ソロモン、ヱルサレムのモリア山にヱホバの家を建ることを始む彼處はその父󠄃ダビデにヱホバの顯はれたまひし所󠄃にて即ちヱブス人オルナンの打場の中にダピデが備へし處なり
Then Solomon began to build the house of the LORD at Jerusalem in mount Moriah, where the LORD appeared unto David his father, in the place that David had prepared in the threshingfloor of Ornan the Jebusite.
A.M. 2293. B.C.1011. Solomon
〔列王紀略上6章1節〕1 イスラエルの
子孫のエジプトの
地を
出たる
後四
百八十
年ソロモンのイスラエルに
王たる
第四年ジフの
月即ち二
月にソロモン、ヱホバのために
家を
建ることを
始めたり~
(14) 斯ソロモン
家を
建終󠄃れり 〔列王紀略上6章14節〕
Araunah
〔歴代志略上21章18節〕18 時にヱホバの
使者ガデに
命じ
汝ダビデに
吿てダビデをして
上りゆきてヱブス
人オルナンの
打場にてヱホバのために
一箇の
壇を
築しめよと
言り
〔歴代志略上22章1節〕1 ダビデ
言けるはヱホバ
神の
室は
此なりイスラエルの
燔祭の
壇は
此なりと
Ornan
〔サムエル後書24章18節〕18 此日ガデ、ダビデの
所󠄃にいたりてかれにいひけるは
上りてヱブス
人アラウナの
禾場にてヱホバに
壇を
建よ~
(25) ダビデ
其處にてヱホバに
壇を
築き
燔祭と
酬恩祭を
献げたり
是においてヱホバ
其地のために
祈禱を
聽たまひて
災のイスラエルに
降ること
止りぬ 〔サムエル後書24章25節〕
〔歴代志略上21章18節〕18 時にヱホバの
使者ガデに
命じ
汝ダビデに
吿てダビデをして
上りゆきてヱブス
人オルナンの
打場にてヱホバのために
一箇の
壇を
築しめよと
言り
〔歴代志略上22章1節〕1 ダビデ
言けるはヱホバ
神の
室は
此なりイスラエルの
燔祭の
壇は
此なりと
Solomon
〔列王紀略上6章1節〕1 イスラエルの
子孫のエジプトの
地を
出たる
後四
百八十
年ソロモンのイスラエルに
王たる
第四年ジフの
月即ち二
月にソロモン、ヱホバのために
家を
建ることを
始めたり~
(14) 斯ソロモン
家を
建終󠄃れり 〔列王紀略上6章14節〕
in mount Moriah
〔創世記22章2節〕2 ヱホバ
言給ひけるは
爾の
子爾の
愛する
獨子即ちイサクを
携てモリアの
地に
到りわが
爾に
示さんとする
彼所󠄃の
山に
於て
彼を
燔祭として
獻ぐべし
〔創世記22章14節〕14 アブラハム
其處をヱホバエレ(ヱホバ
預備たまはん)と
名く
是に
緣て
今日もなほ
人々山にヱホバ
預備たまはんといふ
where the LORD appeared unto David
之を建ることを始めたるはその治世の四年の二月二日なり
And he began to build in the second day of the second month, in the fourth year of his reign.
in the second
〔列王紀略上6章1節〕1 イスラエルの
子孫のエジプトの
地を
出たる
後四
百八十
年ソロモンのイスラエルに
王たる
第四年ジフの
月即ち二
月にソロモン、ヱホバのために
家を
建ることを
始めたり
神の家を建るためにソロモンの置たる基は是のごとし長六十キユビト濶二十キユビト皆古の尺に循がふ
Now these are the things wherein Solomon was instructed for the building of the house of God. The length by cubits after the first measure was threescore cubits, and the breadth twenty cubits.
A. M. 2993~3000. B.C. 1011~1004. Solomon
〔歴代志略上28章11節〕11 而してダビデは
殿の
廊およびその
家その
府庫その
上の
室その
內の
室贖罪所󠄃の
室などの
式樣をその
子ソロモンに
授け~
(19) 而してダビデ
言けらく
此工事の
式樣は
皆ことごとくヱホバのその
手を
我上にくだして
我を
敎へて
書せたまひし
者なりと
〔歴代志略上28章19節〕
Solomon
〔歴代志略上28章11節〕11 而してダビデは
殿の
廊およびその
家その
府庫その
上の
室その
內の
室贖罪所󠄃の
室などの
式樣をその
子ソロモンに
授け~
(19) 而してダビデ
言けらく
此工事の
式樣は
皆ことごとくヱホバのその
手を
我上にくだして
我を
敎へて
書せたまひし
者なりと
〔歴代志略上28章19節〕
The length
〔列王紀略上6章2節〕2 ソロモン
王のヱホバの
爲に
建たる
家は
長六十キユビト
濶二十キユビト
高三十キユビトなり
〔列王紀略上6章3節〕3 家の
拜殿の
廊は
家の
濶に
循ひて
長二十キユビト
家の
前󠄃の
其濶十キユビトなり
instructed
無し
the first measure
家の前󠄃の廊は家の濶にしたがひてその長二十キユビトまたその高は百二十キユビトその內は純金をもて蔽ふ
And the porch that was in the front of the house, the length of it was according to the breadth of the house, twenty cubits, and the height was an hundred and twenty: and he overlaid it within with pure gold.
an hundred and twenty
無し
the porch
〔使徒行傳3章11節〕11 斯て
彼がペテロとヨハネとに
取りすがり
居るほどに、
民みな
甚だしく
驚きてソロモンの
廊と
稱ふる
廊に
馳せつどふ。
〔使徒行傳5章12節〕12 使徒たちの
手によりて
多くの
徴と
不思議と
民の
中に
行はれたり。
彼等はみな
心を
一つにして、ソロモンの
廊にあり。
またその大殿は松の木をもて張つめ美金をもて之を蔽ひその上に棕櫚と鏈索の形を施こし
And the greater house he cieled with fir tree, which he overlaid with fine gold, and set thereon palm trees and chains.
the greater
〔列王紀略上6章15節〕15 彼香柏の
板を
以て
家の
墻壁の
裏面を
作れり
即ち
家の
牀板より
頂格の
墻壁まで
木をもて
其裏面をはりまた
松の
板をもて
家の
牀板をはれり~
(17) 家即ち
前󠄃にある
拜殿は四十キユビトなり 〔列王紀略上6章17節〕
〔列王紀略上6章21節〕21 又󠄂ソロモン
純金をもて
家の
內を
蔽ひ
神殿の
前󠄃に
金の
鏈をもて
間隔を
造󠄃り
金をもて
之を
蔽へり
〔列王紀略上6章22節〕22 又󠄂金をもて
殘るところなく
家を
蔽ひ
遂󠄅に
家を
飾󠄃ることを
悉く
終󠄃たりまた
神殿の
傍にある
壇は
皆金をもて
蔽へり
また寶石をもてその家を美しく飾󠄃るその金はパルワイムの金なり
And he garnished the house with precious stones for beauty: and the gold was gold of Parvaim.
Parvaim
無し
garnished
無し
precious
〔歴代志略上29章2節〕2 是をもて
我力を
盡して
我神の
家のために
物を
備へたり
即ち
金の
物を
作る
金 銀の
物の
銀 銅の
物の
銅 鐵の
物の
鐵 木の
物の
木を
備へたり
又󠄂葱珩 嵌石 黑石火崗諸の
寶石蝋石など
夥多し
〔歴代志略上29章8節〕8 また
寶石ある
者はゲルシヨン
人ヱヒエルの
手に
託て
之を
神の
家の
府庫に
納󠄃めたり
〔イザヤ書54章11節〕11 なんぢ
苦しみをうけ
暴風にひるがへされ
安慰をえざるものよ
我うるはしき
彩色をなしてなんぢの
石をすゑ
靑き
玉をもてなんぢの
基をおき
〔イザヤ書54章12節〕12 くれなゐの
玉をもてなんぢの
櫓をつくり むらさきの
玉をもてなんぢの
門をつくり なんぢの
境內はあまねく
寳石にてつくるべし
〔ヨハネ黙示録21章18節〕18 石垣は
碧玉にて
築き、
都は
淸らかなる
玻璃のごとき
純金にて
造󠄃れり。~
(21) 十二の
門は
十二の
眞珠なり、おのおのの
門は
一つの
眞珠より
成り、
都の
大路は
透󠄃徹る
玻璃のごとき
純金なり。 〔ヨハネ黙示録21章21節〕
彼また金をもてその家その樑その閾その壁およびその戶を蔽ひ壁の上にケルビムを刻つく
He overlaid also the house, the beams, the posts, and the walls thereof, and the doors thereof, with gold; and graved cherubims on the walls.
graved cherubims
〔出エジプト記26章1節〕1 汝また
幕屋のために
十の
幕を
造󠄃るべしその
幕は
即ち
麻󠄃の
撚絲靑紫および
紅の
絲をもて
之を
造󠄃り
精巧にケルビムをその
上に
織出すべし
〔列王紀略上6章35節〕35 ソロモン
其上にケルビムと
棕櫚と
咲る
花を
雕刻み
金をもてこれを
蔽ひて
善く
其雕工に
適󠄄はしむ
overlaid
〔出エジプト記26章29節〕29 而してその
板に
金を
着せ
金をもて
之がために
鐶を
作りて
横木をこれに
貫き
又󠄂その
横木に
金を
着すべし
〔列王紀略上6章20節〕20 神殿の
內は
長二十キユビト
濶二十キユビト
高二十キユビトなり
純金をもて
之を
蔽ひ
又󠄂香柏の
壇を
覆へり~
(22) 又󠄂金をもて
殘るところなく
家を
蔽ひ
遂󠄅に
家を
飾󠄃ることを
悉く
終󠄃たりまた
神殿の
傍にある
壇は
皆金をもて
蔽へり
〔列王紀略上6章22節〕
〔エゼキエル書7章20節〕20 彼の
美しき
飾󠄃物を
彼等驕傲のために
用ひ
又󠄂これをもてその
憎べき
偶像その
憎むべき
物をつくれり
是をもて
我これを
彼らに
芥とならしむ
また至聖󠄄所󠄃の家を造󠄃りしがその長は家の濶にしたがひて二十キユビトその濶も二十キユビト、美金をもてこれを蔽ふその金六百タラント
And he made the most holy house, the length whereof was according to the breadth of the house, twenty cubits, and the breadth thereof twenty cubits: and he overlaid it with fine gold, amounting to six hundred talents.
the most holy
〔出エジプト記26章33節〕33 汝その
幕を
鐶の
下に
掛け
其處にその
幕の
中に
律法の
櫃を
藏むべしその
幕すなはち
汝らのために
聖󠄄所󠄃と
至聖󠄄所󠄃を
分󠄃たん
〔列王紀略上6章19節〕19 神殿は
彼其處にヱホバの
契󠄅約の
櫃を
置んとて
家の
內の
中に
設けたり
〔列王紀略上6章20節〕20 神殿の
內は
長二十キユビト
濶二十キユビト
高二十キユビトなり
純金をもて
之を
蔽ひ
又󠄂香柏の
壇を
覆へり
〔ヘブル書9章3節〕3 また
第二の
幕の
後に
至聖󠄄所󠄃と
稱ふる
幕屋あり。
〔ヘブル書9章9節〕9 この
幕屋はその
時のために
設けられたる
比喩なり、
之に
循ひて
献げたる
供物と
犧牲とは、
禮拜をなす
者の
良心を
全󠄃うすること
能はざりき。
その釘の金は重五十シケルまた上の室も金にて覆ふ
And the weight of the nails was fifty shekels of gold. And he overlaid the upper chambers with gold.
また至聖󠄄所󠄃の家の內に刻鐫めたる二のケルビムを造󠄃り金をこれに覆ふ
And in the most holy house he made two cherubims of image work, and overlaid them with gold.
image work
無し
two cherubims
〔列王紀略上6章23節〕23 神殿の
內に
橄欖の
木をもて
二のケルビムを
造󠄃れり
其高十キユビト~
(28) 彼金をもてケルビムを
蔽へり
〔列王紀略上6章28節〕
そのケルビムの翼は長二十キユビト此ケルブの一の翼は五キユビトにして家の壁に達󠄃しその他の翼も五キユビトにして彼のケルブの翼に達󠄃す
And the wings of the cherubims were twenty cubits long: one wing of the one cherub was five cubits, reaching to the wall of the house: and the other wing was likewise five cubits, reaching to the wing of the other cherub.
また彼ケルブの一の翼は五キユビトにして家の壁に達󠄃しその他の翼も五キユビトにして此ケルブの翼と相接はる
And one wing of the other cherub was five cubits, reaching to the wall of the house: and the other wing was five cubits also, joining to the wing of the other cherub.
是等のケルビムの翼はその舒ひろがること二十キユビト共にその足にて立ちその面を家に向く
The wings of these cherubims spread themselves forth twenty cubits: and they stood on their feet, and their faces were inward.
inward
〔出エジプト記25章20節〕20 ケルビムは
翼を
高く
展べその
翼をもて
贖罪所󠄃を
掩ひその
面を
互に
相向くべしすなはちケルビムの
面は
贖罪所󠄃に
向ふべし
彼また靑紫赤の布および細布をもて障蔽の幕を作りケルビムをその上に繍ふ
And he made the vail of blue, and purple, and crimson, and fine linen, and wrought cherubims thereon.
the vail
〔出エジプト記26章31節〕31 汝また
靑 紫 紅 の
線および
麻󠄃の
撚絲をもて
幕を
作り
巧にケルビムをその
上に
織いだすべし~
(35) 而してその
幕の
外に
案を
置ゑ
幕屋の
南の
方に
燈臺を
置て
案に
對はしむべし
案は
北の
方に
置べし
〔出エジプト記26章35節〕
〔マタイ傳27章51節〕51 視よ、
聖󠄄所󠄃の
幕、
上より
下まで
裂けて
二つとなり、また
地震ひ、
磐さけ、
〔ヘブル書9章3節〕3 また
第二の
幕の
後に
至聖󠄄所󠄃と
稱ふる
幕屋あり。
〔ヘブル書10章20節〕20 その
肉體たる
幔を
經て
我らに
開き
給へる
新しき
活ける
路より
憚らずして
至聖󠄄所󠄃に
入ることを
得、
wrought
また家の前󠄃に柱二本を作るその高は三十五キユビトその頂の頭は五キユビト
Also he made before the house two pillars of thirty and five cubits high, and the chapiter that was on the top of each of them was five cubits.
high
無し
thirty
〔列王紀略上7章15節〕15 彼銅の
柱二を
鑄たり
其高各十八キユビトにして
各十二キユビトの
繩を
環らすべし
two pillars
〔列王紀略上7章15節〕15 彼銅の
柱二を
鑄たり
其高各十八キユビトにして
各十二キユビトの
繩を
環らすべし~
(24) 其邊の
下には
四周󠄃に
匏瓜ありて
之を
環れり
即ち一キユビトに
十づつありて
海の
周󠄃圍を
圍り
其匏瓜は
海を
鑄たる
時に
二行に
鑄たるなり 〔列王紀略上7章24節〕
〔エレミヤ記52章20節〕20 またソロモン
王がヱホバの
室に
造󠄃りしところの
二つの
柱と
一の
海と
臺の
下なる十二の
銅の
牛を
取れりこのもろもろの
銅の
重は
稱る
可らず~
(23) その四
方に九十六の
石榴あり
網子の
上なるすべての
石榴の
數は
百なり
〔エレミヤ記52章23節〕
また環飾󠄃を造󠄃り鏈索を之に繞らしてこれを柱の頂に施こし石榴一百をつくりてその鏈索の上に施こす
And he made chains, as in the oracle, and put them on the heads of the pillars; and made an hundred pomegranates, and put them on the chains.
an hundred
〔列王紀略上7章20節〕20 二の
柱の
頭の
上には
亦網工の
外なる
腹の
所󠄃に
接きて
石榴あり
他の
柱の
四周󠄃にも
石榴二
百ありて
相列べり
chains
〔列王紀略上6章21節〕21 又󠄂ソロモン
純金をもて
家の
內を
蔽ひ
神殿の
前󠄃に
金の
鏈をもて
間隔を
造󠄃り
金をもて
之を
蔽へり
この柱を拜殿の前󠄃に竪て一本を右に一本を左に置ゑ右なる者をヤキンと名け左なる者をボアズと名く
And he reared up the pillars before the temple, one on the right hand, and the other on the left; and called the name of that on the right hand Jachin, and the name of that on the left Boaz.
Jachin
無し
reared up
〔列王紀略上7章21節〕21 此柱を
拜殿の
廊に
竪つ
即ち
右の
柱を
立て
其名をヤキンと
名け
左の
柱を
竪て
其名をボアズと
名く