全󠄃地は一の言語一の音󠄃のみなりき
And the whole earth was of one language, and of one speech.
A. M. 1757. B.C. 2247. was
〔イザヤ書19章18節〕18 その
日エジプトの
地に
五の
邑あり カナンの
方言をかたりまた
萬軍のヱホバに
誓ひをたてん その
中のひとつは
日邑ととなへらるべし
〔ゼパニヤ書3章9節〕9 その
時われ
國々の
民に
淸き
唇をあたへ
彼らをして
凡てヱホバの
名を
呼しめ
心をあはせて
之につかへしめん
〔使徒行傳2章6節〕6 この
音󠄃おこりたれば
群衆あつまり
來り、おのおの
己が
國語にて
使徒たちの
語るを
聞きて
騷ぎ
合ひ、
language
無し
speech
無し
was
〔イザヤ書19章18節〕18 その
日エジプトの
地に
五の
邑あり カナンの
方言をかたりまた
萬軍のヱホバに
誓ひをたてん その
中のひとつは
日邑ととなへらるべし
〔ゼパニヤ書3章9節〕9 その
時われ
國々の
民に
淸き
唇をあたへ
彼らをして
凡てヱホバの
名を
呼しめ
心をあはせて
之につかへしめん
〔使徒行傳2章6節〕6 この
音󠄃おこりたれば
群衆あつまり
來り、おのおの
己が
國語にて
使徒たちの
語るを
聞きて
騷ぎ
合ひ、
茲に人衆東に移りてシナルの地に平󠄃野を得て其處に居住󠄃り
And it came to pass, as they journeyed from the east, that they found a plain in the land of Shinar; and they dwelt there.
Shinar
〔創世記10章10節〕10 彼の
國の
起󠄃初はシナルの
地のバベル、エレク、アツカデ、
及びカルネなりき
〔創世記11章9節〕9 是故に
其名はバベル(
淆亂)と
呼ばる
是はヱホバ
彼處に
全󠄃地の
言語を
淆したまひしに
由てなり
彼處よりヱホバ
彼等を
全󠄃地の
表に
散したまへり
〔創世記14章1節〕1 當時シナルの
王アムラペル、エラサルの
王アリオク、エラムの
王ケダラオメルおよびゴイムの
王テダル
等
〔イザヤ書11章11節〕11 その
日主はまたふたゝび
手をのべてその
民ののこれる
僅かのものをアツスリヤ、エジプト、パテロス、エテオピア、エラム、シナル、ハマテおよび
海のしまじまより
贖ひたまふべし
〔ダニエル書1章2節〕2 主ユダの
王ヱホヤキムと
神の
家の
器具󠄄幾何とをかれの
手にわたしたまひければ
則ちこれをシナルの
地に
携へゆきて
己の
神の
家にいたりその
器具󠄄を
己の
神の
庫に
藏めたり
〔ゼカリヤ書5章11節〕11 彼我に
言ふシナルの
地にて
之がために
家を
建んとてなり
是は
彼處に
置られてその
臺の
上に
立ん
from the east
〔創世記13章11節〕11 ロト
乃ちヨルダンの
低地を
盡く
撰とりて
東に
徙れり
斯彼等彼此に
別たり
彼等互に言けるは去來甎石を作り之を善く爇んと遂󠄅に石の代に甎石を獲灰󠄃沙の代に石漆を獲たり
And they said one to another, Go to, let us make brick, and burn them throughly. And they had brick for stone, and slime had they for morter.
Go to
〔創世記11章4節〕4 又󠄂曰けるは
去來邑と
塔とを
建て
其塔の
頂を
天にいたらしめん
斯して
我等名を
揚て
全󠄃地の
表面に
散ることを
免れんと
〔創世記11章7節〕7 去來我等降り
彼處にて
彼等の
言語を
淆し
互に
言語を
通󠄃ずることを
得ざらしめんと
〔詩篇64章5節〕5 また
彼此にあしき
企圖をはげまし
共にはかりてひそかに
羂をまうく
斯ていふ
誰かわれらを
見んと
〔箴言1章11節〕11 彼等なんぢにむかひて
請󠄃ふ われらと
偕にきたれ
我儕まちぶせして
人の
血を
流し
無辜ものを
故なきに
伏てねらひ
〔傳道之書2章1節〕1 我わが
心に
言けらく
來れ
我試みに
汝をよろこばせんとす
汝逸樂をきはめよと
嗚呼是もまた
空󠄃なりき
〔イザヤ書5章5節〕5 然ばわれわが
葡萄園になさんとすることを
汝等につげん
我はぶだうぞのの
籬芭をとりさりてその
食󠄃あらさるるにまかせ その
垣をこぼちてその
踐あらさるるにまかせん
〔イザヤ書41章6節〕6 かれら
互にその
隣をたすけ その
兄弟にいひけるは なんぢ
雄々しかれ
〔イザヤ書41章7節〕7 木匠は
鐵工をはげまし
鎚をもて
平󠄃らぐるものは
鐵碪をうつものを
勵ましていふ
接合せいとよしと また
釘をもて
堅うして
搖くことなからしむ
〔ヤコブ書4章13節〕13 聽け『われら
今日もしくは
明日それがしの
町に
徃きて、
一年の
間かしこに
留り、
賣買して
利を
得ん』と
言ふ
者よ、
〔ヤコブ書5章1節〕1 聽け、
富める
者よ、なんぢらの
上に
來らんとする
艱難のために
泣きさけべ。
brick
〔出エジプト記1章14節〕14 辛き
力役をもて
彼等をして
苦みて
生を
度らしむ
即ち
和泥、
作甎および
田圃の
諸の
工にはたらかしめけるが
其働かしめし
工作は
皆嚴かりき
〔出エジプト記5章7節〕7 汝等再び
前󠄃のごとく
民に
磚瓦を
造󠄃る
禾稈を
與ふべからず
彼等をして
徃てみづから
禾稈をあつめしめよ~
(18) 然ば
汝ら
徃て
操作けよ
禾稈はなんぢらに
與ふることなかるべけれどなんぢら
尙數のごとくに
磚瓦を
交納󠄃むべしと 〔出エジプト記5章18節〕
〔サムエル後書12章31節〕31 かくてダビデ
其中の
民を
將いだしてこれを
鋸と
鐵の
千齒と
鐵の
斧にて
斬りまた
瓦陶の
中を
通󠄃行しめたり
彼斯のごとくアンモンの
子孫の
凡ての
城邑になせりしかしてタビデと
民は
皆エルサレムに
還󠄃りぬ
〔イザヤ書9章10節〕10 瓦くづるるともわれら
斫石をもて
建 くはの
木きらるるともわれら
香柏をもて
之にかへんと
〔イザヤ書65章3節〕3 この
民はまのあたり
恒にわが
怒をひき
園のうちにて
犧牲をささげ
瓦の
壇にて
香をたき
〔ナホム書3章14節〕14 汝水を
汲て
圍まるる
時の
用に
備へ
汝の
城々を
堅くし
泥の
中に
入て
踐て
石灰󠄃を
作りかつ
瓦燒窰を
修理へよ
burn them throughly
無し
not as
〔ヘブル書3章13節〕13 汝等のうち
誰も
罪の
誘惑によりて
頑固にならぬやう、
今日と
稱ふる
間に
日々互に
相勸めよ。
slime
〔創世記14章10節〕10 シデムの
谷には
地瀝靑の
坑多りしがソドムとゴモラの
王等遁て
其處に
陷りぬ
其餘の
者は
山に
遁逃󠄄たり
〔出エジプト記2章3節〕3 すでにこれを
匿すあたはざるにいたりければ
萑の
箱舟を
之がために
取て
之に
瀝靑と
樹脂を
塗り
子をその
中に
納󠄃てこれを
河邊の
葦の
中に
置り
they said one to another
又󠄂曰けるは去來邑と塔とを建て其塔の頂を天にいたらしめん斯して我等名を揚て全󠄃地の表面に散ることを免れんと
And they said, Go to, let us build us a city and a tower, whose top may reach unto heaven; and let us make us a name, lest we be scattered abroad upon the face of the whole earth.
and let
〔詩篇49章11節〕11 かれら
竊におもふ わが
家はとこしへに
存りわがすまひは
世々にいたらんと かれらはその
地におのが
名をおはせたり~
(13) 斯のごときは
愚かなるものの
途󠄃なり
然はあれど
後人はその
言をよしとせん セラ 〔詩篇49章13節〕
〔ダニエル書4章30節〕30 王すなはち
語りて
言ふ
此大なるバビロンは
我が
大なる
力をもて
建て
京城となし
之をもてわが
威光を
耀かす
者ならずや
〔ヨハネ傳5章44節〕44 互に
譽をうけて
唯一の
神よりの
譽を
求めぬ
汝らは、
爭で
信ずることを
得んや。
lest
〔創世記11章8節〕8 ヱホバ
遂󠄅に
彼等を
彼處より
全󠄃地の
表面に
散したまひければ
彼等邑を
建ることを
罷たり
〔創世記11章9節〕9 是故に
其名はバベル(
淆亂)と
呼ばる
是はヱホバ
彼處に
全󠄃地の
言語を
淆したまひしに
由てなり
彼處よりヱホバ
彼等を
全󠄃地の
表に
散したまへり
〔詩篇92章9節〕9 ヱホバよ
吁なんぢの
仇ああなんぢの
仇はほろびん
不義をおこなふ
者はことごとく
散されん
〔ルカ傳1章51節〕51 神は
御腕にて
權力をあらはし、《[*]》
心の
念に
高ぶる
者を
散らし、[*或は「高ぶる者をその心の企圖にて散らし」と譯す。]
whose
〔申命記1章28節〕28 我等は
何方に
徃べきや
我らの
兄弟等は
言ふその
民は
我らよりも
大にして
身長たかく
邑々は
大にしてその
石垣は
天に
達󠄃る
我らまたアナクの
子孫を
其處に
見たりと
斯いひて
我らの
氣を
挫けりと
〔申命記9章1節〕1 イスラエルよ
聽け
汝は
今日ヨルダンを
濟りゆき
汝よりも
大にして
强き
國々に
入てこれを
取んとすその
邑々は
大にして
石垣は
天に
達󠄃り
〔ダニエル書4章11節〕11 その
樹長じて
强固なり
天に
達󠄃するほどの
高となりて
地の
極までも
見えわたり
〔ダニエル書4章22節〕22 王よ
是はすなはち
汝なり
汝は
長じて
强くなり
汝の
勢ひは
盛にして
天におよび
汝の
權は
地の
極にまでおよべり
ヱホバ降臨りて彼人衆の建る邑と塔とを觀たまへり
And the LORD came down to see the city and the tower, which the children of men builded.
(Whole verse)
〔創世記18章21節〕21 我今下りて
其號呼の
我に
逹れる
如くかれら
全󠄃く
行ひたりしやを
見んとす
若しからずば
我知るに
至らんと
〔出エジプト記19章11節〕11 準備をなして
三日を
待て
其は
第三日にヱホバ
全󠄃體の
民の
目の
前󠄃にてシナイ
山に
降ればなり
〔詩篇11章4節〕4 ヱホバはその
聖󠄄宮にいます ヱホバの
寳座は
天にありその
目はひとのこを
鑒 その
眼瞼はかれらをこころみたまふ
〔エレミヤ記23章23節〕23 ヱホバいひ
給ふ
我はただ
近󠄃くにおいてのみ
神たらんや
遠󠄄くに
於ても
神たるにあらずや
〔エレミヤ記23章24節〕24 ヱホバいひたまふ
人我に
見られざる
樣に
密かなる
處に
身を
匿し
得るかヱホバいひたまふ
我は
天地に
充るにあらずや
〔ヨハネ傳3章13節〕13 天より
降りし
者、
即ち
人の
子の
他には、
天に
昇りしものなし。
〔ヘブル書4章13節〕13 また
造󠄃られたる
物に
一つとして
神の
前󠄃に
顯れぬはなし、
萬の
物は
我らが
係れる
神の
目のまへに
裸にて
露るるなり。
ヱホバ言たまひけるは視よ民は一にして皆一の言語を用ふ今旣に此を爲し始めたり然ば凡て其爲んと圖維る事は禁止め得られざるべし
And the LORD said, Behold, the people is one, and they have all one language; and this they begin to do: and now nothing will be restrained from them, which they have imagined to do.
Behold
〔創世記3章22節〕22 ヱホバ
神曰たまひけるは
視よ
夫人我等の
一の
如くなりて
善惡を
知る
然ば
恐くは
彼其手を
舒べ
生命の
樹の
果實をも
取りて
食󠄃ひ
限無生んと
〔士師記10章14節〕14 汝らが
擇める
神々に
徃て
呼れ
汝らの
艱難のときに
之をして
汝らを
救はしめよ
〔列王紀略上18章27節〕27 日中におよびてエリヤ
彼等を
嘲りていひけるは
大聲をあげて
呼べ
彼は
神なればなり
彼は
默想をるか
他處に
行しか
又󠄂は
旅にあるか
或は
假寐て
醒さるべきかと
〔傳道之書11章9節〕9 少者よ
汝の
少き
時に
快樂をなせ
汝の
少き
日に
汝の
心を
悅ばしめ
汝の
心の
道󠄃に
步み
汝の
目に
見るところを
爲せよ
但しその
諸の
行爲のために
神汝を
鞫きたまはんと
知べし
imagined
〔創世記6章5節〕5 ヱホバ
人の
惡の
地に
大なると
其心の
思念の
都て
圖維る
所󠄃の
恒に
惟惡きのみなるを
見たまへり
〔創世記8章21節〕21 ヱホバ
其馨き
香を
聞ぎたまひてヱホバ
其意󠄃に
謂たまひけるは
我再び
人の
故に
因て
地を
詛ふことをせじ
其は
人の
心の
圖維るところ
其幼少時よりして
惡かればなり
又󠄂我曾て
爲たる
如く
再び
諸の
生る
物を
擊ち
滅さじ
〔詩篇2章1節〕1 何なればもろもろの
國人はさわぎたち
諸民はむなしきことを
謀るや~
(4) 天に
坐するもの
笑ひたまはん
主かれらを
嘲りたまふべし 〔詩篇2章4節〕
〔ルカ傳1章51節〕51 神は
御腕にて
權力をあらはし、《[*]》
心の
念に
高ぶる
者を
散らし、[*或は「高ぶる者をその心の企圖にて散らし」と譯す。]
the people
〔創世記9章19節〕19 是等はノアの
三人の
子なり
全󠄃地の
民は
是等より
出て
蔓延れり
〔使徒行傳17章26節〕26 一人よりして
諸種の
國人を
造󠄃りいだし、
之を
地の
全󠄃面に
住󠄃ましめ、
時期の
限と
住󠄃居の
界とを
定め
給へり。
去來我等降り彼處にて彼等の言語を淆し互に言語を通󠄃ずることを得ざらしめんと
Go to, let us go down, and there confound their language, that they may not understand one another's speech.
Go to
無し
confound
〔ヨブ記5章12節〕12 神は
狡しき
者の
謀計を
敗り
之をして
何事をもその
手に
成就ること
能はざらしめ
〔ヨブ記5章13節〕13 慧󠄄き
者をその
自分󠄃の
詭計によりて
執へ
邪なる
者の
謀計をして
敗れしむ
〔ヨブ記12章20節〕20 言爽なる
者の
言語を
取除き
老たる
者の
了知を
奪ひ
〔詩篇2章4節〕4 天に
坐するもの
笑ひたまはん
主かれらを
嘲りたまふべし
〔詩篇33章10節〕10 ヱホバはもろもろの
國のはかりごとを
虛くし もろもろの
民のおもひを
徒勞にしたまふ
〔使徒行傳2章4節〕4 彼らみな
聖󠄄靈にて
滿され、
御靈の
宣べしむるままに
異邦の
言にて
語りはじむ。
~
(11) クレテ
人およびアラビヤ
人なるに、
我が
國語にて
彼らが
神の
大なる
御業をかたるを
聞かんとは』 〔使徒行傳2章11節〕
let
〔創世記1章26節〕26 神言給けるは
我儕に
象りて
我儕の
像の
如くに
我儕人を
造󠄃り
之に
海の
魚と
天空󠄃の
鳥と
家畜と
全󠄃地と
地に
匍ふ
所󠄃の
諸の
昆蟲を
治めんと
〔創世記3章22節〕22 ヱホバ
神曰たまひけるは
視よ
夫人我等の
一の
如くなりて
善惡を
知る
然ば
恐くは
彼其手を
舒べ
生命の
樹の
果實をも
取りて
食󠄃ひ
限無生んと
〔創世記11章5節〕5 ヱホバ
降臨りて
彼人衆の
建る
邑と
塔とを
觀たまへり
〔イザヤ書6章8節〕8 我またヱホバの
聲をきく
曰く われ
誰をつかはさん
誰かわれらのために
徃べきかと そのとき
我いひけるはわれ
此にあり
我をつかはしたまへ
may
〔創世記10章5節〕5 是等より
諸國の
洲島の
民は
派分󠄃れ
出て
各其方言と
其宗族と
其邦國とに
循ひて
其地に
住󠄃り
〔創世記10章20節〕20 是等はハムの
子孫にして
其宗族と
其方言と
其土地と
其邦國に
隨ひて
居りぬ
〔創世記10章32節〕32 是等はノアの
子の
宗族にして
其血統と
其邦國に
隨ひて
居りぬ
洪水の
後是等より
地の
邦國の
民は
派分󠄃れ
出たり
〔創世記42章23節〕23 彼等はヨセフが
之を
解するをしらざりき
其は
互に
通󠄃辨をもちひたればなり
〔申命記28章49節〕49 即ちヱホバ
遠󠄄方より
地の
極所󠄃より
一の
民を
鵰の
飛がごとくに
汝に
攻きたらしめたまはん
是は
汝がその
言語を
知ざる
民
〔詩篇55章9節〕9 われ
都のうちに
强暴とあらそひとをみたり
主よねがはくは
彼等をほろぼしたまへ かれらの
舌をわかれしめたまへ
〔エレミヤ記5章15節〕15 ヱホバいひ
給ふイスラエルの
家よみよ
我遠󠄄き
國人をなんぢらに
來らしめん
其國は
强くまた
古き
國なり
汝等その
言をしらず
其語ることをも
曉らざるなり
〔コリント前書14章2節〕2 異言を
語る
者は
人に
語るにあらずして
神に
語るなり。そは
靈にて
奧義を
語るとも、
誰も
悟る
者なければなり。~
(11) 我もし
國語の
意󠄃義を
知らずば、
語る
者に
對して
夷人となり、
語る
者も
我に
對して
夷人とならん。 〔コリント前書14章11節〕
〔コリント前書14章23節〕23 もし
全󠄃敎會一處に
集れる
時、みな
異言にて
語らば、
凡人または
不信者いり
來らんに、
汝らを
狂へる
者と
言はざらんや。
ヱホバ遂󠄅に彼等を彼處より全󠄃地の表面に散したまひければ彼等邑を建ることを罷たり
So the LORD scattered them abroad from thence upon the face of all the earth: and they left off to build the city.
LORD
〔創世記11章4節〕4 又󠄂曰けるは
去來邑と
塔とを
建て
其塔の
頂を
天にいたらしめん
斯して
我等名を
揚て
全󠄃地の
表面に
散ることを
免れんと
〔創世記11章9節〕9 是故に
其名はバベル(
淆亂)と
呼ばる
是はヱホバ
彼處に
全󠄃地の
言語を
淆したまひしに
由てなり
彼處よりヱホバ
彼等を
全󠄃地の
表に
散したまへり
〔創世記49章7節〕7 その
怒は
烈しかれば
詛ふべしその
憤は
暴あれば
詛ふべし
我彼らをヤコブの
中に
分󠄃ちイスラエルの
中に
散さん
〔申命記32章8節〕8 至高者人の
子を
四方に
散して
萬の
民にその
產業を
分󠄃ちイスラエルの
子孫の
數に
照して
諸の
民の
境界を
定めたまへり
〔ルカ傳1章51節〕51 神は
御腕にて
權力をあらはし、《[*]》
心の
念に
高ぶる
者を
散らし、[*或は「高ぶる者をその心の企圖にて散らし」と譯す。]
〔創世記11章4節〕4 又󠄂曰けるは
去來邑と
塔とを
建て
其塔の
頂を
天にいたらしめん
斯して
我等名を
揚て
全󠄃地の
表面に
散ることを
免れんと
〔創世記11章9節〕9 是故に
其名はバベル(
淆亂)と
呼ばる
是はヱホバ
彼處に
全󠄃地の
言語を
淆したまひしに
由てなり
彼處よりヱホバ
彼等を
全󠄃地の
表に
散したまへり
〔創世記49章7節〕7 その
怒は
烈しかれば
詛ふべしその
憤は
暴あれば
詛ふべし
我彼らをヤコブの
中に
分󠄃ちイスラエルの
中に
散さん
〔申命記32章8節〕8 至高者人の
子を
四方に
散して
萬の
民にその
產業を
分󠄃ちイスラエルの
子孫の
數に
照して
諸の
民の
境界を
定めたまへり
〔ルカ傳1章51節〕51 神は
御腕にて
權力をあらはし、《[*]》
心の
念に
高ぶる
者を
散らし、[*或は「高ぶる者をその心の企圖にて散らし」と譯す。]
upon
〔創世記10章25節〕25 エベルに
二人の
子生れたり
一人の
名をペレグ(
分󠄃れ)といふ
其は
彼の
代に
邦國分󠄃れたればなり
其弟の
名をヨクタンと
曰ふ
〔創世記10章32節〕32 是等はノアの
子の
宗族にして
其血統と
其邦國に
隨ひて
居りぬ
洪水の
後是等より
地の
邦國の
民は
派分󠄃れ
出たり
是故に其名はバベル(淆亂)と呼ばる是はヱホバ彼處に全󠄃地の言語を淆したまひしに由てなり彼處よりヱホバ彼等を全󠄃地の表に散したまへり
Therefore is the name of it called Babel; because the LORD did there confound the language of all the earth: and from thence did the LORD scatter them abroad upon the face of all the earth.
Babel
〔創世記10章5節〕5 是等より
諸國の
洲島の
民は
派分󠄃れ
出て
各其方言と
其宗族と
其邦國とに
循ひて
其地に
住󠄃り
〔創世記10章10節〕10 彼の
國の
起󠄃初はシナルの
地のバベル、エレク、アツカデ、
及びカルネなりき
〔創世記10章20節〕20 是等はハムの
子孫にして
其宗族と
其方言と
其土地と
其邦國に
隨ひて
居りぬ
〔創世記10章31節〕31 是等はセムの
子孫にして
其宗族と
其方言と
其土地と
其邦國とに
隨ひて
居りぬ
〔イザヤ書13章1節〕1 アモツの
子イザヤが
示されたるバビロンにかかる
重負󠄅の
預言~
(14) かれらは
逐󠄃るる
鹿のごとく
集むるものなき
羊のごとくなりて
各自おのれの
民にかへりおのれの
國にのがれゆかん 〔イザヤ書13章14節〕
〔コリント前書14章23節〕23 もし
全󠄃敎會一處に
集れる
時、みな
異言にて
語らば、
凡人または
不信者いり
來らんに、
汝らを
狂へる
者と
言はざらんや。
the face
〔創世記10章25節〕25 エベルに
二人の
子生れたり
一人の
名をペレグ(
分󠄃れ)といふ
其は
彼の
代に
邦國分󠄃れたればなり
其弟の
名をヨクタンと
曰ふ
〔創世記10章32節〕32 是等はノアの
子の
宗族にして
其血統と
其邦國に
隨ひて
居りぬ
洪水の
後是等より
地の
邦國の
民は
派分󠄃れ
出たり
〔使徒行傳17章26節〕26 一人よりして
諸種の
國人を
造󠄃りいだし、
之を
地の
全󠄃面に
住󠄃ましめ、
時期の
限と
住󠄃居の
界とを
定め
給へり。
セムの傳は是なりセム百歳にして洪水の後の二年にアルパクサデを生り
These are the generations of Shem: Shem was an hundred years old, and begat Arphaxad two years after the flood:
(Whole verse)
〔創世記10章21節〕21 セムはヱベルの
全󠄃の
子孫の
先祖にしてヤペテの
兄なり
彼にも
子女生れたり
〔創世記11章27節〕27 テラの
傳は
是なりテラ、アブラム、ナホルおよびハランを
生ハラン、ロトを
生り
〔歴代志略上1章17節〕17 セムの
子等はエラム、アシユル、アルバクサデ、ルデ、アラム、ウズ、ホル、ゲテル、メセク~
(27) アブラム
是すなはちアブラハムなり
〔歴代志略上1章27節〕
〔ルカ傳3章34節〕34 ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、~
(36) カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、 〔ルカ傳3章36節〕
セム、アルパクサデを生し後五百年生存へて男子女子を生り
And Shem lived after he begat Arphaxad five hundred years, and begat sons and daughters.
A. M. 2158. B.C. 1846. Shem
〔創世記5章4節〕4 アダムのセツを
生し
後の
齡は八百
歳にして
男子女子を
生り~
(32) ノア五百
歳なりきノア、セム、ハム、ヤペテを
生り 〔創世記5章32節〕
Shem
〔創世記5章4節〕4 アダムのセツを
生し
後の
齡は八百
歳にして
男子女子を
生り~
(32) ノア五百
歳なりきノア、セム、ハム、ヤペテを
生り 〔創世記5章32節〕
begat sons
〔創世記1章28節〕28 神彼等を
祝し
神彼等に
言たまひけるは
生よ
繁殖よ
地に
滿盈よ
之を
服󠄃從せよ
又󠄂海の
魚と
天空󠄃の
鳥と
地に
動く
所󠄃の
諸の
生物を
治めよ
〔創世記5章4節〕4 アダムのセツを
生し
後の
齡は八百
歳にして
男子女子を
生り
〔創世記9章7節〕7 汝等生よ
增殖よ
地に
饒くなりて
其中に
增殖よ
〔詩篇127章3節〕3 みよ
子輩はヱホバのあたへたまふ
嗣業にして
胎の
實はその
報のたまものなり
〔詩篇128章3節〕3 なんぢの
妻はいへの
奧にをりておほくの
實をむすぶ
葡萄の
樹のごとく
汝の
子輩はなんぢの
筵に
圓居してかんらんの
若樹のごとし
〔詩篇144章12節〕12 われらの
男子はとしわかきとき
育ちたる
草木のごとくわれらの
女子は
宮のふりにならひて
刻みいだしし
隅の
石のごとくならん
アルパクサデ三十五歳に及びてシラを生り
And Arphaxad lived five and thirty years, and begat Salah:
A. M. 1693. B.C. 2311. begat
begat
アルパクサデ、シラを生し後四百三年生存へて男子女子を生り
And Arphaxad lived after he begat Salah four hundred and three years, and begat sons and daughters.
シラ三十歳におよびてエベルを生り
And Salah lived thirty years, and begat Eber:
シラ、エベルを生し後四百三年生存へて男子女子を生り
And Salah lived after he begat Eber four hundred and three years, and begat sons and daughters.
エベル三十四歳におよびてペレグを生り
And Eber lived four and thirty years, and begat Peleg:
A. M. 1757. B.C. 2247. Eber
〔創世記10章21節〕21 セムはヱベルの
全󠄃の
子孫の
先祖にしてヤペテの
兄なり
彼にも
子女生れたり
〔創世記10章25節〕25 エベルに
二人の
子生れたり
一人の
名をペレグ(
分󠄃れ)といふ
其は
彼の
代に
邦國分󠄃れたればなり
其弟の
名をヨクタンと
曰ふ
〔民數紀略24章24節〕24 キッテムの
方より
船來てアッスリアを
攻なやましエベルを
攻なやますべし
而して
是もまた
終󠄃に
亡失ん
〔歴代志略上1章19節〕19 エベルに
二人の
子生れたりその
一人の
名をベレグ(
分󠄃)と
曰ふ
其は
彼の
代に
地の
人散り
分󠄃れたればなりその
弟の
名をヨクタンと
曰ふ
Eber
〔創世記10章21節〕21 セムはヱベルの
全󠄃の
子孫の
先祖にしてヤペテの
兄なり
彼にも
子女生れたり
〔創世記10章25節〕25 エベルに
二人の
子生れたり
一人の
名をペレグ(
分󠄃れ)といふ
其は
彼の
代に
邦國分󠄃れたればなり
其弟の
名をヨクタンと
曰ふ
〔民數紀略24章24節〕24 キッテムの
方より
船來てアッスリアを
攻なやましエベルを
攻なやますべし
而して
是もまた
終󠄃に
亡失ん
〔歴代志略上1章19節〕19 エベルに
二人の
子生れたりその
一人の
名をベレグ(
分󠄃)と
曰ふ
其は
彼の
代に
地の
人散り
分󠄃れたればなりその
弟の
名をヨクタンと
曰ふ
Peleg
エベル、ペレグを生し後四百三十年生存へて男子女子を生り
And Eber lived after he begat Peleg four hundred and thirty years, and begat sons and daughters.
ペレグ三十歳におよびてリウを生り
And Peleg lived thirty years, and begat Reu:
A. M. 1787. B.C. 2217. Reu
Reu
ペレグ、リウを生し後二百九年生存へて男子女子を生り
And Peleg lived after he begat Reu two hundred and nine years, and begat sons and daughters.
リウ三十二歳におよびてセルグを生り
And Reu lived two and thirty years, and begat Serug:
A. M. 1819. B.C. 2185. Serug
Serug
リウ、セルグを生し後二百七年生存へて男子女子を生り
And Reu lived after he begat Serug two hundred and seven years, and begat sons and daughters.
セルグ三十年におよびてナホルを生り
And Serug lived thirty years, and begat Nahor:
A. M. 1849. B.C. 2155. Nahor
〔ヨシュア記24章2節〕2 而してヨシユアすべての
民に
言けるはイスラヱルの
神ヱホバかく
言たまふ
汝らの
遠󠄄祖すなはちアブラハムの
父󠄃たりナホルの
父󠄃たりしテラのごときは
在昔河の
彼旁に
住󠄃て
皆他神に
事へたりしが
Nahor
〔ヨシュア記24章2節〕2 而してヨシユアすべての
民に
言けるはイスラヱルの
神ヱホバかく
言たまふ
汝らの
遠󠄄祖すなはちアブラハムの
父󠄃たりナホルの
父󠄃たりしテラのごときは
在昔河の
彼旁に
住󠄃て
皆他神に
事へたりしが
セルグ、ナホルを生しのち二百年生存へて男子女子を生り
And Serug lived after he begat Nahor two hundred years, and begat sons and daughters.
ナホル二十九歳に及びてテラを生り
And Nahor lived nine and twenty years, and begat Terah:
A. M. 1878. B.C. 2126. Terah
Terah
ナホル、テラを生し後百十九年生存へて男子女子を生り
And Nahor lived after he begat Terah an hundred and nineteen years, and begat sons and daughters.
テラ七十歳に及びてアブラム、ナホルおよびハランを生り
And Terah lived seventy years, and begat Abram, Nahor, and Haran.
A. M. 1948. B.C. 2056. Abram
〔創世記12章4節〕4 アブラム
乃ちヱホバの
自己に
言たまひし
言に
從て
出たりロト
彼と
共に
行りアブラムはハランを
出たる
時七十五
歳なりき
〔創世記12章5節〕5 アブラム
其妻サライと
其弟の
子ロトおよび
其集めたる
總の
所󠄃有とハランにて
獲たる
人衆を
携へてカナンの
地に
徃んとて
出で
遂󠄅にカナンの
地に
至れり
〔創世記22章20節〕20 是等の
事の
後アブラハムに
吿る
者ありて
言ふミルカ
亦汝の
兄弟ナホルにしたがひて
子を
生り~
(24) ナホルの
妾名はルマといふ
者も
亦テバ、ガハム、タハシおよびマアカを
生り 〔創世記22章24節〕
〔創世記29章4節〕4 ヤコブ
人々に
言けるは
兄弟よ
奚よりきたれるや
彼等いふ
我等はハランより
來る
〔創世記29章5節〕5 ヤコブ
彼等にいひけるは
汝等ナホルの
子ラバンをしるや
彼等識といふ
〔ヨシュア記24章2節〕2 而してヨシユアすべての
民に
言けるはイスラヱルの
神ヱホバかく
言たまふ
汝らの
遠󠄄祖すなはちアブラハムの
父󠄃たりナホルの
父󠄃たりしテラのごときは
在昔河の
彼旁に
住󠄃て
皆他神に
事へたりしが
Abram
〔創世記12章4節〕4 アブラム
乃ちヱホバの
自己に
言たまひし
言に
從て
出たりロト
彼と
共に
行りアブラムはハランを
出たる
時七十五
歳なりき
〔創世記12章5節〕5 アブラム
其妻サライと
其弟の
子ロトおよび
其集めたる
總の
所󠄃有とハランにて
獲たる
人衆を
携へてカナンの
地に
徃んとて
出で
遂󠄅にカナンの
地に
至れり
〔創世記22章20節〕20 是等の
事の
後アブラハムに
吿る
者ありて
言ふミルカ
亦汝の
兄弟ナホルにしたがひて
子を
生り~
(24) ナホルの
妾名はルマといふ
者も
亦テバ、ガハム、タハシおよびマアカを
生り 〔創世記22章24節〕
〔創世記29章4節〕4 ヤコブ
人々に
言けるは
兄弟よ
奚よりきたれるや
彼等いふ
我等はハランより
來る
〔創世記29章5節〕5 ヤコブ
彼等にいひけるは
汝等ナホルの
子ラバンをしるや
彼等識といふ
〔ヨシュア記24章2節〕2 而してヨシユアすべての
民に
言けるはイスラヱルの
神ヱホバかく
言たまふ
汝らの
遠󠄄祖すなはちアブラハムの
父󠄃たりナホルの
父󠄃たりしテラのごときは
在昔河の
彼旁に
住󠄃て
皆他神に
事へたりしが
テラの傳は是なりテラ、アブラム、ナホルおよびハランを生ハラン、ロトを生り
Now these are the generations of Terah: Terah begat Abram, Nahor, and Haran; and Haran begat Lot.
A. M. 2008. B.C. 1996. Lot
〔創世記11章31節〕31 テラ、カナンの
地に
徃とて
其子アブラムとハランの
子なる
其孫ロト
及其子アブラムの
妻なる
其媳サライをひき
挈て
俱にカルデアのウルを
出たりしがハランに
至て
其處に
住󠄃り
〔創世記12章4節〕4 アブラム
乃ちヱホバの
自己に
言たまひし
言に
從て
出たりロト
彼と
共に
行りアブラムはハランを
出たる
時七十五
歳なりき
〔創世記13章1節〕1 アブラム
其妻および
其有る
諸の
物と
偕にエジプトを
出て
南の
地に
上れりロト
彼と
共にありき~
(11) ロト
乃ちヨルダンの
低地を
盡く
撰とりて
東に
徙れり
斯彼等彼此に
別たり 〔創世記13章11節〕
〔創世記14章12節〕12 彼等アブラムの
姪ロトと
其物を
取て
去り
其は
彼ソドムに
住󠄃たればなり
〔創世記19章1節〕1 其二個の
天使黄昏にソドムに
至るロト
時にソドムの
門に
坐し
居たりしがこれを
視起󠄃て
迎󠄃へ
首を
地にさげて~
(29) 神低地の
邑を
滅したまふ
時即ちロトの
住󠄃る
邑を
滅したまふ
時に
當り
神アブラハムを
眷念て
斯其滅亡の
中よりロトを
出したまへり
〔創世記19章29節〕
〔ペテロ後書2章7節〕7 ただ
無法の
者どもの
好色の
擧動を
憂ひし
正しきロトのみを
救ひ
給へり。
Lot
〔創世記11章31節〕31 テラ、カナンの
地に
徃とて
其子アブラムとハランの
子なる
其孫ロト
及其子アブラムの
妻なる
其媳サライをひき
挈て
俱にカルデアのウルを
出たりしがハランに
至て
其處に
住󠄃り
〔創世記12章4節〕4 アブラム
乃ちヱホバの
自己に
言たまひし
言に
從て
出たりロト
彼と
共に
行りアブラムはハランを
出たる
時七十五
歳なりき
〔創世記13章1節〕1 アブラム
其妻および
其有る
諸の
物と
偕にエジプトを
出て
南の
地に
上れりロト
彼と
共にありき~
(11) ロト
乃ちヨルダンの
低地を
盡く
撰とりて
東に
徙れり
斯彼等彼此に
別たり 〔創世記13章11節〕
〔創世記14章12節〕12 彼等アブラムの
姪ロトと
其物を
取て
去り
其は
彼ソドムに
住󠄃たればなり
〔創世記19章1節〕1 其二個の
天使黄昏にソドムに
至るロト
時にソドムの
門に
坐し
居たりしがこれを
視起󠄃て
迎󠄃へ
首を
地にさげて~
(29) 神低地の
邑を
滅したまふ
時即ちロトの
住󠄃る
邑を
滅したまふ
時に
當り
神アブラハムを
眷念て
斯其滅亡の
中よりロトを
出したまへり
〔創世記19章29節〕
〔ペテロ後書2章7節〕7 ただ
無法の
者どもの
好色の
擧動を
憂ひし
正しきロトのみを
救ひ
給へり。
ハランは其父󠄃テラに先ちて其生處なるカルデアのウルにて死たり
And Haran died before his father Terah in the land of his nativity, in Ur of the Chaldees.
Ur
〔創世記15章7節〕7 又󠄂彼に
言たまひけるは
我は
此地を
汝に
與へて
之を
有たしめんとて
汝をカルデアのウルより
導󠄃き
出せるヱホバなり
〔ネヘミヤ記9章7節〕7 汝はヱホバ
神にまします
汝は
在昔アブラムを
撰みてカルデヤのウルより
之を
導󠄃きいだしアブラハムといふ
名をこれにつけ
〔使徒行傳7章2節〕2 ステパノ
言ふ 『
兄弟たち
親たちよ、
聽け、
我らの
先祖アブラハム
未だカランに
住󠄃まずして
尙メソポタミヤに
居りしとき
榮光の
神あらはれて、~
(4) 爰にカルデヤの
地に
出でてカランに
住󠄃みたりしが、その
父󠄃の
死にしのち、
神は
彼を
彼處より
汝らの
今住󠄃める
此の
地に
移らしめ、 〔使徒行傳7章4節〕
アブラムとナホルと妻を娶れりアブラムの妻の名をサライと云ナホルの妻の名をミルカと云てハランの女なりハランはミルカの父󠄃にして亦イスカの父󠄃なりき
And Abram and Nahor took them wives: the name of Abram's wife was Sarai; and the name of Nahor's wife, Milcah, the daughter of Haran, the father of Milcah, and the father of Iscah.
Iscah
〔創世記11章31節〕31 テラ、カナンの
地に
徃とて
其子アブラムとハランの
子なる
其孫ロト
及其子アブラムの
妻なる
其媳サライをひき
挈て
俱にカルデアのウルを
出たりしがハランに
至て
其處に
住󠄃り
〔創世記20章12節〕12 又󠄂我は
誠にわが
妹なり
彼はわが
父󠄃の
子にしてわが
母の
子にあらざるが
遂󠄅に
我妻となりたるなり
Milcah
〔創世記22章20節〕20 是等の
事の
後アブラハムに
吿る
者ありて
言ふミルカ
亦汝の
兄弟ナホルにしたがひて
子を
生り
〔創世記24章15節〕15 彼語ふことを
終󠄃るまへに
視よリベカ
瓶を
肩にのせて
出きたる
彼はアブラハムの
兄弟ナホルの
妻ミルカの
子ベトエルに
生れたる
者なり
Sarai
〔創世記17章15節〕15 神又󠄂アブラハムに
言たまひけるは
汝の
妻サライは
其名をサライと
稱ぶべからず
其名をサラと
爲べし
〔創世記20章12節〕12 又󠄂我は
誠にわが
妹なり
彼はわが
父󠄃の
子にしてわが
母の
子にあらざるが
遂󠄅に
我妻となりたるなり
サライは石女にして子なかりき
But Sarai was barren; she had no child.
barren
〔創世記15章2節〕2 アブラム
言けるは
主ヱホバよ
何を
我に
與んとしたまふや
我は
子なくして
居り
此ダマスコのエリエゼル
我が
家の
相續人なり
〔創世記15章3節〕3 アブラム
又󠄂言けるは
視よ
爾子を
我にたまはず
我の
家の
子わが
嗣子とならんとすと
〔創世記16章1節〕1 アブラムの
妻サライ
子女を
生ざりき
彼に
一人の
侍女ありしがエジプト
人にして
其名をハガルと
曰り
〔創世記16章2節〕2 サライ、アブラムに
言けるは
視よヱホバわが
子を
生むことを
禁めたまひければ
請󠄃ふ
我が
侍女の
所󠄃に
入れ
我彼よりして
子女を
得ることあらんとアブラム、サライの
言を
聽いれたり
〔創世記18章11節〕11 抑アブラハムとサラは
年邁み
老いたる
者にしてサラには
婦󠄃人の
常の
經已に
息たり
〔創世記18章12節〕12 是故にサラ
心に
哂ひて
言けるは
我は
老衰へ
吾が
主も
亦老たる
後なれば
我に
樂あるべけんや
〔創世記21章1節〕1 ヱホバ
其言し
如くサラを
眷顧󠄃みたまふ
即ちヱホバ
其語しごとくサラに
行ひたまひしかば
〔創世記21章2節〕2 サラ
遂󠄅に
孕み
神のアブラハムに
語たまひし
期日に
及びて
年老たるアブラハムに
男子を
生り
〔創世記25章21節〕21 イサク
其妻の
子なきに
因て
之がためにヱホバに
祈願をたてければヱホバ
其ねがひを
聽たまへり
遂󠄅に
其妻リベカ
孕みしが
〔創世記29章31節〕31 ヱホバ、レアの
嫌󠄃るゝを
見て
其胎をひらきたまへり
然どラケルは
姙なきものなりき
〔創世記30章1節〕1 ラケル
己がヤコブに
子を
生ざるを
見て
其姉を
妒みヤコブに
言けるは
我に
子を
與へよ
然らずば
我死んと
〔創世記30章2節〕2 ヤコブ、ラケルにむかひて
怒を
發して
言ふ
汝の
胎に
子をやどらしめざる
者は
神なり
我神に
代るをえんや
〔士師記13章2節〕2 ここにダン
人の
族にて
名をマノアとよべるゾラ
人あり
其の
妻は
石婦󠄃にして
子を
生みしことなし
〔サムエル前書1章2節〕2 エルカナに
二人の
妻ありてひとりの
名をハンナといひひとりの
名をペニンナといふペニンナには
子ありたれどもハンナには
子あらざりき
〔詩篇113章9節〕9 又󠄂はらみなき
婦󠄃に
家をまもらせ おほくの
子女のよろこばしき
母たらしめたまふ ヱホバを
讃まつれ
〔ルカ傳1章7節〕7 エリサベツ
石女なれば、
彼らに
子なし、また
二人とも
年邁みぬ。
〔ルカ傳1章36節〕36 視よ、なんぢの
親族エリサベツも、
年老いたれど、
男子を
孕めり。
石女といはれたる
者なるに、
今は
孕りてはや
六月になりぬ。
テラ、カナンの地に徃とて其子アブラムとハランの子なる其孫ロト及其子アブラムの妻なる其媳サライをひき挈て俱にカルデアのウルを出たりしがハランに至て其處に住󠄃り
And Terah took Abram his son, and Lot the son of Haran his son's son, and Sarai his daughter in law, his son Abram's wife; and they went forth with them from Ur of the Chaldees, to go into the land of Canaan; and they came unto Haran, and dwelt there.
A. M. 2078. B.C. 1926. took
〔創世記11章27節〕27 テラの
傳は
是なりテラ、アブラム、ナホルおよびハランを
生ハラン、ロトを
生り
〔創世記12章1節〕1 爰にヱホバ、アブラムに
言たまひけるは
汝の
國を
出で
汝の
親族に
別れ
汝の
父󠄃の
家を
離れて
我が
汝に
示さん
其地に
至れ
Haran
〔創世記12章4節〕4 アブラム
乃ちヱホバの
自己に
言たまひし
言に
從て
出たりロト
彼と
共に
行りアブラムはハランを
出たる
時七十五
歳なりき
〔創世記24章10節〕10 斯て
僕其主人の
駱駝の
中より
十頭の
駱駝を
取りて
出たてり
即ち
其主人の
諸の
佳物を
手にとりて
起󠄃てメソポタミアに
徃きナホルの
邑に
至り
〔創世記24章15節〕15 彼語ふことを
終󠄃るまへに
視よリベカ
瓶を
肩にのせて
出きたる
彼はアブラハムの
兄弟ナホルの
妻ミルカの
子ベトエルに
生れたる
者なり
〔創世記27章43節〕43 されば
吾子よ
我言にしたがひ
起󠄃てハランにゆきわが
兄ラバンの
許にのがれ
〔創世記29章4節〕4 ヤコブ
人々に
言けるは
兄弟よ
奚よりきたれるや
彼等いふ
我等はハランより
來る
〔創世記29章5節〕5 ヤコブ
彼等にいひけるは
汝等ナホルの
子ラバンをしるや
彼等識といふ
〔使徒行傳7章2節〕2 ステパノ
言ふ 『
兄弟たち
親たちよ、
聽け、
我らの
先祖アブラハム
未だカランに
住󠄃まずして
尙メソポタミヤに
居りしとき
榮光の
神あらはれて、~
(4) 爰にカルデヤの
地に
出でてカランに
住󠄃みたりしが、その
父󠄃の
死にしのち、
神は
彼を
彼處より
汝らの
今住󠄃める
此の
地に
移らしめ、 〔使徒行傳7章4節〕
Ur
〔ヨシュア記24章2節〕2 而してヨシユアすべての
民に
言けるはイスラヱルの
神ヱホバかく
言たまふ
汝らの
遠󠄄祖すなはちアブラハムの
父󠄃たりナホルの
父󠄃たりしテラのごときは
在昔河の
彼旁に
住󠄃て
皆他神に
事へたりしが
〔ネヘミヤ記9章7節〕7 汝はヱホバ
神にまします
汝は
在昔アブラムを
撰みてカルデヤのウルより
之を
導󠄃きいだしアブラハムといふ
名をこれにつけ
〔使徒行傳7章2節〕2 ステパノ
言ふ 『
兄弟たち
親たちよ、
聽け、
我らの
先祖アブラハム
未だカランに
住󠄃まずして
尙メソポタミヤに
居りしとき
榮光の
神あらはれて、~
(4) 爰にカルデヤの
地に
出でてカランに
住󠄃みたりしが、その
父󠄃の
死にしのち、
神は
彼を
彼處より
汝らの
今住󠄃める
此の
地に
移らしめ、 〔使徒行傳7章4節〕
the land
〔創世記10章19節〕19 カナン
人の
境はシドンよりゲラルを
經てガザに
至りソドム、ゴモラ、アデマ、ゼボイムに
沿てレシヤにまで
及べり
〔創世記24章10節〕10 斯て
僕其主人の
駱駝の
中より
十頭の
駱駝を
取りて
出たてり
即ち
其主人の
諸の
佳物を
手にとりて
起󠄃てメソポタミアに
徃きナホルの
邑に
至り
they went
〔創世記11章28節〕28 ハランは
其父󠄃テラに
先ちて
其生處なるカルデアのウルにて
死たり
〔創世記12章1節〕1 爰にヱホバ、アブラムに
言たまひけるは
汝の
國を
出で
汝の
親族に
別れ
汝の
父󠄃の
家を
離れて
我が
汝に
示さん
其地に
至れ
〔ヨシュア記24章2節〕2 而してヨシユアすべての
民に
言けるはイスラヱルの
神ヱホバかく
言たまふ
汝らの
遠󠄄祖すなはちアブラハムの
父󠄃たりナホルの
父󠄃たりしテラのごときは
在昔河の
彼旁に
住󠄃て
皆他神に
事へたりしが
〔ヨシュア記24章3節〕3 我なんぢらの
先祖アブラハムを
河の
彼旁より
携へ
出してカナンの
全󠄃地を
導󠄃きてすぎその
子孫を
增んとして
之にイサクを
與へたり
〔ヘブル書11章8節〕8 信仰に
由りてアブラハムは
召されしとき
嗣業として
受くべき
地に
出で
徃けとの
命に
遵󠄅ひ、その
徃く
所󠄃を
知らずして
出で
徃けり。
took
〔創世記11章27節〕27 テラの
傳は
是なりテラ、アブラム、ナホルおよびハランを
生ハラン、ロトを
生り
〔創世記12章1節〕1 爰にヱホバ、アブラムに
言たまひけるは
汝の
國を
出で
汝の
親族に
別れ
汝の
父󠄃の
家を
離れて
我が
汝に
示さん
其地に
至れ
テラの齡は二百五歳なりきテラはハランにて死り
And the days of Terah were two hundred and five years: and Terah died in Haran.