ダビデ、ノブにゆきて祭司アヒメレクにいたるアヒメレク懼れてダビデを迎󠄃へこれにいひけるは汝なんぞ獨にして誰も汝とともならざるや
Then came David to Nob to Ahimelech the priest: and Ahimelech was afraid at the meeting of David, and said unto him, Why art thou alone, and no man with thee?
Nob
〔サムエル前書22章19節〕19 かれまた
刃󠄃を
以て
祭司の
邑ノブを
擊ち
刃󠄃をもて
男女童稚嬰孩牛驢馬羊を
殺せり
〔詩篇22章19節〕19 ヱホバよ
遠󠄄くはなれ
居たまふなかれ わが
力よねがはくは
速󠄃きたりてわれを
授けたまへ
〔イザヤ書10章32節〕32 この
日かれノブに
立とゞまり シオンのむすめの
山ヱルサレムの
岡にむかひて
手をふりたり
afraid
〔サムエル前書16章4節〕4 サムエル、ヱホバの
語たまひしごとくなしてベテレヘムにいたる
邑の
長老おそれて
之をむかへいひけるは
汝平󠄃康なる
事のためにきたるや
called Ahiah
〔サムエル前書22章9節〕9 時にエドミ
人ドエグ、サウルの
僕の
中にたち
居りしが
答へていひけるは
我ヱサイの
子のノブにゆきてアヒトブの
子アヒメレクに
至るを
見しが~
(19) かれまた
刃󠄃を
以て
祭司の
邑ノブを
擊ち
刃󠄃をもて
男女童稚嬰孩牛驢馬羊を
殺せり
〔サムエル前書22章19節〕
called also Abiathar
〔マルコ傳2章26節〕26 即ち
大祭司アビアタルの
時、ダビデ
神の
家に
入りて、
祭司のほかは
食󠄃ふまじき
供のパンを
取りて
食󠄃ひ、おのれと
偕なる
者にも
與へたり』
to Ahimelech
〔サムエル前書14章3節〕3 又󠄂アヒヤ、エポデを
衣てともにをるアヒヤはアヒトブの
子アヒトブはイカボデの
兄弟イカボデばピネハスの
子ピネハスはシロにありてヱホバの
祭司たりしエリの
子なり
民ヨナタンの
行けるをしらざりき
〔サムエル前書22章9節〕9 時にエドミ
人ドエグ、サウルの
僕の
中にたち
居りしが
答へていひけるは
我ヱサイの
子のノブにゆきてアヒトブの
子アヒメレクに
至るを
見しが~
(19) かれまた
刃󠄃を
以て
祭司の
邑ノブを
擊ち
刃󠄃をもて
男女童稚嬰孩牛驢馬羊を
殺せり
〔サムエル前書22章19節〕
〔マルコ傳2章26節〕26 即ち
大祭司アビアタルの
時、ダビデ
神の
家に
入りて、
祭司のほかは
食󠄃ふまじき
供のパンを
取りて
食󠄃ひ、おのれと
偕なる
者にも
與へたり』
ダビデ祭司アヒメレクにいふ王我に一の事を命じて我にいふ我が汝を遣󠄃はすところの事およびわが汝に命じたる所󠄃については何をも人にしらするなかれと我某處に我少者を出おけり
And David said unto Ahimelech the priest, The king hath commanded me a business, and hath said unto me, Let no man know any thing of the business whereabout I send thee, and what I have commanded thee: and I have appointed my servants to such and such a place.
The king
〔創世記27章20節〕20 イサク
其子に
言けるは
吾子よ
汝いかにして
斯速󠄃に
獲たるや
彼言ふ
汝の
神ヱホバ
之を
我にあはせたまひしが
故なり
〔創世記27章24節〕24 即ちイサクいひけるは
汝はまことに
吾子エサウなるや
彼然りといひければ
〔サムエル前書19章17節〕17 サウル、ミカルにいひけるはなんぞかく
我をあざむきてわが
敵を
逃󠄄しやりしやミカル、サウルにこたへけるは
彼我にいへり
我をはなちてさらしめよ
然らずば
我汝をころさんと
〔サムエル前書22章22節〕22 ダビデ、アビヤタルにいふかの
日エドミ
人ドエグ
彼處にをりしかば
我かれが
必らずサウルにつげんことを
知れり
我汝の
父󠄃の
家の
人々の
生命を
喪へる
源由となれり
〔列王紀略上13章18節〕18 彼其人にいひけるは
我も
亦爾の
如く
預言者なるが
天の
使ヱホバの
言を
以て
我に
吿て
彼を
爾と
偕に
爾の
家に
携かへり
彼にパンを
食󠄃はしめ
水を
飮しめよといへりと
是其人を
誑けるなり
〔詩篇119章29節〕29 願くはいつはりの
道󠄃をわれより
遠󠄄ざけ なんぢの
法をもて
我をめぐみたまへ
〔ガラテヤ書2章12節〕12 その
故は
或る
人々のヤコブの
許より
來るまでは、かれ
異邦人と
共に
食󠄃しゐたるに、かの
人々の
來りてよりは、
割󠄅禮ある
者どもを
恐れ、
退󠄃きて
異邦人と
別れたり。
〔コロサイ書3章9節〕9 互に
虛言をいふな、
汝らは
旣に
舊き
人とその
行爲とを
脫󠄁ぎて、
〔創世記27章20節〕20 イサク
其子に
言けるは
吾子よ
汝いかにして
斯速󠄃に
獲たるや
彼言ふ
汝の
神ヱホバ
之を
我にあはせたまひしが
故なり
〔創世記27章24節〕24 即ちイサクいひけるは
汝はまことに
吾子エサウなるや
彼然りといひければ
〔サムエル前書19章17節〕17 サウル、ミカルにいひけるはなんぞかく
我をあざむきてわが
敵を
逃󠄄しやりしやミカル、サウルにこたへけるは
彼我にいへり
我をはなちてさらしめよ
然らずば
我汝をころさんと
〔サムエル前書22章22節〕22 ダビデ、アビヤタルにいふかの
日エドミ
人ドエグ
彼處にをりしかば
我かれが
必らずサウルにつげんことを
知れり
我汝の
父󠄃の
家の
人々の
生命を
喪へる
源由となれり
〔列王紀略上13章18節〕18 彼其人にいひけるは
我も
亦爾の
如く
預言者なるが
天の
使ヱホバの
言を
以て
我に
吿て
彼を
爾と
偕に
爾の
家に
携かへり
彼にパンを
食󠄃はしめ
水を
飮しめよといへりと
是其人を
誑けるなり
〔詩篇119章29節〕29 願くはいつはりの
道󠄃をわれより
遠󠄄ざけ なんぢの
法をもて
我をめぐみたまへ
〔ガラテヤ書2章12節〕12 その
故は
或る
人々のヤコブの
許より
來るまでは、かれ
異邦人と
共に
食󠄃しゐたるに、かの
人々の
來りてよりは、
割󠄅禮ある
者どもを
恐れ、
退󠄃きて
異邦人と
別れたり。
〔コロサイ書3章9節〕9 互に
虛言をいふな、
汝らは
旣に
舊き
人とその
行爲とを
脫󠄁ぎて、
いま何か汝の手にあるや我手に五のパンか或はなににてもある所󠄃を與よ
Now therefore what is under thine hand? give me five loaves of bread in mine hand, or what there is present.
present
無し
under thine
〔士師記9章29節〕29 嗚呼此の
民を
吾が
手に
屬しむるものもがな
然ば
我アビメレクを
除かんと
而してガアル、アビメレクに
汝の
軍勢を
益て
出きたれよと
言り
〔サムエル前書21章4節〕4 祭司ダビデに
對ていひけるは
常のパンはわが
手になしされど
若し
少者婦󠄃女をだに
愼みてありしならば
聖󠄄きパンあるなりと
〔イザヤ書3章6節〕6 そのとき
人ちちの
家にて
兄弟にすがりていはん
汝なほ
衣あり われらの
有司となりてこの
荒敗をその
手にてをさめよと
祭司ダビデに對ていひけるは常のパンはわが手になしされど若し少者婦󠄃女をだに愼みてありしならば聖󠄄きパンあるなりと
And the priest answered David, and said, There is no common bread under mine hand, but there is hallowed bread; if the young men have kept themselves at least from women.
hallowed bread
〔レビ記24章5節〕5 汝麥粉を
取りこれをもて
菓子十二を
燒べし
菓子一箇には
其の十
分󠄃の二をもちふべし~
(9) これはアロンとその
子等に
歸す
彼等これを
聖󠄄所󠄃に
食󠄃ふべし
是はヱホバの
火祭の
一にして
彼に
歸する
者にて
至聖󠄄し
是をもて
永遠󠄄の
條例となすべし
〔レビ記24章9節〕
〔サムエル前書21章6節〕6 祭司かれに
聖󠄄きパンを
與たり
其はかしこに
供前󠄃のパンの
外はパン
无りければなり
即ち
其パンは
下る
日に
熱きパンをささげんとて
之をヱホバのまへより
取されるなり
〔マタイ傳12章3節〕3 彼らに
言ひ
給ふ『ダビデがその
伴󠄃へる
人々とともに
飢󠄄ゑしとき、
爲しし
事を
讀まぬか。
〔マタイ傳12章4節〕4 即ち
神の
家に
入りて、
祭司のほかは、
己もその
伴󠄃へる
人々も
食󠄃ふまじき
供のパンを
食󠄃へり。
if the young
〔ゼカリヤ書7章3節〕3 かつ
萬軍のヱホバの
室にをる
祭司に
問しめ
且預言者に
問しめて
言けらく
我今まで
年久しく
爲きたりしごとく
尙五
月をもて
哭きかつ
齋戒すべきやと
〔コリント前書7章5節〕5 相共に
拒むな、ただ
祈に
身を
委ぬるため
合意󠄃にて
暫く
相別れ、
後また
偕になるは
善し。これ
汝らが
情󠄃の
禁じがたきに
乘じてサタンの
誘ふことなからん
爲なり。
ダビデ祭司に對へていひけるは實にわがいでしより此三日は婦󠄃女われらにちかづかず且少者等の器は潔󠄄し又󠄂パンは常の物のごとし今日器に潔󠄄きパンあれば殊に然と
And David answered the priest, and said unto him, Of a truth women have been kept from us about these three days, since I came out, and the vessels of the young men are holy, and the bread is in a manner common, yea, though it were sanctified this day in the vessel.
in a manner
〔レビ記24章9節〕9 これはアロンとその
子等に
歸す
彼等これを
聖󠄄所󠄃に
食󠄃ふべし
是はヱホバの
火祭の
一にして
彼に
歸する
者にて
至聖󠄄し
是をもて
永遠󠄄の
條例となすべし
the vessels
〔使徒行傳9章15節〕15 主いひ
給ふ『
徃け、この
人は
異邦人・
王たち・イスラエルの
子孫のまへに
我が
名を
持ちゆく
我が
選󠄄の
器なり。
〔テモテ後書2章20節〕20 大なる
家の
中には
金銀の
器あるのみならず、
木また
土の
器もあり、
貴きに
用ふるものあり、また
賤しきに
用ふるものあり。
〔テモテ後書2章21節〕21 人もし
賤しきものを
離れて
自己を
潔󠄄よくせば、
貴きに
用ひらるる
器となり、
淨められて
主の
用に
適󠄄ひ、
凡ての
善き
業に
備へらるべし。
〔ペテロ前書3章17節〕17 もし
善をおこなひて
苦難を
受くること
神の
御意󠄃ならば、
惡を
行ひて
苦難を
受くるに
勝󠄃るなり。
yea, though it were sanctified this day in the ves
〔レビ記8章26節〕26 またヱホバの
前󠄃なる
無酵パンの
筐の
中より
無酵菓子一箇と
油ぬりたるパンの
菓子一箇と
煎餅一箇を
取り
是等をその
脂の
上とその
右の
腿の
上に
載せ
yea, though it were sanctified this day in the vessel
〔レビ記8章26節〕26 またヱホバの
前󠄃なる
無酵パンの
筐の
中より
無酵菓子一箇と
油ぬりたるパンの
菓子一箇と
煎餅一箇を
取り
是等をその
脂の
上とその
右の
腿の
上に
載せ
祭司かれに聖󠄄きパンを與たり其はかしこに供前󠄃のパンの外はパン无りければなり即ち其パンは下る日に熱きパンをささげんとて之をヱホバのまへより取されるなり
So the priest gave him hallowed bread: for there was no bread there but the shewbread, that was taken from before the LORD, to put hot bread in the day when it was taken away.
gave him
〔マタイ傳12章3節〕3 彼らに
言ひ
給ふ『ダビデがその
伴󠄃へる
人々とともに
飢󠄄ゑしとき、
爲しし
事を
讀まぬか。
〔マタイ傳12章4節〕4 即ち
神の
家に
入りて、
祭司のほかは、
己もその
伴󠄃へる
人々も
食󠄃ふまじき
供のパンを
食󠄃へり。
〔マルコ傳2章25節〕25 答へ
給ふ『ダビデその
伴󠄃へる
人々と
共に
乏しくして
飢󠄄ゑしとき
爲しし
事を
未だ
讀まぬか。~
(27) また
言ひたまふ『
安息日は
人のために
設けられて、
人は
安息日のために
設けられず。 〔マルコ傳2章27節〕
〔ルカ傳6章3節〕3 イエス
答へて
言ひ
給ふ『ダビデその
伴󠄃へる
人々とともに
飢󠄄ゑしとき、
爲しし
事をすら
讀まぬか。
〔ルカ傳6章4節〕4 即ち
神の
家に
入りて、
祭司の
他は
食󠄃ふまじき
供のパンを
取りて
食󠄃ひ、
己と
偕なる
者にも
與へたり』
hot bread
〔レビ記24章5節〕5 汝麥粉を
取りこれをもて
菓子十二を
燒べし
菓子一箇には
其の十
分󠄃の二をもちふべし~
(9) これはアロンとその
子等に
歸す
彼等これを
聖󠄄所󠄃に
食󠄃ふべし
是はヱホバの
火祭の
一にして
彼に
歸する
者にて
至聖󠄄し
是をもて
永遠󠄄の
條例となすべし
〔レビ記24章9節〕
其日かしこにサウルの僕一人留められてヱホバのまへにあり其名をドエグといふエドミ人にしてサウルの牧者の長なり
Now a certain man of the servants of Saul was there that day, detained before the LORD; and his name was Doeg, an Edomite, the chiefest of the herdmen that belonged to Saul.
Doeg
〔サムエル前書22章9節〕9 時にエドミ
人ドエグ、サウルの
僕の
中にたち
居りしが
答へていひけるは
我ヱサイの
子のノブにゆきてアヒトブの
子アヒメレクに
至るを
見しが
〔詩篇52章1節〕1 猛者よなんぢ
何なればあしき
企圖をもて
自らほこるや
神のあはれみは
恒にたえざるなり
detained
〔エレミヤ記7章9節〕9 汝等は
盜み
殺し
姦淫し
妄りて
誓ひバアルに
香を
焚き
汝らがしらざる
他の
神にしたがふなれど~
(11) わが
名をもて
稱へらるる
此室は
汝らの
目には
盜賊の
巢と
見ゆるや
我も
之をみたりとヱホバいひたまふ
〔エレミヤ記7章11節〕
〔エゼキエル書33章31節〕31 彼ら
民の
集會のごとくに
汝に
來り
吾民のごとくに
汝の
前󠄃に
坐して
汝の
言を
聞ん
然ども
之を
行はじ
彼らは
口に
悅ばしきところの
事をなし
其心は
利にしたがふなり
〔アモス書8章5節〕5 汝らは
言ふ
月朔は
何時過󠄃去んか
我等穀物を
賣んとす
安息日は
何時過󠄃去んか
我ら
麥倉を
開かんとす
我らエパを
小くしシケルを
大くし
僞の
權衡をもて
欺く
事をなし
〔マタイ傳15章8節〕8 「この
民は
口唇にて
我を
敬ふ、
然れど
其の
心は
我に
遠󠄄ざかる。
〔使徒行傳21章26節〕26 爰にパウロその
人々と
組みて
次の
日、ともどもに
潔󠄄をなして
宮に
入り、
潔󠄄の
期滿ちて
各人のために
獻物をささぐべき
日を
吿げたり。
〔使徒行傳21章27節〕27 斯て
七日の
終󠄃らんとする
時、アジヤより
來りしユダヤ
人ら、
宮の
內にパウロの
居るを
見て
群衆を
騷し、かれに
手をかけ、
叫びて
言ふ、
herdmen
〔創世記13章7節〕7 斯有かばアブラムの
家畜の
牧者とロトの
家畜の
牧者の
間に
競爭ありきカナン
人とペリジ
人此時其地に
居住󠄃り
〔創世記13章8節〕8 アブラム、ロトに
言けるは
我等は
兄弟の
人なれば
請󠄃ふ
我と
汝の
間およびわが
牧者と
汝の
牧者の
間に
競爭あらしむる
勿れ
〔創世記26章20節〕20 ゲラルの
牧者此水は
我儕の
所󠄃屬なりといひてイサクの
僕と
爭ひければイサク
其井の
名をエセク(
競爭)と
名けたり
彼等が
己と
之を
競爭たるによりてなり
〔サムエル前書11章5節〕5 爰にサウル
田より
牛にしたがひて
來るサウルいひけるは
民何によりて
哭くやと
人々これにヤベシ
人の
事を
吿ぐ
〔歴代志略上27章29節〕29 シヤロン
人シテナイはシヤロンにて
牧ふ
牛の
群を
掌どりアデライの
子シヤバテは
谷々にある
牛の
群を
掌どり
〔歴代志略下26章10節〕10 また
荒野に
戌樓を
建て
許多の
水溜を
掘り
其は
家畜を
多く
有たればなり
亦平󠄃野にも
平󠄃地にも
家畜を
有り
又󠄂山々およびカルメルには
農夫と
葡萄を
修る
者を
有り
農事を
好みたればなり
ダビデまたアヒメレクにいふ此に汝の手に槍か劍あらぬか王の事急󠄃なるによりて我は刀も武器も携へざりしと
And David said unto Ahimelech, And is there not here under thine hand spear or sword? for I have neither brought my sword nor my weapons with me, because the king's business required haste.
祭司いひけるは汝がエラの谷にて殺したるペリシテ人ゴリアテの劍布に裏みてエポデの後にあり汝もし之をとらんとおもはば取れ此にはほかの劍なしダビデいひけるはそれにまさるものなし我にあたへよと
And the priest said, The sword of Goliath the Philistine, whom thou slewest in the valley of Elah, behold, it is here wrapped in a cloth behind the ephod: if thou wilt take that, take it: for there is no other save that here. And David said, There is none like that; give it me.
The sword
〔サムエル前書17章51節〕51 ダビデはしりてペリシテ
人の
上にのり
其劍を
取て
之を
鞘より
拔きはなしこれをもて
彼をころし
其首級を
斬りたり
爰にペリシテの
人々其勇士の
死るを
見てにげしかば~
(54) ダビデかのペリシテ
人の
首を
取りて
之をエルサレムにたづさへきたりしが
其甲冑はおのれの
天幕におけり
〔サムエル前書17章54節〕
behind
〔出エジプト記28章6節〕6 又󠄂金 靑 紫 紅 の
線および
麻󠄃の
撚糸をもて
巧にエポデを
織なすべし~
(14) 而して
純金を
組て
紐の
如き
二箇の
鏈を
作りその
組る
鏈をかの
槽につくべし
〔出エジプト記28章14節〕
behold
〔サムエル前書31章10節〕10 またかれら
其鎧甲をアシタロテの
家におき
其體をベテシヤンの
城垣に
釘けたり
the valley
〔サムエル前書17章2節〕2 サウルとイスラエルの
人々集まりてエラの
谷に
陣をとりペリシテ
人にむかひて
軍の
陣列をたつ
〔サムエル前書17章50節〕50 かくダビデ
投石索と
石をもてペリシテ
人にかちペリシテ
人をうちて
之をころせり
然どダビデの
手には
劍なかりしかば
ダビデ其日サウルをおそれて立てガテの王アキシのところに逃󠄄げゆきぬ
And David arose, and fled that day for fear of Saul, and went to Achish the king of Gath.
Achish
〔サムエル前書27章2節〕2 ダビデたちておのれとともな六
百人のものとともにわたりてガテの
王マオクの
子アキシにいたる
〔詩篇34章1節〕1 われつねにヱホバを
祝ひまつらんその
頌詞はわが
口にたえじ
Gath
8‹14 b33c001v014 〔ミカ書1章14節〕›
〔サムエル前書7章14節〕14 ペリシテ
人のイスラエルより
取たる
邑々はエクロンよりガテまでイスラエルにかへりぬまた
其周󠄃圍の
地はイスラエル
人これをペリシテ
人の
手よりとりかへせりまたイスラエル
人とアモリ
人と
好をむすべり
fled
〔サムエル前書27章1節〕1 ダビデ
心の
中にいひけるは
是のごとくば
我早晩サウルの
手にほろびん
速󠄃にペリシテ
人の
地にのがるるにまさることあらず
然らばサウルかさねて
我をイスラエルの
四方の
境にたづぬることをやめて
我かれの
手をのがれんと
〔列王紀略上19章3節〕3 かれ
恐れて
起󠄃ち
其生命のために
逃󠄄げ
徃てユダに
屬するベエルシバに
至り
少者を
其處に
遺󠄃して
〔エレミヤ記26章21節〕21 ヱホヤキム
王と
其すべての
勇士とすべての
牧伯等その
言を
聽り
是において
王彼を
殺さんと
欲ひしがウリヤこれをきき
懼てエジプトに
逃󠄄ゆきしかば
アキシの臣僕アキシに曰けるは此は其地の王ダビデにあらずや人々舞踏のうちにこの人のことを歌ひあひてサウルは千をうちころしダビデは萬をうちころすといひしにあらずや
And the servants of Achish said unto him, Is not this David the king of the land? did they not sing one to another of him in dances, saying, Saul hath slain his thousands, and David his ten thousands?
the king
〔サムエル前書16章1節〕1 爰にヱホバ、サムエルにいひたまひけるは
我すでにサウルを
棄てイスラエルに
王たらしめざるに
汝いつまでかれのために
歎くや
汝の
角に
膏油を
滿してゆけ
我汝をベテレヘム
人ヱサイの
許につかはさん
其は
我其子の
中にひとりの
王を
尋󠄃ねえたればなり
〔サムエル前書18章7節〕7 婦󠄃人踴躍󠄃つつ
相こたへて
歌ひけるはサウルは
千をうち
殺しダビデは
萬をうちころすと
〔サムエル前書18章8節〕8 サウル
甚だ
怒りこの
言をよろこばずしていひけるは
萬をダビデに
歸し
千をわれに
歸す
此上かれにあたふべき
者は
唯國のみと
〔サムエル前書29章5節〕5 是はかつて
人々が
舞踏の
中にて
歌ひあひサウルは
千をうちころしダビデは
萬をうちころすといひたるダビデにあらずや
the servants
〔詩篇56章1節〕1 ああ
神よねがはくは
我をあはれみたまへ
人いきまきて
我をのまんとし
終󠄃日たたかひて
我をしへたぐ
ダビデこの言を心に藏め深くガテの王アキシをおそれ
And David laid up these words in his heart, and was sore afraid of Achish the king of Gath.
laid up
〔詩篇119章11節〕11 われ
汝にむかひて
罪ををかすまじき
爲になんぢの
言をわが
心のうちに
藏へたり
〔ルカ傳2章19節〕19 而してマリヤは
凡て
此等のことを
心に
留めて
思ひ
囘せり。
〔ルカ傳2章51節〕51 斯てイエス
彼等とともに
下り、ナザレに
徃きて
順ひ
事へたまふ。
其の
母これらの
事をことごとく
心に
藏む。
sore
〔創世記12章11節〕11 彼近󠄃く
來りてエジプトに
入んとする
時其妻サライに
言けるは
視よ
我汝を
觀て
美麗き
婦󠄃人なるを
知る~
(13) 請󠄃ふ
汝わが
妹なりと
言へ
然ば
我汝の
故によりて
安にしてわが
命汝のために
生存ん 〔創世記12章13節〕
〔創世記26章7節〕7 處の
人其妻の
事をとへば
我妹なりと
言ふリベカは
觀に
美麗かりければ
其處の
人リベカの
故をもて
我を
殺さんと
謂て
彼をわが
妻と
言をおそれたるなり
〔詩篇34章4節〕4 われヱホバを
尋󠄃ねたればヱホバわれにこたへ
我をもろもろの
畏懼よりたすけいだしたまへり
人々のまへに佯て其氣を變じ執はれて狂人のさまをなし門の扉に書き其涎沫を鬚にながれくだらしむ
And he changed his behaviour before them, and feigned himself mad in their hands, and scrabbled on the doors of the gate, and let his spittle fall down upon his beard.
changed
〔詩篇34章1節〕1 われつねにヱホバを
祝ひまつらんその
頌詞はわが
口にたえじ
〔傳道之書7章7節〕7 賢き
人も
虐󠄃待る
事によりて
狂するに
至るあり
賄賂は
人の
心を
壞なふ
scrabbled
アキシ僕に云けるは汝らの見るごとく此人は狂人なり何ぞかれを我にひき來るや
Then said Achish unto his servants, Lo, ye see the man is mad: wherefore then have ye brought him to me?
is mad
〔傳道之書7章7節〕7 賢き
人も
虐󠄃待る
事によりて
狂するに
至るあり
賄賂は
人の
心を
壞なふ
我なんぞ狂人を須ひんや汝ら此者を引きたりてわがまへに狂しめんとするや此者なんぞ吾が家にいるべけんや
Have I need of mad men, that ye have brought this fellow to play the mad man in my presence? shall this fellow come into my house?