茲に我身を轉して日の下に行はるる諸の虐󠄃遇󠄃を視たり 嗚呼虐󠄃げらる者の淚ながる 之を慰むる者あらざるなり また虐󠄃ぐる者の手には權力あり 彼等はこれを慰むる者あらざるなり
So I returned, and considered all the oppressions that are done under the sun: and behold the tears of such as were oppressed, and they had no comforter; and on the side of their oppressors there was power; but they had no comforter.
I returned
〔ヨブ記6章29節〕29 請󠄃ふ
再びせよ
不義あらしむる
勿れ
請󠄃ふ
再びせよ
此事においては
我正義し
〔マラキ書3章18節〕18 その
時汝らは
更にまた
義者と
惡きものと
神に
服󠄃事るものと
事へざる
者との
區別をしらん
and considered
〔出エジプト記1章14節〕14 辛き
力役をもて
彼等をして
苦みて
生を
度らしむ
即ち
和泥、
作甎および
田圃の
諸の
工にはたらかしめけるが
其働かしめし
工作は
皆嚴かりき
〔出エジプト記1章16節〕16 いひけるは
汝等ヘブルの
婦󠄃女のために
收生をなす
時は
床の
上を
見てその
子若男子ならばこれを
殺せ
女子ならば
生しおくべしと
〔出エジプト記1章22節〕22 斯有しかばパロその
凡の
民に
命じていふ
男子の
生るあらば
汝等これを
悉く
河に
投いれよ
女子は
皆生しおくべし
〔出エジプト記2章23節〕23 斯て
時をふる
程にジプトの
王死りイスラエルの
子孫その
勞役の
故によりて
歎き
號ぶにその
勞役の
故によりて
號ぶところの
聲神に
達󠄃りければ
〔出エジプト記5章16節〕16 僕等に
禾稈を
與へずしてわれらに
磚瓦を
作れといふ
視よ
僕等は
撻る
是なんぢの
民の
過󠄃なりと~
(19) イスラエルの
子孫の
有司等汝等その
日々につくる
磚瓦を
減すべからずと
言るを
聞て
災害󠄅の
身におよぶを
知り 〔出エジプト記5章19節〕
〔申命記28章33節〕33 汝の
地の
產物および
汝の
努苦て
得たる
物は
汝の
識ざる
民これを
食󠄃はん
汝は
只つねに
虐󠄃げられ
窘められん
而已
〔申命記28章48節〕48 饑ゑ
渇きかつ
裸になり
萬の
物に
乏しくしてヱホバの
汝に
攻きたらせたまふところの
敵に
事ふるに
至らん
彼鐵の
軛をなんぢの
頸につけて
遂󠄅に
汝をほろぼさん
〔士師記4章3節〕3 鐵の
戰車九百
輌を
有居て二十
年の
間イスラエルの
子孫を
甚だしく
虐󠄃げしかばイスラエルの
子孫ヱホバに
呼はれり
〔士師記10章7節〕7 ヱホバ
烈しくイスラエルを
怒りて
之をペリシテ
人及びアンモンの
子孫の
手に
賣付したまへり
〔士師記10章8節〕8 其年に
彼らイスラエルの
子孫を
虐󠄃げ
難せりヨルダンの
彼方においてギレアデにあるところのアモリ
人の
地に
居るイスラエルの
子孫十八
年の
間斯せられたりき
〔ネヘミヤ記5章1節〕1 茲に
民その
妻とともにその
兄弟なるユダヤ
人にむかひて
大に
叫べり~
(5) 然ど
我らの
肉も
我らの
兄弟の
肉と
同じく
我らの
子女も
彼らの
子女と
同じ
視よ
我らは
男子女子を
人に
伏從はせて
奴隸となす
我らの
女子の
中すでに
人に
伏從せし
者もあり
如何とも
爲ん
方法なし
其は
我らの
田畝および
葡萄園は
別の
人の
有となりたればなりと
〔ネヘミヤ記5章5節〕
〔ヨブ記24章7節〕7 かれらは
衣服󠄃なく
裸にして
夜を
明し
覆ふて
寒氣を
禦ぐべき
物なし~
(12) 邑の
中より
人々の
呻吟たちのぼり
傷けられたる
者の
叫喚おこる
然れども
神はその
怪事を
省みたまはず 〔ヨブ記24章12節〕
〔詩篇10章9節〕9 窟にをる
獅のごとく
潜みまち
苦しむものをとらへんために
伏ねらひ
貧󠄃しきものをその
網にひきいれてとらふ
〔詩篇10章10節〕10 また
身をかがめて
蹲まるその
强勁によりて
依仗なきものは
仆る
〔箴言28章3節〕3 弱󠄃者を
虐󠄃ぐる
貧󠄃人は
糧をのこさざる
暴しき
雨のごとし
〔箴言28章15節〕15 貧󠄃しき
民を
治むるあしき
侯伯は
吼る
獅子あるひは
饑たる
熊のごとし
〔箴言28章16節〕16 智からざる
君はおほく
暴虐󠄃をおこなふ
不義の
利を
惡む
者は
遐齡をうべし
〔傳道之書3章16節〕16 我また
日の
下を
見るに
審判󠄄をおこなふ
所󠄃に
邪曲なる
事あり
公義を
行ふところに
邪曲なる
事あり
〔傳道之書5章8節〕8 汝國の
中に
貧󠄃き
者を
虐󠄃遇󠄃る
事および
公道󠄃と
公義を
枉ることあるを
見るもその
事あるを
怪むなかれ
其はその
位高き
人よりも
高き
者ありてその
人を
伺へばなり
又󠄂其等よりも
高き
者あるなり
〔傳道之書7章7節〕7 賢き
人も
虐󠄃待る
事によりて
狂するに
至るあり
賄賂は
人の
心を
壞なふ
〔イザヤ書5章7節〕7 それ
萬軍のヱホバの
葡萄園はイスラエルの
家なり その
喜びたまふところの
植物はユダの
人なり これに
公平󠄃をのぞみたまひしに
反りて
血をながし これに
正義をのぞみ
給ひしにかへりて
號呼あり
〔イザヤ書51章23節〕23 我これを
汝をなやますものの
手にわたさん
彼らは
曩になんぢの
靈魂にむかひて
云らく なんぢ
伏せよわれら
越ゆかんと
而してなんぢその
背を
地のごとくし
衢のごとくし
彼等のこえゆくに
任せたり
〔イザヤ書59章7節〕7 かれらの
足はあくにはしり
罪なき
血をながすに
速󠄃し かれらの
思念はよこしまの
思念なり
殘害󠄅と
滅亡とその
路徑にのこれり
〔イザヤ書59章13節〕13 われら
罪ををかしてヱホバを
棄われらの
神にはなれてしたがはず
暴虐󠄃と
悖逆󠄃とをかたり
虛僞のことばを
心にはらみて
説出すなり~
(15) 眞實はかけてなく
惡をはなるるものは
掠めうばはる
ヱホバこれを
見てその
公平󠄃のなかりしを
悅びたまはざりき 〔イザヤ書59章15節〕
〔マラキ書3章5節〕5 われ
汝らにちかづきて
審判󠄄をなし
巫術者にむかひ
姦淫を
行ふ
者にむかひ
僞の
誓をなせる
者にむかひ
傭人の
價金をかすめ
寡婦󠄃と
孤子をしへたげ
異邦人を
推抂げ
我を
畏れざるものどもにむかひて
速󠄃に
證をなさんと
萬軍のヱホバ
云たまふ
side
無し
the tears
〔詩篇42章3節〕3 かれらが
終󠄃日われにむかひて なんぢの
神はいづくにありやとののしる
間はただわが
淚のみ
晝夜そそぎてわが
糧なりき
〔詩篇42章9節〕9 われわが
磐なる
神にいはん なんぞわれを
忘れたまひしや なんぞわれは
仇のしへたげによりて
悲しみありくや
〔詩篇80章5節〕5 汝かれらになみだの
糧をくらはせ
淚を
量器にみちみつるほどあたへて
飮しめ
給へり
〔詩篇102章8節〕8 わが
仇はひねもす
我をそしる
猖狂ひて
我をせむるもの
我をさして
誓ふ
〔詩篇102章9節〕9 われは
糧をくらふごとくに
灰󠄃をくらひ わが
飮ものには
淚をまじへたり
〔マラキ書2章13節〕13 つぎに
又󠄂なんぢらはこれをなせり
即ち
淚と
泣と
歎とをもてヱホバの
壇をおほはしめたり
故に
彼もはや
獻物を
顧󠄃みずまたこれを
汝らの
手より
悅び
納󠄃たまはざるなり
〔ヤコブ書5章4節〕4 視よ、
汝等がその
畑を
刈り
入れたる
勞動人に
拂はざりし
値は
叫び、その
刈りし
者の
呼聲は
萬軍の
主の
耳に
入れり。
they had
〔ヨブ記16章4節〕4 我もまた
汝らの
如くに
言ことを
得 もし
汝らの
身わが
身と
處を
換なば
我は
言語を
練て
汝らを
攻め
汝らにむかひて
首を
搖ことを
得
〔ヨブ記19章21節〕21 わが
友よ
汝等われを
恤れめ
我を
恤れめ
神の
手われを
擊り
〔詩篇69章20節〕20 譭謗わが
心をくだきぬれば
我いたくわづらへり われ
憐憫をあたふる
者をまちたれど
一人だになく
慰むるものを
俟たれど
一人をもみざりき
〔詩篇142章4節〕4 願くはわがみぎの
手に
目をそそぎて
見たまへ
一人だに
我をしるものなし われには
避󠄃所󠄃なくまたわが
靈魂をかへりみる
人なし
〔箴言19章7節〕7 貧󠄃者はその
兄弟すらも
皆これをにくむ
况てその
友これに
遠󠄄ざからざらんや
言をはなちてこれを
呼とも
去てかへらざるなり
〔エレミヤ哀歌1章2節〕2 彼よもすがら
痛く
泣きかなしみて
淚面にながる その
戀人の
中にはこれを
慰むる
者ひとりだに
無く その
朋これに
背きてその
仇となれり
〔エレミヤ哀歌1章9節〕9 その
汚穢これが
裾にあり
彼その
終󠄃局をおもはざりき
此故に
驚ろくまでに
零落たり
一人の
慰さむる
者だに
無し ヱホバよわが
艱難をかへりみたまへ
敵は
勝󠄃ほこれり
〔マタイ傳26章56節〕56 されど
斯の
如くなるは、みな
預言者たちの
書の
成就せん
爲なり』
爰に
弟子たち
皆イエスを
棄てて
逃󠄄げさりぬ。
〔テモテ後書4章16節〕16 わが
始の
辯明のとき
誰も
我を
助けず、みな
我を
棄てたり、
願くはこの
罪の
彼らに
歸せざらんことを。
〔テモテ後書4章17節〕17 されど
主われと
偕に
在して
我を
强めたまへり。これ
我によりて
宣敎の
全󠄃うせられ、
凡ての
異邦人のこれを
聞かん
爲なり。
而して
我は
獅子の
口より
救ひ
出されたり。
我は猶生る生者よりも旣に死たる死者をもて幸なりとす
Wherefore I praised the dead which are already dead more than the living which are yet alive.
(Whole verse)
〔ヨブ記3章17節〕17 彼處にては
惡き
者 虐󠄃遇󠄃を
息め
倦憊たる
者安息を
得~
(21) 斯る
者は
死を
望󠄇むなれどもきたらず これをもとむるは
藏れたる
寳を
掘るよりも
甚だし 〔ヨブ記3章21節〕
〔傳道之書2章17節〕17 是に
於て
我世にながらふることを
厭へり
凡そ
日の
下に
爲ところの
事は
我に
惡く
見ればなり
即ち
皆空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書9章4節〕4 凡活る
者の
中に
列る
者は
望󠄇あり
其は
生る
犬は
死る
獅子に
愈ればなり~
(6) またその
愛も
惡も
嫉も
旣に
消󠄃うせて
彼等は
日の
下におこなはるる
事に
最早何時までも
關係ことあらざるなり
〔傳道之書9章6節〕
またこの二者よりも幸なるは未だ世にあらずして日の下におこなはるる惡事を見ざる者なり
Yea, better is he than both they, which hath not yet been, who hath not seen the evil work that is done under the sun.
better
〔ヨブ記3章10節〕10 是は
我母の
胎の
戶を
闔ずまた
我目に
憂を
見ること
無らしめざりしによる~
(16) 又󠄂人しれず
墮る
胎兒のごとくにして
世に
出ず また
光を
見ざる
赤子のごとくならん 〔ヨブ記3章16節〕
〔ヨブ記10章18節〕18 何とて
汝われを
胎より
出したまひしや
然らずば
我は
息絕え
目に
見らるること
無く
〔ヨブ記10章19節〕19 曾て
有ざりし
如くならん
即ち
我は
胎より
墓に
持ゆかれん
〔傳道之書6章3節〕3 假令人百人の
子を
擧けまた
長壽してその
年齡の
日多からんも
若その
心景福に
滿足せざるか
又󠄂は
葬らるることを
得ざるあれば
我言ふ
流產の
子はその
人にまさるたり~
(5) 又󠄂是は
日を
見ることなく
物を
知ることなければ
彼よりも
安泰なり 〔傳道之書6章5節〕
〔エレミヤ記20章17節〕17 彼我を
胎のうちに
殺さず
我母を
我の
墓となさず
常にその
胎を
大ならしめざりしが
故なり
〔ルカ傳23章29節〕29 視よ「
石婦󠄃、
兒產まぬ
腹、
哺ませぬ
乳󠄃は
幸福なり」と
言ふ
日きたらん。
who
〔詩篇55章6節〕6 われ
云ねがはくは
鴿のごとく
羽翼のあらんことを さらば
我とびさりて
平󠄃安をえん~
(11) また
惡きこと
邑のうちにあり しへたげと
欺詐とはその
街衢をはなるることなし 〔詩篇55章11節〕
〔傳道之書1章14節〕14 我日の
下に
作ところの
諸の
行爲を
見たり
嗚呼皆空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書2章17節〕17 是に
於て
我世にながらふることを
厭へり
凡そ
日の
下に
爲ところの
事は
我に
惡く
見ればなり
即ち
皆空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔エレミヤ記9章2節〕2 嗚呼われ
曠野に
旅人の
寓所󠄃をえんものを
我民を
離れてさりゆかん
彼らはみな
姦淫するもの
悖れる
者の
族なればなり
〔エレミヤ記9章3節〕3 彼らは
弓を
援くがごとく
其舌をもて
僞をいだす
彼らは
此地において
眞實のために
强からず
惡より
惡にすすみまた
我を
知ざるなりとヱホバいひたまふ
我また諸の勞苦と諸の工事の精巧とを觀るに 是は人のたがひに嫉みあひて成せる者たるなり 是も空󠄃にして風を捕ふるが如し
Again, I considered all travail, and every right work, that for this a man is envied of his neighbour. This is also vanity and vexation of spirit.
This is
〔創世記37章4節〕4 その
兄弟等父󠄃がその
諸の
兄弟よりも
深く
彼を
愛するを
見て
彼を
惡み
穩和に
彼にものいふことを
得せざりき
〔創世記37章11節〕11 斯しかばその
兄弟かれを
嫉めり
然どその
父󠄃はこの
言をおぼえたり
〔傳道之書1章14節〕14 我日の
下に
作ところの
諸の
行爲を
見たり
嗚呼皆空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書2章21節〕21 今茲に
人あり
智慧󠄄と
知識と
才能をもて
勞して
事をなさんに
終󠄃には
之がために
勞せざる
人に
一切を
遺󠄃してその
所󠄃有となさしめざるを
得ざるなり
是また
空󠄃にして
大に
惡し
〔傳道之書2章26節〕26 神はその
心に
適󠄄ふ
人には
智慧󠄄と
知識と
喜樂を
賜ふ
然れども
罪を
犯す
人には
勞苦を
賜ひて
斂めかつ
積ことを
爲さしむ
是は
其を
神の
心に
適󠄄ふ
人に
與へたまはんためなり
是もまた
空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書4章16節〕16 民はすべて
際限なし その
前󠄃にありし
者みな
然り
後にきたる
者また
彼を
悅ばず
是も
空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書6章9節〕9 目に
觀る
事物は
心のさまよひ
步くに
愈るなり
是また
空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書6章11節〕11 衆多の
言論ありて
虛浮き
事を
增す
然ど
人に
何の
益あらんや
every, etc
〔創世記4章4節〕4 アベルもまた
其羊の
初生と
其肥たるものを
携來れりヱホバ、アベルと
其供物を
眷顧󠄃みたまひしかども~
(8) カイン
其弟アベルに
語りぬ
彼等野にをりける
時カイン
其弟アベルに
起󠄃かゝりて
之を
殺せり
〔創世記4章8節〕
〔創世記37章2節〕2 ヤコブの
傳は
左のごとしヨセフ十七
歳にしてその
兄弟と
偕に
羊を
牧ふヨセフは
童子にしてその
父󠄃の
妻ビルハの
子およびジルパの
子と
侶たりしが
彼等の
惡き
事を
父󠄃につぐ~
(11) 斯しかばその
兄弟かれを
嫉めり
然どその
父󠄃はこの
言をおぼえたり
〔創世記37章11節〕
〔サムエル前書18章8節〕8 サウル
甚だ
怒りこの
言をよろこばずしていひけるは
萬をダビデに
歸し
千をわれに
歸す
此上かれにあたふべき
者は
唯國のみと
〔サムエル前書18章14節〕14 またダビデすべて
其ゆくところにて
功をあらはし
且ヱホバかれとともにいませり~
(16) しかれどもイスラエルとユダの
人はみなダビデを
愛せり
彼が
其前󠄃に
出入するによりてなり
〔サムエル前書18章16節〕
〔サムエル前書18章30節〕30 爰にペリシテ
人の
諸伯攻きたりしがダビデかれらが
攻めきたるごとにサウルの
諸の
臣僕よりは
多の
功をたてしかば
其名はなはだ
尊󠄅まる
〔箴言27章4節〕4 忿怒は
猛く
憤恨は
烈し されど
嫉妬の
前󠄃には
誰か
立ことをを
得ん
〔使徒行傳7章9節〕9 先祖たちヨセフを
嫉みてエジプトに
賣りしに、
神は
彼と
偕に
在して、
〔ヤコブ書4章5節〕5 聖󠄄書に『
神は
我らの
衷に
住󠄃ませ
給ひし
靈を、
妬むほどに
慕ひたまふ』と
云へるを
虛しきことと
汝ら
思ふか。
〔ヨハネ第一書3章12節〕12 カインに
效ふな、
彼は
惡しき
者より
出でて
己が
兄弟を
殺せり。
何故ころしたるか、
己が
行爲は
惡しく、その
兄弟の
行爲は
正しかりしに
因る。
every, etc.
〔創世記4章4節〕4 アベルもまた
其羊の
初生と
其肥たるものを
携來れりヱホバ、アベルと
其供物を
眷顧󠄃みたまひしかども~
(8) カイン
其弟アベルに
語りぬ
彼等野にをりける
時カイン
其弟アベルに
起󠄃かゝりて
之を
殺せり
〔創世記4章8節〕
〔創世記37章2節〕2 ヤコブの
傳は
左のごとしヨセフ十七
歳にしてその
兄弟と
偕に
羊を
牧ふヨセフは
童子にしてその
父󠄃の
妻ビルハの
子およびジルパの
子と
侶たりしが
彼等の
惡き
事を
父󠄃につぐ~
(11) 斯しかばその
兄弟かれを
嫉めり
然どその
父󠄃はこの
言をおぼえたり
〔創世記37章11節〕
〔サムエル前書18章8節〕8 サウル
甚だ
怒りこの
言をよろこばずしていひけるは
萬をダビデに
歸し
千をわれに
歸す
此上かれにあたふべき
者は
唯國のみと
〔サムエル前書18章30節〕30 爰にペリシテ
人の
諸伯攻きたりしがダビデかれらが
攻めきたるごとにサウルの
諸の
臣僕よりは
多の
功をたてしかば
其名はなはだ
尊󠄅まる
〔箴言27章4節〕4 忿怒は
猛く
憤恨は
烈し されど
嫉妬の
前󠄃には
誰か
立ことをを
得ん
〔使徒行傳7章9節〕9 先祖たちヨセフを
嫉みてエジプトに
賣りしに、
神は
彼と
偕に
在して、
〔ヤコブ書4章5節〕5 聖󠄄書に『
神は
我らの
衷に
住󠄃ませ
給ひし
靈を、
妬むほどに
慕ひたまふ』と
云へるを
虛しきことと
汝ら
思ふか。
〔ヨハネ第一書3章12節〕12 カインに
效ふな、
彼は
惡しき
者より
出でて
己が
兄弟を
殺せり。
何故ころしたるか、
己が
行爲は
惡しく、その
兄弟の
行爲は
正しかりしに
因る。
愚なる者は手を束ねてその身の肉を食󠄃ふ
The fool foldeth his hands together, and eateth his own flesh.
eateth
4‹14 b18c013v014 〔ヨブ記13章14節〕›
〔ヨブ記13章14節〕14 我なんぞ
我肉をわが
齒の
間に
置き わが
生命をわが
手に
置かんや
〔箴言11章17節〕17 慈悲ある
者は
己の
靈魂に
益をくはへ
殘忍󠄄者はおのれの
身を
擾はす
〔イザヤ書9章20節〕20 人みぎに
攫めどもなほ
饑 ひだりに
食󠄃へども
尙あかず おのおのその
腕の
肉をくらふべし
fool
〔箴言6章10節〕10 しばらく
臥ししばらく
睡り
手を
叉きてまた
片時やすむ
〔箴言6章11節〕11 さらば
汝の
貧󠄃窮は
盜人の
如くきたり
汝の
缺乏は
兵士の
如くきたるべし
〔箴言12章27節〕27 惰者はおのれの
獵獲たる
物をも
燔ず
勉めはたらくことは
人の
貴とき
寳なり
〔箴言13章4節〕4 惰る
者はこころに
慕へども
得ることなし
勤めはたらく
者の
心は
豐饒なり
〔箴言20章4節〕4 惰者は
寒ければとて
耕さず この
故に
收穫のときにおよびて
求るとも
得るところなし
〔箴言24章33節〕33 しばらく
臥し
暫らく
睡り
手を
叉きて
又󠄂しばらく
休む
〔箴言24章34節〕34 さらば
汝の
貧󠄃窮は
盜人のごとく
汝の
缺乏は
兵士の
如くきたるべし
片手に物を盈て平󠄃穩にあるは 兩手に物を盈て勞苦て風を捕ふるに愈れり
Better is an handful with quietness, than both the hands full with travail and vexation of spirit.
(Whole verse)
〔詩篇37章16節〕16 義人のもてるもののすくなきは
多くの
惡きものの
豐かなるにまされり
〔箴言15章16節〕16 すこしの
物を
有てヱホバを
畏るるは
多の
寳をもちて
擾煩あるに
愈る
〔箴言15章17節〕17 蔬菜をくらひて
互に
愛するは
肥たる
牛を
食󠄃ひて
互に
恨むるに
愈る
〔箴言16章8節〕8 義によりて
得たるところの
僅少なる
物は
不義によりて
得たる
多の
資財にまさる
〔箴言17章1節〕1 睦じうして
一塊の
乾けるパンあるは あらそひありて
宰れる
畜の
盈たる
家に
愈る
我また身をめぐらし日の下に空󠄃なる事のあるを見たり
Then I returned, and I saw vanity under the sun.
(Whole verse)
〔詩篇78章33節〕33 神はかれらの
日を
空󠄃しくすぐさせ その
年をおそれつつ
過󠄃させたまへり
〔傳道之書4章1節〕1 茲に
我身を
轉して
日の
下に
行はるる
諸の
虐󠄃遇󠄃を
視たり
嗚呼虐󠄃げらる
者の
淚ながる
之を
慰むる
者あらざるなり また
虐󠄃ぐる
者の
手には
權力あり
彼等はこれを
慰むる
者あらざるなり
〔ゼカリヤ書1章6節〕6 然ながら
我僕なる
預言者等に
我が
命じたる
吾言とわが
法度とは
汝らの
父󠄃等に
追󠄃及たるに
非ずや
然ゆゑに
彼らかへりて
言り
萬軍のヱホバ
我らの
道󠄃に
循ひ
我らの
行に
循ひて
我らに
爲んと
思ひたまひし
事を
我らに
爲たまへりと
茲に人あり只獨にして伴󠄃侶もなく子もなく兄弟もなし 然るにその勞苦は都て窮なくの目は富に飽󠄄ことなし 彼また言ず嗚呼我は誰がために勞するや何とて我は心を樂ませざるやと 是もまた空󠄃にして勞力の苦き者なり
There is one alone, and there is not a second; yea, he hath neither child nor brother: yet is there no end of all his labour; neither is his eye satisfied with riches; neither saith he, For whom do I labour, and bereave my soul of good? This is also vanity, yea, it is a sore travail.
For
〔詩篇39章6節〕6 人の
世にあるは
影にことならず その
思ひなやむことはむなしからざるなし その
積蓄ふるものはたが
手にをさまるをしらず
〔イザヤ書44章19節〕19 心のうちに
思ふことをせず
智識なく
明悟なきがゆゑに
我そのなかばを
火にもやしその
炭火のうへにパンをやき
肉をあぶりて
食󠄃ひ その
木のあまりをもて
我いかで
憎むべきものを
作るべけんや
我いかで
木のはしくれに
俯伏すことをせんやといふ
者もなし
〔イザヤ書44章20節〕20 かかる
人は
灰󠄃をくらひ
迷󠄃へる
心にまどはされて
己がたましひを
救ふあたはず またわが
右手にいつはりあるにあらずやとおもはざるなり
〔ルカ傳12章20節〕20 然るに
神かれに「
愚なる
者よ、
今宵󠄃なんぢの
靈魂とらるべし、
然らば
汝の
備へたる
物は、
誰がものとなるべきぞ」と
言ひ
給へり。
he hath
〔創世記15章2節〕2 アブラム
言けるは
主ヱホバよ
何を
我に
與んとしたまふや
我は
子なくして
居り
此ダマスコのエリエゼル
我が
家の
相續人なり
〔創世記15章3節〕3 アブラム
又󠄂言けるは
視よ
爾子を
我にたまはず
我の
家の
子わが
嗣子とならんとすと
is his
〔箴言27章20節〕20 陰府と
沈淪とは
飽󠄄ことなく
人の
目もまた
飽󠄄ことなし
〔傳道之書1章8節〕8 萬の
物は
勞苦す
人これを
言つくすことあたはず
目は
見に
飽󠄄ことなく
耳は
聞に
充ること
無し
〔傳道之書5章10節〕10 銀を
好む
者は
銀に
飽󠄄こと
無し
豐富ならんことを
好む
者は
得るところ
有らず
是また
空󠄃なり
〔ハバクク書2章5節〕5 かの
酒に
耽る
者は
邪曲なる
者なり
驕傲者にして
安んぜず
彼はその
情󠄃慾を
陰府のごとくに
濶くす また
彼は
死のごとし
又󠄂足ことを
知ず
萬國を
集へて
己に
歸せしめ
萬民を
聚めて
己に
就しむ~
(9) 災禍の
手を
免れんが
爲に
高き
處に
巢を
構へんとして
己の
家に
不義の
利を
取る
者は
禍なるかな 〔ハバクク書2章9節〕
〔ヨハネ第一書2章16節〕16 おほよそ
世にあるもの、
即ち
肉の
慾、
眼の
慾、
所󠄃有の
誇などは、
御父󠄃より
出づるにあらず、
世より
出づるなり。
it is
〔傳道之書1章13節〕13 我心を
盡し
智慧󠄄をもちひて
天が
下に
行はるる
諸の
事を
尋󠄃ねかつ
考覈たり
此苦しき
事件は
神が
世の
人にさづけて
之に
身を
勞せしめたまふ
者なり
〔傳道之書2章23節〕23 その
世にある
日には
常に
憂患あり その
勞苦は
苦し その
心は
夜の
間も
安んずることあらず
是また
空󠄃なり
〔イザヤ書55章2節〕2 なにゆゑ
糧にもあらぬ
者のために
金をいだし
飽󠄄ことを
得ざるもののために
勞するや われに
聽從へ さらばなんぢら
美物をくらふをえ
脂をもてその
靈魂をたのしまするを
得ん
〔マタイ傳11章28節〕28 凡て
勞する
者・
重荷を
負󠄅ふ
者、われに
來れ、われ
汝らを
休ません。
no
〔イザヤ書5章8節〕8 禍ひなるかな
彼らは
家に
家をたてつらね
田圃に
田圃をましくはへて
餘地をあまさず
己ひとり
國のうちに
住󠄃んとす
one
〔創世記2章18節〕18 ヱホバ
神言たまひけるは
人獨なるは
善らず
我彼に
適󠄄ふ
助者を
彼のために
造󠄃らんと
〔傳道之書4章9節〕9 二人は
一人に
愈る
其はその
勞苦のために
善報を
得ればなり~
(12) 人もしその
一人を
攻擊ば
二人してこれに
當るべし
三根の
繩は
容易く
斷ざるなり
〔傳道之書4章12節〕
〔イザヤ書56章3節〕3 ヱホバにつらなれる
異邦人はいふなかれ ヱホバ
必ず
我をその
民より
分󠄃ち
給はんと
寺人もまたいふなかれ われは
枯たる
樹なりと~
(5) 我わが
家のうちにてわが
垣のうちにて
子にも
女にもまさる
記念のしるしと
名とをあたへ
並とこしへの
名をたまふて
絕ることなからしめん
〔イザヤ書56章5節〕
二人は一人に愈る其はその勞苦のために善報を得ればなり
Two are better than one; because they have a good reward for their labour.
a good
〔ルツ記2章12節〕12 ねがはくはヱホバ
汝の
行爲に
報いたまへ ねがはくはイスラエルの
神ヱホバ
即ち
汝がその
翼の
下に
身を
寄んとて
來れる
者汝に
十分󠄃の
報施をたまはんことを
〔ヨハネ傳4章36節〕36 刈る
者は、
價を
受けて
永遠󠄄の
生命の
實を
集む。
播く
者と
刈る
者とともに
喜ばん
爲なり。
〔ヨハネ第二書1章8節〕8 なんぢら
我らが
働きし
所󠄃を
空󠄃しくせず、
滿ち
足れる
報を
得んために
自ら
心せよ。
are
〔創世記2章18節〕18 ヱホバ
神言たまひけるは
人獨なるは
善らず
我彼に
適󠄄ふ
助者を
彼のために
造󠄃らんと
〔出エジプト記4章14節〕14 是においてヱホバ、モーセにむかひ
怒を
發していひたまひけるはレビ
人アロンは
汝の
兄弟なるにあらずや
我かれが
言を
善するを
知るまた
彼なんぢに
遇󠄃んとていで
來る
彼汝を
見る
時心に
喜ばん~
(16) 彼なんぢに
代て
民に
語らん
彼は
汝の
口に
代らん
汝は
彼のために
神に
代るべし 〔出エジプト記4章16節〕
〔民數紀略11章14節〕14 我は
一人にてはこの
總體の
民をわが
任として
負󠄅ことあたはず
是は
我には
重きに
過󠄃ればなり
〔ハガイ書1章14節〕14 ヱホバ、シヤルテルの
子ユダの
方伯ゼルバベルの
心とヨザダクの
子 祭司の
長ヨシユアの
心およびその
殘れるすべての
民の
心をふりおこしたまひければ
彼等來りて
其神萬軍のヱホバの
殿にて
工作を
爲り
〔マルコ傳6章7節〕7 また
十二弟子を
召し、
二人づつ
遣󠄃しはじめ、
穢れし
靈を
制する
權威を
與へ、
〔使徒行傳13章2節〕2 彼らが
主に
事へ
斷食󠄃したるとき
聖󠄄靈いひ
給ふ『わが
召して
行はせんとする
業の
爲にバルナバとサウロとを
選󠄄び
別て』
〔使徒行傳15章39節〕39 激しき
爭論となりて
遂󠄅に
二人相別れ、バルナバはマルコを
伴󠄃ひ、
舟にてクプロに
渡り、
〔使徒行傳15章40節〕40 パウロはシラスを
選󠄄び、
兄弟たちより
主の
恩惠に
委ねられて
出で
立ち、
〔コリント前書12章18節〕18 げに
神は
御意󠄃のままに、
肢をおのおの
體に
置き
給へり。~
(21) 眼は
手に
對ひて『われ
汝を
要󠄃せず』と
言ひ、
頭は
足に
對ひて『われ
汝を
要󠄃せず』と
言ふこと
能はず。 〔コリント前書12章21節〕
即ちその跌倒る時には一箇の人その伴󠄃侶を扶けおこすべし 然ど孤身にして跌倒る者は憐なるかな之を扶けおこす者なきなり
For if they fall, the one will lift up his fellow: but woe to him that is alone when he falleth; for he hath not another to help him up.
but
〔創世記4章8節〕8 カイン
其弟アベルに
語りぬ
彼等野にをりける
時カイン
其弟アベルに
起󠄃かゝりて
之を
殺せり
〔サムエル後書14章6節〕6 仕女に
二人の
子あり
俱に
野に
爭ひしが
誰もかれらを
排解ものなきにより
此遂󠄅に
彼を
擊て
殺せり
if
〔出エジプト記32章2節〕2 アロンかれらに
言けるは
汝等の
妻と
息子息女等の
耳にある
金の
環をとりはづして
我に
持きたれと~
(4) アロンこれを
彼等の
手より
取り
鎚鑿をもて
之が
形を
造󠄃りて
犢を
鑄なしたるに
人々言ふイスラエルよ
是は
汝をエジプトの
國より
導󠄃きのぼりし
汝の
神なりと 〔出エジプト記32章4節〕
〔出エジプト記32章21節〕21 モーセ、アロンに
言けるは
此民汝に
何をなしてか
汝かれらに
大なる
罪を
犯させしや
〔申命記9章19節〕19 ヱホバ
忿怒を
發し
憤恨をおこし
汝らを
怒りて
滅ぼさんとしたまひしかば
我懼れたりしが
此度もまたヱホバ
我に
聽たまへり
〔申命記9章20節〕20 ヱホバまた
痛くアロンを
怒りてこれを
滅ぼさんとしたまひしかば
我その
時またアロンのために
祈れり
〔サムエル後書11章27節〕27 其喪の
過󠄃し
時ダビデ
人を
遣󠄃はしてかれをおのれの
家に
召いる
彼すなはちその
妻となりて
男子を
生り
但しダビデの
爲たる
此事はヱホバの
目に
惡かりき
〔サムエル後書12章7節〕7 ナタン、ダビデにいひけるは
汝は
其人なりイスラエルの
神ヱホバ
斯いひたまふ
我汝に
膏を
沃いでイスラエルの
王となし
我汝をサウルの
手より
救ひいだし~
(14) されど
汝此所󠄃行によりてヱホバの
敵に
大なる
罵る
機會を
與へたれば
汝に
生れし
其子必ず
死べしと 〔サムエル後書12章14節〕
〔ヨブ記4章3節〕3 さきに
汝は
衆多の
人を
誨へ
諭せり
手の
埀たる
者をばこれを
强くし
〔ヨブ記4章4節〕4 つまづく
者をば
言をもて
扶けおこし
膝の
弱󠄃りたる
者を
强くせり
〔イザヤ書35章4節〕4 心さわがしきものに
對ていへ なんぢら
雄々しかれ
懼るるなかれ なんぢらの
神をみよ
刑罰きたり
神の
報きたらん
神きたりてなんぢらを
救ひたまふべし
〔ルカ傳22章31節〕31 シモン、シモン、
視よ、サタン
汝らを
麥のごとく
篩はんとて
請󠄃ひ
得たり。
〔ルカ傳22章32節〕32 然れど
我なんぢの
爲にその
信仰の
失せぬやうに
祈りたり、なんぢ
立ち
歸りてのち
兄弟たちを
堅うせよ』
〔ガラテヤ書2章11節〕11 然れどケパがアンテオケに
來りしとき
責むべき
事のありしをもて、
面前󠄃これと
諍ひたり。~
(14) 然れど
我かれらが
福音󠄃の
眞理に
循ひて
正しく
步まざるを
見て、
會衆の
前󠄃にてケパに
言ふ『なんぢユダヤ
人なるにユダヤ
人の
如くせず、
異邦人のごとく
生活せば、
何ぞ
强ひて
異邦人をユダヤ
人の
如くならしめんとするか』 〔ガラテヤ書2章14節〕
〔ガラテヤ書6章1節〕1 兄弟よ、もし
人の
罪を
認󠄃むることあらば、
御靈に
感じたる
者、
柔和なる
心をもて
之を
正すべし、
且おのおの
自ら
省みよ、
恐らくは
己も
誘はるる
事あらん。
〔テサロニケ前書5章11節〕11 此の
故に
互に
勸めて
各自の
德を
建つべし、これ
汝らが
常に
爲す
所󠄃なり。
又󠄂二人ともに寢れば溫暖なり一人ならば爭で溫暖ならんや
Again, if two lie together, then they have heat: but how can one be warm alone?
(Whole verse)
〔列王紀略上1章1節〕1 爰にダビデ
王年邁みて
老い
寢衣を
衣するも
溫らざりければ
〔列王紀略上1章2節〕2 其臣僕等彼にいひけるは
王わが
主のために
一人の
若き
處女を
求めしめて
之をして
王のまへにたちて
王の
左右となり
汝の
懷に
臥て
王わが
主を
暖めしめんと
人もしその一人を攻擊ば二人してこれに當るべし 三根の繩は容易く斷ざるなり
And if one prevail against him, two shall withstand him; and a threefold cord is not quickly broken.
And if
無し
and a
〔サムエル後書23章9節〕9 彼の
次はアホア
人ドドの
子エルアザルにして
三勇士の
中の
者なり
彼其處に
戰はんとて
集まれるペリシテ
人にむかひて
戰を
挑みイスラエルの
人々の
進󠄃みのぼれる
時にダビデとともに
居たりしが
〔サムエル後書23章16節〕16 三勇士乃ちペリシテ
人の
陣を
衝き
過󠄃てベテレヘムの
門にある
井の
水を
汲取てダビデの
許に
携へ
來れり
然どダビデ
之をのむことをせずこれをヱホバのまへに
灌ぎて
〔サムエル後書23章18節〕18 ゼルヤの
子ヨアブの
兄弟アビシヤイは三十
人衆の
首たり
彼三
百人にむかひて
槍を
揮ひて
殺せり
彼其三十
人衆の
中に
名を
得たり
〔サムエル後書23章19節〕19 彼は三十
人衆の
中の
最も
尊󠄅き
者にして
彼等の
長とたれり
然ども
三人衆には
及ばざりき
〔サムエル後書23章23節〕23 彼は三十
人衆の
中に
尊󠄅かりしかども三
人衆には
及ばざりきダビデかれを
參議の
中に
列しむ
〔ダニエル書3章16節〕16 シヤデラク、メシヤクおよびアベデネゴ
對へて
王に
言けるはネブカデネザルよこの
事においては
我ら
汝に
答ふるに
及ばず
〔ダニエル書3章17節〕17 もし
善らんには
王よ
我らの
事ふる
我らの
神我らを
救ふの
能あり
彼その
火の
燃る
爐の
中と
汝の
手の
中より
我らを
救ひいださん
〔エペソ書4章3節〕3 平󠄃和の
繋のうちに
勉めて
御靈の
賜ふ
一致を
守れ。
貧󠄃くして賢き童子は 老て愚にして諫を納󠄃れざる王に愈る
Better is a poor and a wise child than an old and foolish king, who will no more be admonished.
is a poor
〔創世記37章2節〕2 ヤコブの
傳は
左のごとしヨセフ十七
歳にしてその
兄弟と
偕に
羊を
牧ふヨセフは
童子にしてその
父󠄃の
妻ビルハの
子およびジルパの
子と
侶たりしが
彼等の
惡き
事を
父󠄃につぐ
〔箴言19章1節〕1 ただしく
步むまづしき
者は くちびるの
悖れる
愚なる
者に
愈る
〔箴言28章6節〕6 義しくあゆむ
貧󠄃者は
曲れる
路をあゆむ
富者に
愈る
〔箴言28章15節〕15 貧󠄃しき
民を
治むるあしき
侯伯は
吼る
獅子あるひは
饑たる
熊のごとし
〔箴言28章16節〕16 智からざる
君はおほく
暴虐󠄃をおこなふ
不義の
利を
惡む
者は
遐齡をうべし
〔傳道之書9章15節〕15 時に
邑の
中に
一人の
智慧󠄄ある
貧󠄃しき
人ありてその
智慧󠄄をもて
邑を
救へり
然るに
誰ありてその
貧󠄃しき
人を
記念もの
無りし
〔傳道之書9章16節〕16 是において
我言り
智慧󠄄は
勇力に
愈る
者なりと
但しかの
貧󠄃しき
人の
智慧󠄄は
藐視られその
言詞は
聽れざりしなり
will no more be
〔列王紀略上22章8節〕8 イスラエルの
王ヨシヤパテに
言けるは
外にイムラの
子ミカヤ
一人あり
之に
由てヱホバに
問ふことを
得ん
然ど
彼は
我に
關て
善事を
預言せず
唯惡事のみを
預言すれば
我彼を
惡むなりとヨシヤパテ
曰けるは
王然言たまふなかれと
〔歴代志略下16章9節〕9 ヱホバは
全󠄃世界を
徧く
見そなはし
己にむかひて
心を
全󠄃うする
者のために
力を
顯したまふこの
事において
汝は
愚なる
事をなせり
故に
此後は
汝に
戰爭あるべしと
〔歴代志略下16章10節〕10 然るにアサその
先見者を
怒りて
之を
獄舍にいれたり
其は
烈しくこの
事のために
彼を
怒りたればなりアサまた
其頃民を
虐󠄃げたる
事ありき
〔歴代志略下24章20節〕20 是において
神の
靈祭司ヱホヤダの
子ゼカリヤに
臨みければ
彼民の
前󠄃に
高く
起󠄃あがりて
之に
言けるは
神かく
宣ふ
汝らヱホバの
誡命を
犯して
災禍を
招くは
何ぞや
汝らヱホバを
棄たればヱホバも
汝らを
棄たまふと~
(22) 斯ヨアシ
王はゼカリヤの
父󠄃ヱホヤダが
己にほどこせし
恩を
念ずしてその
子を
殺せり
彼死る
時にヱホバこれを
顧󠄃みこれを
問討したまへと
言り
〔歴代志略下24章22節〕
〔歴代志略下25章16節〕16 彼かく
王に
語れる
時王これにむかひ
我儕汝を
王の
議官となせしや
止よ
汝なんぞ
擊殺されんとするやと
言ければ
預言者すなはち
止て
言り
我知る
汝この
事を
行びて
吾諫を
聽いれざるによりて
神なんぢを
滅ぼさんと
決めたまふと
彼は牢獄より出て王となれり 然どその國に生れし時は貧󠄃かりき
For out of prison he cometh to reign; whereas also he that is born in his kingdom becometh poor.
For out
〔創世記41章14節〕14 是に
於てパロ
人をやりてヨセフを
召しければ
急󠄃ぎてこれを
獄より
出せりヨセフすなはち
髭を
薙り
衣をかへてパロの
許にいり
來る
〔創世記41章33節〕33 さればパロ
慧󠄄く
賢き
人をえらみて
之にエジプトの
國を
治めしめたまふべし~
(44) パロ、ヨセフにいひけるは
我はパロなりエジプト
全󠄃國に
汝の
允准をえずして
手足をあぐる
者なかるべしと 〔創世記41章44節〕
〔ヨブ記5章11節〕11 卑き
者を
高く
擧げ
憂ふる
者を
引興して
幸福ならしめたまふ
〔詩篇113章8節〕8 もろもろの
諸侯とともにすわらせ その
民のきみたちと
共にすわらせたまはん
also
〔列王紀略上14章26節〕26 ヱホバの
家の
寶物と
王の
家の
寶物を
奪ひたり
即ち
盡く
之を
奪ひ
亦ソロモンの
造󠄃りたる
金の
楯を
皆奪ひたり
〔列王紀略上14章27節〕27 レハベアム
王其代に
銅の
楯を
造󠄃りて
王の
家の
門を
守る
侍衞の
長の
手に
付せり
〔列王紀略下23章31節〕31 ヱホアハズは
王となれる
時二十三
歳にしてヱルサレムにて
三月世を
治めたりその
母はリブナのエレミヤの
女にして
名をハムタルと
云ふ~
(34) 而してパロネコはヨシアの
子エリアキムをしてその
父󠄃ヨシアにかはりて
王とならしめ
彼の
名をヱホヤキムと
改めヱホアハズを
曵て
去ぬヱホアハズはエジプトにいたりて
其處に
死り 〔列王紀略下23章34節〕
〔列王紀略下24章1節〕1 ヱホヤキムの
代にバビロンの
王ネブカデネザル
上り
來りければヱホヤキムこれに
臣服󠄃して三
年をへたりしが
遂󠄅にひるがへりて
之に
叛けり
〔列王紀略下24章2節〕2 ヱホバ、カルデヤの
軍兵スリアの
軍兵モアブの
軍兵アンモンの
軍兵をしてヱホヤキムの
所󠄃に
攻きたらしめたまへり
即ちユダを
滅さんがためにこれをユダに
遣󠄃はしたまふヱホバがその
僕なる
預言者等によりて
言たまひし
言語のごとし
〔列王紀略下24章6節〕6 ヱホヤキムその
先祖等とともに
寢りその
子ヱコニアこれに
代りて
王となれり
〔列王紀略下24章12節〕12 ユダの
王ヱコニアその
母その
臣その
牧伯等およびその
侍從等とともに
出てバビロンの
王に
降れりバビロンの
王すなはち
彼を
執ふ
是はその
代の八
年にあたれり
〔列王紀略下25章7節〕7 ゼデキヤの
子等をゼデキヤの
目の
前󠄃に
殺しゼデキヤの
目を
抉しこれを
鋼索につなぎてバビロンにたづさへゆけり
〔列王紀略下25章27節〕27 ユダの
王ヱホヤキムがとらへ
移れたる
後三十七
年の十二
月二十七
日バビロンの
王エビルメロダクその
代の一
年にユダの
王ヱホヤキムを
獄より
出してその
首をあげしめ~
(30) かれ
一生のあひだたえず
日々の
分󠄃を
王よりたまはりてその
食󠄃物となせり 〔列王紀略下25章30節〕
〔エレミヤ哀歌4章20節〕20 かの
我らが
鼻の
氣息たる
者ヱホバに
膏そそがれたるものは
陷阱にて
執へられにき
是はわれらが
異邦にありてもこの
蔭に
住󠄃んとおもひたりし
者なり
〔ダニエル書4章31節〕31 その
言なほ
王の
口にある
中に
天より
聲降りて
言ふネブカデネザル
王よ
汝に
吿ぐ
汝は
國の
位を
失はん
我日の下にあゆむところの群生が彼王に續てこれに代りて立ところの童子とともにあるを觀たり
I considered all the living which walk under the sun, with the second child that shall stand up in his stead.
child
〔サムエル後書15章6節〕6 アブサロム
凡て
王に
裁判󠄄を
求めんとて
來るイスラエル
人に
是のごとくなせり
斯アブサロムはイスラエルの
人々の
心を
取り
民はすべて際限なし その前󠄃にありし者みな然り 後にきたる者また彼を悅ばず 是も空󠄃にして風を捕ふるがごとし
There is no end of all the people, even of all that have been before them: they also that come after shall not rejoice in him. Surely this also is vanity and vexation of spirit.
no end
〔サムエル後書15章12節〕12 アブサロム
犧牲をささぐる
時にダビデの
議官ギロ
人アヒトペルを
其邑ギロより
呼よせたり
徒黨强くして
民次第にアブサロムに
加はりぬ
〔列王紀略上1章5節〕5 時にハギテの
子アドニヤ
自ら
高くし
我は
王とならんと
言て
己のために
戰車と
騎兵および
自己のまへに
驅る
者五十
人を
備へたり~
(7) 彼ゼルヤの
子ヨアブおよび
祭司アビヤタルと
商議ひしかば
彼等之に
從ひゆきて
助けたり 〔列王紀略上1章7節〕
〔列王紀略上1章40節〕40 民みなソロモン
王壽かれと
言り
民みなかれに
隨ひ
上りて
笛を
吹き
大に
喜祝ひ
地はかれらの
聲にて
裂たり
〔列王紀略上12章10節〕10 彼と
偕に
生長たる
少年彼に
吿ていひけるは
爾に
吿て
爾の
父󠄃我儕の
軛を
重くしたれど
爾これを
我儕のために
輕くせよと
言たる
此民に
爾斯言ベし
我が
小指はわが
父󠄃の
腰よりも
太し~
(16) かくイスラエル
皆王の
己に
聽ざるを
見たり
是において
民王に
答へて
言けるは
我儕ダビデの
中に
何の
分󠄃あらんやヱサイの
子の
中に
產業なしイスラエルよ
爾等の
天幕に
歸れダビデよ
今爾の
家を
視よと
而してイスラエルは
其天幕に
去りゆけり 〔列王紀略上12章16節〕
they also
〔士師記9章19節〕19 汝らが
今日ヱルバアルとその
家になせしこと
眞實と
誠意󠄃をもてなせし
者ならば
汝らアビメレクのために
悅べ
彼も
汝らのために
悅ぶべし
〔士師記9章20節〕20 若し
然らずばアビメレクより
火いでてシケムの
民とミロの
家を
燬つくさんまたシケムの
民とミロの
家よりも
火いでてアビメレクを
燬つくすべしと
〔サムエル後書18章7節〕7 イスラエルの
民其處にてダビデの
臣僕のまへに
敗る
其日彼處の
戰死大にして二
萬にいたれり
〔サムエル後書18章8節〕8 しかして
戰徧く
其地の
表に
廣がりぬ
是日叢林の
滅ぼせる
者は
刀劒の
滅ぼせる
者よりも
多かりき
〔サムエル後書19章9節〕9 イスラエルの
諸の
支派の
中に
民皆爭ひていひけるは
王は
我儕を
敵の
手より
救ひいだしまた
我儕をペリシテ
人の
手より
助けいだせりされど
今はアブサロムのために
國を
逃󠄄いでたり
this
〔傳道之書1章14節〕14 我日の
下に
作ところの
諸の
行爲を
見たり
嗚呼皆空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書2章11節〕11 我わが
手にて
爲たる
諸の
事業および
我が
勞して
事を
爲たる
勞苦を
顧󠄃みるに
皆空󠄃にして
風を
捕ふるが
如くなりき
日の
下には
益となる
者あらざるなり
〔傳道之書2章17節〕17 是に
於て
我世にながらふることを
厭へり
凡そ
日の
下に
爲ところの
事は
我に
惡く
見ればなり
即ち
皆空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書2章26節〕26 神はその
心に
適󠄄ふ
人には
智慧󠄄と
知識と
喜樂を
賜ふ
然れども
罪を
犯す
人には
勞苦を
賜ひて
斂めかつ
積ことを
爲さしむ
是は
其を
神の
心に
適󠄄ふ
人に
與へたまはんためなり
是もまた
空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし