
觸らんとて
押迫󠄃る
故なり。 〔マルコ傳3章10節〕
〔マルコ傳6章55節〕55 徧くあたりを
馳せまはり、その
在すと
聞く
處々に、
患ふ
者を
床のままつれ
來る。
ただ御衣の總にだに觸らしめ給はんことを願ふ、觸りし者はみな醫されたり。
And besought him that they might only touch the hem of his garment: and as many as touched were made perfectly whole.
hem
〔出エジプト記28章33節〕33 その
裾には
靑 紫 紅 の
糸をもて
石榴をつくりてその
裾の
周󠄃圍につけ
又󠄂四周󠄃に
金の
鈴をその
間々につくべし~
(43) アロンとその
子等は
集會の
幕屋に
入る
時又󠄂は
祭壇に
近󠄃づきて
聖󠄄所󠄃に
職事をなす
時はこれを
著べし
斯せば
愆をかうむりて
死ることなからん
是は
彼および
彼の
後の
子孫の
永く
守るべき
例なり 〔出エジプト記28章43節〕
〔民數紀略15章38節〕38 汝イスラエルの
子孫に
吿げ
代々その
衣服󠄃の
裾に
襚をつけその
裾の
襚 の
上に
靑き
紐をほどこすべしと
之に
命ぜよ
〔民數紀略15章39節〕39 此襚は
汝らに
之を
見てヱホバの
諸の
誡命を
記憶して
其をおこなはしめ
汝らをしてその
放縱にする
自己の
心と
目の
欲に
從がふこと
無らしむるための
者なり
〔マタイ傳23章5節〕5 凡てその
所󠄃作は
人に
見られん
爲にするなり。
即ちその
經札を
幅ひろくし、
衣の
總を
大くし、
only
〔マタイ傳9章20節〕20 視よ、
十二年血漏を
患ひゐたる
女、イエスの
後にきたりて、
御衣の
總にさはる。
〔マルコ傳3章10節〕10 これ
多くの
人を
醫し
給ひたれば、
凡て
病に
苦しむもの、
御體に
觸らんとて
押迫󠄃る
故なり。
〔ルカ傳6章19節〕19 能力イエスより
出でて、
凡ての
人を
醫せば、
群衆みなイエスに
觸らん
事を
求む。
〔使徒行傳19章11節〕11 而して
神はパウロの
手によりて
尋󠄃常ならぬ
能力ある
業を
行ひたまふ。
〔使徒行傳19章12節〕12 即ち
人々かれの
身より
或は
手拭あるひは
前󠄃垂をとりて
病める
者に
著くれば、
病は
去り
惡靈は
出でたり。
perfectly
〔ヨハネ傳6章37節〕37 父󠄃の
我に
賜ふものは
皆われに
來らん、
我にきたる
者は、
我これを
退󠄃けず。
〔ヨハネ傳7章23節〕23 モーセの
律法の
廢らぬために
安息日に
人の
割󠄅禮を
受くる
事あらば、
何ぞ
安息日に
人の
全󠄃身を
健かにせしとて
我を
怒るか。
〔使徒行傳3章16節〕16 斯てその
御名を
信ずるに
因りてその
御名は、
汝らの
見るところ
識るところの
此の
人を
健くしたり。イエスによる
信仰は
汝等もろもろの
前󠄃にて
斯る
全󠄃癒󠄄を
得させたり。
〔使徒行傳4章9節〕9 我らが
病める
者になしし
善き
業に
就き、その
如何にして
救はれしかを
今日もし
訊さるるならば、
〔使徒行傳4章10節〕10 汝ら
一同およびイスラエルの
民みな
知れ、この
人の
健かになりて
汝らの
前󠄃に
立つは、ナザレのイエス・キリスト、
即ち
汝らが
十字架に
釘け、
神が
死人の
中より
甦へらせ
給ひし
者の
名に
賴ることを。
〔使徒行傳4章14節〕14 また
醫されたる
人の
之とともに
立つを
見るによりて、
更に
言ひ
消󠄃す
辭なし。~
(16) 『この
人々を
如何にすべきぞ。
彼等によりて
顯著しき
徴の
行はれし
事は、
凡てエルサレムに
住󠄃む
者に
知られ、
我ら
之を
否むこと
能はねばなり。 〔使徒行傳4章16節〕